ぜひ乗りたい「丹後の海」を使用する特急はしだて

4.0
旅行時期：2022/02（約4年前）

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京都から山陰本線、福知山から京都丹後鉄道宮福線・宮豊線を通り、天橋立・豊岡間を結ぶJR西日本・京都丹後鉄道の特急列車。上下5本設定されており、２号、5号、8号、9号は丹鉄の「丹後の海」車両で運転。10号を除き、特急まいづると併結しており、綾部で連結・切り離しを行うことから5分前後停車します。北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の一つであり、福知山で特急こうのとりと接続し、同一ホームで乗り換えられ、特例により特急料金も通算して計算されます。また、2022年3月から全席指定席となりましたが、快速で運転される久美浜～豊岡間は自由席となります。
JR西日本運行の列車は、287系もしくは特急しらさぎで使用されていた683系を改造した289系を使用。比較的新しいかや車両か多いので問題はありませんが、せっかく乗るなら丹鉄の車両て運行する2、5，8，9号がオススメ。水戸岡鋭治さんの監修によりリニューアルされた「丹後の海」車両は、豊岡方にソファーが設置。車内は床、天井、窓枠、座席の背もたれ、テーブル、肘掛けなどに徹底して木材を使用、座り心地も良く、シートピッチ広い。「ななつ星」のレベルまでとはいかないまでも、高級感のある居住性の高い車両に、通常の特急料金で乗車できるのはお得感があります。車窓も変化に富んでおり、退屈はしませんでした。
ただ、綾部での特急まいづるの切り離し、福知山での接続のための停車、宮津でのスイッチバックなどがあることから、丹後海陸交通が運行する高速バスと所要時間は互角だが、運賃・料金ではJRと丹鉄2つの鉄道会社を跨ぐことから、割引チケットを使っても差があるので苦しい。このあたり割引切符の設定など、何か対策がほしい。