紅葉に青い湖、そして急峻な渓谷美がすばらしいです。
湖畔の一部、そしてダムの堰堤の上から風景を眺めることができ、特に堰堤...
続きを読むやダムから少し登った散策路からは迫力ある景色が眺められます。
迫力という点では、定山渓温泉街の渓谷、藻岩山、さっぽろ湖、朝里ダム周辺の比ではありません。
手軽に行けるにもかかわらず、札幌近郊で一番の迫力ある渓谷美と紅葉が眺められる名所です。
紅葉は10月中旬です。
土日に当たれば混雑しますが、電気バスが動き出す8時30分ころは、駐車場も空いていて訪れやすいです。
景色も朝の方が清冽できれいなので(渓谷側は東側半分が、まだ影ですが…)、早起きして訪れるのがおすすめです。
ダムの堰堤は吹きさらしですが、少し登ったところにレストハウス(“だむみえーる“)があって、くつろぎながらダムや湖を見下ろすこともできます。
レストハウスからの方が、堰堤よりもダム自体や湖が高い位置から見えるので、堰堤だけで帰ってしまわずに訪れたいところです。
なお、レストハウスから更に上まで行ける散策路がありますが、山道で景色もレストハウスからの方が見栄えがよいと思うので、余裕があれば訪れてみるとよいでしょう。
ただ、森の中なので紅葉はきれいで、ダムは2ヶ所ほどからしか見えませんが、レストハウスより高い位置で、少し正面側から望めます。
ダムは6月~10月末の土日休日は9時~16時、平日は1時間ずつ少なく、10時~15時の間、観光放水をしているとのことです。
一瞬、ダムを見て、水が出ていないと思う方もいるかもしれませんが、上部ではなく、中ほどの高さで放水しています。
上部は非常用ですから、それは水が出れば豪快だと思いますが、通常は見ることができません。
なお、アクセスですが、ダム2kmほど手前の冷水トンネルの前の駐車場で、全ての車両(自転車含む)は通行止めです。
そこでダムまでの電気バス(往復¥620円、片道¥350円)に乗り換えますが、体力に余裕がある方、トンネルの中でも苦にならない方は片道2kmを敢えて歩くのがおすすめです。
なぜなら、途中、冷水トンネルと豊平峡トンネルの間に、わずかに九段の滝や千丈岩を眺められる場所があり、バス車内よりも自由なアングルでゆっくり眺めることができるからです。
トンネル内は1m幅ほどの歩行者用通路があり、照明も点いていてさほど暗くなく、ペンライトなども要りません。
また、水たまりなどもなく、電気バスなので排気ガスも気になりませんが、女性の方などは冷えるので、歩いているとはいえ、少し厚着でもよいかもしれません。
駐車場前のチケット売り場で早まらないで、自分の体力などを勘案して決めるとよいでしょう。
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投稿日:2016/10/18