楼門を車中から右手に見てやり過ごしすぐ先の駐車場で下車して境内に入ります。国宝第一号として有名な弥勒菩薩は霊宝殿に安置され...
続きを読むています。霊宝殿に入ると、まず増長天、そして十二神将(国宝)が6体、どれも鬼気迫る迫力があります。そして中央奥まった所に弥勒菩薩が安置されています。有名な半跏思惟像は神秘的です。向かって右の泣き弥勒は館内の照明が薄暗く目を凝らしても表情をはっきりとは読み取れませんでした。弥勒菩薩の右側には十二神将の残り6体と広目天が並んでいます。弥勒菩薩だけが注目を浴びがちですが反対側には不空羂索観音と十一面千手観音の大きな立像(どちらも国宝)がありこれらは間近で迫力あるお姿を鑑賞できます。霊宝殿を出ると正面に小さな蓮池、その向こうのお堂が上宮王院太子殿(所謂、本堂)になります。霊宝殿と非公開の桂宮院(国宝)以外、境内は拝観自由で、太子殿の先が講堂、そして楼門と続きましたので霊宝殿は境内の一番奥であることが分ります。講堂内に国宝の阿弥陀如来座像が安置されていたようですが見逃しました。駐車場への途上、根で繋がった二本の巨木があり思わずシャッターを切りました。
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投稿日:2018/02/03