普段見られない景色を海上から見ることができます
- 4.0
- 旅行時期:2014/08(約11年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
小樽 クチコミ:336件
絶壁連なる赤岩海岸、オタモイ海岸をクルーズすることができます。
普段、小樽運河からも街の北側に、その背景として見える山があります。赤岩山と下赤岩山で、赤岩山の頂上には電波塔が立っています。小樽の市街地からよく見えます。
一見、さほど急でもない普通の山ですが、これを市街地とは反対側の海上から見ると、景色は一変します。標高371mの赤岩山、279mの下赤岩山が頂上部から一気に切り立った崖となっているのです。その景色は圧巻で、それぞれオタモイ海岸、赤岩海岸と呼ばれています。普段、街中で見慣れている山の意外な裏側です。
崖上に散策路(小樽海岸自然探勝路)が整備されていて、迫力のある崖の奇岩を間近で見ることができます。景色に高度感もあり、これも良いのですが、全行程は2~3時間かかる山道であったり、横からの崖の景色だったり、または崖の一部しか見えないことも多く、崖の全てがばーんと見える海上からの眺めはなかなかです。
観光船は、小樽運河近くの小樽港3号埠頭から出ています(小樽駅からまっすぐ中央通りを下り、運河を越えてすぐ)。途中、高島岬(日和山灯台)や小樽市にしん御殿、おたる水族館などがある祝津港に立ち寄ります。これらの観光地目当てに祝津港で降りる人、またここから乗る人などもいます。観光船のチケットには、祝津港まで行き、おたる水族館の入場券とセットになったチケットもあります。また、3号埠頭~祝津港はバスで往復した方が安いですが、観光のムードやスケジュール、立ち寄る場所などを考慮して選択すると良いと思います。
訪れた時には、乗ろうとした便が、乗船の15分前には満席となっていました。電話するだけで予約できるので、希望の便を予約することをおすすめします。予約をしていたので、満席で窓口の行列が無くなってしまっても、チケットを買うことができました。窓口でのチケットの購入は現金のみとのことでした。電話予約の際には、希望の便(時間)とコースを伝えます。出航の15分前を目安に乗り場に到着するよう、依頼されました。なお、席は指定席ではないので、少し早めに乗船の列に並ぶと良いです。席は祝津、オタモイまでの全行程において、全員が座れます。小樽港出港の時で、やはり船の左側から席が埋まっていきます。オタモイ海岸への行きの行程で、崖の景色が見えるからです。また、帰りの行程では、前方のモニターでオタモイ海岸にあった龍宮閣についてやオタモイ地蔵にまつわる悲話などが上映されていたので、景色以外にも興味のある方は前方の席がよいかもしれません。
晴れた日は海が青く、洋上からでも、遠く積丹方面又は雄冬岬までの海岸線を見渡せました。一方を振り返れば赤茶けた奇岩連なる赤岩海岸に銀色の絶壁連なるオタモイ海岸という最高の景色を楽しむことができました。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 乗り場へのアクセス:
- 3.5
- 車窓:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/08/19
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