初めて、路線バスでいろは坂を下った。中禅寺湖バス停で始発に乗り、運転席左の高い座席に座った。始発に乗るのはこの席を確保する...
続きを読むことが目的である。
同じように、運転席の隣の席から、坂を下ったことがある。
2014年6月、ノルウェーのボスからグドヴァンゲンまでフィヨルドパス専用ルートで坂を下ったことがある。これと比較するといろは坂はまだ緩やかな勾配である。
マイカーでいろは坂を下ったことがある。私の車は車高170cmのワゴンである。私の車は重心が高く、急カーブでは大きく外側に持って行かれる。下り坂は運転に集中し、一時も気が抜けない。
今回は気楽である。
運転は路線バスの運転手に任せて、車外の風景を眺めることができる。
最前席に座ったことにより、前方と運転席がよく見える。
正面前方の坂の表示がよく見える。ところがいろはにほへと・・・んの表示がない坂がある何故だろう。
正面左側からは明智平が見える。明智平展望台は見えない。
運転手の動作を観察した。排気ブレーキとブレーキを使い分け、ブレーキをかけるポイントとハンドルを切るポイントを熟知し、的確なハンドル操作と速度調節を行っていた。
路線バスはマイカーにとっては邪魔者である。
路線バスは速度が遅く、渋滞の原因となる。路線バスの運転手はサイドミラー、バックミラーを見ながら、坂の途中の見晴らしの効く、直線路で路線バスを左に寄せて、マイカーを追い越させていた。
路線バスの運転手は小柄な女性であった。マスクをかけていたので年齢が解らなかった。日光駅で下車する際、運転手に運転経験を聞いて見た。女性運転手の運転経験は1年とのことである。
「ん」の坂を過ぎるとようやく、紅葉が見られる。
閉じる
投稿日:2019/11/27