頑張れ大鰐線!
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- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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by おけいはんさん(男性)
大鰐(おおわに)温泉 クチコミ:1件
1952年1月に弘前電気鉄道によって中央弘前~大鰐間13.9キロが開通。1970年10月に弘南鉄道に譲渡され、大鰐線となりました。こうした歴史的な経緯があり、弘南線とはつながっていません。始発となる中央弘前駅は、JR・弘南線の弘前駅からは1.3キロ離れた古くからの商店街の外れにあり、近隣に弘前中三をはじめ商店は多いものの、近年、衰退が進んでおり寂しい状況。利用者数もピーク時の14%まで減少。廃止方針が出されるのの、なんもか撤回され、維持されている状況。これまでは弘南線の黒字でなんとかやってきましたが、2018年度に赤字に転落したため、今後、予断を許さない状況てもある。さらに2019年10月のダイヤ改正により、本数か20往復/日から17往復/日に削減。始発か繰り下げられ、夕方のラッシュ時も含めて1時間に1本程度の運転に。こうした厳しい状況であることからか、車両も1962年製の元東急7000系を1988年に譲受以来、ずっと使っており、冷房もなく、座席には穴が空いているなどかなりくたびれている様子。つり革は、リンゴ生産量ナンバーワンの弘前市を走る電車だけあって、リンゴを模した赤いもの、さらには一個だけハートのものがあり、テレビ番組に取り上げられるなど人気。今は、なんとか持ちこたえている状況ですが、夕方でも立ち席のないくらいの混雑なので、まずは数年後には必ずやってくる多額の費用がかかる車両更新が出来るかではないかと思う。頑張れ大鰐線!
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
クチコミ投稿日:2019/12/27
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