2016/08/20 - 2016/08/20
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noelさん
2016年8月19日(金)
JAL415便にて成田からパリ・シャルルドゴール空港へ
今回は直行便で、その後の乗り換えもないので楽です。
旅程は下記のとおりです。
8月20日(土)パリの市内観光
↓
8月21日(日)ヴェルサイユ宮殿
モン・サン・ミッシェルへと移動
↓
8月22日(月)モン・サン・ミッシェル観光
↓
パリへ
↓
TGVでジュネーブへ
↓
8月23日(火)
ユングフラウへ
↓
8月24日(水)
↓
ファドーツ(リヒテンシュタイン)
↓
ザンクト・ガレン
↓
8月25日(木)
ノイシュバンシュタインへ
↓
ヴィース教会
↓
ローテンブルク
↓
8月26日(金)
ライン川クルーズ
↓
フランクフルト
↓
JAL408便にてフランクフルトから成田へ
帰国
上記の旅程の中で最初の旅行記です。
* フランス語で表記しましたが、アップロードすると
文字化けしてしまいました。
そんなわけでアクサン・・・・等々変換できません
でしたが悪しからず。
さて、今年の夏は旅行はやめようかと思っていました。
実は3月に義母が意識不明になり、その頃予定していた
メキシコ旅行を、出かける直前にキャンセルしていました。
もうパッキングも終わり、行くだけだったのですが・・・。
こんな経緯もあって、義母の病状は落ち着いてはいるものの
出かけるのはいかがなものかと思っていました。
ただ実の息子である主人が、7月になってやっぱり出かけよう、と。
当初はドゥブロブニクはじめのバルカン半島へと思っていました。
ルフトハンザ航空でフランクフルト乗り換えの予定でした。
でも、主人が直行便にこだわり、結果的に新聞広告でみた
ツアーを見てこれにしよう!!!と。
それが今回の旅でした。
まぁ、旅の準備もしてませんし、この方がベターかと。
それにしても今更、ヨーロッパ周遊というのも
ちょっと珍しいとは思いますが・・・。
ただ、この旅の中には、私が喉から手が出るほど行きたい
【モン・サン・ミッシェル】が旅程に入っているではありませんか!!
もうこれは行くしかありません。
(しかも余談ながら、テロの問題は別にして、主人はフランスには行きたくない、と常日頃から言ってましたので・・・。)
そんなわけでテロの事は気になりましたが、親戚には内緒で
こっそりと旅立ちました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- JAL
PR
-
JALボーイング787
窓が電子シェードです。 -
こんな感じに段階的に調整できます。
-
お食事です。
チキンにしました。 -
この前にパンの間食もあったので、ちょっとお腹がいっぱいです。
モスバーガーですが、自分で中に野菜などを挟みます。
ちょっと食べにくかったですが、美味しかったです。 -
あともう少しです。
-
陸地が見えてきました。
-
CDG空港、到着しました。
ちょっとお天気は今一つのようですが・・・。 -
ようこそパリへ!
到着しました!!! -
入国審査です。
全然混んでいません。(この後、中国の方々がどっとやって来ましたが。)
やはりテロの影響でしょうか・・・・。 -
バゲージ・クレイム
-
Novotel Suites Paris CDG Airport
シャルルドゴール空港のすぐ近くのノボテルです。
夕方到着しましたので、ゆっくりすることができました。 -
8月20日(土)
エッフェル塔をバックにウェディングの撮影です。
絵になっています。
おめでとうございます。 -
トロカデロ広場方向からのエッフェル塔
それにしても皮肉なものです。
このエッフェル塔ができた時は、結構バッシング受けたのですが、今ではなくてはならない物に。
時代が変われば、人の心も変わりますね! -
Palais de Chaillot
シャイヨー宮
(海洋博物館・人類博物館・文化財博物館)
この中央のテラス(広々とした空間)を挟んで、2つの棟で構成されています。
エッフェル塔が一望できます。 -
Arc de triomphe de l'Etoile
(エトワール凱旋門)
もともとエトワール広場にあった凱旋門だったので、こう呼ばれてました。
ただし、現在はこの広場がシャルルドゴール広場と呼ばれているのですが・・・。
一般的には「凱旋門」と言えばこれを指しますので、あまり追及しないことにします。
アウステルリッツの戦いに勝利して、ナポレオンの命によって建設されました。
この凱旋門が一番有名ですが、この他にも、カルーゼル門、サン・ドニ門、サン・マルタン門など・・・もあります。
ただナポレオンは存命中は、ここを凱旋できませんでした。
ご承知のように、ライプツィッヒで敗戦→パリを奪還され→エルバ島へ追放→脱出→ワーテルロー敗戦→セントヘレナへ追放→死亡、ということで、ナポレオンが亡くなって遺骨になってから、この門をくぐることができました。
これに関しても、やっぱり皮肉なものですね。
高さ約50m、幅約45m、奥行約22mあります。 -
エトワール凱旋門へと続くシャンゼリゼ通りですが、朝早いのでお店はまだ開いてません。
こんなにがらがらです。
こんなシャンゼリゼの光景は、今まで見たことがありません。 -
まだ営業してません。
-
Musee du Petit Palais
プティ・パレ
1900年のパリ万博の際に、お隣にあるグラン・パレとともに建てられました。
パリ市立美術館です。 -
コンコルド広場
フランス革命の前には「ルイ15世広場」
(ルイ15世の騎馬の像がありました。)
↓
フランス革命の後は「革命広場」
(像は撤去されました。)
↓
1830年に正式に「コンコルド広場」
こんな経緯があります。 -
この平和な景色を見ていると、かつてここが処刑の場所だったとは思えません。
-
オベリスク
特にイタリアに多いと思いますが、世界各地にはエジプトからのオベリスクが数多くあります。
たいがい戦利品として略奪したものではありますが・・・・。
ヒエログリフが刻まれています。
ちなみにコンコルド広場のオベリスクは、エジプトのルクソールから運ばれました。(贈られたもののようです。)
高さが22.55mあります。
頭頂部には金箔のピラミッドが。 -
マキシム・ド・パリ
残念ながら銀座店は、2015年6月で閉店になりました。 -
Palais Garnier(ガルニエ宮)
もしくはl'Opera(オペラ座)
ただし、1989年には新しいオペラ劇場、オペラ・バスティーユができました。 -
重厚な彫像
-
ルーブル美術館
ここでは景色だけにしておきます。
別途旅行記をアップロードしますので、そちらをご覧ください。ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
かつてのテュイルリー宮にも凱旋門はあります。
勿論、エリーゼ門ほど有名ではありませんし、普通パリ凱旋門と言っても、エリーゼ門の方を指していいますが。
こちらも小ぶりではありますが、ゆっくりみることができます。
やはりナポレオンの勝利を祝して1806-1808年に建設されました。
上には帝国の兵士8人の像があります。
門の上は4頭立ての2輪戦車の像があります。
ちなみにカルーゼル門はパリの東の端に位置して、西の方角には
↓
コンコルド広場のオベリスク
↓
シャンゼリゼ通り
↓
エトワール凱旋門があります。 -
-
裁判所
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ノートルダムが、街路樹の間から、ちらり。
-
国会議事堂(下院)
Palais Bourbon(ブルボン宮殿) -
街並み
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Le Saulnier
これからランチです。 -
店内の様子です。
-
今日のお昼はエスカルゴ。
ガーリックが効いてて、美味しかったです。
ただし、主人が頼んだビールは、酸味が効いてて、なんとも微妙なお味でした。
私は白ワインをいただきました。 -
豚のシチュー、ポテトといんげん添え
-
デザートはフルーツポンチの生クリーム添え
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Le Bon Marche・ Rive Gauche
ル・ボン・マルシェ・リーブ・ゴーシュ
世界初の百貨店。
1852年創業
ボン・マルシェの新館ですが、あのエッフェル塔を作ったエッフェルさんが設計しました。ル ボン マルシェ 百貨店・デパート
-
ちなみにこちらのデパートに入るのに、セキュリティ・チェックがあります。
バッグの中を見せなければいけません。 -
こんなところにフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラがありました。
-
彩も良くディスプレイがとても綺麗です。
-
こちらで買って、いただく事もできます。
-
シーフードも美味しそうです。
大きなまぐろの頭もありました。 -
お肉の塊が・・・・。
-
選り取りみどり。
-
バラエティ豊かなハム類
-
Chapelle Notre-Dame De La Medaille Miraculeuse
(奇跡のメダイユのノートルダム礼拝堂教会)
7区にあります。
ボン・マルシェ百貨店のすぐ側で、旧館と新館の間を行くと、左手にあります。 -
パワースポットとして有名ですので、凄い行列です。
-
奇跡のメダイユのノートルダム礼拝堂教会
こちらは、聖ヴィンセンシオ・ア・パウロと聖ルイズ・ド・マリアックに
よって創立された教会です。 -
通路の左側にはレリーフが。
聖カタリナの記録を表しています。
この反対側にメダルを売っている店(事務所?)のドアがあります。
目立ちませんが、Medailles(メダイユ)と書いています。
大きな苦難が身に降りかかった時や、頑張っているのに報われない・・・・・・・
そんな時はメダルにお祈りしてみてください。
マリア様が希望の光を与えてくださるでしょう。
とのこと。 -
イチオシ
1830年に、修道尼のカタリナ・ラブレが聖母マリアからお告げを受けました。
それは、「心を込めてメダルを作りなさい」というお告げでした。
そしてコレラが流行した際に、このメダルを人々に配りました。
するとコレラが収束したというのです。
奇跡です。 -
ここは、1633年にヴィンセンシオとルイズによって創立された愛徳姉妹会の総本部です。
聖ヴィンセンシオは、カタリナが神秘的な夢を通して愛徳姉妹会に招かれるという過程で大切な役割を果たしました。
1830年7月18日は、ヴィンセンシオの祝日の前晩 -
Porte de la Misericorde
慈悲の門とでもいえばいいのでしょうか。
このアーチの下をくぐると・・・。
Decider de recevoir la Conversion
転換を受けることに決めてください。
思い悩んでいたら、このアーチをくぐって決断を! -
カタリナ・ラブレは1806年5月2日、ブルゴーニュの村
ファン・レ・ムティエで生まれました。
カタリナは多くの障害を乗り越えました。
そして、パリのリュ・ドユ・バックの愛徳姉妹会本部に来て、養成を受けます。
その数か月後、1830年7月19日、この聖堂で聖母が現れて、カタリナに一つの使命を告げたのです。
あとは前述したとおりです。 -
礼拝堂
皆さんお祈りをされてますので、お邪魔にならないように気をつけましょう。
この礼拝堂の奥には聖人の遺体があるのですが、なんと!!!腐敗をしてないそうです。
そしてその姿は美しく清らかな気配すら漂っているそうです。
Amazing! -
白い建物で、中はこじんまりとしています。
-
入口はこんな感じですので、通り過ぎてしまわないように気をつけてください。
でも、人の出入りが結構あるのでわかると思います。 -
メダルもついてます。
-
メダルを買いました。
左上のブルーの物は、確か2個で1ユーロもしなかったと思います。
幸せのお裾分けとして、お土産にたくさん買ってしまいました。
メダルの表
マリアが手を広げ、悪の象徴である蛇の上に立っている姿
メダルの裏
十字架を上に乗せたMの文字です。
これは2つの心臓と周りを囲む12の星が描かれてます。
十字架はイエス、Mはマリア、星はこの教会を表しているそうです。 -
ノートルダム大聖堂に向かっている際に、みかけた教会です。
左岸にあります。
ちょうど信号が赤になったので、入ってみました。
Saint-Severin
サン・セブラン教会
小さな教会ですが、実は歴史ある教会のようです。
・・・と言うのも、前身となる礼拝堂は6世紀らしいのです。
6世紀と言ったら、フランスはまだフランク王国だったはず。サン セヴラン教会 寺院・教会
-
静謐そのもの。
-
目の前の歩道から撮るとこんな感じです。
この教会は11世紀末には、パリの左岸の教区教会だったようです。
この教会の北を東西にサン・セブラン通りがあります。
ちょうどここが角なので、左の通りがサン・ジャック通り、右の通りがサン・セブラン通りです。 -
構図は違いますが、ユトリロもこの教会を描いています。
ユトリロは近代フランス画家です。
その中でも、生粋のフランス人でした。
風景画がほとんどで、特にパリの街並みなど描きました。 -
「Church of Saint Severin」
Maurice Utrillo
サン・セブラン教会
モーリス・ユトリロ
(wiki Art orgより) -
セーヌ川
かつてこのセーヌ川は凄惨な流血の舞台になったこともあります。
今からは想像できませんが。
宗教戦争・フランス革命・普仏戦争(プロシャ兵の死体が投げ込まれました) -
ついにわれらが貴婦人!
ノートルダム大聖堂に着きました。ノートルダム大聖堂 寺院・教会
-
イチオシ
入場に列ができています。
それほどではありませんが。 -
ズームして荘厳なゴシック様式のファサードを眺めます。
上部にはユダヤとイスラエルの王28名の彫刻があります。
最下階は扶壁で3分割されてます。
左から 聖ステファヌス→エクレシア(教会)→
シナゴーグ(ユダヤ教教会)→聖ディオニティウスの彫像 -
門は3つありますが
北(左):聖処女の扉(聖母マリアをさします)
中央の門:最後の審判の扉
南(右):聖アンナの扉(聖母マリアの母です) -
重厚なファサード
-
西正面左の門 タンパン
上中下の3段階に分割しています。
上段:聖母の戴冠
中段:聖母の死の復活
下段:契約の櫃を中心に旧約の族長や司祭や王たちが並んでいます。 -
イチオシ
薔薇窓
これはゴシック建築の円形のステンドグラスの窓のことです。
放射状に均一に環になっています。
本当に美しいです。 -
-
ピエタです。
奥の祭壇にあります。
十字架から降ろされたキリストを抱いて、嘆くその姿には感銘を受けます。 -
精緻なレリーフです。
-
暗い雲が立ち込めてきました。
ちなみに、ノートルダム大聖堂は、古代ローマの遺跡の跡に建設されたと言われています。
それはイシス神殿(寺院)だった跡でした。
これは古代ローマとは言いますが、イシスは古代エジプトの女神です。
パリという名前は、エジプトの神殿の神々に由来しているのだそうです。
「BAR-ISIS(イシスの小舟)」に。
確かに「PARIS」ですから、この中に文字が混在しているようにも思えます。
小舟といえば、ここはセーヌ河を通って、このシテ島に辿りついたのかもしれません。
そもそもイシス神の神話そのものも川(ナイル川)に大きく関連してます。
興味深いです。 -
9月9日(金)の読売新聞によると
この大聖堂を狙ったテロを計画した疑いで、4人の身柄を拘束した・・・との記事が掲載されていました。
トランクから満タンのガスボンベ1本とアラビア語が書かれたノートがあったそうです。
ちょうどここを訪れた時も、ここは狙われそうだと話していました。
できるだけ人混みに近づかないようにしようと・・・・。
それにしても改めて残念に思います。
世界はグローバル化しているのに、それとは反比例して益々分裂していっているようで。
私はキリスト教も、イスラム教も、ヒンズー教も、仏教も・・・・様々な宗教を尊敬します。
特に美術工芸品などなど。尊敬に値する物が数多くあります。
そして私の旅の目的の中には、勿論それも含まれています。
私自身は、他の宗教にも寛容でありたいと思っています。 -
テロとは全く違いますが・・。
なんだかヴィクトル・ユゴーの作品を久しぶりに読んでみたいような気がします。
「ノートルダム・ド・パリ」などなど・・・。 -
聖堂の中でガチャポンのような物で買いました。
1個2ユーロでした。
他にも売店でも買えます。
ちなみに模様が5種類あって、5個セットで10ユーロというのがありました。
まとめても確か安くはなっていなかったと思います。 -
クリプト
地下礼拝堂か地下墓所と思いきや、こちらは、ちょっと違うようです。
こちらで発掘された遺跡などがあり、考古学博物館のようになっているらしいです。
色々と事情があって、行けませんでした。
残念。 -
Hotel Dieu(オテル・デイユ)
市立病院
古い病院のようです。
パリの司教ランドリーによって651年に創立されました。
パリの病院の歴史は中世に始まります。
多くは中流階級や貴族のためのものでした。
ランドリーは慈善のための病院を設立しました。
(当時は貧しい人たちの病院はありませんでした。)
この病院の名前は Hotel Dieu となって現在に至ります。
ちなみにこの名前「神の館」という訳でいいかと・・。
このことは、旅行時には知りませんでした。
そんなわけで・・・。 -
実はちょっとうっかりしてしまいました。
フランス語ではHotel
というのは、いわゆるホテルだけではありません。
発音はオテルです。
公共施設、貴族の館などなど、いわゆる建物をHotelと言います。
一応私もそれぐらいは知ってました。
ところがトイレに行きたいのに、なかなか見つかりません。
カフェに入ってもいいのですが、お腹いっぱいで、コーヒー一杯も飲めません。
眼鏡屋さんでサングラスを買って、お店にお願いしましたが、
残念ながら断られました。
そんな時・・・
主人が、ちょうどいい所にホテルがあるぞ!
それで、この建物に入って行きました。 -
レセプションらしき所もありましたが、ホテルとは全然様相が違います。
しまった!
とは、思いましたが、せっかく入ったので、とりあえずトイレぐらいは
あるだろうと、探しました。 -
すると、結構素敵なお庭があるではありませんか・・・。
建物も趣きがあります。 -
こんな感じです。綺麗です。
-
しかもカフェなどもありましたが、
それはもう営業しているようには見えません。
また、長い廊下もありますが、シーンと静まり返って人もいません。1ー2名とすれ違ったくらいです。
一応今でも病院のようですが、どうなってるかどうかも、はっきりしません。
高齢者向けなのかしら?とも思いましたが。
以前経営が傾いて、お向かいのパリ警視庁に統合されそうになったようですが・・・。
一つ言える事は、この中庭は開放的で素敵ですが、廊下はちょっと怖い感じです。
夜、肝試ししたらさぞかし怖いでしょう。
日昼でもちょっと怖いのですから。
そしてトイレを探して奥の方に行ったら、突然自動でドアがバタン、と開き、思わずキャー、と叫びそうになりました。
フランケンシュタインかゾンビでも出てくるのでは・・・というような感じです。
夜、夢に出てこなかったので、幸いでした。 -
Francois Magendie(1783-1855)
フランソワ・マジャンディ
この人はいったいどんな人なんでしょう?
どうもお医者さんらしいのですが・・・・。
フランス・ボルドーで生まれました。
生物学者であり、医師であり、解剖学者です。
こちらのオテル・デアウ病院にもいました。
コレージュ・ド・フランスで医学の教鞭もとっていました。
1809年 ストリキニーネの薬理作用の研究
1817年 アメーバ赤痢の治療となるエメチンの発見
1822年 ベル・マジャンディの法則の発見
↑
この法則の発見は有名です。(私は知りませんでしたが)
↑
この法則を簡単に言うと、
運動神経は脊髄の前根から出て、知覚神経は脊髄後根から入る、のだそうです。
わかりにくく言うと、
脊髄神経の入出力に関し、求心性線維は、脊髄後退から入り、遠心性線維は脊髄前根から出るという法則のこと、だそうです。
わかったようなわからないような・・。
【2022年4月追記】
ジョン・ケリーの「黒死病・ペストの中世史」の17頁に、このオテル・デューについての記載を発見しました。
「歴史上の事件の中で、中世の黒死病ほど両極端な人間の行動を引き起こしたものは少ない。
ヨーロッパの道を闊歩していた鞭打ち行者が、ぞっとするような残忍性で自分の半裸の体を打ち、ユダヤ人が虐待されたかと思えば、パリの施療院「オテル・デュー(神の家)」の修道女は自分を捨てて他者に尽くし、献身的に看病をした。」
という事で、こちらにいた修道女は献身的に尽くしたことが書かれていました。 -
そして結果的に、トイレにも行けず、この建物を後にしました。
関係者の方々、もし日本語が理解できて、これを読んだら、お怒りになるでしょう・・。
不謹慎でごめんなさい。
失礼しました。
でも、建物は古く赴きがありましたし、
お庭も素敵でしたので、載せてしまいました。
ご利用される方は、きちんと受付に挨拶してくださいね。 -
この後は、セーヌ川クルーズをします。
結局トイレは、船に乗ってからに。 -
Glaces & Sorbets Berthillon
アイスを買いました。
私はピスタチオを。
主人はマンゴーを。
美味しいですが風もあってアイスがすぐ溶けてしまい、慌ただしくいただきました。 -
船着き場です。
待ってる間、すぐ横でラッパーのお兄さんたちが大音量で曲を流してました。
ちょっとセーヌ川とは、ミスマッチでしたが、これも時代の変遷でしょう。
シャンソン・・・だったら良かったのですが。仕方ありません。(-_-;) -
そうこうしていたら、船が来ました。
-
外のデッキの方が勿論いいのですが・・・・。
-
早速、お食事です。
ますはフォアグラのテリーヌとサラダ
シャンパンをいただきます。 -
ノートルダムが見えました。
-
向こうからも船が来ました。
-
Musee d'Orsay
オルセー美術館 -
サーモンのグリル
-
Pont Alexandre III
アレクサンドル3世橋が見えます。 -
これらの装飾には天使やニンフやペガサスなど描かれています。
華麗です。 -
チョコレートケーキと
胡麻のお菓子 -
船から見上げるエッフェル塔
-
お食事の後はデッキへ。
デッキからの眺めの方がやっぱりいいです。 -
皆さんセーヌ川のほとりで、ゆっくりした時間を過ごしています。
-
カメラマンのお姉さん。
とてもキュートな笑顔です!!! -
美しい眺めです。
-
Place Saint-Michel
(サン・ミッシェル広場)
サン・ミッシェルといえば、=サン・ミカエル
聖人ミカエル。
明後日、同じミカエルの聖地へ行く予定です。 -
イチオシ
8月22日(火)
モン・サンミッシェルから、パリに戻って、これからジュネーブへと向かいます。
この旅、最後のエッフェル塔です。
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この旅行記へのコメント (9)
-
- kiyoさん 2023/11/24 08:10:23
- 奇跡のメダイユ教会
- noelさん、こんにちは。
奇跡のメダイユ教会。
私の大好きな教会です。
初めて行った時、教会内の空気がとても澄んでいるように感じて涙が出ました。
すごく感動し、パリに行くたびに立ち寄っています。
我が家のクマたちは、ここで買ったメダイユを首にかけているんです。
でも、教会についての詳しいことは知らなかったので、とても勉強になりました。
パリという名が、エジプトの神々に由来しているというお話も知りませんでした。
興味深いです。
kiyo
- noelさん からの返信 2023/11/25 13:24:36
- Re: 奇跡のメダイユ教会
- kiyoさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
メダイユの教会には、何度はか行かれてるんですね。
お祈りされてる方々のお姿、その信仰の篤さ、空気感、印象に残っています。
しかもメダイユ、可愛いですし、お値段も良心的で、たくさん買ってしまいました。
クマちゃんたちも、つけてるんですね。
いいですね。
歴史は好きなので、ついつい色々書いてしまいました。
kiyoさんも、エジプトがお好きと思いますが、私も好きです。
長い歴史があるため、ヨーロッパの国々、それ以外の国々にも影響を与えている点が気になってます。
どうぞこれからも、よろしくお願いします。
ありがとうございました。
noel
-
- travelさん 2022/02/17 14:37:34
- マキシム・ド・パリ
- noelさん、飛行機での長距離移動はここ2年間あまりは全くしていないのでとても懐かしいです。
機内食も航空会社で販売されているので購入していますがやはり機内で食べるのとは気持ちが違います。
銀座のマキシム・ド・パリのミルフィ-ユは美味しかったですね。
羽田空港に支店があったので良く購入しました。
今はどちらも閉店で残念です。
お礼が遅くなりましたがたくさんの旅行記に訪問頂き有難うございます。
海外は無理なのでせめて日本の温泉でも行きたいと思う今日この頃です。
travel
-
- MDLさん 2017/08/20 15:02:45
- 特殊文字の入力
- noelさん
こんにちは。
旅行記にいいねをいただきありがとうございました。
2016年はどうだかわからないのですが、最近では特殊文字は載せられます。
私は文字をコピペして載せています。
ただし1回でもどこかで編集をかけてしまうと、たとえそれが別の写真の説明であっても全部ダメになってしまって例えば「?・」みたいに表示されてしまいます。
ですから、編集で特殊文字をコピペしたら「保存する」をクリックしそのままにしています。
MDL
- noelさん からの返信 2017/08/20 17:01:35
- RE: 特殊文字の入力
- MDLさん
こんにちは
私の旅行記にもご投票いただきまして、ありがとうございます。
> 2016年はどうだかわからないのですが、最近では特殊文字は載せられます。
> 私は文字をコピペして載せています。
そうだったんですね〜。
知りませんでした。
自力で入力するとできなかったので、次回からはコピペでしてみます。
ありがとうございます。
それからMDLさんのキプロスの旅行記ですが、凄いですね。
モザイク、マフィアからブラックマーケット経由でアメリカに渡ったんですね。
しかも政府が買い戻した経緯もいわくあるようで、なんとも微妙ですね。
キプロスも行ってみたい国の一つですので、参考にさせていただきます。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
noel
- MDLさん からの返信 2017/08/28 10:06:37
- RE: RE: 特殊文字の入力
- noelさん
こんにちは。
ご存じかもしれませんが、壁画の剥ぎ取りはシルクロードのトルファンなどでも行われました。
スウェーデンのヘディンを始め、ロシア、ドイツ、イギリス、フランスなど列強が仏教壁画をはぎとり自国に持ち帰りました。
日本の大谷探検隊も同様のことをやっており、そういう時代だったのでしょう。
NHK新シルクロード1で詳しく述べられています。
これはYouTubeでも見ることができますので、ご興味があればご覧になられてください。
MDL
- noelさん からの返信 2017/08/30 07:51:10
- ありがとうございます
- MDLさん
おはようございます。
色々と教えていただき、ありがとうございます。
> ご存じかもしれませんが、壁画の剥ぎ取りはシルクロードのトルファンなどでも行われました。
> スウェーデンのヘディンを始め、ロシア、ドイツ、イギリス、フランスなど列強が仏教壁画をはぎとり自国に持ち帰りました。
そうですね。聞いた事があります。
思えば大英博物館などなど、あれだけの美術品を所蔵しているものの、自国以外の物だらけですしね。
> 日本の大谷探検隊も同様のことをやっており、そういう時代だったのでしょう。
> NHK新シルクロード1で詳しく述べられています。
> > これはYouTubeでも見ることができますので、ご興味があればご覧になられてください。
以前放映してたのを、見たような記憶があります。
ただ、きちんと観ていなかったかもしれないので、後でゆっくり観たいと思います。
それにしても、日本も・・・と思うと、ちょっとショックですね。
貴重な情報をありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
noel
-
- ままさん 2016/10/07 11:51:07
- 初めまして。楽しく拝見いたしました。゚☆。゚
- neoさん 初めまして
ベティーままと申します。
知らないことを知るのは とても楽しいです♪
neoさんのフランス旅行記を拝見して なるほど〜。゚☆。゚
と…楽しまさせて頂きました♪
それと…銀座のマキシム・ド・パリ 閉店になったんですね…。
40年ほど前、
先輩に3回程連れて行って頂いた思い出深いレストランでしたのに。。。
時は流れているんですね。。。
時々、お邪魔させてくださいませね♪
★ベティーままより
- noelさん からの返信 2016/10/08 09:06:51
- RE: 初めまして。楽しく拝見いたしました。゚☆。゚
- ベティままさん
初めまして。
私の拙い旅行記をご覧いただき、また投票までしていただき、
ありがとうございます。
旅は色々な事を知るきっかけになったり、また様々な出会いがあったり
本当に楽しいですね。
私もベティままさんの旅行記を拝見させていただきましたが、特にスペイン
の旅行記は、サグラダ・ファミリアのファサードの細部に至るまで、丁寧に
わかりやすく書かれていますね。凄いですね。
また、ルーブルも5時間かけてご覧になられたようで、羨ましいかぎりです。
> それと…銀座のマキシム・ド・パリ 閉店になったんですね…。
> 40年ほど前、
> 先輩に3回程連れて行って頂いた思い出深いレストランでしたのに。。。
ちょっと寂しいですね。
思い出の場所がなくなってしまうのは。
でも、旅の情報も日々変化していく中、この4トラさんのサイトは
私にとって、旅の情報源としてとても役立ってます。
では、時節柄体調を崩されませんように、どうぞご自愛ください。
そして、私の方こそ今後ともよろしくお願いいたします。
noel
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