モノコックバスを現役で運行するバス会社

5.0
旅行時期：2023/06（約3年前）

士別・和寒・下川クチコミ：5件

1982(昭和57)年製の日野で造られたモノコックバスが士別軌道で走らせているんです。
最近見かけるバスは、骨格というスケルトンを作ってから鉄板を張り付けて車体を作っていく「スケルトン構造」が主流なんです。
バス車体全体が軽くすんで、窓枠も大きく取りやすいので燃費もよくて車内全体も光が入って明るいメリットがあるんです。

ですが、このバスは鉄板などの外板だけで強度を得られるように設計されているのが特徴です。
なので、強度を増すための外板が厚いので軽量化ができず、燃費も悪いのでだんだんとモノコックバスは衰退していったのです。

現役で、しかも普段からモノコックバスを走らせているのはここ、士別軌道だけ！
温根別スクール線ですが、これ土日祝日運行なんです。
この12:00発のがモノコックバスで走らせるんです。
エアコンなんてないのですが、ここではなくても快適です。
ですが、冬季はエンジンと車体を傷つけてしまうので運行できないのです。

ＨＰに運行日を乗せているのでそれを見て乗ってみて下さい。