景清錣引伝説

いきなり「景清錣引」と聞いても分かる方は少ないかもしれません。そもそも読めない…。“かげきよしころびき”と読みます。平家物...  続きを読む語に登場する「景清の錣引き」という逸話の1つです。“景清”とは平家の武将平景清、“錣(しころ)”とは鎧の一部で首を護る部分のこと。
詳しい逸話の内容はググってみて下さい。現地に掲げられている由緒板にも簡単な説明が書かれていたので写真を参照下さい。  閉じる

投稿日:2022/10/02

2020年10月に四国旅行で高松を訪問した際に立ち寄りました。屋島の東側、相引川を挟んで反対側にいくつか史跡が残されていま...  続きを読むす。ここは平安時代末期の1185年に平家と源氏の合戦「屋島の戦い」の舞台となった場所です。屋島の戦いにおいて、源氏方の武将「美尾屋十郎」の兜の錣（首の後ろを守る部位）を、平家方の武将「悪七兵衛景清」が腕の力で引きちぎったという言い伝えがあるそうです。どこまでが事実なのかわかりませんが、当時の戦というものが単純な命の奪い合いではないという事がわかる出来事ですね。  閉じる

投稿日:2021/02/18

景清錣引伝説は、「かげきよしころびきでんせつ」と読みます。源平合戦、屋島の戦いの際、この辺りで平家軍団一の豪傑とされる悪七...  続きを読む兵衛景清と源氏の美尾屋十郎が一騎打ちしたと伝わります。太刀を折られ、逃げる源氏の美尾屋十郎のカブトを、平家の悪七兵衛景清は、熊手で引っかけ、強い腕の力でカブトの錣を引きちぎります。景清の剛勇さと十郎の首の強さをお互いに称賛したと言われます。命のやり取りのさ中とはいえ、武者の名誉を何よりも大事にしていた時代の気風を伝える伝説でしょう。

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投稿日:2013/12/17

寿永4年2月20日の屋島合戦二日目夕刻、平家軍は無抵抗の伊賀十郎家員を那須与一に射殺されたことに激昂、攻撃を再開する。
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そんな中、平家方の悪七兵衛景清は牟礼大砂子で、馬を射られて落馬した源氏方の美尾屋(三尾谷)十郎を大長刀によって攻め、十郎の太刀を払い落とした。

逃げようとする十郎の兜を景清は熊手で引っ掻け、錣(しころ)を掴まえて引っ張り合いが始まった。その末、錣はちぎれて十郎は何とかその場から逃げることができ、味方の馬の陰に隠れて身をひそめた。

景清は大長刀の先にちぎれた錣を突き刺し、鬼のような形相で十郎の姿を探し回ったが、遂に見つけることができなかった。  閉じる

投稿日:2016/09/12