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オストゥーニ西端の門をくぐり抜け、一旦、旧市街の外に出る。そして、城壁沿いのオロンツォ・クァランタ通りを歩きます。<br />この通りは片側を見れば高くそびえる真っ白な城壁、もう片側を見ればオリーブ林と、青く輝くアドリア海まで見渡せる絶景が広がります。歩いているだけでも、とても気持ちの良い通りでした。<br /><br />そして、オストゥーニ散策の最後は、2万5千年前の妊婦のガイコツに会いに博物館へ行きました。<br /><br />文句なしに楽しい白い迷宮の街歩き、美しい教会や博物館の展示品は、驚きと感動を与えてくれる。<br />オストゥーニは見所たっぷりの、素晴らしい町でした。<br /><br />1日目 5/12 成田空港→ローマ・フィウミチーノ空港→バーリ・パレーゼ空港<br />□2日目 5/13 バーリ・パレーゼ空港(レンタカー借出)→カステッラーナ・グロッテ→ポリニャーノ・ア・マーレ→モノーポリ <br />□3日目 5/14 モノーポリ→ロコロトンド→マルティーナ・フランカ→チステルニーノ<br />■4日目 5/15 チステルニーノ→オストゥーニ→ブリンディジ→レッチェ<br />□5日目 5/16 レッチェ→オートラント→ガッリーポリ→レッチェ<br />□6日目 5/17 レッチェ→ターラント→アルタムーラ<br />□7日目 5/18 アルタムーラ→カステル・デル・モンテ→バーリ・パレーゼ空港(レンタカー返却)→バーリ<br />□8日目 5/19 バーリ<br />□9日目 5/20 バーリ・パレーゼ空港→ローマ・フィウミチーノ空港→成田空港

プーリア・レンタカーの旅2017【9】 オストゥーニ(後編) 白い迷宮を散策した後は、2万5千年前の妊婦のガイコツと対面!

54いいね!

2017/05/15 - 2017/05/15

26位(同エリア302件中)

4

102

めておら☆

めておら☆さん

オストゥーニ西端の門をくぐり抜け、一旦、旧市街の外に出る。そして、城壁沿いのオロンツォ・クァランタ通りを歩きます。
この通りは片側を見れば高くそびえる真っ白な城壁、もう片側を見ればオリーブ林と、青く輝くアドリア海まで見渡せる絶景が広がります。歩いているだけでも、とても気持ちの良い通りでした。

そして、オストゥーニ散策の最後は、2万5千年前の妊婦のガイコツに会いに博物館へ行きました。

文句なしに楽しい白い迷宮の街歩き、美しい教会や博物館の展示品は、驚きと感動を与えてくれる。
オストゥーニは見所たっぷりの、素晴らしい町でした。

1日目 5/12 成田空港→ローマ・フィウミチーノ空港→バーリ・パレーゼ空港
□2日目 5/13 バーリ・パレーゼ空港(レンタカー借出)→カステッラーナ・グロッテ→ポリニャーノ・ア・マーレ→モノーポリ 
□3日目 5/14 モノーポリ→ロコロトンド→マルティーナ・フランカ→チステルニーノ
■4日目 5/15 チステルニーノ→オストゥーニ→ブリンディジ→レッチェ
□5日目 5/16 レッチェ→オートラント→ガッリーポリ→レッチェ
□6日目 5/17 レッチェ→ターラント→アルタムーラ
□7日目 5/18 アルタムーラ→カステル・デル・モンテ→バーリ・パレーゼ空港(レンタカー返却)→バーリ
□8日目 5/19 バーリ
□9日目 5/20 バーリ・パレーゼ空港→ローマ・フィウミチーノ空港→成田空港

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

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  • 4日目 5/15(月)<br />「オストゥーニ(前編) プーリア白い迷宮都市を代表する、丘の上の町」編のつづき<br />→ http://4travel.jp/travelogue/11261223<br /><br />オストゥーニ旧市街の西端の門をくぐり抜け、オロンツォ・クァランタ通り(Viale Oronzo Quaranta)にやって来ました。<br />旧市街をぐるりと囲む城壁のすぐ外側になるので、城壁を眺めながら歩くことができます。

    4日目 5/15(月)
    「オストゥーニ(前編) プーリア白い迷宮都市を代表する、丘の上の町」編のつづき
    http://4travel.jp/travelogue/11261223

    オストゥーニ旧市街の西端の門をくぐり抜け、オロンツォ・クァランタ通り(Viale Oronzo Quaranta)にやって来ました。
    旧市街をぐるりと囲む城壁のすぐ外側になるので、城壁を眺めながら歩くことができます。

  • おっ、早速塔のようなものがあります。<br /><br />ここから時計回りに城壁沿いを歩いて行きます。

    おっ、早速塔のようなものがあります。

    ここから時計回りに城壁沿いを歩いて行きます。

  • 町の外周をかたどる、白い城壁が見えてきました。

    町の外周をかたどる、白い城壁が見えてきました。

  • この城壁はアンジュー家支配の1350年から1356年にかけて造られ、その後アラゴン家支配の1487年から1507年にはさらに拡張、また塔も加えられたそうです。<br />そしてこの強固な壁が、陸や海からやって来る敵から町を守って来ました。<br /><br />城壁といってものっぺりした壁だけではなく、住居と一体になっているんですね。<br />元々こうなっていたのか、それとも後世に住居として改修されたのか・・・?<br /><br />

    この城壁はアンジュー家支配の1350年から1356年にかけて造られ、その後アラゴン家支配の1487年から1507年にはさらに拡張、また塔も加えられたそうです。
    そしてこの強固な壁が、陸や海からやって来る敵から町を守って来ました。

    城壁といってものっぺりした壁だけではなく、住居と一体になっているんですね。
    元々こうなっていたのか、それとも後世に住居として改修されたのか・・・?

  • 高い壁が延々と続きます。そして時折塔も。

    高い壁が延々と続きます。そして時折塔も。

  • 窓辺に干された洗濯物。<br />かつて敵から町を守った城壁も、今は平和な日常を穏やかに見守ってる感じです。

    窓辺に干された洗濯物。
    かつて敵から町を守った城壁も、今は平和な日常を穏やかに見守ってる感じです。

  • オロンツォ・クァランタ通りから北を眺めると、アドリア海を臨む、こんな美しい景色が眼下に広がります。<br /><br />旧市街がある丘と海の間に広がる平野は、プーリアでもとりわけオリーブの栽培が盛んな地域。延々と緑のオリーブ林が広がります。<br /><br />この辺りには”マッセリーア(masseria)”と呼ばれるアグリツーリズモがいくつも点在しています。<br />マッセリーアとは16世紀から17世紀に発展した広大な敷地を持つ農園で、現在はその敷地にある住居をアグリツーリズモとして旅行客に提供しているんだそうです。<br />私も、マッセリーアに泊まってみたかったなぁ・・・また次回!

    オロンツォ・クァランタ通りから北を眺めると、アドリア海を臨む、こんな美しい景色が眼下に広がります。

    旧市街がある丘と海の間に広がる平野は、プーリアでもとりわけオリーブの栽培が盛んな地域。延々と緑のオリーブ林が広がります。

    この辺りには”マッセリーア(masseria)”と呼ばれるアグリツーリズモがいくつも点在しています。
    マッセリーアとは16世紀から17世紀に発展した広大な敷地を持つ農園で、現在はその敷地にある住居をアグリツーリズモとして旅行客に提供しているんだそうです。
    私も、マッセリーアに泊まってみたかったなぁ・・・また次回!

  • 高~い塔。<br />上を見上げると・・・

    高~い塔。
    上を見上げると・・・

  • ”VENDESI(売ります)”の赤い看板。<br /><br />塔の上に住むなんて、夢がある。「買いま~すっ!」って言えたらいいのになぁ・・・

    ”VENDESI(売ります)”の赤い看板。

    塔の上に住むなんて、夢がある。「買いま~すっ!」って言えたらいいのになぁ・・・

  • さらに進むと、教会が見えてきました。

    さらに進むと、教会が見えてきました。

  • ”サンタ・マリア・デッラ・ステッラ教会(Chiesa di Santa Maria della Stella)”<br /><br />16世紀にすでに存在していた別名の礼拝堂を、16世紀末期に拡張し、名前も現在のサンタ・マリア・デッラ・ステッラに変更したんだそうです。<br /><br />残念ながら閉まってて、中には入れませんでした。

    ”サンタ・マリア・デッラ・ステッラ教会(Chiesa di Santa Maria della Stella)”

    16世紀にすでに存在していた別名の礼拝堂を、16世紀末期に拡張し、名前も現在のサンタ・マリア・デッラ・ステッラに変更したんだそうです。

    残念ながら閉まってて、中には入れませんでした。

  • 少し歩いては、時折海の方向を眺める。<br />散歩するだけでも、とっても気持ちがいいオロンツォ・クァランタ通り。

    少し歩いては、時折海の方向を眺める。
    散歩するだけでも、とっても気持ちがいいオロンツォ・クァランタ通り。

  • すっごく気分が良くて、鼻歌うたいながら歩いちゃう♪

    イチオシ

    すっごく気分が良くて、鼻歌うたいながら歩いちゃう♪

  • ここはかつての城壁がそのまま残ってる感じ。石積みの壁がむき出しになってる。<br />右手の塔の部分も、よく見るとちょっと表面がボコボコしてます。

    ここはかつての城壁がそのまま残ってる感じ。石積みの壁がむき出しになってる。
    右手の塔の部分も、よく見るとちょっと表面がボコボコしてます。

  • 塔に近づいてみると、ここも本来は石積みのようです。それをわざわざ石灰で真っ白に塗っているんですね。

    塔に近づいてみると、ここも本来は石積みのようです。それをわざわざ石灰で真っ白に塗っているんですね。

  • それにしても、白い壁は青い空にホントによく映えます。

    それにしても、白い壁は青い空にホントによく映えます。

  • 時折、アドリア海の方向も眺めながら行くと、古びた建物が目に入りました。<br />なんだろう??<br />

    時折、アドリア海の方向も眺めながら行くと、古びた建物が目に入りました。
    なんだろう??

  • クーポラと鐘楼が見える。教会のようです。<br /><br />中が見た~い!後で行ってみよう。

    クーポラと鐘楼が見える。教会のようです。

    中が見た~い!後で行ってみよう。

  • あ、また塔だ。<br />ここからまた旧市街に入っていけるみたいだけど、もう少し城壁沿いを歩こう。

    あ、また塔だ。
    ここからまた旧市街に入っていけるみたいだけど、もう少し城壁沿いを歩こう。

  • また城壁沿いのオロンツォ・クァランタ通りを歩き始めると、すぐにこんな案内板が。<br />どうやらこの界隈に15世紀のサン・ジャコモ・ディ・コンポステーラ教会の後陣部分があるようです。<br /><br />・・・って、どこなんだろう??

    また城壁沿いのオロンツォ・クァランタ通りを歩き始めると、すぐにこんな案内板が。
    どうやらこの界隈に15世紀のサン・ジャコモ・ディ・コンポステーラ教会の後陣部分があるようです。

    ・・・って、どこなんだろう??

  • 再びオロンツォ・クァランタ通りに戻って、外から城壁を眺めてみる。<br /><br />・・・あ、あそこだ!<br />城壁の一部にアーチが見えます。きっとあの部分。

    再びオロンツォ・クァランタ通りに戻って、外から城壁を眺めてみる。

    ・・・あ、あそこだ!
    城壁の一部にアーチが見えます。きっとあの部分。

  • アーチはゴシックの特徴である尖頭型。その下には壁龕があります。恐らく聖人像が置かれていたんでしょうが、今はハトさんが鎮座していらっしゃいます(笑)<br /><br />壁龕の両脇には縦長の窓が2つ、よく見ると中に円柱も見えます。う~、中はどうなってんだろう?!見たい、見たい、見たい!<br /><br />さっき塔があった場所に戻って、そこから再び旧市街に入り、教会の入口を探すことにします。

    アーチはゴシックの特徴である尖頭型。その下には壁龕があります。恐らく聖人像が置かれていたんでしょうが、今はハトさんが鎮座していらっしゃいます(笑)

    壁龕の両脇には縦長の窓が2つ、よく見ると中に円柱も見えます。う~、中はどうなってんだろう?!見たい、見たい、見たい!

    さっき塔があった場所に戻って、そこから再び旧市街に入り、教会の入口を探すことにします。

  • ”サン・デメトリオ門(Porta San Demetrio)”<br /><br />旧市街のほぼ真東に位置します。13世紀、フリードリヒ2世の頃に造られた門で、中世の町に残されている門の中でも最も古いものなんだそうです。<br /><br />ここから再び旧市街に入ります。

    ”サン・デメトリオ門(Porta San Demetrio)”

    旧市街のほぼ真東に位置します。13世紀、フリードリヒ2世の頃に造られた門で、中世の町に残されている門の中でも最も古いものなんだそうです。

    ここから再び旧市街に入ります。

  • 門をぐぐるとすぐ、正面の白い壁に聖母子のイコンのレリーフが。

    門をぐぐるとすぐ、正面の白い壁に聖母子のイコンのレリーフが。

  • 緩やかな坂道の先にアーチとトンネルが連なる。<br />やっぱりいい雰囲気のオストゥーニの旧市街。

    緩やかな坂道の先にアーチとトンネルが連なる。
    やっぱりいい雰囲気のオストゥーニの旧市街。

  • あ、鐘楼だ!<br />きっとここが、オロンツォ・クァランタ通りから後陣部分を眺めた”サン・ジャコモ・ディ・コンポステーラ教会(Chiesa di San Giacomo di Compostela)”に違いない!

    あ、鐘楼だ!
    きっとここが、オロンツォ・クァランタ通りから後陣部分を眺めた”サン・ジャコモ・ディ・コンポステーラ教会(Chiesa di San Giacomo di Compostela)”に違いない!

  • 大正解♪<br />ビクシオ・コンティネッリ通り(Via Bixio Continelli)に教会の入口がありました。<br /><br />でも、残念ながら閉まってる・・・中見たかったなぁ(-_-;)<br /><br />

    大正解♪
    ビクシオ・コンティネッリ通り(Via Bixio Continelli)に教会の入口がありました。

    でも、残念ながら閉まってる・・・中見たかったなぁ(-_-;)

  • サン・ジャコモ・ディ・コンポステーラ教会は、1423年にブリンディジのカヴァッレリオ家の為に作られ、一族の礼拝堂として使用されていたようです。<br /><br />扉口上部のアーチを飾る装飾はゴシック様式。植物と動物で織なされる繊細なレリーフ、その下にはめ込まれた鉄柵もエレガントな模様です。<br /><br />その半面・・・

    サン・ジャコモ・ディ・コンポステーラ教会は、1423年にブリンディジのカヴァッレリオ家の為に作られ、一族の礼拝堂として使用されていたようです。

    扉口上部のアーチを飾る装飾はゴシック様式。植物と動物で織なされる繊細なレリーフ、その下にはめ込まれた鉄柵もエレガントな模様です。

    その半面・・・

  • こんなのっぺりした顔も付いてたり・・・

    こんなのっぺりした顔も付いてたり・・・

  • サンタさんもどきのおっちゃん(右)が付いてたり・・・<br />左の犬なんて、首が180度回転しちゃってます∑(゚Д゚ll)<br /><br />こんな抜け感もまた、楽しいのでありました♪

    サンタさんもどきのおっちゃん(右)が付いてたり・・・
    左の犬なんて、首が180度回転しちゃってます∑(゚Д゚ll)

    こんな抜け感もまた、楽しいのでありました♪

  • さーて、また街歩き♪

    さーて、また街歩き♪

  • わっ、自転車がレストランのオブジェとして素敵に変身してる~☆

    イチオシ

    わっ、自転車がレストランのオブジェとして素敵に変身してる~☆

  • イタリアの街並みと赤い車って、ホントによく似合う。

    イタリアの街並みと赤い車って、ホントによく似合う。

  • 気づけばカテドラーレ通りに戻って来てました。<br /><br />脇道に、入口広々、出口狭っ狭のトンネル(笑)

    気づけばカテドラーレ通りに戻って来てました。

    脇道に、入口広々、出口狭っ狭のトンネル(笑)

  • カテドラーレ通りをリベルタ広場の方向に向かってどんどん下る。<br /><br />歩きながら脇に目をやると、趣のある路地がいっぱい。<br />いちいち入って行きたくなっちゃうんだけど、時間があまりないのがもどかしい!

    カテドラーレ通りをリベルタ広場の方向に向かってどんどん下る。

    歩きながら脇に目をやると、趣のある路地がいっぱい。
    いちいち入って行きたくなっちゃうんだけど、時間があまりないのがもどかしい!

  • 今度は一旦旧市街からちょっぴり離れ、さきほどオロンツォ・クァランタ通りから見えた古い教会へ行ってみます。<br /><br />正確な通りの名前がわからないけど、旧市街の東側だったと思うので、その方向へ向かいます。<br />航空写真で見ると、○で囲んだ場所なんですけどね。

    今度は一旦旧市街からちょっぴり離れ、さきほどオロンツォ・クァランタ通りから見えた古い教会へ行ってみます。

    正確な通りの名前がわからないけど、旧市街の東側だったと思うので、その方向へ向かいます。
    航空写真で見ると、○で囲んだ場所なんですけどね。

  • そして、上から見えてた鐘楼を目指して歩く・・・<br />あ、だんだん鐘楼に近づいてきた!

    そして、上から見えてた鐘楼を目指して歩く・・・
    あ、だんだん鐘楼に近づいてきた!

  • 着いた~~!<br />わぁー、やっぱりすごく古そうな教会。でもその方がかえって興味をそそります。<br /><br />看板には”サン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会(Chiesa di San Francesco di Paola)”と書いてありました。<br /><br />元々あったサンタ・マリア・マッダレーナという名の教会の跡に、1792年から1798年にかけて建てられた教会のようです。<br />趣の違う2つのファサードがくっついてて、オモシローイ♪<br />

    着いた~~!
    わぁー、やっぱりすごく古そうな教会。でもその方がかえって興味をそそります。

    看板には”サン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会(Chiesa di San Francesco di Paola)”と書いてありました。

    元々あったサンタ・マリア・マッダレーナという名の教会の跡に、1792年から1798年にかけて建てられた教会のようです。
    趣の違う2つのファサードがくっついてて、オモシローイ♪

  • 向かって右手の丸みを帯びたファサードは、18世紀ロココ時代の特徴的な装飾であるロカイユ様式。あちらこちらに植物の葉のような曲線を用いているのがその特徴です。<br /><br />それにしても、かなり外壁が煤けちゃってますね。

    向かって右手の丸みを帯びたファサードは、18世紀ロココ時代の特徴的な装飾であるロカイユ様式。あちらこちらに植物の葉のような曲線を用いているのがその特徴です。

    それにしても、かなり外壁が煤けちゃってますね。

  • 左手のファサードは四角。<br />壁の色も様式も違うようですが・・・。

    左手のファサードは四角。
    壁の色も様式も違うようですが・・・。

  • なんの紋章だろう?<br /><br />そして、どこから中に入れるのかとウロウロしていると、丁度ここで働いてるらしいオジ様が登場。<br />「すみませーん、この教会、中は見られますか?」と尋ねると、「あぁ、ここは今は老人保養施設になってて、教会は一般公開してないんだよ。」と・・・<br /><br />でも、おもむろにテンションが下がった私を察してか、「OK、特別見せてあげるから、中に入って。」と言ってくれました。やたーー!

    なんの紋章だろう?

    そして、どこから中に入れるのかとウロウロしていると、丁度ここで働いてるらしいオジ様が登場。
    「すみませーん、この教会、中は見られますか?」と尋ねると、「あぁ、ここは今は老人保養施設になってて、教会は一般公開してないんだよ。」と・・・

    でも、おもむろにテンションが下がった私を察してか、「OK、特別見せてあげるから、中に入って。」と言ってくれました。やたーー!

  • オジ様の後について、中に入ります。<br /><br />”おっちゃん”なんて言ったらバチあたりそうな、紳士的なオジ様。忙しそうに電話しながら前を歩きます。

    オジ様の後について、中に入ります。

    ”おっちゃん”なんて言ったらバチあたりそうな、紳士的なオジ様。忙しそうに電話しながら前を歩きます。

  • 真っ白に塗られた壁が清潔感を漂わせる廊下。施設なので、そーーっと歩きます。

    真っ白に塗られた壁が清潔感を漂わせる廊下。施設なので、そーーっと歩きます。

  • 途中のドアの一つが教会への入口になっていて、鍵を開けて中に入れてくれました。<br /><br />内部はごくごく小さな空間。平面は八角形で、壁3面にそれぞれ祭壇が設けられています。

    途中のドアの一つが教会への入口になっていて、鍵を開けて中に入れてくれました。

    内部はごくごく小さな空間。平面は八角形で、壁3面にそれぞれ祭壇が設けられています。

  • クーポラも八角形。漆喰装飾のように見えるけど、全部フレスコ画のようです。

    クーポラも八角形。漆喰装飾のように見えるけど、全部フレスコ画のようです。

  • 4つの丸い灯り取りの窓の他に、十字架が施された縦長の窓も4つ。<br />やわらかい光が、効果的にフレスコ画を照らしています。

    4つの丸い灯り取りの窓の他に、十字架が施された縦長の窓も4つ。
    やわらかい光が、効果的にフレスコ画を照らしています。

  • 主祭壇。<br />中央には聖母マリア像が置かれています。

    主祭壇。
    中央には聖母マリア像が置かれています。

  • 主祭壇の聖母マリア像。その下には小さなキリスト像も。

    主祭壇の聖母マリア像。その下には小さなキリスト像も。

  • 主祭壇上部の天井もフレスコ画が施されていますが、もったいないことに、かなり劣化してきてます。

    主祭壇上部の天井もフレスコ画が施されていますが、もったいないことに、かなり劣化してきてます。

  • 主祭壇後部のアラベスク模様がステキ!<br />これも漆喰にみせようとしただまし絵ですね。

    主祭壇後部のアラベスク模様がステキ!
    これも漆喰にみせようとしただまし絵ですね。

  • 主祭壇に置かれている聖卓。横たわるキリスト、楽器を手にした天使達などがレリーフで描かれています。よくわかりませんが、聖書の場面のようです。

    主祭壇に置かれている聖卓。横たわるキリスト、楽器を手にした天使達などがレリーフで描かれています。よくわかりませんが、聖書の場面のようです。

  • 主祭壇右手には小さな説教壇もありました。

    主祭壇右手には小さな説教壇もありました。

  • 主祭壇に向かって左手はこんな感じ。<br />2本のイオニア式円柱が存在感アリ。

    主祭壇に向かって左手はこんな感じ。
    2本のイオニア式円柱が存在感アリ。

  • イオニア式円柱の柱頭。

    イオニア式円柱の柱頭。

  • 主祭壇に向かって左手には、教会の名前になっている”パオラの聖フランチェスコ(San Francesco di Paola)”の像が収められた祭壇。<br />写真が光っちゃって、何がなんだかわかりませんが・・・

    主祭壇に向かって左手には、教会の名前になっている”パオラの聖フランチェスコ(San Francesco di Paola)”の像が収められた祭壇。
    写真が光っちゃって、何がなんだかわかりませんが・・・

  • 主祭壇に向かって右手はこうなってます。

    主祭壇に向かって右手はこうなってます。

  • 主祭壇に向かって右手の祭壇。<br />こちらは誰の像か全然わからない・・・(-_-;)<br /><br />職員の方がずっと待っていてくれて、あまり長時間居座るのも申し訳ないのでこのあたりで教会を出ました。<br />いや~、小さいけどステキな教会でした。

    主祭壇に向かって右手の祭壇。
    こちらは誰の像か全然わからない・・・(-_-;)

    職員の方がずっと待っていてくれて、あまり長時間居座るのも申し訳ないのでこのあたりで教会を出ました。
    いや~、小さいけどステキな教会でした。

  • 教会にはこんな建物も付随しています。<br />看板には”ex Ospedale Civile(旧市民病院)”と書いてたので、ここがそうなのかな。<br /><br />さて、そろそろ10:00。カテドラーレ通りにある”南ムルジャ先古典期文明博物館”が開く時間なので、急いで旧市街へ戻ります。<br />あ~忙しい!<br />

    教会にはこんな建物も付随しています。
    看板には”ex Ospedale Civile(旧市民病院)”と書いてたので、ここがそうなのかな。

    さて、そろそろ10:00。カテドラーレ通りにある”南ムルジャ先古典期文明博物館”が開く時間なので、急いで旧市街へ戻ります。
    あ~忙しい!

  • 旧市街に戻り、カテドラーレ通りにある”サン・ヴィート・マルティレ教会(Chiesa di San Vito Martire)”にやって来ました。<br /><br />この教会の内部が”南ムルジャ先古典期文明博物館(Museo Alcheologico di Civilta&#39; Preclassiche della Murgia Meridionale)”になっているんです。<br /><br />南ムルジャ先古典期文明博物館 → http://www.ostunimuseo.it/museo-civico/

    旧市街に戻り、カテドラーレ通りにある”サン・ヴィート・マルティレ教会(Chiesa di San Vito Martire)”にやって来ました。

    この教会の内部が”南ムルジャ先古典期文明博物館(Museo Alcheologico di Civilta' Preclassiche della Murgia Meridionale)”になっているんです。

    南ムルジャ先古典期文明博物館 → http://www.ostunimuseo.it/museo-civico/

  • 教会前の看板に”南ムルジャ先古典期文明博物館”と書かれた看板が出ています。<br /><br />先古典期とは、およそ紀元前2000年頃から紀元後300年と言われており、マヤ文明が栄えたのはちょうどこの時期のようです。<br />そして、ムルジャとは、バジリカータからプーリアにかけての丘陵地帯で、南ムルジャはアルベロベッロやロコロトンド、マルティーナ・フランカなどイトリアの谷周辺地区を指します。<br /><br />この地区から発掘されたものを展示しているのですが、その中でも私が見たかったものは・・・<br />

    教会前の看板に”南ムルジャ先古典期文明博物館”と書かれた看板が出ています。

    先古典期とは、およそ紀元前2000年頃から紀元後300年と言われており、マヤ文明が栄えたのはちょうどこの時期のようです。
    そして、ムルジャとは、バジリカータからプーリアにかけての丘陵地帯で、南ムルジャはアルベロベッロやロコロトンド、マルティーナ・フランカなどイトリアの谷周辺地区を指します。

    この地区から発掘されたものを展示しているのですが、その中でも私が見たかったものは・・・

  • これです。<br />2万5千年前の妊婦の骸骨。”Donna di Ostuni(オストゥーニの婦人)”と呼ばれていて、なんと、胎内に子供を宿したまま骸骨になっているというのですが・・・<br />さて、どんなことになっているんでしょう??

    これです。
    2万5千年前の妊婦の骸骨。”Donna di Ostuni(オストゥーニの婦人)”と呼ばれていて、なんと、胎内に子供を宿したまま骸骨になっているというのですが・・・
    さて、どんなことになっているんでしょう??

  • 入場料5ユーロを払って中に入ります。<br />入口で、ちょっと素っ頓狂な顔の天使が迎えてくれました。

    入場料5ユーロを払って中に入ります。
    入口で、ちょっと素っ頓狂な顔の天使が迎えてくれました。

  • 一瞬、「あれ?フツーの教会じゃん。」と思ったら、その心を読んだらしいスタッフの女性が、「ここだけじゃないのよ。もっと広いの。奥にもたくさん展示されてるから。」と教えてくれました。<br /><br />でも、教会としてだけ見ても、とっても素晴らしいです。<br />1750年から1752年にかけて建てられた優美なロココ様式のこの教会は、プーリアでも最も重要な教会の一つに数えられるんだそうです。<br /><br />内部は単身廊式、主祭壇と左右に2つずつ、合計5つの祭壇を持っています。

    一瞬、「あれ?フツーの教会じゃん。」と思ったら、その心を読んだらしいスタッフの女性が、「ここだけじゃないのよ。もっと広いの。奥にもたくさん展示されてるから。」と教えてくれました。

    でも、教会としてだけ見ても、とっても素晴らしいです。
    1750年から1752年にかけて建てられた優美なロココ様式のこの教会は、プーリアでも最も重要な教会の一つに数えられるんだそうです。

    内部は単身廊式、主祭壇と左右に2つずつ、合計5つの祭壇を持っています。

  • 主祭壇。<br />上部の鉄柵、祭壇画、そして祭壇、どれも素材は違えど植物が渦を巻く装飾は統一されていて、とてもまとまりがあります。

    主祭壇。
    上部の鉄柵、祭壇画、そして祭壇、どれも素材は違えど植物が渦を巻く装飾は統一されていて、とてもまとまりがあります。

  • 祭壇上部の鉄柵。<br />鉄でありながらやわらかな曲線を描く、この技術にホレボレします。

    祭壇上部の鉄柵。
    鉄でありながらやわらかな曲線を描く、この技術にホレボレします。

  • 祭壇画は、殉教の象徴であるシュロの葉を手にしたルカニアの聖ヴィトゥス(San Vito)が描かれています。この教会の名前にもなっていますね。<br /><br />しかし・・・祭壇画よりも額縁の見事な装飾に、どうしても目が行ってしまうのです。

    祭壇画は、殉教の象徴であるシュロの葉を手にしたルカニアの聖ヴィトゥス(San Vito)が描かれています。この教会の名前にもなっていますね。

    しかし・・・祭壇画よりも額縁の見事な装飾に、どうしても目が行ってしまうのです。

  • 聖卓にチョコンと乗ってる2体の天使像。燭台を手にしてあどけない表情です。<br />カワイイ~♪

    聖卓にチョコンと乗ってる2体の天使像。燭台を手にしてあどけない表情です。
    カワイイ~♪

  • こちらは主祭壇に向かって左手。

    こちらは主祭壇に向かって左手。

  • 主祭壇に向かって右手。

    主祭壇に向かって右手。

  • シックな木製の説教壇。<br />中央には美しい聖母子の絵が描かれています。

    シックな木製の説教壇。
    中央には美しい聖母子の絵が描かれています。

  • そして、美しいレリーフや彫像で飾られた、ロココ調の祭壇が続きます。<br /><br />これは”聖テレサ(Santa Teresa)”の祭壇。

    そして、美しいレリーフや彫像で飾られた、ロココ調の祭壇が続きます。

    これは”聖テレサ(Santa Teresa)”の祭壇。

  • ”聖コズマと聖ダミアーノ(Santi Cosma e Damiano)”の祭壇。

    ”聖コズマと聖ダミアーノ(Santi Cosma e Damiano)”の祭壇。

  • ”マグダラのマリア(Santa Maria Maddalena)”の祭壇。

    ”マグダラのマリア(Santa Maria Maddalena)”の祭壇。

  • ”嘆きの聖母(Addolorata)”の祭壇。<br /><br />他の祭壇と比べ、スッキリした印象のこの祭壇。ここだけはネオクラシック様式なんだそうです。

    ”嘆きの聖母(Addolorata)”の祭壇。

    他の祭壇と比べ、スッキリした印象のこの祭壇。ここだけはネオクラシック様式なんだそうです。

  • そして、この聖堂内のあちこちに、こんな風に発掘品が展示されています。

    そして、この聖堂内のあちこちに、こんな風に発掘品が展示されています。

  • 絵皿ですね。割れてはいるけど、けっこうしっかり色が残ってる。<br />13世紀から15世紀頃にオストゥーニで発掘されたものらしいです。

    絵皿ですね。割れてはいるけど、けっこうしっかり色が残ってる。
    13世紀から15世紀頃にオストゥーニで発掘されたものらしいです。

  • これらは壷や小鉢、スープ皿などの食器の一部。16世紀から18世紀頃のもので、オストゥーニの中世の塔から発掘されたものだそうです。<br />色使いがとてもキレイ。

    これらは壷や小鉢、スープ皿などの食器の一部。16世紀から18世紀頃のもので、オストゥーニの中世の塔から発掘されたものだそうです。
    色使いがとてもキレイ。

  • 確か教会の主祭壇左手あたりに、展示コーナーへの入口があったように思います。<br />こんな通路を抜けて行きました。<br />上部に”MONASTERO(修道院)”と書いてあるのは、かつて修道院だった場所を展示棟にしているからです。<br /><br />※ここからはガイコツさん達が登場するので、ちょっぴり閲覧注意です!

    確か教会の主祭壇左手あたりに、展示コーナーへの入口があったように思います。
    こんな通路を抜けて行きました。
    上部に”MONASTERO(修道院)”と書いてあるのは、かつて修道院だった場所を展示棟にしているからです。

    ※ここからはガイコツさん達が登場するので、ちょっぴり閲覧注意です!

  • ん、早速遺跡みたいなのがありますよ。<br />かつての修道院の名残かな?

    ん、早速遺跡みたいなのがありますよ。
    かつての修道院の名残かな?

  • ・・・油断してたら、いきなりガイコツ!

    ・・・油断してたら、いきなりガイコツ!

  • このあたりは新石器時代の道具が展示されているようです。

    このあたりは新石器時代の道具が展示されているようです。

  • またまたガイコツ。下段には道具のようなものが展示されてますが、ここは旧石器時代のもののようです。

    またまたガイコツ。下段には道具のようなものが展示されてますが、ここは旧石器時代のもののようです。

  • ・・・てことは、これも旧石器時代の人?<br />顔つぶれちゃってるけど、じっと見てたらこっち見て笑ってるみたいだった(汗)

    ・・・てことは、これも旧石器時代の人?
    顔つぶれちゃってるけど、じっと見てたらこっち見て笑ってるみたいだった(汗)

  • かなり保存状態の良い壺などもありつつ。

    かなり保存状態の良い壺などもありつつ。

  • でも、ここからはほぼガイコツでした。<br />まずは1020年から1220年頃のものが並びます。

    でも、ここからはほぼガイコツでした。
    まずは1020年から1220年頃のものが並びます。

  • 何を思ってこちらを見てるのか・・・。<br />目が合ってるような気がして、なぜか申し訳ないような気持ちになります。

    何を思ってこちらを見てるのか・・・。
    目が合ってるような気がして、なぜか申し訳ないような気持ちになります。

  • ちょっと悶絶の表情っぽい(゚Д゚ll)<br />

    ちょっと悶絶の表情っぽい(゚Д゚ll)

  • これ、なんだろう人間のような、動物のような・・・。

    これ、なんだろう人間のような、動物のような・・・。

  • すみませんホント、ガイコツばっかりで(大汗)

    すみませんホント、ガイコツばっかりで(大汗)

  • でも、私ってこういうの結構好きなんです。怖いもの見たさで見ちゃう(^^;)

    でも、私ってこういうの結構好きなんです。怖いもの見たさで見ちゃう(^^;)

  • そして最後に辿り着いたのが”Donna di Ostuni(オストゥーニの婦人)”<br /><br />2万5千年前の妊婦のガイコツです。胎内に子供を宿したまま骨となって残りました。

    そして最後に辿り着いたのが”Donna di Ostuni(オストゥーニの婦人)”

    2万5千年前の妊婦のガイコツです。胎内に子供を宿したまま骨となって残りました。

  • 亡くなった時の状態の再現写真(某サイトよりお借りしました)。<br />お腹の子を守るように、腹部に手を当てたまま息を引き取ったようです。

    亡くなった時の状態の再現写真(某サイトよりお借りしました)。
    お腹の子を守るように、腹部に手を当てたまま息を引き取ったようです。

  • そして、母親のお腹の部分には、小さな胎児の骨も残っていたんです(赤丸の部分)。<br />これを見たら、なんだかとっても悲しくなると同時に、今も昔も変わらない母の強さとか、深い愛情とか、そんなのを感じて胸が熱くなりました。

    そして、母親のお腹の部分には、小さな胎児の骨も残っていたんです(赤丸の部分)。
    これを見たら、なんだかとっても悲しくなると同時に、今も昔も変わらない母の強さとか、深い愛情とか、そんなのを感じて胸が熱くなりました。

  • 最後によーく顔を見たら、お腹の子に話しかけているかのような、とっても穏かな表情に見えました。

    最後によーく顔を見たら、お腹の子に話しかけているかのような、とっても穏かな表情に見えました。

  • もう時間も無いので30分ほどで博物館を見て回り、サン・ヴィート教会を後にします。<br /><br />主祭壇の方から入口を眺めると、こんな感じでした。

    もう時間も無いので30分ほどで博物館を見て回り、サン・ヴィート教会を後にします。

    主祭壇の方から入口を眺めると、こんな感じでした。

  • 街歩きの出発地点、リベルタ広場(Piazza Liberta&#39;)に戻ってきました。<br />もうオストゥーニを発つ時間だけど、記念にどうしても地図がほしい!<br /><br />市庁舎1階にあるツーリストインフォメーションに行ってみます。<br />町に着いた時はまだ朝の8時過ぎだったから閉まってたけど、今度は開いてるでしょう♪

    街歩きの出発地点、リベルタ広場(Piazza Liberta')に戻ってきました。
    もうオストゥーニを発つ時間だけど、記念にどうしても地図がほしい!

    市庁舎1階にあるツーリストインフォメーションに行ってみます。
    町に着いた時はまだ朝の8時過ぎだったから閉まってたけど、今度は開いてるでしょう♪

  • ・・・開いてない(-_-#)<br /><br />ま、イタリアでは往々にしてあることなので、潔くあきらめよう!<br />ならばせめて、チェックしてたジェラテリアで、ジェラートでも食べて行こうかな~♪

    ・・・開いてない(-_-#)

    ま、イタリアでは往々にしてあることなので、潔くあきらめよう!
    ならばせめて、チェックしてたジェラテリアで、ジェラートでも食べて行こうかな~♪

  • ・・・開いてない(-_-#)<br /><br />もぉ~、どいつもこいつも、なんだってんだよっっ(怒)

    ・・・開いてない(-_-#)

    もぉ~、どいつもこいつも、なんだってんだよっっ(怒)

  • ちょっとふてくされながら、オストゥーニの町にサヨナラします。<br />リベルタ広場で町を見守る聖オロンツォにご挨拶。<br /><br />そして駐車場へと向かいます。

    ちょっとふてくされながら、オストゥーニの町にサヨナラします。
    リベルタ広場で町を見守る聖オロンツォにご挨拶。

    そして駐車場へと向かいます。

  • サルヴァトーレ・トンマージ通り(Via Salvatore Tommasi)沿いの広い駐車場に戻って来ました。<br />いたいた、相棒Smartくん!<br /><br />向こうに大きなクーポラが付いた教会が見えます。”マドンナ・デッラ・グラータ教会(Chiesa della Madonna della Grata)”教会です。<br />ちょっと車で近くまで行ってみよう。

    サルヴァトーレ・トンマージ通り(Via Salvatore Tommasi)沿いの広い駐車場に戻って来ました。
    いたいた、相棒Smartくん!

    向こうに大きなクーポラが付いた教会が見えます。”マドンナ・デッラ・グラータ教会(Chiesa della Madonna della Grata)”教会です。
    ちょっと車で近くまで行ってみよう。

  • ”マドンナ・デッラ・グラータ教会(Chiesa della Madonna della Grata)”<br /><br />大きなクーポラが特徴的な教会。是非中を見たかったけど、ここも閉まってて入れませんでした。<br />

    ”マドンナ・デッラ・グラータ教会(Chiesa della Madonna della Grata)”

    大きなクーポラが特徴的な教会。是非中を見たかったけど、ここも閉まってて入れませんでした。

  • 10:40 オストゥーニを出発して、次の町へ向かいます。<br />途中、車を降りて振り返ると、青い空にぽっかり浮かぶ白いオストゥーニの町。<br />2時間半ほどの短い滞在時間でしたが、想像以上にステキな町で大満足でした。<br /><br />さ~て、次の町ブリンディジ(Brindisi)へ出発です!

    10:40 オストゥーニを出発して、次の町へ向かいます。
    途中、車を降りて振り返ると、青い空にぽっかり浮かぶ白いオストゥーニの町。
    2時間半ほどの短い滞在時間でしたが、想像以上にステキな町で大満足でした。

    さ~て、次の町ブリンディジ(Brindisi)へ出発です!

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この旅行記へのコメント (4)

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  • マリアンヌさん 2017/07/28 15:58:58
    MUSEO ARCHEOLOGICO
    めておらさん、こんにちわ〜

    暑いですね。今日はプレミアムフライデー、帰宅しました。
    それにしても歩きたおしますねぇ。
    私は半日とはいえ、泊まったのにくるっと回って終わりって感じだった気がする。
    ところどころ、あっその通り歩いた!ということろもあったけど…
    めておらさんのほうがずうっと遠くまで行ってるね。
    青い空、白い街、「プーリアへの旅」のイメージそのものだよね。
    めておらさんもお天気に恵まれて良かったですね〜☆

    いつもだけど教会にもたくさん行ってるね。
    オストゥーニは東京から出発して初めの街だったから、お疲れモードでもあってボーッとしてたような気がする。
    めておらさんの旅行記見るとリベンジかな…

    ビクシオ・コンネッティ通りの入れなかった教会、私も見ました。素敵なアーチの。
    城壁の外からもよく教会、見つけましたね。
    私はそちら方面は行かなかったのかなぁ?

    離れたところにあったサンフランチェスコ・ディ・パオラ教会、内部が少しビザンチンな香りがして素敵でしたね♪

    そしてMUSEO ARCHEOLOGICO の妊婦さんの骸骨にはビックリでした。
    私はバスで小さな街や村に行き、1泊するパターンが多いのだけど、さすがに散歩しつくすとMUSEO ARCHEOLOGICO 入ったりします。
    でも骸骨は見たことなかったな。
    1つじゃなくていくつも、最後に妊婦さん、確かに古代から人間が存在したと骸骨は語るだよねぇ。妊婦なのにどうして死んじゃったのかなぁと考えてしまうよね。

    えっ、このあとブリンディジ?泊まりはレッチェだよね?
    車はいいなぁ☆
    続き楽しみにしています。

    マリアンヌ

    めておら☆

    めておら☆さん からの返信 2017/07/28 23:20:46
    RE: MUSEO ARCHEOLOGICO
    マリアンヌさん、こんばんは〜☆

    いつもご訪問&コメント、ほんとにありがとさんです!
    プレミアムフライデーねぇ、私の職場は全く関係なく、フツーに仕事して、フツーに帰宅して、フツーの夕ご飯食べてた。プレミアムの”プ”も無いのでした(泣)

    > それにしても歩きたおしますねぇ。
    欲張りだから、あっちも見たい、こっちも見たいでワタワタ歩き回ってしまうんです。帰国すると、スニーカーの中で頑張った足の爪が、黒くなってたりする・・・

    > 青い空、白い街、「プーリアへの旅」のイメージそのものだよね。
    > めておらさんもお天気に恵まれて良かったですね〜☆
    お陰さまで!ホントは雨女なんだけど、さすが雨の少ないプーリア、こんな私でも1日を除いては快晴に恵まれました。

    > オストゥーニは東京から出発して初めの街だったから、お疲れモード
    > でもあってボーッとしてたような気がする。
    > めておらさんの旅行記見るとリベンジかな…
    そっかぁ、到着して初日の観光って疲れてるし時差ボケもあってボーっとしてますもんね。もし機会があればリベンジできるといいね。私もまた機会があればオストゥーニに1泊して、あの天空に浮かぶ街並みの夜景が見たいなぁと思いました。

    > ビクシオ・コンネッティ通りの入れなかった教会、私も見ました。
    > 素敵なアーチの。
    ね、ね、あの教会の入口、とっても興味をそそりましたよね。でも、マリアンヌさんも中には入れなかったでしょう?中も見たかったよねぇ〜。残念!

    > 離れたところにあったサンフランチェスコ・ディ・パオラ教会、
    > 内部が少しビザンチンな香りがして素敵でしたね♪
    もっとじっくり見られればよかったんだけど、なにせ職員の方がずーっとそばで待っててくれたもんで・・・。
    あの中央にドームを配置する造りってビザンチン?たまーにああいう造りを目にすると「おぉっ!」って思いますよね。圧倒的に身廊式の方が多いもんね。

    > そしてMUSEO ARCHEOLOGICO の妊婦さんの骸骨にはビックリでした。
    > 1つじゃなくていくつも、最後に妊婦さん、確かに古代から人間が
    > 存在したと骸骨は語るだよねぇ。妊婦なのにどうして死んじゃったの
    > かなぁと考えてしまうよね。
    ホント、お腹の子を抱えてどうして亡くなってしまったのか・・・無念だったろうなぁってすごく思う。最後まであんな風にお腹をかばうようにして息を引き取ってるんだもんね。
    さすがに赤ちゃんの骨も残ってるの見たら、興味本位で見に行ったことがすごく申し訳なく思えてしまいました。
    それにしても2万5千年前の骨ってスゴイよね。仰る通り、ああいうのが残っててくれたから、後世の私達が人類の存在を知ることができる。ホントに貴重なものですね!

    > えっ、このあとブリンディジ?泊まりはレッチェだよね?
    そうなんですよ〜。いつもドタバタスケジュールなので(^^;)
    ま、そんなスケジューリングできるのはやっぱりレンタカー移動のメリットなのかなと思います。それにしても私の場合詰め込み過ぎだといつも思うけど・・・

    では、またお暇あるときでも覗いていただけたら幸いです。
    暑いから熱中症気をつけて〜
    ciao ciao!

    めておら☆
  • るなさん 2017/07/27 12:49:01
    濃密なオストゥーニ
    めておら☆さん、ちゃお♪

    私もmasseriaに泊まってみたいな〜とは思うものの、どこもほとんどが交通機関的に厳しいのが現実。というか何日も滞在出来るならいいんだけど、どうしてもあちこち移動になるので便利のいいところってチョイスになってしまいます(泣)いつかアグリでのんびり滞在してみたい♪出来ればオリーブ農園がいいな。ご飯が美味しそうだし←そこか?(*ノωノ)

    vendesiの看板見ると、つい反応しちゃう私。
    買う気もないのにいくらかなぁ?なんてねぇ〜

    いや〜毎回言ってますが、ホントにお天気が良くて真っ白い家並みとのコントラストが素晴らしい!!これ、グレイッシュだったら絶対魅力半減ですね。
    坂道、アーチ、トンネル...萌え要素がいっぱい詰まってるオストゥーニ♪早く歩きたい。

    教会の後陣を見つけ彷徨うめておら☆さん、さすが!中に入れず残念でしたね。普通に見学出来るのかしら?小さい教会のオラーリって正確にチェック出来ないことが多いからいつも悩みます。もし、私が行った時開いてたらレポしますね(笑)あっ、でも私、うんちくはさっぱり????ですよ!

    オブジェと化した自転車がめっちゃ可愛い〜(#^.^#)ただでさえ自転車ってすぐ撮っちゃうのに、こんなにデコされてたら狙い撃ちだわ。

    特別に見せてもらえた教会、ラッキーでしたね。この街を映し出したように真っ白な空間がとても素敵。
    特別感満載な時間が味わえたねっ♪
    それもそうだけど....サン・ヴィート・マルティレ教会も素敵!祭壇上部の鉄柵が何とも美しい。フェロー細工が好きな私はノックアウトだわ!
    真っ白な空間にダスティブルーの説教壇がまた映えること(*'▽')
    でもでも、妊婦さんの骸骨、ちょっとショックというか切な過ぎます。余計な事ですが私も流産を経験しているので、子供を亡くすという悲しみが手に取るようにわかります。命の宿るお腹をかばうように...無理。こんなの見たら涙が出そう。

    せっかく行った場所が開いてないってのはホントにショックよねぇ(泣)(・д・)チッって感じ。
    ってか、えっ?????オストゥーニには泊まってないんでしたっけ?こんなに濃い内容で、たったの2時間半の滞在ですと?こりゃびっくり( ゚Д゚)

    次はBrindisiね?ここには行く時間がないので、めておら☆さんの旅行記で楽しませてもらいまぁす。

    るな

    めておら☆

    めておら☆さん からの返信 2017/07/27 13:27:47
    RE: 濃密なオストゥーニ
    るなさーん、ciao ciaooo♪

    いつもご訪問&コメントありがとうございます。

    > 私もmasseriaに泊まってみたいな〜とは思うものの、どこもほとんどが
    > 交通機関的に厳しいのが現実。
    > どうしてもあちこち移動になるので便利のいいところってチョイスに
    > なってしまいます(泣)
    そうですよね、「田舎に泊まる=交通の便が悪い」っていう図式に当然なってしまうから、公共交通機関利用だと、なかなか選択肢に入れにくくなりますよね。
    宿に入ってから、「あ、ちょっとあそこに行きたい!」って思っても、フットワーク軽くも動けないし。民泊ってすごく魅力的ではあるんですけど、悩ましいですよね。

    > いつかアグリでのんびり滞在してみたい♪出来ればオリーブ農園がいいな。
    > ご飯が美味しそうだし←そこか?(*ノωノ)
    そうですよ、”そこ”が重要なんです!(笑)やっぱり美味しいものを食べることは、旅の一番の楽しみと言っても過言じゃないし。
    私もね、いつかアグリでのーんびりゆーったり、のどかな風景を眺めながら美味しいもの食べて過ごしたい・・・って心では思うんだけど、せっかちな頭がそれを許さないのよねぇ・・・ジレンマです(-_-;)

    > vendesiの看板見ると、つい反応しちゃう私。
    でしょでしょ?!安かったら買って、永住しちゃうかぁ〜?!なんて、かなわぬ夢を思い描いたりします、私も(T_T)

    > 坂道、アーチ、トンネル...萌え要素がいっぱい詰まってるオストゥーニ♪
    > 早く歩きたい。
    私はあまり時間なかったから、街並みをもっとじっくり見たかったなぁって思うんですが、るなさんがきっとステキな写真いっぱい撮ってくれると思うから、それを楽しみにしてまーす♪

    > もし、私が行った時開いてたらレポしますね(笑)あっ、でも私、
    > うんちくはさっぱり????ですよ!
    わ〜い、るなさん行った時開いてたら、是非是非レポおねげ〜しやす!
    うんちくは私も無いですから。るなさんの写真だけで十二分でやんす☆

    > オブジェと化した自転車がめっちゃ可愛い〜(#^.^#)ただでさえ自転車って
    > すぐ撮っちゃうのに、こんなにデコされてたら狙い撃ちだわ。
    るなさんて、街角のああいうオシャレなもの見つけるの天才的ですよね。
    ほら、この間の神楽坂も、三輪車とか看板たちとか、よく見つけるなぁ〜と思って見てました。

    > でもでも、妊婦さんの骸骨、ちょっとショックというか切な過ぎます。
    > こんなの見たら涙が出そう。
    わぁ、ごめんなさい、悲しい思いさせて・・・私もね、実は興味本位で見に行ったんだけど、あれ見たらすごく申し訳ない気持ちになってしまって・・・。
    でも、”感動”って言葉使うとちょっと安っぽくなりますが、ホントに胸がじーんと熱くなりました。

    > ってか、えっ?????オストゥーニには泊まってないんでしたっけ?
    > こんなに濃い内容で、たったの2時間半の滞在ですと?こりゃびっくり
    そうなんです、泊まってないんですよぉ。私の旅っていつもこんな感じでめまぐるしくて。ひとつ所にじっくり腰をすえて観光できたら、もっともっと良さを知ることができるのにね。

    > 次はBrindisiね?ここには行く時間がないので・・・
    うん、Brindisiは古代ローマ好きな人には聖地みたいなものですが、町自体はそんなに面白味がある訳じゃないと思うので。
    ま、もしお時間あったらまた覗いてみてください。
    ほんとにいつもありがとうございます(^^)/

    めておら☆

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