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オストゥーニからブリンディジの町へ向かう前に、どうしても立ち寄りたいところが2つありました。<br /><br />1つは、ブリンディジ空港から1kmほどのところにある”サンタ・マリア・デル・カザーレ教会”。<br />幾何学模様の珍しいファサードと、内部を飾る14世紀のフレスコ画が美しい教会です。<br /><br />そしてもう1つは、ブリンディジの町と入り江を挟んで対岸にある、”水兵の記念碑”。<br />海を臨む53mの塔の上からは、アドリア海の絶景が見られるんです。<br /><br />1日で3つの町をめぐるこの日のスケジュールもかなりタイトでしたが、どうしても外せなかった、この2つの寄り道。<br />あたふたと回りましたが、どちらも素晴らしく、記憶に刻むのに十分なインパクトでした。<br /><br />1日目 5/12 成田空港→ローマ・フィウミチーノ空港→バーリ・パレーゼ空港<br />□2日目 5/13 バーリ・パレーゼ空港(レンタカー借出)→カステッラーナ・グロッテ→ポリニャーノ・ア・マーレ→モノーポリ <br />□3日目 5/14 モノーポリ→ロコロトンド→マルティーナ・フランカ→チステルニーノ<br />■4日目 5/15 チステルニーノ→オストゥーニ→ブリンディジ→レッチェ<br />□5日目 5/16 レッチェ→オートラント→ガッリーポリ→レッチェ<br />□6日目 5/17 レッチェ→ターラント→アルタムーラ<br />□7日目 5/18 アルタムーラ→カステル・デル・モンテ→バーリ・パレーゼ空港(レンタカー返却)→バーリ<br />□8日目 5/19 バーリ<br />□9日目 5/20 バーリ・パレーゼ空港→ローマ・フィウミチーノ空港→成田空港

プーリア・レンタカーの旅2017【10】 ブリンディジ(寄り道編) 外は幾何学模様、中は美しいフレスコ画の”サンタ・マリア・デル・カザーレ教会”とアドリア海の絶景を臨む”水兵の記念碑”

51いいね!

2017/05/15 - 2017/05/15

2位(同エリア298件中)

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59

めておら☆

めておら☆さん

オストゥーニからブリンディジの町へ向かう前に、どうしても立ち寄りたいところが2つありました。

1つは、ブリンディジ空港から1kmほどのところにある”サンタ・マリア・デル・カザーレ教会”。
幾何学模様の珍しいファサードと、内部を飾る14世紀のフレスコ画が美しい教会です。

そしてもう1つは、ブリンディジの町と入り江を挟んで対岸にある、”水兵の記念碑”。
海を臨む53mの塔の上からは、アドリア海の絶景が見られるんです。

1日で3つの町をめぐるこの日のスケジュールもかなりタイトでしたが、どうしても外せなかった、この2つの寄り道。
あたふたと回りましたが、どちらも素晴らしく、記憶に刻むのに十分なインパクトでした。

1日目 5/12 成田空港→ローマ・フィウミチーノ空港→バーリ・パレーゼ空港
□2日目 5/13 バーリ・パレーゼ空港(レンタカー借出)→カステッラーナ・グロッテ→ポリニャーノ・ア・マーレ→モノーポリ 
□3日目 5/14 モノーポリ→ロコロトンド→マルティーナ・フランカ→チステルニーノ
■4日目 5/15 チステルニーノ→オストゥーニ→ブリンディジ→レッチェ
□5日目 5/16 レッチェ→オートラント→ガッリーポリ→レッチェ
□6日目 5/17 レッチェ→ターラント→アルタムーラ
□7日目 5/18 アルタムーラ→カステル・デル・モンテ→バーリ・パレーゼ空港(レンタカー返却)→バーリ
□8日目 5/19 バーリ
□9日目 5/20 バーリ・パレーゼ空港→ローマ・フィウミチーノ空港→成田空港

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
旅行の手配内容
個別手配

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  • 4日目 5/15(月)<br />「白い迷宮を散策した後は、2万5千年前の妊婦のガイコツと対面!」編のつづき<br />→ http://4travel.jp/travelogue/11261224<br /><br />オストゥーニから、次の町ブリンディジ(Brindisi)へ向けて出発・・・<br />でも、いきなり渋滞にハマる(汗)<br /><br />

    4日目 5/15(月)
    「白い迷宮を散策した後は、2万5千年前の妊婦のガイコツと対面!」編のつづき
    http://4travel.jp/travelogue/11261224

    オストゥーニから、次の町ブリンディジ(Brindisi)へ向けて出発・・・
    でも、いきなり渋滞にハマる(汗)

  • なんとか渋滞から抜け、のどかな郊外の道を行く。<br />オストゥーニからブリンディジまでは40分ほどのドライブですが、ブリンディジの町へ向う前に、立ち寄りたいところが2つありました。<br /><br />1つは、ブリンディジ空港から1kmほどのところにある”サンタ・マリア・デル・カザーレ教会(Chiesa di Santa Maria del Casale)”。<br />幾何学模様の珍しいファサードを持つだけでなく、内部が14世紀の美しいフレスコ画で飾られているというのです。こりゃ必見だぁ♪<br /><br />そしてもう1つは、ブリンディジの町と入り江を挟んで対岸にある、”水兵の記念碑(Monumento al Marinaio)”。<br />海を臨む53mの塔の上からは、アドリア海の絶景が見られるというのです。これも必見だぁ♪

    なんとか渋滞から抜け、のどかな郊外の道を行く。
    オストゥーニからブリンディジまでは40分ほどのドライブですが、ブリンディジの町へ向う前に、立ち寄りたいところが2つありました。

    1つは、ブリンディジ空港から1kmほどのところにある”サンタ・マリア・デル・カザーレ教会(Chiesa di Santa Maria del Casale)”。
    幾何学模様の珍しいファサードを持つだけでなく、内部が14世紀の美しいフレスコ画で飾られているというのです。こりゃ必見だぁ♪

    そしてもう1つは、ブリンディジの町と入り江を挟んで対岸にある、”水兵の記念碑(Monumento al Marinaio)”。
    海を臨む53mの塔の上からは、アドリア海の絶景が見られるというのです。これも必見だぁ♪

  • そしてアドリア海沿いの国道を快走。ついつい飛ばしすぎちゃうのが悪いクセ。

    そしてアドリア海沿いの国道を快走。ついつい飛ばしすぎちゃうのが悪いクセ。

  • サンタ・マリア・デル・カザーレ教会は、ホントに空港のすぐ近く。<br />農地などが広がるちょっと辺鄙なところに、ポツンとあります。

    サンタ・マリア・デル・カザーレ教会は、ホントに空港のすぐ近く。
    農地などが広がるちょっと辺鄙なところに、ポツンとあります。

  • 11:10 教会に到着しました。<br /><br />教会の左側面から北に伸びる通りにみなさん路駐してたので、私もそこに停めました。

    11:10 教会に到着しました。

    教会の左側面から北に伸びる通りにみなさん路駐してたので、私もそこに停めました。

  • これが、サンタ・マリア・デル・カザーレ教会です!<br /><br />この外観を見ただけで、「わぁ~」って感嘆の声が漏れる。

    これが、サンタ・マリア・デル・カザーレ教会です!

    この外観を見ただけで、「わぁ~」って感嘆の声が漏れる。

    サンタ マリア デル カサーレ教会 寺院・教会

  • なんだろう、この幾何学模様のファサード。見たことな~い!<br /><br />ロマネスク様式からゴシック様式への変還期である13世紀末期に建てられた教会で、両様式の風合いを残す典型的な例とされており、1875年には国の記念物に指定されています。

    なんだろう、この幾何学模様のファサード。見たことな~い!

    ロマネスク様式からゴシック様式への変還期である13世紀末期に建てられた教会で、両様式の風合いを残す典型的な例とされており、1875年には国の記念物に指定されています。

  • カルパーロと呼ばれるベージュの石灰石と白い石のコントラスト。切石積みでこの模様を作り出しているというのでオドロキ!<br />入口から張り出した屋根も天蓋のようで素敵です。

    カルパーロと呼ばれるベージュの石灰石と白い石のコントラスト。切石積みでこの模様を作り出しているというのでオドロキ!
    入口から張り出した屋根も天蓋のようで素敵です。

  • 中に入ってもオドロキ!<br />壁のあちこちに古いビザンチンのフレスコ画が残っています。これ、かつては全面フレスコ画で埋め尽くされてたのかな?

    中に入ってもオドロキ!
    壁のあちこちに古いビザンチンのフレスコ画が残っています。これ、かつては全面フレスコ画で埋め尽くされてたのかな?

  • 内部の構造は単身廊式でラテン十字の形をしています。正面に主祭壇、その両脇に翼廊があります。<br />木造の天井が雰囲気にとてもマッチしてます。

    内部の構造は単身廊式でラテン十字の形をしています。正面に主祭壇、その両脇に翼廊があります。
    木造の天井が雰囲気にとてもマッチしてます。

  • 主祭壇に向かって右手の壁。

    主祭壇に向かって右手の壁。

  • 主祭壇に向かって左手の壁。

    主祭壇に向かって左手の壁。

  • 主祭壇は木製の十字架と聖卓が置かれている程度ですが、なんといってもその背景を彩るフレスコ画がスゴイ!

    主祭壇は木製の十字架と聖卓が置かれている程度ですが、なんといってもその背景を彩るフレスコ画がスゴイ!

  • 後陣のヴォールトもフレスコで埋め尽くされてます。ホレボレしてしまう美しさ☆

    後陣のヴォールトもフレスコで埋め尽くされてます。ホレボレしてしまう美しさ☆

  • 中央にイエス様、左上は幼子イエスを抱いているようなのでナザレのヨセフ?<br />右上は聖母マリアの母アンナかな。

    中央にイエス様、左上は幼子イエスを抱いているようなのでナザレのヨセフ?
    右上は聖母マリアの母アンナかな。

  • よく見ると結構細やかなフレスコ画。ヴォールトのリブにまで丁寧に模様が描かれてます。

    よく見ると結構細やかなフレスコ画。ヴォールトのリブにまで丁寧に模様が描かれてます。

  • 内陣を左手から見るとこんな感じ。

    内陣を左手から見るとこんな感じ。

  • 上部は紋章のようなものが描かれてますが、なんだろう?<br />その下には聖母子が描かれてます。

    上部は紋章のようなものが描かれてますが、なんだろう?
    その下には聖母子が描かれてます。

  • 内陣を右手から見るとこんな感じ。

    内陣を右手から見るとこんな感じ。

  • 上部は”受胎告知(Annunciazione)”<br />修復はされてるでしょうが、鮮やかな色彩でとても印象的な図像です。<br /><br />下部は”キリストの磔刑(Crocifissione)”

    上部は”受胎告知(Annunciazione)”
    修復はされてるでしょうが、鮮やかな色彩でとても印象的な図像です。

    下部は”キリストの磔刑(Crocifissione)”

  • 内陣左手の壁はキリストの受難が描かれているようです。<br />各部を見てみると・・・

    内陣左手の壁はキリストの受難が描かれているようです。
    各部を見てみると・・・

  • ”キリスト降架(Deposizione)”

    ”キリスト降架(Deposizione)”

  • ”キリストの埋葬(Cristo nella Tomba)”

    ”キリストの埋葬(Cristo nella Tomba)”

  • ”墓を訪れる三人のマリア(Le Marie al Sepolcro)”<br /><br />三人のマリアとは聖母マリア、マグダラのマリア、ヤコブの母マリアを指し、キリストの復活後、墓が空になっているのを最初に目にしたのがこの三人だとされています。

    ”墓を訪れる三人のマリア(Le Marie al Sepolcro)”

    三人のマリアとは聖母マリア、マグダラのマリア、ヤコブの母マリアを指し、キリストの復活後、墓が空になっているのを最初に目にしたのがこの三人だとされています。

  • こちらは内陣右手の壁。<br />かなり欠落してる部分が多いのですが、”最後の晩餐(Ultima Cena)”、”カナの婚礼(Nozze di Cana)”、”聖霊降臨(Pentecoste)”などが描かれているようです。

    こちらは内陣右手の壁。
    かなり欠落してる部分が多いのですが、”最後の晩餐(Ultima Cena)”、”カナの婚礼(Nozze di Cana)”、”聖霊降臨(Pentecoste)”などが描かれているようです。

  • ”最後の晩餐(Ultima Cena)”

    ”最後の晩餐(Ultima Cena)”

  • ここには聖人がいろいろ描かれてますが、上段は”アレクサンドリアの聖カタリナの生涯が描かれています。彼女のアトリビュートである車輪を手にしてますね。

    ここには聖人がいろいろ描かれてますが、上段は”アレクサンドリアの聖カタリナの生涯が描かれています。彼女のアトリビュートである車輪を手にしてますね。

  • 右翼廊は修復中??<br />布が掛けられ、なーんにもありませんでした。

    右翼廊は修復中??
    布が掛けられ、なーんにもありませんでした。

  • 右翼廊そばの柱。聖人が描かれてたっぽいけど・・・誰だろう??

    右翼廊そばの柱。聖人が描かれてたっぽいけど・・・誰だろう??

  • 左翼廊。<br />こちらはフレスコ画が残ってます。

    左翼廊。
    こちらはフレスコ画が残ってます。

  • 左翼廊の壁。中央にキリスト磔刑図が描かれます。<br />その右手に描かれてる円柱は立体感があって、だまし絵のよう。<br />

    左翼廊の壁。中央にキリスト磔刑図が描かれます。
    その右手に描かれてる円柱は立体感があって、だまし絵のよう。

  • 左翼廊にあった絵画。<br />絵の手前に生まれたばかりのキリストとおぼしき像があるので、絵とセットで”キリスト降誕(Nativita&#39;)”を表していると思われます。

    左翼廊にあった絵画。
    絵の手前に生まれたばかりのキリストとおぼしき像があるので、絵とセットで”キリスト降誕(Nativita')”を表していると思われます。

  • 主祭壇に向かって左手の壁に描かれていたもの。<br /><br /> 上段は”聖母子と聖人たち(Madonna col Bambino e Santi)”<br />聖母子の両脇に2人の聖人が居ますが、誰だか判別できないくらい色褪せてます。<br /> <br /> 下段は”騎士の中の聖母(Madonna tra Cavalieri)”<br />右手に描かれている騎士の衣装の模様と、フレスコ画自体を囲む模様がリンクしてて面白い。

    主祭壇に向かって左手の壁に描かれていたもの。

    上段は”聖母子と聖人たち(Madonna col Bambino e Santi)”
    聖母子の両脇に2人の聖人が居ますが、誰だか判別できないくらい色褪せてます。

    下段は”騎士の中の聖母(Madonna tra Cavalieri)”
    右手に描かれている騎士の衣装の模様と、フレスコ画自体を囲む模様がリンクしてて面白い。

  • これも主祭壇に向かって左手の壁に描かれていたもの。<br />この絵は圧巻でした!<br /><br />”十字架の木(Albero della Croce)”<br />12本の枝はキリストの12使徒を表しています。そして絵の左端に小さく紋章が描かれているのがわかるでしょうか?

    これも主祭壇に向かって左手の壁に描かれていたもの。
    この絵は圧巻でした!

    ”十字架の木(Albero della Croce)”
    12本の枝はキリストの12使徒を表しています。そして絵の左端に小さく紋章が描かれているのがわかるでしょうか?

  • これはブリンディジの紋章なんだそうです。<br />ホントだ、2本の円柱が描かれてるの、一緒です。

    これはブリンディジの紋章なんだそうです。
    ホントだ、2本の円柱が描かれてるの、一緒です。

  • これは主祭壇右手の壁に描かれていたもの。<br /><br />右手には玉座のキリスト、左手には聖母子が描かれています。<br />その上に自然を象徴しているのか、様々な種類の木が描かれているのが興味深い。

    これは主祭壇右手の壁に描かれていたもの。

    右手には玉座のキリスト、左手には聖母子が描かれています。
    その上に自然を象徴しているのか、様々な種類の木が描かれているのが興味深い。

  • これも主祭壇に向かって右手の壁だったかな?<br />ここにも受胎告知が描かれてました。

    これも主祭壇に向かって右手の壁だったかな?
    ここにも受胎告知が描かれてました。

  • 主祭壇のそばに描かれていた受胎告知と比較してみる。<br />構成はほぼ一緒のようですが、雰囲気が全然違いますね。

    主祭壇のそばに描かれていた受胎告知と比較してみる。
    構成はほぼ一緒のようですが、雰囲気が全然違いますね。

  • 最後は入口を取り囲むフレスコ画。ちょうどファサードの裏側に描かれていることになります。<br /><br />この壮大な絵は”最後の審判(Giudizio Universale)”。<br />大概、最後の審判を描いたものには圧倒されますが、これも類に漏れず素晴らしい。

    最後は入口を取り囲むフレスコ画。ちょうどファサードの裏側に描かれていることになります。

    この壮大な絵は”最後の審判(Giudizio Universale)”。
    大概、最後の審判を描いたものには圧倒されますが、これも類に漏れず素晴らしい。

  • あれ、なんだか十字架から血が流れてるように見えるけど・・・

    あれ、なんだか十字架から血が流れてるように見えるけど・・・

  • ”最後の審判”は世界の終焉後に人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められるというもの。<br />よく見ると、地獄行きとなった人でしょうか、ガイコツや悪魔にナタで切りつけられようとしてる人が描かれています。

    ”最後の審判”は世界の終焉後に人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められるというもの。
    よく見ると、地獄行きとなった人でしょうか、ガイコツや悪魔にナタで切りつけられようとしてる人が描かれています。

  • こちらにはたくさんの聖人が描かれています。<br />絵の意味はあまり汲み取れませんでしたが、色彩の美しさだけで十分堪能できました。<br /><br />あまり時間が無く、わずか15分ほどでしたが、素晴らしいフレスコ画に大満足してサンタ・マリア・デル・カザーレ教会を出ました。

    こちらにはたくさんの聖人が描かれています。
    絵の意味はあまり汲み取れませんでしたが、色彩の美しさだけで十分堪能できました。

    あまり時間が無く、わずか15分ほどでしたが、素晴らしいフレスコ画に大満足してサンタ・マリア・デル・カザーレ教会を出ました。

  • そして次の目的地、”水兵の記念碑(Monumento al Marinaio)”へ向けて車を走らせます。

    そして次の目的地、”水兵の記念碑(Monumento al Marinaio)”へ向けて車を走らせます。

  • 11:30 到着したのはドゥーカ・デッリ・アブルッツィ通り(Via Duca degli Abruzzi)。ここに車を停めると、すぐ目の前には・・・

    11:30 到着したのはドゥーカ・デッリ・アブルッツィ通り(Via Duca degli Abruzzi)。ここに車を停めると、すぐ目の前には・・・

  • ”水兵の記念碑”がそびえ立っています!<br /><br />この塔の上から、アドリア海の絶景が臨めるというのですが、問題は開いてるかどうか。開いてないっぽいけど、一応立ち寄ってみたんです。<br /><br />どれどれ、早速行ってみよう!

    ”水兵の記念碑”がそびえ立っています!

    この塔の上から、アドリア海の絶景が臨めるというのですが、問題は開いてるかどうか。開いてないっぽいけど、一応立ち寄ってみたんです。

    どれどれ、早速行ってみよう!

    水兵の記念碑 モニュメント・記念碑

  • おっ、船の錨が置いてある。

    おっ、船の錨が置いてある。

  • この塔は、第一次世界大戦で戦死した約6000人の水兵を追悼する為、1933年に造られました。<br />高さ54mで、船の舵の形を模しているんだそうです。<br /><br />さーて、開いてるんでしょうか・・・開いてたらいいなぁ・・・

    この塔は、第一次世界大戦で戦死した約6000人の水兵を追悼する為、1933年に造られました。
    高さ54mで、船の舵の形を模しているんだそうです。

    さーて、開いてるんでしょうか・・・開いてたらいいなぁ・・・

  • 開いてた!!<br />わぁ~~い♪

    開いてた!!
    わぁ~~い♪

  • 入口に貼ってた開館時間。<br /><br />「土、日、月の7:00~20:00」となっています。<br />そっか、今日は月曜日だった。よかったぁ~♪

    入口に貼ってた開館時間。

    「土、日、月の7:00~20:00」となっています。
    そっか、今日は月曜日だった。よかったぁ~♪

  • 入場料は無料ですが、受付でパスポートを預け、国籍や氏名などを書くように言われます。<br /><br />そしていよいよ上へと上がって行きます。<br />まずは写真正面のエレベーターに乗る・・・

    入場料は無料ですが、受付でパスポートを預け、国籍や氏名などを書くように言われます。

    そしていよいよ上へと上がって行きます。
    まずは写真正面のエレベーターに乗る・・・

  • でも、途中からは階段です。これが結構息切れた・・・(-_-;)

    でも、途中からは階段です。これが結構息切れた・・・(-_-;)

  • 階段の途中には、塔の建設工事の写真などが展示されていました。<br />その中の一つがこれ。<br /><br />建造50周年記念のポスターのようです。下の方に「神聖なる犠牲と栄光に捧ぐ」と書いていることから、この塔が戦没者慰霊の記念碑であることがわかります。<br /><br />また、この絵を見ると塔が船の舵の形をしていることが一目瞭然です。

    階段の途中には、塔の建設工事の写真などが展示されていました。
    その中の一つがこれ。

    建造50周年記念のポスターのようです。下の方に「神聖なる犠牲と栄光に捧ぐ」と書いていることから、この塔が戦没者慰霊の記念碑であることがわかります。

    また、この絵を見ると塔が船の舵の形をしていることが一目瞭然です。

  • さーて、天辺まであと少し~!!

    さーて、天辺まであと少し~!!

  • 着いたぁ~~!!<br /><br />うわぁぁぁ、絶景!これが見たかった(泣)

    着いたぁ~~!!

    うわぁぁぁ、絶景!これが見たかった(泣)

  • 右手にはブリンディジの旧市街が見えます。<br />あの海岸沿いに、ずっと訪れたかったアッピア街道の終点があります。もうすぐ行けると思うと、ワクワク感が一気に募って来ました♪

    右手にはブリンディジの旧市街が見えます。
    あの海岸沿いに、ずっと訪れたかったアッピア街道の終点があります。もうすぐ行けると思うと、ワクワク感が一気に募って来ました♪

  • ズヴェーヴォ城があるのはこの方向かな?

    ズヴェーヴォ城があるのはこの方向かな?

  • 外海の方角に目をやると、おっきな船。<br />船に乗ってどこかに行くのもいいなぁ~。

    外海の方角に目をやると、おっきな船。
    船に乗ってどこかに行くのもいいなぁ~。

  • はるか向こうには煙突がいっぱい。工業地帯なのかな。

    はるか向こうには煙突がいっぱい。工業地帯なのかな。

  • それにしても、ホント見晴らしがいい。風も心地よくて、ずっと居たくなっちゃいます。<br /><br />・・・でも、そろそろブリンディジの町へ行かないと!<br />いつも時間に追われる私の旅(^^;)<br /><br />12:00 水兵の記念碑を後にし、ブリンディジの町へ向かいます♪

    それにしても、ホント見晴らしがいい。風も心地よくて、ずっと居たくなっちゃいます。

    ・・・でも、そろそろブリンディジの町へ行かないと!
    いつも時間に追われる私の旅(^^;)

    12:00 水兵の記念碑を後にし、ブリンディジの町へ向かいます♪

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  • マリアンヌさん 2017/07/30 10:39:05
    サンタ・マリア・デル・カザーレ教会-Love
    めておらさん、Buongiorno☆

    サンタ・マリア・デル・カザーレ教会、すご〜い!
    プーリャのシスティーナ礼拝堂って感じ。
    ファサードも初めて見る形だけど、内部がすごいですね。

    好きなロマネスクなフレスコ画に溢れてる。
    受胎告知、素敵な絵だね、2種類もあって。

    アレクサンドリアの聖カタリナの生涯、地理的に近いからでしょうか、生涯まで描かれているなんて珍しいですね。ちゃんと車輪もあるし。

    十字の木って見たことない気がします。
    12使徒がほっこり描かれていて興味深いです。
    イエスの樹という家系図は東欧ばどで見たことがあるけど。
    ローマでみたサン・クレメンテ教会アプシスの十字架に鳩(使徒)が描かれていたのに近い感じかな。

    そして入り口の最後の審判、すごいですね。色彩と優しい絵の感じが素敵です。
    こんな素敵な教会の存在、知らなかったです。
    ブリンディジはまだ行ったことがないので、いろいろ教えてね〜

    マリアンヌ

    めておら☆

    めておら☆さん からの返信 2017/07/30 15:45:08
    RE: サンタ・マリア・デル・カザーレ教会-Love
    マリアンヌさん、こんちわーっす!!

    ほんとにいつもいいね&コメントありがとう。マリアンヌさんも何かとお忙しいのにね〜(T_T)

    > サンタ・マリア・デル・カザーレ教会、すご〜い!
    > プーリャのシスティーナ礼拝堂って感じ。
    あ、それイイ例えだね!タイトルそれに変えようかな(笑)
    外観もさることながら、内部のフレスコ装飾がオドロキの美しさで。あれ、完全な形で残ってたら気絶しちゃうかも〜。

    > 受胎告知、素敵な絵だね、2種類もあって。
    聖書のお決まりの図像ってあちこちの教会で目にするけど、同じ主題の絵でもそれぞれに違いがあってオモシロイよね。
    私は聖書の内容もごくごく浅くしか知らないから、ホントはもっと勉強するとああいう絵を見てもっと深く理解したり、自分流の解釈したりできるのかなぁと思うんだけど、なかなか・・・
    その点マリアンヌさんはいろいろ知識があるから、見てて余計に楽しいだろうなぁ。

    > 十字の木って見たことない気がします。
    > ローマでみたサン・クレメンテ教会アプシスの十字架に鳩(使徒)が
    > 描かれていたのに近い感じかな。
    あ、サン・クレメンテの、あのグルグルのモザイクでしょ?!あれキレイだったよね〜☆
    そういえばアレも、木の幹がキリストで、そこから伸びる枝が12使徒、みたいな解釈になってたよね。さすがマリアンヌさん、そーゆーのすぐピンとくるからスゴイ〜♪

    > ブリンディジはまだ行ったことがないので、いろいろ教えてね〜
    ブリンディジは、私も”アッピア街道の終点”でなければ行かなかったかもしれません。なんとなーく街自体はそんなに魅力感じなくて・・・
    でも、行ってみたらけっこう素晴らしいもの発見できました。
    またお時間ある時でも覗いてみてくださいね。

    ではでは、またですぅ〜(^^)/

    めておら☆

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