築地市場のある晴海通りに架かる大きな橋である勝鬨橋は、交通量も多い橋で、昼間見ればただの普通の橋だ。
しかし日が暮れ...
続きを読むてから橋の袂に行き橋を横から眺めると、日中とは異なる橋の姿を見ることが出来る。
橋の輪郭が底部は青、アーチは緑のライトで彩られ、闇夜に浮かび上がる。
橋の下を流れる隅田川にそのライトの色が反射し、人工的ではあるが綺麗な景色だ。
昼間の勝鬨橋はただの橋だが、昼間にはそこら辺の橋とはちょっと違う橋の構造を見ることが出来る。
勝鬨橋は背の高い船が通ると橋を跳ね上げるタイプの跳ね上げ橋で、昔は1日5回程度の橋の上げ下ろしがあったのだが、船舶交通量の減少と共にその回数も減り、もう60年ほど橋の跳ねは稼働していない。
でも、現在でも、橋の跳ねあげ部分を見ることが出来る。
跳ねあげ部分があるのは橋の中央部。
跳ねあげ部は橋と橋が重なっているだけなので、その部分に立つと橋の揺れが激しい。
跳ねあげ部の端から橋の下を見下ろすと、川の流れが見えてしまう。
欄干から川を覗くのとは異なるスリルがある光景だ。
わざわざその為だけに出かける橋ではないが、築地市場に行きがてらの見学はお勧めだ。
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投稿日:2015/03/18