しのさんのクチコミ(2ページ)全55件

小高い丘の上に建つ小さな古城です。天守の内部は武骨な木造で、戦の備えを見ることができます。階段がとても急なので、手すりと綱が備えられていますが、上から見ると穴に近いので、降り始めは勇気がいります。昇降中はほぼ目の前の階段を見る形となり非常に視界が悪いので、怖さを感じることは少ないと思いますが、人とぶつからないように注意する必要があります。最上階からは周囲を一望することができ、1階にある資料を基に、往時の城や堀を想像すると楽しいかもしれません。天守内はあまり広くないので、人が少ないときがおススメです。

到着した時点で晴れてはいたものの、風波共に強く、遊覧船は全日欠航となっていました。岩場の上から遊覧船乗り場が波に洗われているのが見えました。特に柵などが設けられている訳ではないので、日本海に突き出る崖の先端まで行くことができますが、かなり凹凸があるので足元に注意が必要です。場所によっては手足が使えた方が便利なので、突端まで探索したい方は斜め掛けや手提げのバックは避けた方が良いかもしれません。激しい波が岩を洗う様子はとても迫力がありました。

温泉の浴場は洗い場、内風呂、露天風呂いずれもあまり広くありませんが、宿泊が平日だったせいか、混み合うようなことはありませんでした。風呂上りに冷水や麦茶が常備してあるのは嬉しかったです。お風呂は24時間利用できますが、露天風呂は深夜数時間入れなくなることがあるので注意が必要です。浴場の横に位置する、庭を眺められるロビーは雑誌が豊富でゆっくりできました。
無線LANが使用可能となっていますが、部屋では使えなかったのが残念です。

伏見城の大手門へと続く道、大手筋に由来する、アーケードのある商店街です。昔ながらの八百屋さんやチェーンのコーヒーショップなど、新旧混合の店舗が並んでいます。日常生活を支えるお店が多いですが、伏見にある蔵元のお酒が飲み比べできる専門店もあります。

白川に沿って石畳の道が続き、京都の中でも一際風情のある区域となっています。伝統的な造りの町屋が連なっており、芸妓さんが芸事の上達を願って詣でられる辰巳大明神があります。白川にかかる巽橋からの風景は見たことのある方も多いのではないでしょうか。自動車が通りますし、日中は人力車も多いので少し注意が必要ですが、のんびり散策することをお勧めします。

京都駅直ぐのビジネスホテルです。ツインで宿泊したところ、エクストラベッドとなり、やや手狭に感じました。清潔さには特に問題ありませんし、アメニティは一通り揃っています。ひとつ注意が必要なのは、2013年8月現在、ホテルの設備としてはWi-Fiがありません(有線LANは可能です)。立地と時期を考えると適正価格かと思います。京都タワー展望室の招待券が付いてくるので、時間があれば是非どうぞ。

四条通り東側のつきあたりに建ち、祇園さんという名でも親しまれています。また、円山公園に接しており、東山観光の基点でもあります。境内はとても広いです。バスが便利ですが、四条は京都随一の目抜き通りなので、四条烏丸辺りから通りに沿って歩くのもお勧めです。

東京駅と東京国際フォーラムの中間、一本道を挟んで現れる赤レンガの建物が印象的です。三菱一号館美術館と丸の内パークビルディングに囲まれた小さな空間に、彫刻や噴水の配された緑の美しい庭園が整えられています。テラス席のあるカフェもありますし、緑化された柱や、噴水の周りにベンチが置かれていて、一息入れるのはもちろん、待ち合わせにもお勧めです。

内宮の門前町として栄えていた江戸時代、伊勢地域で一般的だった町並みが再現されています。その徹底ぶりはコンビニエンスストアの店構えさえ変えてしまうほど。通りの中程では赤福が向かい合わせで店を構えており、五十鈴川沿いの本店では大きな鉄瓶で湯を沸かしていて、赤福餅とお茶を頂くことができます。風情を壊さぬような配慮が随所に施してあり、ただ歩くだけでも面白いかと思います。ただ、休日はかなり人出が多く、人の流れが整っていないので、目線の高さによっては注意が必要です。

立ち並ぶ朱の鳥居が印象的な神社です。千本鳥居は正殿脇の階段を進んだ奥宮の先から始まっています。鳥居は稲荷山を巡る道に沿って建てられており、奥社奉拝所からはかなり傾斜の強い石段が続きます。歩き慣れていないと、三辻以降は少し厳しいかもしれません。四辻まで上がると、眼下に京都市内の南側を望むことができます。下りも傾斜は強めなので、所々開けた場所や茶屋で足を休めながら、余裕を持って行かれると良いかと思います。

1931年に日本初にして最大の中央郵便局として建てられた東京中央郵便局。旧局舎の一部を保存・再生しつつ、新たに建築された高層ビルと融合させる形で商業施設KITTEとして開業しました。もちろん地階には郵便局もあり、限定の絵葉書・レターセットなどを手に入れることができます。
各階ごとに違ったコンセプトの店舗が並んでいますが、飲食店を除いて、全体的に素朴さか、デザインあるいはその両方を重視した商品が扱われています。
4階には旧東京中央 郵便局の郵便局長室が保存されていて、当時と同じ状態に復元してあります。が、再現してあるのは部屋だけなので、大きな窓の外に広がる東京駅に目を奪われるかもしれません。
ゆうゆう窓口があるため、郵便局としての基本的な機能は24時間利用できます。(ゆうちょ銀行のATMもありますが、こちらは日曜・休日には午後9時までなのでご注意を)

2013年10月に、20年周期で社殿などが一新される式年遷宮が行われるのに伴ってか、かなり賑わっていました。内宮は鬱蒼とした森に包まれていますが、宇治橋からしばらくは木陰が無く、夏は非常に日差しが強くなります。また、玉砂利の道を700-800m歩くことになるので、歩きやすい靴で。
荒宮は参拝の列が連なっていましたが、他の別宮は少し離れたところにあるためか、やや落ち着いた雰囲気です。
内宮周辺の交通渋滞が酷いため、公共交通機関を利用する場合、伊勢市駅と内宮間の移動はかなり時間に余裕を持つことをお勧めします。

日本の近代化の象徴でもある東京駅丸の内駅舎。空襲後、長らく応急処置的な状態で使われてきましたが、5年以上の月日をかけて創建時の姿を取り戻しました。元の形を作り直す「復元」ではなく、保存されていたものをできるだけ利用しているため「復原」なのだとか。JR東日本のウェブサイト内にある特集ページでは、見所を解説した地図PDFを手に入れることができます。もし鉄道を利用するなら、是非南口改札から入ってみてください。保存されている当時のままの煉瓦を目にすることができます。

日比谷線の広尾駅から六本木ヒルズへ抜ける坂の途中にあります。
地形を活かした広大な庭園で、園内には東京都立中央図書館があります。
都心とは思えないほど静かで、奥は鬱蒼と茂る森になっており、
一瞬どこにいるのか解らないほどです。
起伏に富んでいて階段や段差が多いので、足元に少し注意が必要です。

麻布十番駅から徒歩で少し、交通の便は非常に良いです。
ダブルの部屋を一人で利用しました。
部屋の広さや清潔さ、アメニティは必要充分ですし、フロントの対応がとても丁寧です。
コストパフォーマンスは非常に良いと感じました。
ただし、使用環境や宿泊日によってかなり異なるとは思いますが、
夜間は有線無線問わず、インターネットがほとんど使えませんでした。
親切に対応して頂いたのですが、設備の関係上、即時の改善は難しいと伺いました。
ただ、ロビーではFREESPOTも利用可能なので、
出発前の簡単な調べもの程度なら問題はないかと思います。

シャンボール城は中央に大きな二重螺旋の階段を有しています。同時に登っても一度も対となる階段の相手に出会いません。ロワール渓谷に点在する古城群の中で、最も大きいだけあって非常に広いです。緑の中に沢山の塔が立ち並ぶ城の姿はとても幻想的ですし、至る所に細かな装飾が施されていて、特にテラスからの風景はおとぎ話のお城そのものです。

壮麗な宮殿と、庭園が広がっています。基本的に入場制限がかかっているほど観光客が多いですが、見所は決まっているので場所によってかなり波があります。室内の見学時、特に扉付近で集団と出会ってしまうと身動きが取れなくなることもありました。
庭園を巡る場合は、かなり時間に余裕が必要です。鏡の間から見渡す限り、果てが見えないほどなので、徒歩では難しいかもしれません。

修道院を囲むように、島の裾には小さなお土産屋や宿屋がびっしりと建ち並んでいます。
島自体が小さいため、大通りという意味の「グラン・リュ」ですら、それ程幅は広くなく、かなり混雑します。脇へと逸れると、迷路のように入り組んだ小路が張り巡らされていて、数は多くありませんが、そちらにも可愛らしいお店がありました。急な階段や、非常に狭くてすれ違うのも難しい道もありますが、美しい島の景観を楽しめますし、帰りは脇道を辿ってみるのもお勧めです。

地下鉄3号線Gallieni駅目の前、隣はAuchanという庶民派スーパーも入っているショッピングセンターという非常に便利な場所にあります。清潔でしたが部屋は狭く、年月を感じさせました。部屋に冷蔵庫がなかったのは不便に感じます。朝食の種類が少ないですが、味は問題ありませんでした。ロビーにある自販機が壊れていたり、フロントの対応は親切とは言えません。観光目的で寝るためだけの部屋としては悪くありませんでした。

昔を想像させる土壁に囲まれた街並みを散策していると、うっかり忘れてしまいがちですが、今でも日常生活の場です。道によっては通行車両が少なくなく、速度を出していることもあるので注意が必要です。市中心部から徒歩すぐなので、旅の合間に訪れるのも良いかと思います。お勧めなのが足軽屋敷。歴史ある城や大邸宅は観光地として色々な場所にありますが、無知ながら下級武士がどのような家を見る機会は少なかったので、興味深かったです。