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和田岬砲台

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1~1件(全1件中)

  • 毎月一回の見学で、時間も決まっており、予約が必要です。三菱重工の神戸造船所の構内にあり、砲台の中以外の撮影は一切禁止でした...  続きを読む。砲台周りも周りの建物が映ってしまう可能性があるため、撮影が禁止です。集合場所からバスで二人のガイドさんのアテンドで砲台へ行き、詳しい説明をしてもらいました。
    幕末に江戸湾や大阪湾周辺の海防のために和田岬、川崎(湊川)、西宮、今津に砲台が建設されました。海外の砲台を見学し、要塞の堅固さを学んだ勝海舟が設計しました。
    川崎(湊川)と今津の砲台は取り壊され、西宮の砲台は内部が焼失しているため、外側の石槨のみが残っているだけで、この和田岬砲台だけが、内部も保存され、見学が可能になっています。1階は井戸や弾薬庫があり、二階や屋上にも砲門が造られています。
    二階は大砲の重さに耐えるよう、一階には1辺48㎝の大きな欅の柱や大きな梁がめぐらされ、頑丈な作りです。造られたときは、西洋式の漆喰を使い、目立たないように黒色や鼠色にしていたようです。石材も瀬戸内海の花崗岩を使用、3000トンもの花崗岩でできています。高さもおよそ11,5m、横も15mと見上げる大きさです。
    大正末から昭和初期にかけて、また平成21年から26年にかけても大修理が行われています。平成の大修理では部材をとりはずし、種類などを分類し細かい修理を行っています。国や兵庫県、神戸市の補助で三菱重工株式会社が調査工事と修理工事を行っています。砲台の周りも星形の土塁が造られており、現在は土塁はありませんが、南北約70m、東西60mのもので、幕末期に沿岸の防備の必要性に迫られていた緊張が感じられます。砲門が海岸のみならず、四方にめぐらされていたのは、国内での争乱にも備える意味もあったそうです。大砲が使われなかったため、砲台は役に立ちませんでしたが、建物内部が現代に保存されて、かえって良かったとおもいました。

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    投稿日:2023/11/22

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基本情報(地図・住所・営業時間)

施設名
和田岬砲台
住所
  • 兵庫県神戸市兵庫区和田岬町1-1-1(三菱重工業 神戸造船所敷地内)
営業時間
毎月第2木曜日
?9時半から  ?10時半から
月に一回の見学で時間はに通りの選択があります。
見学は2か月前から電話で受け付けてくれます。
公式ページ
詳細情報
カテゴリ
  1. 観光・遊ぶ
  2. 名所・史跡
登録者
hijuno さん

※施設情報については、時間の経過による変化などにより、必ずしも正確でない情報が当サイトに掲載されている可能性があります。

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