利便性がよく空いてるターミナル　～　中央バス札幌ターミナル

3.5
旅行時期：2022/04（約4年前）

札幌クチコミ：62件

大通公園・ＴＶ塔・時計台から徒歩で５分も掛からない北１条通と創成川通の角に建つ「中央バス札幌ターミナル」は名の如く北海道中央バスが札幌市内で起点とするバスターミナル施設です。

昭和３１年に札幌駅の傍に開業し、昭和４１年に今のところへ移転し、その後４階部分を増築して現在の形に成ったようです。
ゆえに外観も場内も昭和の雰囲気がそのまま残る…、今と成っては珍しくて懐かしい良き時代のバスターミナルということですね。

乗車券売り場には自動券売機がズラリと並び殺風景な感じですが、隅には掛かりの女性が居る窓口が残ってます～、だから判らないことや案内などは親切丁寧に対応してくれるので安心です。
待合室にはカラープラスチックの安っぽいベンチが並び、バスがプラットホームに入ればアナウンスが流れるアナログな世界がそこにはまだ在ります。

３０年ほど前にはどこに行っても普通にこのような光景が見られたのですが、昨今では合理的なターミナルに変貌してしまって趣きってものは存在さえもしないようです。

ターミナル内のメイン運行は都市間高速バスが朝から夜まで一日２２０便、市内・郊外路線バスが１８０便の発着する割には利用者が少ないのがのんびりして好いですね！。

今回は岩見沢迄の高速いわみざわ号の往復利用でしたが、急がなければ道内の殆どの都市へ行けるようなのでスムーズで安上がり、しかもバスターミナル着は市街地なので楽チンかも知れません。