2016/08/06 - 2016/08/15
2539位(同エリア6773件中)
みほさん
フリープランの旅行を予約し、ベタな観光名所を自分たちで巡る、母・娘の旅です。
初日はカプリ島へ → 旅行記①をご覧ください。 http://4travel.jp/travelogue/11166092
4日目はコロッセオ・真実の口などを巡る街歩きです。
4日目は23159歩、歩きました。(4日間で、85122歩です!)
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ローマ最終日のこの日は、午前8時半ごろ、テルミニ駅からメトロに乗ってコロッセオへ。
メトロの駅の改札を過ぎると、目の前にコロッセオがどーん!!インパクト半端なしです。
が、まずは私たちはフォロロマーノの方に行くことに。(ローマパス持ってるし、コロッセオでも並ばないだろう・・・と考え)
フォロロマーノには入り口が何箇所かあります。今回は、コロッセオに面している入り口から入り、ぐるっと1周して、パラティーノの丘からフォロロマーノを見渡してから、コロッセオに向かうことに。
ゲートをくぐると、一気に古代ローマにタイムスリップしたかのような気分になります。が、細かな解説のある看板はほとんどないので、予習が必要だな、と思いました。フォロ ロマーノ 建造物
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まっすぐ歩くと、階段のようなところに行き着きました。
これは「ユリウスのバシリカ」という会堂の跡。
現在は基礎部分しか残っていまんので、単なる階段?広場?などと思いましたが、司法・行政に利用されていた重要な場所ですた。
ユリウスはもちろん、カエサルのこと。完成したのは、アウグストゥス(オクタヴィアヌス)のときだそうです。 -
こちらはカストルとポルックスという双子神のために作られた神殿。
BC495年のレギッルス湖畔の戦いで勝利したことを記念し、ローマ軍に勝利をもたらしてくれたとされる神々にささげるために建造されました。
現在は、3本の石柱が残っています。
その真横に見えるのは、炉のかまどの神であるヴェスタに捧げた神殿。
円形の神殿だったようで、少しだけカーブしているのが分かります。
神殿の横に神殿・・・いくら多神教であったとはいえ、ちょっと面倒くさいですね。 -
こちらは、別の入り口の正面にあるサトゥルヌスの神殿。
サトゥルヌスは農耕の神。ローマの歴史が始まってすぐの頃、前6世紀末に完成したようです。
ローマが大帝国に発展していく様子を、ずっと見ていた神殿ですね。 -
足元にも、ごろごろと石が転がっています。よく見ると、模様が彫られているので、これだって、博物館に飾られていてもおかしくないもののはず。
てか、固い石に、よくこんな細かい模様を刻むことができるよね。
どれぐらいのスピードで仕上げられるんだろう・・・? -
カエサルって書いてあるボードを発見。
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そのすぐ近くにあったもの。観光客がのぞきこんで写真を撮っていたので私もパシャリ。
その後、これは何かを調べてみると「カエサルの神殿」って書かれてあるページを見つけました。
・・・え、カエサルこんなとこに埋められてんの・・・?いやまさか。
おって調べてみます。 -
パランティーノの丘にのぼって、フォロロマーノを一望。
奥に見える大きな建造物は、マクセンティウス帝が建設を始め、コンスタンティヌス帝の時代に完成したバジリカ。
今は壁の一部しか残っていないので、最初は水道橋?などと思いましたが、近くに言ってみるとドーム状になっていて、おくには壁があるんです。
当時は巨大な会堂で裁判や会議などに利用されていたそうです。 -
同じく、パラティーノの丘から。
今回はポンペイに行った後だったので、当時の人々の日常の遺跡と、政治の中枢の遺跡を見比べることになりました。
建物の目的、サイズ、豪華さなどの違いから、まったく異なる印象を受けましたが、どちらも当時を思い浮かべながら、楽しく歩くことができました。 -
さぁ、2時間ほどのんびりお散歩したのち、今度はコロッセオへ。
11時前ぐらいですが、朝とは比べ物にならないぐらい人が並んでいます。
ローマパスを持ってるメリットを感じたかったので、あえてこちらを後にしましたが、ちょっと失敗したかなぁなんて思いつつ・・・。
結局、30分ちょっとで入場できたので、ほっとしました。コンスタンティヌスの凱旋門 建造物
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コロッセオ内部のブックショップで、今昔を比べる本を購入して、ぐるっと一周周ります。
ちなみに、ブックショップのレジのお兄さん、日本語で「ありがとうございます」って。(小声で。イタリア人で控えめな感じの笑顔って珍しい。そしてイケメン)うれしいよね、こういうの。
ちなみに、ツアーなどに参加すれば、底(地下)も歩くことができるそう。剣奴や猛獣はコロッセオの地下に入れられており、人力でせり上がる装置を使い、フィールドに送られていたそうです。
今でも、演劇などに使われているそうですね。舞台はありますが、どこに観客が座るんだろう・・・一回見てみたいなぁ、と思いました。コロッセオ 建造物
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コロッセオ内部にある十字架。
コレは何のためにおいてあるのか・・・と思い、今昔本をぺらぺらすると・・・皇帝の席だったみたい。
ここは、どんな時間帯でも直射日光が当たらないようなつくりになっていたそうです。今はガンガン当たってますけどね。 -
コロッセオを見終わったのが12時ごろ。次は、真実の口を目指します。まずはコロッセオからメトロに乗ってチルコ=マッシモ駅でおります。そこから、チルコ=マッシモに沿って15分ほど歩きます。
この写真の手前の、グラウンドみたいなところがチルコ=マッシモ。フェンスとかがないので、普通に子どもがサッカーして遊んでいました。
奥に見える建物は、朝にいたパラティーノの丘です。遠くから見ると、こんなことになってたんだ・・・とちょっと驚き。チルコ マッシモ 史跡・遺跡
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途中で何かの像を発見。Google Mapで調べてみると・・・え、ジュゼッペ=マッツィーニ!?
19世紀前半、「青年イタリア」を組織して、イタリア統一の為に動いた「リソルジメントの三傑」の1人。
こんなところにいたんですね〜、感動。 -
アッピア街道にも生えていた、松。
イタリアの松は背が高い!まつぼっくりも大きいしね。
チルコ=マッシモ沿いにもたくさん植えられていました。 -
てくてく歩いて、15分ほどで、再び人だかりに行き着きました。
真実の口がある教会です。教会の入り口に列がありました、もちろん、写真を撮るため。
驚いたのが、ほとんどがアジア人だということ。日本語もたくさん聞こえてきます。
もう一つの驚きは、写真を撮るのに1人2ユーロ払わなければ成らないということ・・・!!前のときは、タダだったよ・・・?と思いながら。笑 -
母娘の3人で、写真を撮りました。背が高いのが私、小さい2人が母と妹です。
ここで写真を撮るときのポイントは、前後の観光客に頼むことです。
教会のスタッフの人もいるのですが、彼らはこっちにお構い無しでシャッターを切りますし、ボケていることも多々あります。(前回がそうでした)
できれば、若い女の人(日本人でも韓国人でも、若い女の子は写真撮るのに慣れているし、構図も考えてくれますから)列にずーっと並ぶのも暇ですから、声かけてみてください。笑 -
教会前の広場から、バスが出ています。私たちも15分ほど待ってから、ローマ中心地(スペイン広場とかの方)に向かうバスに乗りました。
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途中、ヴィットーリオ=エマヌエーレ2世の祈念堂の前を通りました。昨日も夜景を見たんですけど、いつも素通り・・・笑
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ポポロ広場の近くでバスを降りて、ポポロ教会に向かいます。
途中で、ふたたびジェラードタイム。
妹のチョコがどろどろに解けて大変でした・・・笑
母のココナツは、ココナツのチップがたくさん入っていて、口の中がチクチク・・・。どこのお店も、いろいろなフレーバーがあって楽しいですね。 -
ポポロ広場に到着。
「天使と悪魔」のロケ地でもありますね。立派なオベリスクです。ポポロ広場 (ローマ) 広場・公園
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オベリスクの下の噴水。実はここの噴水の水が、一番冷たかった・・・笑
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オベリスクの向こうにある建物が、ポポロ教会。ちょっと入り口が分かりにくいのですが、右側です!
と、ここで予想外の事実が!
午後4時までクローズド・・・泣サンタ マリア デル ポポロ教会 寺院・教会
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そこで、私たちは食事をすることに。陽気なボーイさんがよんでくれたので、ポポロ広場近くのお店で。思えばこの日も、夕方まで食事してなかったんです。
スープ2皿とピザ、そしてパスタを注文。45ユーロ
このスープ、どんぶりぐらいのサイズでした。値段見間違えていたのもあるんですけど、予想外の大きさに驚きました。 -
これはカプリチョーザ。
イタリアのお店は、日本で普通にイタリアン食べに行くのと変わらないお値段。
海外にいって、特にヨーロッパで、値段を気にしなくていいって言うのは、うれしいことです。
ローマのピザは、生地が薄くてパリパリ♪おいしかった。
ウエイターのお兄さんは、テレビに出てくる「ベリッシモさん」に雰囲気がよく似た人。コロッセオの今昔本を見せると、すっごくいっぱい話してくれました。
お兄さんは、エルコラーノ出身だそうで、ポンペイに行ったことを伝えると、「なぜエルコラーノにも行かない!?観光客が少なめで、楽しめるよ!」と。
次行きます、次。 -
オープンになる時間まで、ぶらぶらして(意味もなく、服やさんに入ったり。試着する服全部ぶかぶか・・・笑)
やっと、ポポロ教会に。
伝説によると、この場所には大迫害で知られるネロ帝の墓があり、悪魔が現れるなどの言い伝えがあったそう。
そんな中、教皇パスカリス2世は、夢に現れた聖母マリアにお告げを受けました。お告げのとおりにネロ帝の遺灰をテヴェレ川に流すと・・・悪魔は現れなくなったそう。これを感謝しマリアに捧げて建てられた教会が、サンタマリア・デル・ポポロ教会。ポポロとは市民のことで、教会の建設費を市民が負担したことから、名前につけられたそうです。
ポポロ教会は、「アートギャラリー」と言ってもおかしくない、といわれるくらい、美術でも有名な教会。入った瞬間、圧倒される豪華さです。 -
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ピントゥリッキオの「幼子イエスの礼拝」
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洗礼者ヨハネとイエスの洗礼。
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いろいろな絵の写真を撮っていますが、なぜかカラバッジョの絵の写真が見つからず・・・。あとで見つけたらアップします。
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サンティの土の墓(キージ礼拝堂)にある「ハバククと天使」
これです、これこれ。「天使と悪魔」の映画の中でも見たかったもの。
天使の指すほうが、次の教会の目印、なんですよね!わくわく!
この映画と、今回の旅で、ベルニーニにとっても興味がわきました。 -
ポポロ教会を見た後は、広場から出て、少し歩いたところにあるFLAMINIOという駅からメトロに乗ります。
広場のすぐ近くにあるメトロのマークは、以前使われていたもの?かなにかで、封鎖されています。一瞬「え!?スト?テルミニまでどうやって帰る!?」と心配になりました。
テルミニ駅に帰ってきて、地下や地上階のお店でショッピングをした後、ホテルでいったん休憩。
7時過ぎぐらいになってから、連夜の夜景撮影に向かいます。今日は、明日が移動日なのもあるので、コロッセオだけに絞って。
7時過ぎはまだまだ明るい夏のローマです。 -
思ったほど、観光客が集まっていなかったのもラッキーでした。
コンスタンティヌス帝の凱旋門を手に乗せたり、 -
コロッセオを踏み潰す、なんてふざけた写真もたくさんとりました。
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