KLMオランダ航空のクチコミ(279件)
一覧を見る予約システムやアプリがいまいち
3.50
旅行時期:2014/08 (約11年前)-
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miamamaさん (女性)
高校生の娘を連れた夏休み家族3人旅行です。訪問地はローマとパリですが、鹿児島在住のため福岡まで新幹線(台風シーズンなのでなるべく日本国内を飛行機で移動したくなかった)で行けば、搭乗当日の朝の出発で午前便に乗れるので、ヨーロッパに入るまでの便としてKLMを選びました。
KLM社の日本語サイトで福岡→アムステルダム→ローマ→パリ→アムステルダム→福岡の計5便(KLM便以外にアリタリア及びエールフランスを含む)をまとめてネット予約できました。
でも、サイトの使い勝手はかなりいまいちです。日本語の翻訳もこなれてなく、またこのような複雑なチケットなのでしょうがないとは言え、予約システムの入力方法(空港選択など)も使いやすいとは言えません。
ところで今回利用した便ではないですが、同じ航空会社グループでもないJAL便がこのサイトでけっこう選べます。それもJALサイトでは既に満席になってたりするのにです…まあ、KLMの利用が中心なので、復路便ですが、パリからの帰国便としてJALの成田便(KLMと同系列のエールフランスとのコードシェアか?)も選択肢に表示されました。
さて、チケット購入後、ネットサイトで勧められたKLMアプリをスマホにインストールしたんですが、これもいまいちでした。搭乗の1日以上前からネット経由でチェックインできるとあったのに(前日に登録アドレスにメールまで届いて促される)、トライしても乗換え便があるためかできませでした(窓口に来いと言われる)。空港の自動チェックイン機なども、一生懸命選んで操作したのに、最後に「窓口にお越しください」的なことばかり…福岡でも、アムステルダムでも、ローマでも、パリ(さすがに学習して最初から窓口に行った)でも、結局窓口の係員のところに行きました。
だったら最初から窓口に来いって言ってほしいです。でも、ヨーロッパの各空港のKLM/エールフランス用チェックイン機ではちゃんと日本語が選択できますよ。
とうことで、飛行機の乗り心地以外のことが多くなってしましたが、システムに関しては、致命的ではないにしろ、今後の改善を望みます。
では、乗り心地です。
座席は往復コンフォートエコノミーにしました。足元は確かに10cmほど広めです。ただし、リクライニングが通常のエコノミーより倒せるのですが、満席だったため、結局フルに倒すことははばかれました(全然うしろを気にしない人なら関係ないですが)。なので、お値段ほどお得感はなかったと思います。良かった点は、前方なので食事のサーブが早いことぐらいかな。でも、トイレが近く、人が並ぶので、あまりに前方は避けた方がよいと思います。
ちなみに、福岡空港の窓口で、ビジネスへのアップグレードキャンペーンをしていました。かなり安かった(半額?)ので、コンフォートとの差額(1人3万円弱)を考えれば選んでもよかったんですが、往路がビジネスで復路がエコノミーより、往路がエコノミーで復路がビジネスの方がいいかなって思って選びませんでした。でも残念ながら、復路もビジネスへのアップのアナウンスがありましたが、全然割引になっていなかった。。。ちらっと覗いたビジネスクラスは往路復路ともかなり空いてました(8月中旬)。
エンタメ機器では映画などの他、食事メニューなども提示できますが、基本日本語は少ないので、どれだけの日本人が利用しているのか疑問です。映画もかなりの本数(数十本はある)が見られますが、邦画は数本で、海外もの(ハリウッド映画からヨーロッパもの、韓流なども多い。アニメもある)で日本語吹き替え版があるのは1/4ぐらいでしょうか。最新映画になるほど、吹き替え版がまだ間に合っていないんでしょうね。でも、まだ見ていなかった「アナ雪」をタダで見れて良かったです。
ただし、このシステムも基本英語(日本語を選択させるのに、多くのサイトが英語のまま)なので、アテンダントに尋ねればいいんでしょうが、どれだけの日本人がこれらの吹き替え映画の存在に気付くのかは疑問です。
ちなみに、スマホ用のKLMのエンタメアプリというのもあって、搭乗便の映画情報が検索できます。でも英語のみです。
食事はけっこう美味しいと思います(あくまでも機内食という意味で)。和食はアムステルダムのホテルオークラの日本人シェフが監修しているそうです。離陸の2時間後ぐらいにまず1回目のフルのお食事。洋食か和食が選べます。ちなみに復路便での和食はポークで、カツ丼でした(笑)。着陸の2時間ほど前にも軽食がでますが、こちらは一律トマト系ショートパスタでした。
あと、同じ系列会社のエールフランスと同様、後部にカップ麺コーナーがあり、足りない人はどうぞという感じ。この便では韓国の辛麺系が搭載されていました。
食事メニューだけでなく、ドリンクメニュー(ワインの銘柄も含む)もエンタメ機器で見るしかないので、いちいち画面を選択しなければならないのが面倒でした。せめて英語でもいいので、紙のドリンクメニューを座席ポケットに入れてほしいですね。
日本人のキャビンアテンダントが1~2名搭乗していました。アナウンスは英語、オランダ語?の後、日本語となります。
お盆の繁盛期を選んだため、決して安いチケットではありませんでしたが、閑散期ならKLMの福岡-ヨーロッパ便は驚くほど安く、往復で数万円です。おそらく東京や関西からの便より安いので、国内移動を考えても、場合によってはお得かもしれません。特に西日本の方なら、福岡空港は新幹線博多駅から車で15分の至近距離なので、便数は少ない(週5便?)かもしれませんが、KLM便を検討してもよいのではないでしょうか。
- 同行者
- 家族旅行
- 搭乗クラス
- アッパーエコノミー
- 航空券の価格
- 200,000円未満
- 直行便
- 直行便
- コストパフォーマンス
- 4.50
- 接客対応
- 4.00
- 機内食・ドリンク
- 4.50
- ドリンクメニューが画面表示のみなので0.5減点
- エンタメ(映画・音楽など)設備
- 4.00
- 英語が分からないと使いづらい
- 座席・機内設備
- 4.00
- 日本語対応
- 1.00
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