10年足らずの幻のような運命
- 4.5
- 旅行時期:2014/04(約12年前)
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by たびたびさん(男性)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:486件
聚楽第跡の碑は、正親小学校の中立売通りに面した場所にあります。
そもそも、聚楽第は関白になった豊臣秀吉の政庁兼邸宅。天正15年(1587年)に完成します。
後陽成天皇の行幸や徳川家康の謁見もここで行われるなど、天下人秀吉の絶頂期を彩る建物でした。しかし、後継者とした秀次に譲ったものの、秀次の高野山追放、切腹の後は、秀次の居城であったことから、徹底的に破却。10年足らずの幻のような運命となったのです。
敷地は広大で、かつ、聚楽第の周囲には有力大名の屋敷を造らせ、遺構もそれなりに残っています。なお、大名屋敷は、後の参勤交代制度にもつながったとされています。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2014/04/16
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