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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br />電車やバスにちゃんと乗れるの?<br />トラブルがあった時、語学力無くて大丈夫なの?<br />考えれば考えるほど、心配や不安にかられ、<br />出発直前までこの計画から逃げ出したかった。<br /><br />でも、空の巣症候群の空虚な自分にカツを入れるために<br />無理やり緊張感のある場所に身を置くことにした<br />語学力超初級なのに・・イタリア縦断、2ヶ月半の一人旅・・<br />≪いつカラッポの巣から旅立つの?・・今でしょ・・≫<br />ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br /><br />【オストゥーニは、人口32,819人のイタリア共和国プッリャ州ブリンディジ県のコムーネの一つである。 ウィキペディアより】<br /><br /><br />早朝にカゼルタを出発して、今日から3日間のオストゥーニへ。<br /><br />途中、バーリで乗り換えです。<br /><br />バーリでは4時間ほど時間を取って<br /><br />少しですがバーリの街を散策しました。<br /><br />そしてその後、<br /><br />午後2時過ぎの列車でバーリからオストゥーニへ向かいました。<br /><br />でも、この列車の中で<br /><br />ひと悶着あったのです。<br /><br />海外ではよくあるけれど<br />(っていうか、イタリアではホボそんな感じだけれど)<br /><br />「指定席」無視??!!<br /><br />日本人は「大人しい」「文句言わない」「諦める」と思われています。<br />知人などは「中国人か韓国人か日本人か?」とあらかじめ確認を入れられ<br />日本人とわかったとたんに状況急変<br />身辺を囲まれ財布を取られたとのこと。<br />他にも、日本人だけ料金をふっかけたり・・<br />それって、許せないとおもいませんか!<br />で、今回の旅では<br />もし自分がそんな場面に会ったら<br />日本人の誇りを持って、<br />毅然と対処しよう!と思っていました。。<br /><br />もう1人の自分は<br />出来るならそんな場面に会わないよう、心中ハラハラでした<br />(現実は面倒くさいのと戦いたくないのとでサッサと諦める自分かもしれないとも思っていました)<br /><br />どっちに転ぶかな、自分。<br /><br />試されたのか<br /><br />その場面がやってきてしまいます。。。<br /><br />  <br />

【16】【オストゥーニ】コンパートメントの指定席に先客。あのー、私の席ですが。諦めずに奪還。1人旅、イタリア縦断2ヵ月半。語学力初級の還暦女子、空の巣症候群から脱出を試みる。白い世界に紛れ込みたい迷路の町

104いいね!

2014/04/03 - 2014/06/18

10位(同エリア300件中)

12

94

キャッツアイ

キャッツアイさん

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電車やバスにちゃんと乗れるの?
トラブルがあった時、語学力無くて大丈夫なの?
考えれば考えるほど、心配や不安にかられ、
出発直前までこの計画から逃げ出したかった。

でも、空の巣症候群の空虚な自分にカツを入れるために
無理やり緊張感のある場所に身を置くことにした
語学力超初級なのに・・イタリア縦断、2ヶ月半の一人旅・・
≪いつカラッポの巣から旅立つの?・・今でしょ・・≫
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【オストゥーニは、人口32,819人のイタリア共和国プッリャ州ブリンディジ県のコムーネの一つである。 ウィキペディアより】


早朝にカゼルタを出発して、今日から3日間のオストゥーニへ。

途中、バーリで乗り換えです。

バーリでは4時間ほど時間を取って

少しですがバーリの街を散策しました。

そしてその後、

午後2時過ぎの列車でバーリからオストゥーニへ向かいました。

でも、この列車の中で

ひと悶着あったのです。

海外ではよくあるけれど
(っていうか、イタリアではホボそんな感じだけれど)

「指定席」無視??!!

日本人は「大人しい」「文句言わない」「諦める」と思われています。
知人などは「中国人か韓国人か日本人か?」とあらかじめ確認を入れられ
日本人とわかったとたんに状況急変
身辺を囲まれ財布を取られたとのこと。
他にも、日本人だけ料金をふっかけたり・・
それって、許せないとおもいませんか!
で、今回の旅では
もし自分がそんな場面に会ったら
日本人の誇りを持って、
毅然と対処しよう!と思っていました。。

もう1人の自分は
出来るならそんな場面に会わないよう、心中ハラハラでした
(現実は面倒くさいのと戦いたくないのとでサッサと諦める自分かもしれないとも思っていました)

どっちに転ぶかな、自分。

試されたのか

その場面がやってきてしまいます。。。

  

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  • バーリの街を散策のあと、オストゥーニに向う列車の時間まであと30分あります。<br /><br />ゆっくりお茶でも飲もう。<br /><br /><br />ぐるりと見渡すと<br /><br />清潔そうなバールがありました。<br /><br />シチリアや、南イタリアではカンノーロが有名<br /><br />でも未だに美味しいカンノーロに出会えていません。<br /><br />ここでも「カンノーロ」の味を楽しみに<br /><br />注文します。

    バーリの街を散策のあと、オストゥーニに向う列車の時間まであと30分あります。

    ゆっくりお茶でも飲もう。


    ぐるりと見渡すと

    清潔そうなバールがありました。

    シチリアや、南イタリアではカンノーロが有名

    でも未だに美味しいカンノーロに出会えていません。

    ここでも「カンノーロ」の味を楽しみに

    注文します。

  • 待っている間<br /><br />店内を見渡すと<br /><br />美しく整頓され、こぎれいで、いい感じ。<br /><br />店主も働く人達も皆、女性でした。<br /><br />が、残念ながら<br /><br />ここも、カンノーロの味は普通でした。<br /><br />なかなか、感激するカンノーロにであえません・・・<br /><br />本当に美味しいものがあるのかしら<br /><br />出会ってみたいなー!<br /><br /><br /><br />今日から3泊、白い街、オストゥーニに宿泊です。

    待っている間

    店内を見渡すと

    美しく整頓され、こぎれいで、いい感じ。

    店主も働く人達も皆、女性でした。

    が、残念ながら

    ここも、カンノーロの味は普通でした。

    なかなか、感激するカンノーロにであえません・・・

    本当に美味しいものがあるのかしら

    出会ってみたいなー!



    今日から3泊、白い街、オストゥーニに宿泊です。

  • 列車はコンパートメントでした!!<br /><br />昔は良く見たけれど、最近では珍しいです気が、、<br /><br />さて、私のコンパートメントはどこかな??<br /><br />あ!ここだわ!<br /><br />あれ?私は窓側の席だけれど・・先客が居ます。<br /><br />外国人の旅行者のご夫婦らしい二人が<br /><br />向かい合って窓側に座っています。。。<br /><br />もう一度、自分のチケットを確認。<br /><br />ン~、やっぱり、間違いないわよねぇ。。<br /><br />私「すみません、私の席はそこなんですけれど」<br /><br />外人夫婦『そっちの席があいてるだろ!』<br /><br />と、まるで無視。(こっちに顔も向けません)<br /><br />え?!<br /><br />その予想外の態度にびっくり。<br /><br />ここで諦めたら日本人がすたる!<br /><br />そこでもう一度、自分の姿勢をただし気合をれました。<br /><br />シャンと背を伸ばし・・<br /><br />胸を張って言いました(内心ビビりな自分との戦い)<br /><br /><br />「私は窓側の席に予約しました。そこは確かに私の席です」<br /><br /><br />外人夫婦、つっけんどんに、怒ったように言いました。<br /><br /><br />『もう(私達は)座ってるんだから、そっちの空いた席にすわればいいだろ!<br /><br />何を言っているんだ、まったく・・』<br /><br /><br />私、自分でも驚いたことに、ここで、<br /><br />ズンと腹に気が座ったような・・・<br /><br />あれれ?どうしたの、私<br /><br />そんな自分の反応に自分で驚きつつ<br /><br />無茶に突き進む自分の行動に、身を任せます。<br /><br />(当たって砕けろ。見届けたい思い)<br /><br /><br />「初めての一人旅です。景色が見たくて窓側を予約しました。<br /><br />窓側の席にすわりたいのです!席を替わってください、プリーズ。」<br /><br /><br />すると、このコンパートメントの6人掛けの席に<br /><br />もう一人、大人しそうに座っていた男性が<br /><br />私に向って、小さな声で  言ったのです。<br /><br /><br />『空いてる席にすわれば、いいじゃないの?』<br /><br /><br />それを聞いて、ちょっと戸惑いました。。<br /><br />自分の味方はこの場所に居ないんだ<br /><br />・・という現実が加わったような<br /><br />が、一方・・<br /><br />いや、簡単に引き下がらないで、ここは頑張ってみたい!と<br /><br />またまた肝っ玉が座っていくのです。<br /><br />そんな予想外の自分の行動を、当の自分が「お手上げ状態」<br /><br />自分のことを、自分が把握できて居ません。<br /><br />驚きです。。。<br /><br />彼の「諦めをすすめる」言葉に孤独感感じつつも<br /><br />当たって砕けちゃえ、っと。<br /><br />後は野となれ山となれー。<br /><br />←日本語って、素晴らしい言葉が沢山ある<br /><br /><br />この雰囲気に絶対負けちゃいけない!<br /><br />毅然と背筋をのばし<br /><br /><br />(諦めてもいいんじゃない?っとささやきだした自分も居た・・)<br />(様々な自分発見)<br /><br />私は、その大人しいおじさんを真っ直ぐ見た後<br /><br /><br /><br />もう一度、その外国人夫婦に目をむけ<br /><br />言いました。<br /><br /><br />『私は窓側の席に予約しました。<br /><br />そこに座りたいのです。<br /><br />どうぞ、席を替わってください』<br />(語学力ないのでこれしか言えない)<br /><br />・・・・<br /><br />諦めない私を・・・<br /><br />しばし・・みつめる大人しい男性・・・<br /><br />するとその大人しい男性が<br /><br />今度は、窓側の夫婦のほうに顔を向けて<br /><br />言いました。<br /><br /><br />『この人の席だから、あなたたちは席を替わるべきでしょう』<br /><br /><br />え?その展開?。。<br /><br />意外にも援護射撃が来たあー!<br /><br />ちょっと驚き。<br /><br />彼が私に力を貸してくれる方向にシフトか!<br /><br /><br />・・すると、<br /><br />その夫婦は、け上がるようにいきり立って席を立ちました。<br /><br />怒りをぶつけるように自分達の荷物を、<br /><br />通路側の自分たちの座席に投げつけるように置き<br /><br />『このジャップが』と、ブツブツ文句っています。<br /><br />そして、ドスドスとすごい音を立てて席を移動したかと思ったら<br /><br />ドスンと思い切り背中を向けて座ります。<br /><br />顔はプイっと、通路側を向けたまま・・<br /><br />絶対こちらを向こうとしない体制。<br /><br /><br />相当不機嫌な状態。<br /><br />通路に顔を向け、私に背中を向けたまま<br /><br />怒りの湧き上がるままに文句を吐き続けています。<br /><br /><br /><br />重くイヤ~な空気が漂います。<br /><br />密室の狭いコンパートメント<br /><br />あちゃ~!<br /><br />最悪。。<br /><br />イタリア人の男性も、居心地悪そうに下をむいています。<br /><br />ん~・・これは、なんとかせねば!!<br /><br />怒り狂っているその夫婦はほっておくことにして<br /><br />とりあえず、「会話」で賑やかにしなくっちゃ!<br /><br />そこで、大人しそうな男性に顔を向け<br /><br />話しかけてみました。<br /><br />すると、ビックリした顔で私を見ます。<br /><br />まさかここで(この雰囲気で)<br /><br />自分に話しかけてくることは予想していなかった風。<br /><br />かまわず、話します。<br /><br />「旅行ですか?それともお仕事ですか?」<br /><br />「どちらからいらっしゃったのですか?」<br /><br />「オストゥーニはどんなところですか?・・」<br /><br />すると男性は、穏やかにお喋りに応えてくれました。<br /><br />彼はバーリ在住のイタリア人でお仕事でオストゥーニにいくところだそうな。<br /><br />そこで私は言いました<br /><br />「私はイタリアが好きです。<br /><br />今回は一人旅で、とてもナーバスになっていました。<br /><br />イタリアに来て見たら、どの人もとても親切で温かくて、<br /><br />本当に楽しいです。<br /><br />イタリア人は・・皆さん、ほんとうに親切ですね!」<br /><br />すると、背中を向けていた外国人夫婦が、<br /><br />(皆が親切という言葉に反応したのかなあ)<br /><br />モゾモゾと動き、やっと前を向いて・・ちゃんと座りなおしました。<br /><br />そこで、勇気を出して<br /><br />(それまでのことはなんでもなかったように)<br /><br />こんどは、そのご夫婦に顔を向けて<br /><br />話し掛けてみました。<br /><br />これも、私の意識より<br /><br />私が感知しない私の中の生命力だけが先に歩いてく感じ。。<br /><br />私はその外国人夫婦に尋ねてみます。<br /><br />笑顔でまっすぐ相手を見て(がんばれ私!)<br /><br />「どちらからいらっしゃったのですか?」<br /><br />するとつっけんどんに、ぶっきらぼうに、、<br /><br />  『ドイツ!』   <br /><br />一言だけでしたが・・でも、応えてくれたじゃありませんか!<br /><br />応えてくれたなら、もっと話しかけてみましょうよ!<br />(勇気湧いた)<br /><br />「どちらにいかれるのですか?」<br /><br /><br />『オストゥーニだよ』(笑顔は無いけれど怒ってない)<br /><br /><br />「え?!私もです!!」<br /><br />「どうやってまわられるんですか?バスですか?」<br /><br /><br />『僕たちはレンタカーを予約してあるから車でまわるんだよ』<br /><br />「へ~♪車でですか!<br /><br />いいですね~!<br /><br />車は好きなんですか?」<br /><br />すると顔つきが変わり<br /><br />目を輝かして応えてくれます!<br /><br />『大好きさ~!!』<br /><br />それからは、・・・<br /><br /><br /><br />車で旅をして回ったところの話しとかをしたり<br /><br />体験談や質問やら・・大盛り上がり!<br /><br />コンパートメントがお喋りや笑いに包まれています。<br /><br />すごいですよね!外国の人達って<br /><br />あんなに怒っていたのに・・<br /><br />切り替えが早いというか・・<br /><br />嫌な思いを引きずらないというか・・<br /><br />根に持たないというか・・<br /><br /><br />だから、なんですね!納得しました!<br /><br />ここ、イタリアではよく見かけました。<br />バスの中だろうが街のなかだろうがバトルって<br />すごい言い合いをしてても、<br />けっして険悪にならず、<br />すぐに「何も無かったかのように」仲直りして<br />笑顔で普通に話してたりする場面に、<br />何度も遭遇していました。<br />その後腐れの無さに圧倒されたけれど・・<br />こんな人達(人間性)だから成立するんだ・・っと<br />理解できた気がしました。<br /><br /><br />いつの間にかコンパートメント内が和気あいあいとして<br /><br />めちゃ賑やかになって、楽しくて・・<br /><br />不思議な展開になってる。<br /><br />マンマミーア!!<br /><br />好きだな~こんな世界!<br /><br />感じたままを言い、<br /><br />考えていることをそのまま言うけれど<br /><br />誰もが根に持たない<br /><br />それはそれで、これはこれ!<br /><br />後腐れなく正直に表現する、<br /><br />そしてそれを根に持たず人格否定に繋がらない<br /><br />それって、すばらしい!!<br /><br />そんな土壌がうらやましい!<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

    列車はコンパートメントでした!!

    昔は良く見たけれど、最近では珍しいです気が、、

    さて、私のコンパートメントはどこかな??

    あ!ここだわ!

    あれ?私は窓側の席だけれど・・先客が居ます。

    外国人の旅行者のご夫婦らしい二人が

    向かい合って窓側に座っています。。。

    もう一度、自分のチケットを確認。

    ン~、やっぱり、間違いないわよねぇ。。

    私「すみません、私の席はそこなんですけれど」

    外人夫婦『そっちの席があいてるだろ!』

    と、まるで無視。(こっちに顔も向けません)

    え?!

    その予想外の態度にびっくり。

    ここで諦めたら日本人がすたる!

    そこでもう一度、自分の姿勢をただし気合をれました。

    シャンと背を伸ばし・・

    胸を張って言いました(内心ビビりな自分との戦い)


    「私は窓側の席に予約しました。そこは確かに私の席です」


    外人夫婦、つっけんどんに、怒ったように言いました。


    『もう(私達は)座ってるんだから、そっちの空いた席にすわればいいだろ!

    何を言っているんだ、まったく・・』


    私、自分でも驚いたことに、ここで、

    ズンと腹に気が座ったような・・・

    あれれ?どうしたの、私

    そんな自分の反応に自分で驚きつつ

    無茶に突き進む自分の行動に、身を任せます。

    (当たって砕けろ。見届けたい思い)


    「初めての一人旅です。景色が見たくて窓側を予約しました。

    窓側の席にすわりたいのです!席を替わってください、プリーズ。」


    すると、このコンパートメントの6人掛けの席に

    もう一人、大人しそうに座っていた男性が

    私に向って、小さな声で 言ったのです。


    『空いてる席にすわれば、いいじゃないの?』


    それを聞いて、ちょっと戸惑いました。。

    自分の味方はこの場所に居ないんだ

    ・・という現実が加わったような

    が、一方・・

    いや、簡単に引き下がらないで、ここは頑張ってみたい!と

    またまた肝っ玉が座っていくのです。

    そんな予想外の自分の行動を、当の自分が「お手上げ状態」

    自分のことを、自分が把握できて居ません。

    驚きです。。。

    彼の「諦めをすすめる」言葉に孤独感感じつつも

    当たって砕けちゃえ、っと。

    後は野となれ山となれー。

    ←日本語って、素晴らしい言葉が沢山ある


    この雰囲気に絶対負けちゃいけない!

    毅然と背筋をのばし


    (諦めてもいいんじゃない?っとささやきだした自分も居た・・)
    (様々な自分発見)

    私は、その大人しいおじさんを真っ直ぐ見た後



    もう一度、その外国人夫婦に目をむけ

    言いました。


    『私は窓側の席に予約しました。

    そこに座りたいのです。

    どうぞ、席を替わってください』
    (語学力ないのでこれしか言えない)

    ・・・・

    諦めない私を・・・

    しばし・・みつめる大人しい男性・・・

    するとその大人しい男性が

    今度は、窓側の夫婦のほうに顔を向けて

    言いました。


    『この人の席だから、あなたたちは席を替わるべきでしょう』


    え?その展開?。。

    意外にも援護射撃が来たあー!

    ちょっと驚き。

    彼が私に力を貸してくれる方向にシフトか!


    ・・すると、

    その夫婦は、け上がるようにいきり立って席を立ちました。

    怒りをぶつけるように自分達の荷物を、

    通路側の自分たちの座席に投げつけるように置き

    『このジャップが』と、ブツブツ文句っています。

    そして、ドスドスとすごい音を立てて席を移動したかと思ったら

    ドスンと思い切り背中を向けて座ります。

    顔はプイっと、通路側を向けたまま・・

    絶対こちらを向こうとしない体制。


    相当不機嫌な状態。

    通路に顔を向け、私に背中を向けたまま

    怒りの湧き上がるままに文句を吐き続けています。



    重くイヤ~な空気が漂います。

    密室の狭いコンパートメント

    あちゃ~!

    最悪。。

    イタリア人の男性も、居心地悪そうに下をむいています。

    ん~・・これは、なんとかせねば!!

    怒り狂っているその夫婦はほっておくことにして

    とりあえず、「会話」で賑やかにしなくっちゃ!

    そこで、大人しそうな男性に顔を向け

    話しかけてみました。

    すると、ビックリした顔で私を見ます。

    まさかここで(この雰囲気で)

    自分に話しかけてくることは予想していなかった風。

    かまわず、話します。

    「旅行ですか?それともお仕事ですか?」

    「どちらからいらっしゃったのですか?」

    「オストゥーニはどんなところですか?・・」

    すると男性は、穏やかにお喋りに応えてくれました。

    彼はバーリ在住のイタリア人でお仕事でオストゥーニにいくところだそうな。

    そこで私は言いました

    「私はイタリアが好きです。

    今回は一人旅で、とてもナーバスになっていました。

    イタリアに来て見たら、どの人もとても親切で温かくて、

    本当に楽しいです。

    イタリア人は・・皆さん、ほんとうに親切ですね!」

    すると、背中を向けていた外国人夫婦が、

    (皆が親切という言葉に反応したのかなあ)

    モゾモゾと動き、やっと前を向いて・・ちゃんと座りなおしました。

    そこで、勇気を出して

    (それまでのことはなんでもなかったように)

    こんどは、そのご夫婦に顔を向けて

    話し掛けてみました。

    これも、私の意識より

    私が感知しない私の中の生命力だけが先に歩いてく感じ。。

    私はその外国人夫婦に尋ねてみます。

    笑顔でまっすぐ相手を見て(がんばれ私!)

    「どちらからいらっしゃったのですか?」

    するとつっけんどんに、ぶっきらぼうに、、

      『ドイツ!』   

    一言だけでしたが・・でも、応えてくれたじゃありませんか!

    応えてくれたなら、もっと話しかけてみましょうよ!
    (勇気湧いた)

    「どちらにいかれるのですか?」


    『オストゥーニだよ』(笑顔は無いけれど怒ってない)


    「え?!私もです!!」

    「どうやってまわられるんですか?バスですか?」


    『僕たちはレンタカーを予約してあるから車でまわるんだよ』

    「へ~♪車でですか!

    いいですね~!

    車は好きなんですか?」

    すると顔つきが変わり

    目を輝かして応えてくれます!

    『大好きさ~!!』

    それからは、・・・



    車で旅をして回ったところの話しとかをしたり

    体験談や質問やら・・大盛り上がり!

    コンパートメントがお喋りや笑いに包まれています。

    すごいですよね!外国の人達って

    あんなに怒っていたのに・・

    切り替えが早いというか・・

    嫌な思いを引きずらないというか・・

    根に持たないというか・・


    だから、なんですね!納得しました!

    ここ、イタリアではよく見かけました。
    バスの中だろうが街のなかだろうがバトルって
    すごい言い合いをしてても、
    けっして険悪にならず、
    すぐに「何も無かったかのように」仲直りして
    笑顔で普通に話してたりする場面に、
    何度も遭遇していました。
    その後腐れの無さに圧倒されたけれど・・
    こんな人達(人間性)だから成立するんだ・・っと
    理解できた気がしました。


    いつの間にかコンパートメント内が和気あいあいとして

    めちゃ賑やかになって、楽しくて・・

    不思議な展開になってる。

    マンマミーア!!

    好きだな~こんな世界!

    感じたままを言い、

    考えていることをそのまま言うけれど

    誰もが根に持たない

    それはそれで、これはこれ!

    後腐れなく正直に表現する、

    そしてそれを根に持たず人格否定に繋がらない

    それって、すばらしい!!

    そんな土壌がうらやましい!









  • バーリ在住の大人しいイタリア人のおじさん。<br /><br />とっても親しげな笑顔を向けてくれました。<br /><br />貴方のおかげで救われました。<br /><br />ありがとうございました!!!

    バーリ在住の大人しいイタリア人のおじさん。

    とっても親しげな笑顔を向けてくれました。

    貴方のおかげで救われました。

    ありがとうございました!!!

  • ドイツ人ご夫婦。<br /><br />最初の出会いが散々だったのに<br /><br />こんなに打ち解けて親しくなって<br /><br />人生って一寸先はわからないものね!!←使い方がちょっと違う<br /><br />オストゥーニで下車する時も<br /><br />私の荷物を運んでくれて<br /><br />お別れするときは<br /><br />ハグハグ・・キス・・<br /><br />トラブった事が<br /><br />逆にとってもいい思い出。<br /><br />深い親しみの感情が生まれてた。<br /><br />ここでも、印象に残るいい思い出をいただきました!<br /><br />・出会いと別れの旅。別れが心に滲みる・・・(ノдー。)

    ドイツ人ご夫婦。

    最初の出会いが散々だったのに

    こんなに打ち解けて親しくなって

    人生って一寸先はわからないものね!!←使い方がちょっと違う

    オストゥーニで下車する時も

    私の荷物を運んでくれて

    お別れするときは

    ハグハグ・・キス・・

    トラブった事が

    逆にとってもいい思い出。

    深い親しみの感情が生まれてた。

    ここでも、印象に残るいい思い出をいただきました!

    ・出会いと別れの旅。別れが心に滲みる・・・(ノдー。)

  • 彼らにとって<br /><br />大声のケンカや言い合いは、コミュニケーションの一つなんですね。<br /><br />すごく体力要りそうだけど<br /><br />人生が直球で楽しそう<br /><br />本音でぶつけ合い、理解しあい、許しあい、絆を深めていく<br /><br />こんな自己確立の精神が、人と人を本当に結んで行くんだろうな<br /><br />私も今回のことで、<br /><br />ここは本音で向き合っても大丈夫なんだと<br /><br />というか<br /><br />逆に信頼が深まるんだと確信しました。

    彼らにとって

    大声のケンカや言い合いは、コミュニケーションの一つなんですね。

    すごく体力要りそうだけど

    人生が直球で楽しそう

    本音でぶつけ合い、理解しあい、許しあい、絆を深めていく

    こんな自己確立の精神が、人と人を本当に結んで行くんだろうな

    私も今回のことで、

    ここは本音で向き合っても大丈夫なんだと

    というか

    逆に信頼が深まるんだと確信しました。

  • 午後のシエスタの時間はお店も閉まっていて人もまばらとのこと。<br /><br />あらかじめシエスタが終わる時間をみての<br /><br />オストゥーニ到着です。<br /><br />白い街、オストゥーニ<br /><br />さて、どんな街でしょう~。

    午後のシエスタの時間はお店も閉まっていて人もまばらとのこと。

    あらかじめシエスタが終わる時間をみての

    オストゥーニ到着です。

    白い街、オストゥーニ

    さて、どんな街でしょう~。

  • オストゥーニは<br /><br />トロイ戦争で逃げてきたギリシャ人が<br /><br />興したとかの説があり、<br /><br />地名はギリシャ語で「新しい町」と言う意味だそうです。<br /><br /><br />鉄道駅からのバスは約10分ほどで<br /><br />オスツゥーニのここ、リベルタ広場に到着します。

    オストゥーニは

    トロイ戦争で逃げてきたギリシャ人が

    興したとかの説があり、

    地名はギリシャ語で「新しい町」と言う意味だそうです。


    鉄道駅からのバスは約10分ほどで

    オスツゥーニのここ、リベルタ広場に到着します。

  • 誰も歩いていない朝6時<br /><br />街を散歩。<br /><br /><br />朝日の当たる道路の真ん中で<br /><br />まるで自分の空間のように<br /><br /><br />にゃんこ、我が物顔に寛いでました。

    誰も歩いていない朝6時

    街を散歩。


    朝日の当たる道路の真ん中で

    まるで自分の空間のように


    にゃんこ、我が物顔に寛いでました。

  • 他の路地でも<br /><br />朝の散歩のねこちゃん、みっけ。<br /><br />早朝は、気持ちよい♪<br /><br />本当の街の姿に触れられる時間。<br /><br />早起きは三文の徳←日本語ってすごいと感じ勝手に感心してる

    他の路地でも

    朝の散歩のねこちゃん、みっけ。

    早朝は、気持ちよい♪

    本当の街の姿に触れられる時間。

    早起きは三文の徳←日本語ってすごいと感じ勝手に感心してる

  • サン・ヴィート・マルティーレ教会<br /><br /> 18世紀のもの。

    サン・ヴィート・マルティーレ教会

     18世紀のもの。

  • 大聖堂 カテドラーレです。 <br /><br />15世紀のもの。<br /><br />バラ窓も早朝の逆光のなかに・・

    大聖堂 カテドラーレです。 

    15世紀のもの。

    バラ窓も早朝の逆光のなかに・・

  • カテドラーレの内部は・・<br /><br />

    カテドラーレの内部は・・

  • 天井のフレスコ画。<br />

    天井のフレスコ画。

  • カテドラーレの外に出て来てパチリ<br /><br />左手がカテドラーレ<br /><br />正面の道路は突き当たりを左、そしてすぐを右・・と行くと<br /><br />旧市街の繁華街?その先はリベルタ広場へとつながります。

    カテドラーレの外に出て来てパチリ

    左手がカテドラーレ

    正面の道路は突き当たりを左、そしてすぐを右・・と行くと

    旧市街の繁華街?その先はリベルタ広場へとつながります。

  • PALAZZO DEL SEMINARIO<br /><br />左手の建物は神学校なんですね・・

    PALAZZO DEL SEMINARIO

    左手の建物は神学校なんですね・・

  • カテドラーレの前の広場<br /><br />右手にはお洒落なオープンカフェ<br /><br />早朝の今は人が居ませんが<br /><br />大変賑わうカフェテリアです。

    カテドラーレの前の広場

    右手にはお洒落なオープンカフェ

    早朝の今は人が居ませんが

    大変賑わうカフェテリアです。

  • 古い歴史の建物、神学校の建物のパンフ貰いました。

    古い歴史の建物、神学校の建物のパンフ貰いました。

  • カテドラーレの前の広場を行き、<br /><br />オープンカフェを通り過ぎた右手の路地<br /><br />いきなり、向うに広がるパノラマ<br /><br />アドリア海と一面のオリーブ畑

    カテドラーレの前の広場を行き、

    オープンカフェを通り過ぎた右手の路地

    いきなり、向うに広がるパノラマ

    アドリア海と一面のオリーブ畑

  • おはよう!白猫さん!<br /><br />この路地の左手の白い家の小窓から<br /><br />体を半分乗り出して、朝の空気を楽しんでいるかのよう。<br /><br /><br />貴婦人のような真っ白な美猫・・<br /><br />白い街のオストゥー二に、良く似合っていました

    おはよう!白猫さん!

    この路地の左手の白い家の小窓から

    体を半分乗り出して、朝の空気を楽しんでいるかのよう。


    貴婦人のような真っ白な美猫・・

    白い街のオストゥー二に、良く似合っていました

  • 気品を感じる猫ちゃんです。

    気品を感じる猫ちゃんです。

  • 猫ちゃんは、毎朝、この景色を眺めているのかしら?。<br /><br />素敵な生活<br /><br />猫ちゃんたちにも生まれ持った運命があるのだと思うと<br /><br />複雑な思いが。。。

    猫ちゃんは、毎朝、この景色を眺めているのかしら?。

    素敵な生活

    猫ちゃんたちにも生まれ持った運命があるのだと思うと

    複雑な思いが。。。

  • ほぼすべての建物が石灰石でつくられていて<br /><br />街が乳白色に見えます。<br /><br />それが、快晴の真っ青な空を背景に<br /><br />日の光が反射すると・・<br />       <br />一段と白さを増して輝きを放ちます。<br /><br />

    ほぼすべての建物が石灰石でつくられていて

    街が乳白色に見えます。

    それが、快晴の真っ青な空を背景に

    日の光が反射すると・・
           
    一段と白さを増して輝きを放ちます。

  • おはようございます!<br /><br />お洗濯ものを干しているおばあちゃんにご挨拶。<br /><br />お写真撮ってもいいですか?っと聞いたら<br /><br />お化粧してないから恥ずかしいけど、いいわよ~って、

    おはようございます!

    お洗濯ものを干しているおばあちゃんにご挨拶。

    お写真撮ってもいいですか?っと聞いたら

    お化粧してないから恥ずかしいけど、いいわよ~って、

  • もう、綺麗に干された洗濯物が・・・<br /><br />イタリアの女性は、すっごく働き者の気がする。

    もう、綺麗に干された洗濯物が・・・

    イタリアの女性は、すっごく働き者の気がする。

  • こんなところにも・・お洗濯物が干されています。<br /><br />でも、なぜかみっともなくない。<br /><br />むしろ風情を感じる不思議

    こんなところにも・・お洗濯物が干されています。

    でも、なぜかみっともなくない。

    むしろ風情を感じる不思議

  • 路地を見るとついつい探検してみたくなる<br /><br />そんな街。<br /><br />どこに出ても、なぜか落ち着いているし、調和がある風情

    路地を見るとついつい探検してみたくなる

    そんな街。

    どこに出ても、なぜか落ち着いているし、調和がある風情

  • 道は 住宅やレストランやお店にいきなり繋がってたりして。<br /><br />白い階段や道端に置かれた観葉植物などがあると<br /><br />空の青や壁の白さが背景になって<br /><br />さらに美しい絵葉書のように美しく見える。<br /><br />手入れの行き届いた街は、歩いていても落ち着きます。

    道は 住宅やレストランやお店にいきなり繋がってたりして。

    白い階段や道端に置かれた観葉植物などがあると

    空の青や壁の白さが背景になって

    さらに美しい絵葉書のように美しく見える。

    手入れの行き届いた街は、歩いていても落ち着きます。

  • おされ~♪

    おされ~♪

  • 今朝見た白猫ちゃんだわ!!<br /><br />優雅に気品を漂わせて来訪者をガラス越しに見ている ^ - ^<br /><br />猫ちゃんの世界でも、<br /><br />人と同じようにいろいな会話が交わされているのかしら<br /><br /><br />なにやら語りかけている風の、のらちゃん?<br /><br />鳴いたりうろうろ動き回ったり、色々な仕草をくりかえしてるよ・・<br /><br />どうも毎日、こうして日参するのが恒例の様ですが。。<br /><br /><br />白い猫ちゃんは身動きすることなくおすまし顔。<br /><br /><br />そう、それは・・そこはかとなく漂うブルジョアの気位の高い貴婦人のよう・・<br /><br />猫ちゃんの世界にも、ドラマがあるのねきっと。。<br /><br />彼の恋心は果たして叶うのか・・・<br />

    今朝見た白猫ちゃんだわ!!

    優雅に気品を漂わせて来訪者をガラス越しに見ている ^ - ^

    猫ちゃんの世界でも、

    人と同じようにいろいな会話が交わされているのかしら


    なにやら語りかけている風の、のらちゃん?

    鳴いたりうろうろ動き回ったり、色々な仕草をくりかえしてるよ・・

    どうも毎日、こうして日参するのが恒例の様ですが。。


    白い猫ちゃんは身動きすることなくおすまし顔。


    そう、それは・・そこはかとなく漂うブルジョアの気位の高い貴婦人のよう・・

    猫ちゃんの世界にも、ドラマがあるのねきっと。。

    彼の恋心は果たして叶うのか・・・

  • 空の蒼と壁の白と明るい日差し<br /><br />絵の中に紛れ込んだような空間。<br />

    空の蒼と壁の白と明るい日差し

    絵の中に紛れ込んだような空間。

  • こんな階段を上がっていくのも<br /><br />楽しい、楽しい

    こんな階段を上がっていくのも

    楽しい、楽しい

  • のどかな幸せ時間

    のどかな幸せ時間

  • どうする?<br /><br />ここ、行ってみる??

    どうする?

    ここ、行ってみる??

  •  街の中は、まさに迷路<br /><br />複雑な空間になって居るけれど、<br /><br />知らない道がいきなり、知った道につながっていたり<br /><br />小さな街だけに・・脳内地図が<br /><br />シナプスが繋がるような感覚で出来上がって行く<br />

     街の中は、まさに迷路

    複雑な空間になって居るけれど、

    知らない道がいきなり、知った道につながっていたり

    小さな街だけに・・脳内地図が

    シナプスが繋がるような感覚で出来上がって行く

  • 迷路のように続く路地<br /><br />敵の侵入から守る為だったとか<br /><br />行き当たりばったり出歩いていたら・・・<br />

    迷路のように続く路地

    敵の侵入から守る為だったとか

    行き当たりばったり出歩いていたら・・・

  • 急に視界が開けました♪<br /><br />旧市街の外周、オロンツォ・クゥアランタ大通りです。

    急に視界が開けました♪

    旧市街の外周、オロンツォ・クゥアランタ大通りです。

  • 外から見ると<br /><br />お城のようにみえます<br /><br />オストゥーニの旧市街

    外から見ると

    お城のようにみえます

    オストゥーニの旧市街

  • 遊歩道をのんびり歩きます。<br /><br /><br />白い要塞、オストゥーニ

    遊歩道をのんびり歩きます。


    白い要塞、オストゥーニ

  • 旧市街の街の中も楽しいけれど<br /><br />旧市街の外周をのんびり遊歩道沿いに歩くと・・<br /><br />オストゥーニの堂々とした白い要塞の街が<br /><br />更にインパクトを持って迫ってきます。

    旧市街の街の中も楽しいけれど

    旧市街の外周をのんびり遊歩道沿いに歩くと・・

    オストゥーニの堂々とした白い要塞の街が

    更にインパクトを持って迫ってきます。

  • 旧市街の下の道から見上げてみると・・こんな感じ

    旧市街の下の道から見上げてみると・・こんな感じ

  • 新市街から旧市街の丘を望むと・・こんな感じ

    新市街から旧市街の丘を望むと・・こんな感じ

  • さて、旧市街の中心<br /><br />カテドラーレに向って歩く途中の道<br /><br />ここはお土産屋さんやバール、レストランなどなど<br /><br />沢山の観光客で賑わっています。

    さて、旧市街の中心

    カテドラーレに向って歩く途中の道

    ここはお土産屋さんやバール、レストランなどなど

    沢山の観光客で賑わっています。

  • 「あなたは、今この辺を歩いているのよ?」<br /><br />と、教えてくれた女性

    「あなたは、今この辺を歩いているのよ?」

    と、教えてくれた女性

  • リベルタ広場にそびえ立つ塔<br /><br />守護聖人サントロンツオの円柱です。

    リベルタ広場にそびえ立つ塔

    守護聖人サントロンツオの円柱です。

  • リベルタ広場の手前、新市街の<br /><br />オープンカフェでお茶。

    リベルタ広場の手前、新市街の

    オープンカフェでお茶。

  • この下に降りていくと<br /><br />そこにも広場とオープンカフェ。

    この下に降りていくと

    そこにも広場とオープンカフェ。

  • 新市街のほうも散策しま~す。

    新市街のほうも散策しま~す。

  • ちょっと上がってみると<br /><br />サンロレンツォの塔の向こうに<br /><br />旧市街の白い要塞が・・

    ちょっと上がってみると

    サンロレンツォの塔の向こうに

    旧市街の白い要塞が・・

  • 新市街に入っていくところにあった水のみ場

    新市街に入っていくところにあった水のみ場

  • 新市街の坂道から

    新市街の坂道から

  • 細い路地の階段を登ってみたら<br /><br />そこにも路地が・・<br /><br />でも、白い壁ではなくてどちらかというとちょっと薄い茶系

    細い路地の階段を登ってみたら

    そこにも路地が・・

    でも、白い壁ではなくてどちらかというとちょっと薄い茶系

  • 外壁は古い歴史を感じる建築物のようだったけれど<br /><br />階段を上がってたどり着いたら・・<br /><br />中は空洞で<br /><br />アーチの一つに組み込まれた建てものは<br /><br />人気の無い郵便局でした。

    外壁は古い歴史を感じる建築物のようだったけれど

    階段を上がってたどり着いたら・・

    中は空洞で

    アーチの一つに組み込まれた建てものは

    人気の無い郵便局でした。

  • 新市街を走る観光用の三輪車

    新市街を走る観光用の三輪車

  • 細い道路では<br /><br />三輪車が活躍しているんですね

    細い道路では

    三輪車が活躍しているんですね

  • リベルタ広場<br /><br />市庁舎とサン・フランチェスコ・ダッシジ教会が並んでいます。<br />

    リベルタ広場

    市庁舎とサン・フランチェスコ・ダッシジ教会が並んでいます。

  • 早朝、これからオストゥーニの駅までバスに乗り<br /><br />列車に乗って、<br /><br />バーリで一旦乗換えて<br /><br />アルベロベロまで向います。<br /><br />バス停はどこなのでしょうか?<br /><br />探してもよくわかりません。<br /><br />バスの切符を、(右手、白いテントの)タバッキで買いながら<br /><br />どこでバスを待てばいいのかたずねました。。<br /><br />そこのおじさん、無愛想に「店の前当たりで待てばいいよ」・・っと。<br /><br />でも、<br /><br />バスは8時15分に来る予定なんだけど<br /><br />20分になっても・・こない。<br /><br />「おじさん、バスってよく遅れるの?<br /><br />私は9時の列車に乗らなくちゃ行けないの。<br /><br />大丈夫かしら?<br /><br />タクシーで駅までいったほうがいいかしら?」<br /><br />するとおじさん、『大丈夫、すぐ来るさ』・・<br /><br />不安なまま、この横断歩道の当たりでバスを待ちます。<br /><br />すると、あの無愛想なおじさんが、<br /><br />それでもバスを心配してくれている様子。<br /><br />店の前をウロウロしたり、<br /><br />お店を出たり入ったりしてバスの来る方向を見てくれている(笑)<br /><br />そのうち「お爺ちゃん軍団」が<br /><br />「井戸端会議」よろしく<br /><br />タバッキの前でワイワイ集まってにぎやかだわー。笑。<br /><br />男の井戸端会議、イタリアの風物詩だわー。<br /><br />ところで・・・<br /><br />もう時間は8時半・・焦る・・<br /><br />

    早朝、これからオストゥーニの駅までバスに乗り

    列車に乗って、

    バーリで一旦乗換えて

    アルベロベロまで向います。

    バス停はどこなのでしょうか?

    探してもよくわかりません。

    バスの切符を、(右手、白いテントの)タバッキで買いながら

    どこでバスを待てばいいのかたずねました。。

    そこのおじさん、無愛想に「店の前当たりで待てばいいよ」・・っと。

    でも、

    バスは8時15分に来る予定なんだけど

    20分になっても・・こない。

    「おじさん、バスってよく遅れるの?

    私は9時の列車に乗らなくちゃ行けないの。

    大丈夫かしら?

    タクシーで駅までいったほうがいいかしら?」

    するとおじさん、『大丈夫、すぐ来るさ』・・

    不安なまま、この横断歩道の当たりでバスを待ちます。

    すると、あの無愛想なおじさんが、

    それでもバスを心配してくれている様子。

    店の前をウロウロしたり、

    お店を出たり入ったりしてバスの来る方向を見てくれている(笑)

    そのうち「お爺ちゃん軍団」が

    「井戸端会議」よろしく

    タバッキの前でワイワイ集まってにぎやかだわー。笑。

    男の井戸端会議、イタリアの風物詩だわー。

    ところで・・・

    もう時間は8時半・・焦る・・

  • すると井戸端会議のおじいちゃん達が<br /><br />私に言った<br /><br />『駅までは10分だから、間にあうさ、心配ないよ!』<br /><br />・・え?・・<br /><br />何故に<br /><br />いつの間に<br /><br />私の事情を、貴方達がご存知なんでしょう????<br /><br />すごい!おじいちゃん達の伝達力<br />すでに、井戸端会議の話題になってたか・・<br /><br />バスがやっと来たよ~~~!<br /><br />その時間になったら、バスを待っている人達が6人くらいに膨らんでいた。<br /><br />井戸端会議のボス的おじいちゃんが<br /><br />停まったバスに片足をかけて運転手に叫んだよ<br /><br />『この女性を一番先に乗せてやってくれ!、ずっと待っていたんだからさ!』<br /><br />そして、そのおじいちゃん<br /><br />私に、それまでにこりともしなかったのに、、<br /><br /><br />満面の笑みで<br /><br />『乗んなさい!電車に間に合うよ!よかったね!』って言ってる<br /><br />そしてその向うでお爺ちゃん軍団も笑顔で手を振ってる<br /><br /><br /><br />さらに向うでは、あのタバッキの無愛想なおじさんも、笑顔で手を振っていた!<br /><br />あ~・・なんて、素敵な人達!!!<br /><br />ありがとう!!オストゥーニ!!!

    すると井戸端会議のおじいちゃん達が

    私に言った

    『駅までは10分だから、間にあうさ、心配ないよ!』

    ・・え?・・

    何故に

    いつの間に

    私の事情を、貴方達がご存知なんでしょう????

    すごい!おじいちゃん達の伝達力
    すでに、井戸端会議の話題になってたか・・

    バスがやっと来たよ~~~!

    その時間になったら、バスを待っている人達が6人くらいに膨らんでいた。

    井戸端会議のボス的おじいちゃんが

    停まったバスに片足をかけて運転手に叫んだよ

    『この女性を一番先に乗せてやってくれ!、ずっと待っていたんだからさ!』

    そして、そのおじいちゃん

    私に、それまでにこりともしなかったのに、、


    満面の笑みで

    『乗んなさい!電車に間に合うよ!よかったね!』って言ってる

    そしてその向うでお爺ちゃん軍団も笑顔で手を振ってる



    さらに向うでは、あのタバッキの無愛想なおじさんも、笑顔で手を振っていた!

    あ~・・なんて、素敵な人達!!!

    ありがとう!!オストゥーニ!!!

  • お爺ちゃん軍団に手を振って見送ってもらい<br /><br />バスは無事、発車です。

    お爺ちゃん軍団に手を振って見送ってもらい

    バスは無事、発車です。

  • 車内で<br /><br />バスが揺れた時<br /><br />私のスーツケースが倒れて横滑りしていっちゃった。<br /><br />あまりバスが揺れるから、なかなかスーツケースを元に戻せない・・

    車内で

    バスが揺れた時

    私のスーツケースが倒れて横滑りしていっちゃった。

    あまりバスが揺れるから、なかなかスーツケースを元に戻せない・・

  • すると、オストゥーニのバス停で一緒だった背の高い若い男の子が<br /><br />後ろの席のほうからわざわざ席を立って来てくれて<br /><br />私のスーツケースを笑顔で私の席に戻してくれました。<br /><br />ああ・・なんて親切な人達ばかりなんでしょう!!!

    すると、オストゥーニのバス停で一緒だった背の高い若い男の子が

    後ろの席のほうからわざわざ席を立って来てくれて

    私のスーツケースを笑顔で私の席に戻してくれました。

    ああ・・なんて親切な人達ばかりなんでしょう!!!

  • 無事、駅に着きました!<br /><br />その青年は、サッと私のスーツケースを外に運んでくれて・・<br /><br />すーっと居なくなってしまいました。<br /><br />あれ?彼はどこまで行くのかな?<br /><br />ってもう、見当たらないし・・<br /><br />ちゃんとお礼を言いたかったのに残念。<br /><br />そしてこの後・・<br /><br />再び、指定席問題やら電車トラブルやらで<br /><br />盛りだくさんの1日になることも知らず・・<br /><br />ネット予約で安く手配できたフレッチャロッソの1等車に<br /><br />元気で乗りんだのでした・・<br /><br /><br />次は一難去ってまた一難、指定席に先客&amp;電車トラブル<br />【17】オストゥーニから車中http://4travel.jp/travelogue/10932735<br />

    無事、駅に着きました!

    その青年は、サッと私のスーツケースを外に運んでくれて・・

    すーっと居なくなってしまいました。

    あれ?彼はどこまで行くのかな?

    ってもう、見当たらないし・・

    ちゃんとお礼を言いたかったのに残念。

    そしてこの後・・

    再び、指定席問題やら電車トラブルやらで

    盛りだくさんの1日になることも知らず・・

    ネット予約で安く手配できたフレッチャロッソの1等車に

    元気で乗りんだのでした・・


    次は一難去ってまた一難、指定席に先客&電車トラブル
    【17】オストゥーニから車中http://4travel.jp/travelogue/10932735

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この旅行記へのコメント (12)

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  • salaさん 2015/03/01 14:34:37
    素晴らしい!!
    キャッツアイさん、

    いつも私の旅行記を読んでくださってありがとうございます。

    ここのところ時間がなくてなかなかキャッツアイさんの旅行記を読むことができませんでしたが、久しぶりにこちらの旅行記を読ませていただきました。

    あっぱれ!!です。座席のことでのやり取り・・・確かに本来なら当然のことですが、なにかと日本人は遠慮するくせがあり、キャッツアイさんの勇気に敬意を表しますね。その後の対処も素晴らしかったです。なかなかできません!

    私も実はイギリスで弟が駐在していたマンチェスターからロンドンに帰る列車でコンパートメントではありませんでしたが、我々の席に老夫婦がお座りになっており・・・一瞬たじろぎました。どうしようかと迷いましたが、娘二人はまだ小・中学生だったので切符を見せてここは私たちの席だと言って変わってもらいました。老夫婦は指定席を取っていたのかどうかわかりませんが、その後空いている席に離れて座ったのでちょっと心が痛みましたけど、結構ロンドンまで時間もかかったので仕方ないかと・・・。

    キャッツアイさんが旅先でものすごい勇気をふるって話しかけていらっしゃるのを読んで感心します。私にはできません!!言葉の壁結構厚いです。イタリア語があまり〜と書いていらっしゃるけど立派に会話が成立しているじゃないですか。私などロシアではスパシーバ・・・フィンランドではキートスという「ありがとう。」しか現地語を発しませんでした(^-^;

    これからまた楽しみに続きを読ませていただきます。

    sala
  • たらよろさん 2014/10/21 12:40:14
    こんな猫見たこと無いわ
    こんにちは、キャッツアイ様。

    表紙のお写真の猫・・・・
    窓から顔を突き出して、
    外で何があるのかな????

    こんなニャンコを見たこと無いからすごく可愛い〜〜って♪
    もこもこ具合も優雅で素敵なニャンコだわ♪

      たらよろ
  • pedaruさん 2014/09/22 06:00:20
    魔法使い?
    キャッツアイさん お早うございます。

    コンパートメントでの座席トラブル、敢然と主張したキャッツアイさんに賛辞をおくりますが、凄いのは 敵を我がたなごころの上で遊ばせてしまうその才能には驚嘆しています。
    こんな人が日本にいたとは・・・相手が外国人だからできることですか?・・・日本でも同じですか?   キャッツアイさんはきっと魔法使いに違いない、と、占い師pedaruは思うのです。(預言者は辞めました。)

    pedaru
  • noelさん 2014/09/21 00:13:39
    いつもありがとうございます。
    キャッツアイさん

    今回も私の旅行記へのご訪問と、投票をいただきありがとうございます。
    私の旅行は短い期間ですが、その中でキャッツアイさんの訪れた所と
    共通しているので、ちょっと嬉しくもあり、恥ずかしくもありです。

    しかも2カ月半という長い期間、たった一人というのは頭が下がります。
    そして現地の人たちとの様々な触れ合いが、羨ましいです。
    まさに旅の醍醐味ですね。

    しかも今回のコンパートメントでの出来事には吃驚。
    他の方々も絶賛されてましたね〜。

    ・・とそこで自分だったら、と思うと自信ありません。
    ・・・っていうか、

    おととしトルコの国内線で移動の際、私の席に別の男性が既に座っていました。
    時間が短かったのもありますが、トラブルを回避したいという日本人特有の感情で、隣の席に座りました。

    しかも相手は、「この席ですか?」
    と言ってくれたのに、「大丈夫。こっちでいいです。」
    と言ってしまいました。

    悪い人ではなかったようなので、その後上空からの写真を
    撮ってもらったりしましたが、キャッツアイさんの勇姿に、反省しました。

    やっぱり日本人としての誇りをもって、今後似たようなことがあったら、毅然とした態度で示したいです。

    ただキャッツアイさんが凄いのは、その方と仲良くなることができる事です。
    これはなかなかできません。
    悪いイメージを持たれたまま分かれるのは、やっぱり誰しも嫌ですし。
    本当に私も見習いたいと思います。

    他の旅行記も拝見してますが、結果的にキャッツアイさんは、かなり思慮深く行動されているんだなぁ〜と感心してます。
    だからこそ長期間一人旅ができるのでしょう。
    旅行記自体はとても面白く書かれているので、ついつい見過ごしそうですが、今後の参考にさせていただきたいです。

    いつも楽しい旅行記、ありがとうございます。

    どうぞ今後ともよろしくお願いします。

    noel
  • めておら☆さん 2014/09/20 15:11:52
    胸がスッとした!
    キャッツアイさん、BRAVA!!!
    しっかり日本人の誇りを守り抜いたね。カッコイイです!

    イタリアにいると、親切な人がたくさんいる反面、やはりアジア人差別
    を感じてしまうシーンもありますね。でも、私もいつも「なめられて
    たまるかぁ!」と気を引き締めます(というかほぼ空元気に近いけど)

    でも、キャッツアイさんのすごいところは初対面の人でも瞬時に
    心を解きほぐしてしまうところだよね〜〜。きっとキャッツアイさん
    しか持ち合わせない魅力があるんだろうなぁ。

    白い街オストゥーニ、いいですね。まだ行ってないので私も行きたい!

    めておら☆
  • マリアンヌさん 2014/09/20 12:22:46
    お見事!
    こんにちわ。キャッツアイさん。

    列車の席のやりとり、立派ですね!
    でももしかしたら私も言ってしまうかも…
    (イタリア語少し勉強してますが、英語しゃべれないから主張
     できないか!笑)
    ただそのあと、仲直りはなかなかできませんよね。
    あっぱれです。

    オストゥーニ、私も訪れました。
    懐かしく拝見させて。いただきました。
    今、ちょうど塩野七美の「ローマ亡き後の地中海世界」を読んでます。
    南イタリアはサラセンに蹂躙しつくされて内陸の鷲巣村、城壁が立派
    なんでしょうね。
    イトリアの白き村々、美しいですよね。

    マリアンヌ
  • duc teruさん 2014/09/19 21:37:04
    頑張ってますね〜
    キャッツアイさん

    ハラハラしながら拝見しました、良かったですね、ドイツ野郎を可愛いドイツおじいちゃんにしてしまって、私にはきっとできなかっただろうな。

    土地、土地での人との触れ合いが素晴らしいですね、感動です。

    又お邪魔します。

    duc teru
  • again20さん 2014/09/19 20:21:48
    コンパートメントでの出来事
    コンパートメントでの出来事、

    日本人に、こういう倫理観のない人はいません(もしかしたら
    いるのかも知れないけれど、一般的には、日本人にはいません)。


    だから、キャッツアイさんのとった行動、
    われわれ日本人の倫理観で言えば許せない態度をとったその外国人に、
    あなたは間違っていると言ったキャッツアイさんの行動に、
    200パーセント掛け値なし全面的に共感の拍手。


    キャッツアイさんガンバレ!と何度も声援を送る。


    と同時に、イタリアを愛してやまないキャッツアイさんの
    旅のいちページ(コンパートメントの相手とは笑顔で過ごすのが、
    電車での旅の長い時間を楽しいものにする秘訣なんですよね)が、
    悲惨ないちページになってしまうかも知れない、
    と思ったらヒヤヒヤ、オタオタ。


    そのあとの展開がスゴイ(スゴイという言葉はこういう時に使うのでしょう)、


    なんとなんと、ドイツ人夫妻がキャッツアイさんのカメラに向かって
    満面の笑み!



    キャッツアイさん、あなたのどこからそんなストーリー展開が
    読めるのでしょう。



    キャッツアイさんも言っています、日本語には素晴らしい言葉があると・・・。



    私もひとつ知っています。



    そんな時のキャッツアイさんがとった行動は、



    「あっぱれ!」



    again20

  • ももんがあまんさん 2014/09/19 11:43:30
    白い迷宮の街・・・
     こんにちは、キャッツアイさん。

     白い町「オストゥーニ」、懐かしい風景でした、ワタクシが行った2003年ころは、まだまだ、あまり知られていなかった町ですけど、最近は、この町の「旅行記」も増えて、なんとなく嬉しいです・・・まあ、まだまだ「マイナー」な町ではありますけど。

     塩野七生さんの「ローマ無き後の地中海世界」と言う本を読むと、南イタリアから南フランスへかけての海沿いの地帯は、8世紀ころから19世紀のナポレオンのエジプト遠征の時代まで、約1000年、サラセン(イスラム)の海賊に荒らされて、大きな城砦都市以外は、殆ど、無人の土地だったのだとか・・・・「鷲の巣村」と言って、山奥や高台の、海から離れたところに村が在るのは、海賊から逃げる為で、そんな時代の名残なのだとか・・・多分、「オストゥーニ」の、まるで城砦のような町の造りも、内部の迷宮のような通路も、海賊と戦う為のモノだったのでしょうね・・・・そう思って見ると、今の平和で観光客に喜ばれている、長閑で美しい村も、蜃気楼を見ているような、そんな気になります・・・・是非もう一度、行ってみたい町ですね。

                          by ももんがあまん
  • liberty-libertyさん 2014/09/19 10:55:05
    感動しました(*^^*)
    初めまして(^o^)

    私は海外一人旅初心者で
    女性、一人旅、というタイトルを見かけたら
    皆さんどの様に旅を楽しまれているのかなぁ〜♪と
    参考のためにじっくり読ませて頂くのですが……

    キャッツアイさんのこちらの旅行記
    色んな意味で感動しました(*^^*)

    旅で知るのは
    何より自分の知らない自分なのかもですね(^^)

    私も、これからもっと旅に出よう♪
    朝からそんな清々しい気持ちになれました(^o^)
    有り難うございました〜(*≧∀≦*)

    liberty-liberty
  • peroさん 2014/09/19 08:46:05
    さすがです!
    キャッツアイさん おはようございます!

    今回の旅行記も楽しく拝見させていただきました!
    それにしても本当に、すばらしい!
    コミュニケーション能力の高さに尊敬します。
    言いたいことは伝えて、その後は和やかに談笑…。(ドイツ人は特にその傾向があるそうですね。)

    どういう旅にするかは自分次第なんですね。日本人だからってさっ!とプリプリ日本語で怒って終わりの私には目から鱗でした(^^;;

    次の旅は、私もキャッツアイ方式?(いいネーミングでしょ(^^;;)にチャレンジしたい!

    あ、その前に私の場合は語学力つけなきゃ(T ^ T)

    pero
  • ko-nomoriさん 2014/09/18 23:02:43
    偉すぎです。
    キャッツアイさん、今晩は。

    指定席トラブル、大変でしたね。またそのフォローの良さに恐れ入ります。
    コンパートメントはなかなか厄介で、あまり馴染めません。空いていればまだ良いのですが、混雑していると困ってしまいます。
    それでは。

       ko-nomori

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