姿見の池の横から背後に控える旭岳に登ることができます。
姿見の池の標高は1670m。
旭岳の標高は2291mです。
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道標によると、池から山頂までの道のりは2.6km。
小砂利や岩などの礫がゴロゴロしている道で、木などは生えておらず、終始、見晴しが良く、目標の山頂が見えているので、あとどれくらい登ったらよいのかが一目瞭然!
スッキリ晴れた青空に雄大なパノラマが足取りをとっても軽くしてくれます。
尾根上の登山道には、ジグザグの踏み跡がついていますが、そこを無視して、安定していそうな礫の上に足を置いて、真っすぐノッシノッシと巨人歩きで少し大股で歩きました。
”天気力エネルギーのアサヒソーラーじゃけん!!”(北海道ではやってたかな?こんなCM…(^_^;)と、お日さまと青空をパワーにグイグイ登っていきます。
登山の基本は疲れない小股のようですが、それだと力を入れて足を頻繁に動かさねばならず、逆に疲れてしまうので、足を引き上げた後は少し離れたところに脱力して足を落とす感覚で歩いたところ、それほど力を使わず短い距離で行けたこともあって、池から山頂まで45分で行くことができました。
あまり暑くなかったこと、半袖だったこともあり汗の量は比較的少なく、2リットル+500mL×2も積んだ水・ジュースは、単に重荷を背負っただけの修行となり、2リットルの水に初めて手をつけたのは、縦走して黒岳山頂までたどり着いた時になる程でした。
ガスもかからず爽快な道のりでしたが、登り始めの噴気孔に近いところでは、風向きのせいか、硫黄臭がしました。
山頂部はやや広くなっていて、旭岳の裏手の視界が一挙に開け、幾つものピークに爆裂火口跡の平原が群をなす雄大なパノラマが眺められます。
振り返れば、青空を映して小さな宝石のように輝く姿見などの旭平の池や小さなロープウェイ駅の様子などが遥か眼下に見えます。
そして遠くには、今朝出てきたばかりの旭川の市街地が、稲穂で黄金色に輝く上川盆地の先に見えました。(・o・)>
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投稿日:2018/10/01