公園の中に碑と説明板があるのみです。
- 3.5
- 旅行時期:2023/10(約2年前)
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by hijunoさん(非公開)
京都駅周辺 クチコミ:24件
羅城門は、桓武天皇が794年に京都を都と定め、平安京とした前後に建設されたといわれています。二重の閣で、入母屋造り、幅がおよそ80mで高さも24mあまりの建物であったと推定されています。京の南面中央にあり、外国使節を迎えたり、京の鬼気を追い出す儀式が行われる場所でした。
京の都の正門として昼間は開いていますが、夕刻になると門は閉じられていたそうです。その後、度重なる災害により、倒壊と再建を繰り返しますが980年に倒壊して以降は再建されることなく、その際に安置されていた現在の国宝の兜跋毘沙門天像が東寺に移されています。藤原道長の時代になると道長が法成寺建立のために礎石を持ち帰ったという記述がのこされています。今昔物語では鬼の棲家になったという話もあり、その荒廃が想像できます。今は公園の中に、門の跡の石碑と説明板があるのみです。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2023/10/20
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