2017/03/09 - 2017/03/23
395位(同エリア9829件中)
tadさん
今回のイギリス訪問は研究とは無関係のホリデイだったので、好き放題のことだけをした。大英博物館は何度も過去に訪問したが、今回は最短時間の滞在だったかもしれない。(といっても、今写真の時間を確認したら4時間半の滞在だった。一回の見物の限度だろう。)それでも、初めて見た展示室があったので、そこを中心に旅行記を書く。
入館してすぐ右に行くとショップを通り抜けて、2aという部屋が隅っこにある。この部屋の展示は今まで見たことがない。全室があのロスチャイルド家のコレクションを並べてある!実はこの4日前に初めて訪問したケンウッド・ハウスもロスチャイルド家の夏の別荘だったのだが、ここのコレクションはロスチャイルド家の45軒ある邸宅のうち、もっとも完全なままで残されたWaddesdon Manor(ワッデスドン屋敷)のNew Smoking Roomをそのまま装飾品を含めて、フェルディナンド・ロスチャイルド男爵が1898年に逝去した時に、大英博物館にそっくり遺贈したものだそうだ。
ワイン・マニアならフランス語でロートシルトという言い方で誰でも憧れる名前だが、ロスチャイルド家はパリ、ウィーン、ロンドン、フランクフルトでこのコレクションを買い集めたとのことだ。19世紀にユダヤ系のヨーロッパの銀行王として財をなした。
細かい宝石類や貴金属などが多くて、いちいちの説明はつけられない。ただ、今回、ハムステッド・ヒースのケンウッド・ハウスの旅行記でもロスチャイルド家を紹介したので、ここも偶然の発見とは言え、続けて紹介することにした。大英博物館のコレクションの写真は数年前にも大量に撮影しており、自分としては面白い写真集なのだが、詳しすぎるので、ここでは紹介しにくいこともある。(2017年記す。)
- 旅行の満足度
- 5.0
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この掲示だと、2015年にこのロスチャイルド家の部屋ができたようだ。
大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワッデスドン・マナーのこの部屋の展示品、装飾品がそっくりロスチャイルド男爵から大英博物館に遺贈されたとのこと。
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個々の展示品の説明は細かすぎて撮影していない。ともかく装飾品の類がほとんどだ。
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ガラスケースの中はピントがあいにくい。
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次のカップの説明。ユダヤ系のもの。
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Rock Crystal.本物の水晶の彫刻品。クリスタル・ガラスではない。
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Rock Crystal
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Rock Crystal
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Boxwood
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Boxwood
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Rock Crystal
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ここまでがロスチャイルド家のコレクション。
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他の部屋から少し追加。これはアズテクのトルコ石のマスク
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日本コーナーより
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日本美術コーナーでは美術専攻生が日本画を模写していた。授業の一環だそうだ。
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これはまもなく開催される三菱提供の北斎展のポスター
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ロゼッタ・ストーン
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パルテノン
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パルテノン
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パルテノン神殿の彫刻類は正統的に当時、エルギン卿が入手した経緯が書いてある。当時ギリシャはオスマン・トルコの一部であり、エルギン卿はコンスタンチノープルへの英国大使だった。。
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今回は4時間半で退出。
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大きな縦長のポスターは先ほど紹介した三菱提供の北斎展のもの。日本美術コーナーも三菱がスポンサーだ。イギリスの友人はMitsubishiというとゼロ・ファイターという。
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