グレートバリアリーフに浮かぶ楽園ハミルトン島とシドニーを巡るオーストラリアの旅⑥ シドニー市内観光

2018/08/18 - 2018/08/18

当初、３泊で予定していたシドニー、航空会社の都合で、帰国便が一方的に変更になり、２泊になってしまいました。
シドニー初日は到着が夕方、最終日は飛行機が昼過ぎのため午前中には空港へ。そのため、じっくり観光ができるのは、この２日目だけでした。
できるだけ、多くの観光スポットを回るべく、朝から精力的に動きました。

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食後、市内観光へ出発です。
こちらが、ホテルの別の入口。ホテル全体は高層ビルですが、この部分を見ると、旧大蔵省時代の面影が感じられます。

インターコンチネンタル シドニー ホテル

サーキュラーキーの埠頭から、ハーバーブリッジとオペラハウスを一望。
左に見えるハーバーブリッジ方面へ向かいます。
このあたりから、ロックスというエリアに入ります。

振り返ると、鉄道のサーキュラーキー駅が見えます。手前はフェリー乗り場です。サーキュラーキーは、フェリーの起点となる場所なので、乗り場も多数あります。

まず最初に向かったのは、ロックスセンター。ロックスにあるショッピングセンターです。
土産物店などのショップのほか、観光案内所も入っています。

ロックス センター 建造物

開店時間を確認してやってきたのですが、お店によって開店時間が違うようで、お目当てのお店は開いていませんでした。

ロックスセンターの隣の路地を抜け、シドニーのメインストリート・ジョージストリート方面へ向かいます。
朝から、たくさんの人で賑わっています。

ファーストインプレッション彫刻は入植記念碑。
３面あって、それぞれ囚人、兵士、自由移民家族と違う姿が刻まれています。これは囚人の彫刻。 囚人の足には、本物の鎖がついていました。

ファーストインプレッション彫刻 モニュメント・記念碑

ロックスは、オーストラリア最初の入植地で、岩山が多かったので、「ロックス」と名付けられたそう。石造りの建物など当時の建物が残っていて趣のある街並みでした。

ジョージストリートに出ると、週末限定のロックスマーケットが開催されていました。
テントがずらっと並んでいます。食品からお土産に良さそうな小物までありました。

ロックスマーケット 市場

ハーバーブリッジの真下を通ります。

上を見ると歩いている人がいます。
「ブリッジクライム」というアトラクションだと思います。その名の通り、橋を上って、ハーバーブリッジの頂上まで行くのだとか。高いところが苦手な私には無理そうです。

これから、ハーバーブリッジを歩いて渡ります。こちらが入口です。

階段を上ると、歩道が整備されていました。ハーバーブリッジの一番高い所にはオーストラリア国旗がたなびいています。
隣には、車や電車も走っています。
これまでは観るだけだったハーバーブリッジを渡ります。

シドニーハーバーブリッジ 建造物

そして、ハーバーブリッジから見るオペラハウス。この姿が見たかったのです。

少し進むとパイロン展望台がありました。ハーバーブリッジの四本の塔、そのうちの東の塔にある展望台です。
この階段を上った先が、パイロン展望台です。さらに眺めの良い景色が見られそうです。

ジョギングしている人もたくさんいました。人が多いので、ジョギングにはあまり向かない気もしますが・・・。
ホテルを出た時は寒かったのですが、日射しが強くて、暑いくらいになってきました。

歩き進めるにつれ、オペラハウスが、だいぶ右寄りに見えるようになってきました。行き交うフェリーの姿も併せて、美しい景色です。
歩道には大きな金網があるので、その下の隙間からカメラを出して景色を撮影しているのですが、カメラを落としそうで怖かったです。

ノースシドニー側に近づいてきました。随分と景色が違います。マンションや住宅が多い印象です。
約２０分ほどで、ハーバーブリッジを渡り切りました。

ハーバーブリッジの北側のたもとのエリアにやって来ました。
このミルソンズポイントは、ハーバーブリッジとオペラハウスの両方を綺麗に見ることができるフォトスポットです。
シドニー観光では、このミルソンズポイントを始め、いろいろな場所で、ハーバーブリッジとオペラハウスを観るのが楽しかったです。

ミルソンズポイント 散歩・街歩き

ミルソンズポイントの真後ろには、「ルナパークシドニー」。昨日、ラウンジからライトアップされている姿が見えた遊園地です。
実際に見ると、なかなかのインパクトです。

ルナ パーク シドニー テーマパーク・動物園・水族館・植物園

入場料などは必要なく、中には自由に入れます。昔ながらの遊園地という印象でした。
ライトアップで遠くからも目立っていた観覧車、意外に小さかったです。

ルナパークシドニーの目の前にあるフェリー乗り場「ミルソンズポイント」。
ここからフェリーに乗ります。

乗船するのは、このフェリー。

出航しました。
フェリーで、ハーバーブリッジの下を通ってみたかったけれど、このフェリーは、この後、ハーバーブリッジから遠ざかって行きます。

遠ざかるハーバーブリッジ。

山の上にある丸い屋根の建物は、シドニー天文台。

ピアモント・ベイで降ります。

フェリー乗り場の目の前は、オーストラリア国立海洋博物館でした。海上にも、帆船や軍艦が展示されていて圧倒されます。
そして、このあたりは、ダーリングハーバーというエリア。動物園や水族館などのテーマパーク、ショップが建ち並び、賑やかなエリアです。

行ってみたかったパンケーキ店「パンケーキオンザロックス」があったので入ってみます。
このパンケーキ店、その名の通り、ロックスに本店があり、明日の朝食で訪問しようと思っていたのですが、せっかくなので入ってしまいます。

パンケーキ オン ザ ロックス (ダーリング スクエア店) カフェ

ホテルに戻ったら、アフタヌーンティータイムなので、一品だけ注文。
人気ナンバーワンだという「Pancakes with Nutella（15.95A＄）」を注文しました。美味しかったけれど、「パンケーキにヌテラ」という想像どおりの味すぎて、もっと珍しいものを注文すれば良かったかなと思いました。

この大きな橋・ピアモント橋を渡って、シティ方面へ向かいます。目の前には、シティの高層ビル群。一番高い建物は「シドニータワー」です。

ピアモント橋 建造物

橋にたなびくオーストラリア国旗。

ピアモント橋を渡り切りました。このピアモント橋、大型船が通る際などには、船を通すために、一部が回転するのだそうです。

シティエリアで一番行きたかったのは、クイーンビクトリアビル。1898年、ビクトリア女王の即位50年を記念して建てられたそうで、入口の前には、ビクトリア女王の銅像がありました。

クイーン ビクトリア ビルディング 建造物

外観も立派なつくりでしたが、中に入ってみると、内部も豪華なつくりです。

見上げると中央部分は大きなドームになっていて、装飾がとても綺麗です。

そして、天井から吊り下げられている仕掛け時計。こちらも素晴らしいです。時計は２つあって、こちらは北側の時計。世界最大の吊り時計なのだとか。

アボリジニの時代から始まり、植民地時代など、オーストラリアの歴史をジオラマで表現しています。

もう一つの仕掛け時計がこちら。
手前にあるのは、クイーンビクトリアビルの模型です。全体像がよくわかります。

毎時ごとに仕掛けが作動する仕組みになっていて、ちょうど14：00だったので、仕掛けを見ることができました。
ショッピングセンターですが、建物自体を目的として訪れる価値がある場所だと思いました。

クインビクトリアビルの向かいにはタウンホール。こちらも趣がある建物です。市庁舎で1889年に建設されたそうです。
すぐ近くにあるタウンホール駅から電車で、ホテルの最寄り駅・サーキュラーキに戻ります。

タウン ホール 現代・近代建築

サーキュラーキー駅に到着。
ホームから外を見ると、ハーバーブリッジとオペラハウスが一望できる絶好のスポットでした。
ちょっと、オペラハウスが隠れてしまっているので、ホームの左に移動してみると・・・

サーキュラー キー駅 駅

ハーバーブリッジとオペラハウスの両方がバッチリ見えました。
朝は雲一つなかったのに、随分、雲が出てきました。

サーキュラーキー駅の目の前にあるカスタムズハウスも、歴史を感じる外観で、最初に駅に着いた時から目を引かれました。元は税関で、現在は図書館として利用されているそうです。

カスタムズ ハウス 建造物

15：00頃、ホテルに戻りました。14：00～16：00までは、クラブラウンジでアフタヌーンティータイムです。
ブッフェスタイルではなく、スコーン、ケーキ、チョコレートなどがセットで提供されました。

インターコンチネンタル シドニー ホテル

お馴染みのクラブラウンジテラスからの景色。
かなり雲が出てきて、少し天気が怪しくなってきました。ホテルの方が、慌てて、テラスの椅子の上に置いてあるクッションを撤収していました。
実際、雨が振り出すまでにはなりませんでした。
クラブラウンジが使えるのは最後なので、ラウンジからの景色もこれが最後です。

朝からの観光で、かなり疲れていますが、入り江の上に見える突き出た場所・ミセスマッコリーズポイント、あそこに行ってみたいんです。オペラハウスとハーバーブリッジが綺麗に見えるフォトスポットです。
今日を逃したら行けるチャンスは無いので、部屋で少し休んだ後、再びあのポイントを目指して出発します。

入り江を挟んで上の突き出た部分がミセスマッコリーズポイント、下の突き出た部分にオペラハウスがあります。広大な緑の部分は、ロイヤル・ボタニック・ガーデンです。

ロイヤル ボタニックガーデン テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ロイヤル・ボタニック・ガーデンは、とっても広い植物園。園内には、こんな観光電車も走っていました。

ロイヤル・ボタニック・ガーデンを抜け、海岸沿いの遊歩道まで来ました。
ここをずっと、海沿いに歩いて、ミセスマッコリーズポイントを目指します。
夕方になり、風がとても強くなってきました。寒いです。

ミセスマッコリーズポイントに到着。人気のスポットだけあって、たくさんの人がいます。

ミセス マッコーリーズ ポイント 自然･景勝地

そして、ミセスマッコリーズポイントからの眺めです。
ちょうど、陽が沈む時間帯でした。逆光で暗いですが、美しい景色です。
午前中の時間帯の方が、明るい綺麗な写真は撮れるかもしれません。

風が強く荒れた天気でしたが、そのおかげか、雲がなんとも幻想的で綺麗でした。

ミセスマッコリーズポイントのすぐ近くには、ミセスマッコリーズチェアがあります。
ミセスマッコリーズポイントの名前の由来にもなっている、ミセスマッコリーは、かつての総督の夫人で、彼女がお気に入りの場所だったそうです。
この椅子は、夫人が景色を眺めるために、総督が岩を削ってつくらせたのだとか。
この後は、人気のミートパイ店に向かいます。

ミセス マッコーリーズ チェア モニュメント・記念碑

Googleマップによると、ミセスマッコリーズポイントからミートパイ店までは徒歩約20分なのですが、植物園の中をひたすら歩いたので、とても長く感じました。人気も無く、ちょっと怖かったです。
街に出て、建物が見えるとホッとしました。
ここは、「フィンガー・ワーフ（ウールルームールー ワーフ）」という埠頭。埠頭には、細長い建物があり、ホテルやレストランが入っています。

ウールルームールー ワーフ 史跡・遺跡

目指す「ハリーズカフェデホイールズ」は、このすぐ近くでした。

ハリーズ カフェ デ ホイールズ (ウールームールー店) カフェ

一番人気のタイガー（6.5A＄）を注文。かなりボリュームがあります。
ミートパイの上にのっているのは、マッシュドポテトとすり潰したグリーンピースです。
シドニー最後の夕食、本当はステーキを予定していたけれど、行きたいお店の予約が取れなかったので、結局このミートパイとなりました。まぁ、ミートパイ美味しかったし、あまりお腹もすいていなかったので良いかなぁ。

有名人も多数訪れるとのことで、写真がたくさん飾られていました。
こちらのお店、最寄り駅までは徒歩約15分とアクセスがあまりよくありません。ホテルまでも同じくらいの時間なので、歩いてホテルへ戻りました。

一旦ホテルに戻った後、最後にまたお出かけ。
サーキュラーキー駅のすぐ近くにある「ジェラート・メッシーナ」へ。シドニー市内に何店舗かある人気ジェラート店です。外は寒いのに、このジェラート店には行列が出来ていました。２scoopで6.8A＄（≒570円）でした。
フレーバーもたくさんあって、添加物を使わないなどこだわりもある美味しいジェラート店でした。

ジェラート メッシーナ（サーキュラーキー店） スイーツ

今日は、シドニー最後の夜です。
部屋からちょっとだけ見えるオペラハウスを見て、シドニーの最後の夜にお別れです。

インターコンチネンタル シドニー ホテル