男湯からは奥尻島横に沈む日本海の夕日(小樽→新潟)
- 4.0
- 旅行時期:2014/12(約11年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
小樽 クチコミ:336件
小樽と新潟を結ぶ便を利用しました。
船は「らいらっく」。総トン数は18,229トン。苫小牧と八戸を結ぶシルバーフェリーの船に比べ2倍あまりの総トン数です。おかげで揺れやモーターの震動がかなり違います。
どちらも夜行便を利用しました。天候にもよったかと思いますが、波による揺れ、ビリビリと伝わるモーターの震動が八戸便のシルバーフェリーに比べて断然穏やかです。船室もモーターから離れた比較的前の方に配置され、寝ていても大きく緩い揺れが少しある程度です。モーターの震動はあまり感じませんでした(後方のレストランやラウンジ(プロムナード)では感じた)。
利用したのが、冬だったので甲板に出られるのは出港の時のみ。夏であれば、津軽海峡西口沖ですれ違う反対方向の便も、風にあたりながら眺められたと思います。すれ違いでの相手の船は、まるで洋上の御殿のように明りがこうこうと輝いてきれいでした。
また、冬(10月~4月中旬)の場合は、前方のフォワードサロンもブラインドが下ろされ、進行方向前方を眺めることはできませんでした。フォワードサロンはソファーが備えられた船の前方にある共用の休憩室。3階が喫煙用で4階が禁煙用と、2ヶ所ありました(22時までの利用)。
船舶電話もあります。なお、DoCoMoの携帯を持っていますが、津軽海峡西側では圏外となりましたが、その他は通じました。
年末年始の帰省の時期に小樽→新潟の便を利用しましたが、乗っていた乗客は30人くらいだったのではないかと思います。個室もかなりがらがらでした。ツーリストJという大部屋でも良かったかなと思うほどでした。個室(ツーリストS)は乗船してすぐの船内カウンターで場所が指定されました。ベッド幅も寝台列車より広く、部屋内も列車に比べてゆったりしています。電気コンセントもあり、便利でした。
車両甲板では乗用車もありましたが、トラックがひしめき合う場所もあり、さながら現代の北前船といったところでした。航行中は車両甲板には降りることはできないので、忘れ物などに注意です。
船は小樽から新潟の陸伝いを行きます。途中、観光船ほど近くには寄りませんが、小樽の赤岩海岸、ちょこんと立つ様子が見える積丹半島・神威岬の神威岩、そして奥尻島のあたりでちょうど日没を迎えました。進行方向右側の男湯となりますが、窓から見える日本海に沈む夕日は最高です。奥尻島の島影の横にゆっくりと沈む様子を、波立つ湯船に浸かってのんびりと眺めていました。ただ、お湯はちょっと塩素くさかったです。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 乗り場へのアクセス:
- 2.0
- 車窓:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/01/06
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