機内誌のほか、軍事クーデターの記録誌も置いてありました。

Name: 機内誌のほか、軍事クーデターの記録誌も置いてありました。
Item: ターキッシュ エアラインズ(トルコ航空)
Rating: 3.50
Author: ジェームズ・ボンドさん

3.50

旅行時期：2016/09 （約8年前）

: ジェームズ・ボンドさん (男性)

ターキッシュは去年に利用した時と変わっていませんでしたが、目に付いたのが前席シートバックのラックに入っていた、プロパガンダ臭い七月の軍事クーデター関連の冊子。

これはトルコのアナドル通信社の発刊で、同社ホ?ムページによると「アナドル通信社は7月15日、金曜日の試みとその後の反応の年表を詳述、クーデターに失敗した本を出版しています」と解説されています。

しかし「マスコミは権力のイヌである」と常に思っていますが、こう露骨にやられると・・・。

去年、イスタンブールに行った時は大統領選の真っ最中。
エルドアンはインテリ層には不人気だったそうですが、一般大衆には受け入れられていた模様。

クーデターは容認出来ませんが、生き延びたエルドアン政権の世俗主義に背を向けたイスラム指向政策は、果たして受け入れられるのでしょうか？

またイスタンブールの今後も心配です。

2020年オリンピックを東京と競い合ったイスタンブールですが、この時にイスタンブールに決定していたら恐ろしい事になっていたかも。

日本がオリンピック招致をやっていた頃は未だ、シリア情勢やISの問題は関心が低かったのですね。

本当に、世界情勢の変化の速さ・激しさには驚かされます。