子連れ旅行　長崎　その１　九州初上陸！長崎市内観光と食い倒れの旅

2016/08/20 - 2016/08/20

2016年夏休み
上の娘が中学生になり、部活も有りそうだし、妻の休みも調整しなきゃだし・・・
色々調整した結果の日程が４日間。４日間！？
次女：「イタリア行きたいのぉ～イタリア行こうよぉ～」
長女：「やっぱ、パリっしょ。パリでマカロン～」
おいおい、４日間でヨーロッパって・・・２泊で良いですか？って、行程的にも満足度的にも難しいでしょ～

と、言うわけで･･･検討した旅行先は
パパ：また、ディズニーランド行こうよ！　香港＆マカオ
次女：パパだけ行った、ズルイ！！　シンガポール
長女：水卜アナが行ってた美味しそうな　ベトナム
ママ：近場で良いんじゃない？　国内
　　　　→　復興割でお得に行ける・・・九州

こんな感じで決まった行き先は「九州　長崎・ハウステンボス・佐世保」
妻：「やっぱり軍艦島行きたいねぇ」
次女：「ハウステンボス、イイねぇ、行こう行こう！」
長女：「長崎って何があるの？　カステラ？ちゃんぽん？　佐世保？佐世保バーガー食べたい！！　♪Monday Tuesday SASEBO♪」

航空会社の復興割が先行して発売になっていたので、それを利用。
熊本・大分は３万円／組、ほかは２万円／組
あっという間に熊本と大分は売り切れ！

＜行程＞
長崎市内（２泊）→ハウステンボス～佐世保市内（１泊）

＜必須項目＞
・軍艦島
・本場のグルメ堪能（ちゃんぽん、皿うどん、トルコライス、佐世保バーガー、レモンステーキ）
・ハウステンボス

１組あたり２万円なので、４人を２組に分けたり色々と検討したけど、自分達の行程で結局トータルの額面が安かったのは４人一組（笑）

いつもどおり、マイルの都合で陸マイラーとして貯め込んだＪＡＬのマイルを大放出！
毎度のことだが、また、パパのヨーロッパ「ファーストクラスでの旅」が遠ざかった。

さて、気を取り直して・・・

あ、そうそう、軍艦島は予約しなくちゃね。
ネットで調べてみると、数社が出てくるも、日程内で既に「満員」の会社も（焦）
色々調べて決めたのが「やまさ海運」
ちょっとだけ値段が高いものの、早割り２０を使うと他の会社よりも安い？かも。

九州かぁ、乗り物好きにはたまらない。最近の男の子達に大人気の「ＪＲ九州」も楽しみだなぁ。。。ハウステンボス行く時は「快速シーサイドライナー」だな、とか、８８５系「かもめ」とか８８３系「みどり」とか乗れちゃうかな？見られるかなぁ・・・とか考えていると・・・

妻：「もちろん、レンタカーだよね？やっぱりレンタカーだと、空港から楽だよねぇ。トランク、面倒だもんねぇ」

ハハハ、やっぱりそうですか。そうですよねぇ。
でも、金額次第ですね。４日間も借りると結構かかりますからねぇ。それに、長崎市内観光するときはレンタカー必要ないし。

なーんて、考えながらネットを見ると、やはり復興割が登場！
レンタカー５，０００円引とか。それを使っても１２，０００円～１５，０００円（Ｓクラス）
予約したＪＡＬパックのオプションを調べると・・・
４日間（Ｓクラス）２，０００円！？
ハァっ！？何ですか？この値段は？ニコレンもビックリ！
コレは仕方ない。借りるしかないですね。
トヨタレンタカーだから、「Vitz」とか「Passo」あたりになるのかなぁ？

と、予約するものが予約し終わると、一気に達成感が出たKumasuke。

＜全行程＞

自宅
　↓
羽田空港
　↓JL607
長崎空港
　↓レンタカー
　長崎市内観光
　↓
長崎市内（泊）
　↓
　軍艦島→長崎市内観光
　↓
長崎市内（泊）
　↓
　ハウステンボス
　↓
佐世保市内（泊）
　↓
　佐世保市内観光
　↓
長崎空港
　↓JL616
羽田空港

国内だしね。ザックリとこんな感じ。

予定立てよう？
どうせ希望通りには回れませんって。
回ろうとすると、皆疲れちゃうよ～
てな訳で、やっぱりノープラン！　
それが一番精神的にも肉体的にも楽ですって。

今年も、モヤモヤします！

＜１日目　実際の行程＞
長崎空港
　↓長崎自動車道～長崎バイパス
宝来軒別館でちゃんぽんを食べる
　↓（車　約３分）
山王神社
　↓（車　約５分）
平和祈念像（平和公園P）
　↓（徒歩　約５分）
原爆爆心地
　↓（徒歩　約５分）
原爆資料館
　↓（徒歩　約２０分）
浦上天主堂
　↓（徒歩　約１５分）
平和公園P
　↓（車　約２０分）
ツル茶んでトルコライスとミルクセーキを食べる
　↓（車　約１５分）
ルークプラザホテル

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

１日目
羽田発が10:15なので、60分前には着かないとね。
早く着く分にはラウンジでマッタリすれば良いし。

直接保安場でも良いのだが、荷物（トランク）を預けるためにカウンターへ
そして時間に余裕があったので、娘達念願（笑）のラウンジへ

勇んで左側（ダイヤモンドラウンジ）へ向かう娘達。
そっちじゃないよーコッチ（サクララウンジ）だよー

去年利用した国際線のラウンジを想像しているけど・・・
国内線のラウンジは飲み物とおつまみ程度しか無いんだよ。

とはいえ、搭乗口の前のベンチを陣取る必要が無いって言うのは、とっても楽です。

外は台風の影響もあってか、結構な雨。

着陸すると結構な水しぶき。

そうそう、航空券が発見されないと、ゲートをちゃんと見ないなぁ。
保安検査場のレシートには表示されているけど、あれって使わないからなぁ。

ちゃんと確認して・・・と。
12番ゲートから出発です。

ゲート前に着いたところで搭乗が始まりました。

娘たちも飛行機大好き！
早く乗りたくてたまらない様子です。

今回の機材はＢ７３７−８００
実はkumasuke・・・Ｂ７３７に乗るのは今回初！
なので、娘たちも今回初！

ヨーロッパ方面へ行く時は大型機だし、ヨーロッパ内はＡ３２０系が多いし、国内線に乗るとしても、幹線しか乗ったことが無かったので、乗るチャンスが無かったので、ちょっと楽しみ。

クラスＪは取れなかったけど、前の方の席だったので、乗り降りは非常に楽チン。

ＪＡＬアプリの富士山どっち？で確認して左側に座ったけど・・・
全然確認できずに、このころは広島上空（笑）

ＷｉＦｉクーポンが沢山貰えていたので、上空でネットもＯＫ
国内線も時間をつぶす方法が増えましたね。

1時間40分ほどで長崎空港に到着。
湾の中に「出島」の様に出来た人工島の空港です。

降機するときにＣＡさんとお話しさせていただいて、下の娘は一緒に写真も撮ってもらいました。
お二人とも長崎出身の方で、長崎の千社札シールを家族全員分頂いちゃいました。
お忙しいところ、ありがとうございました！

長崎空港 空港

のんびりと一番最後に降機して、荷物受け取りに行ったところでターンテーブルが回りだしました。

さぁて、ココからはバスですかねぇ〜って考えるのは、当初の案。

レンタカーをピックアップします。
空港内のカウンターで声をかけると、レンタカー会社共同の待合所を案内されました。

いやー外は暑い〜待合所はクーラーガンガン。
そこへ各社が迎えに来てくれる仕組みです。

この橋を渡って、レンタカー屋さんへ。
って、車で渡るんですけどね。

3分ほどでレンタカー屋さん。既に車は準備済みで、スグに出発できる状態でした。
ちなみに長崎での相棒はトヨタ「Ｖｉｔｚ」
妻：「Ｖｉｔｚって昔借りて、高速で加速しなかったヤツだよねー」
初期のＶｉｔｚはパワーが無くて加速しないイメージでしたが、最新モデルは良く走ってくれました。

おなかが空いた〜
そんな声に答えるべく、長崎自動車道〜長崎バイパスを抜けて市内を目指します。

長崎市内に向かって、まず最初に向かったのはコチラ
いかにも高級中華料理店という建物の「宝来軒別館」

市内へ向かうルート上で探していて見つけたのですが、Tripadvisorでは長崎市内のレストランでかなり上位（一桁台）なので期待が高まります！

寶來軒 グルメ・レストラン

色々と食べてみたいねー
と、４人で４種類を頼んでみました。

まずはノーマルの「ちゃんぽん」

あーコレコレ。この味だよねー。そんな感じです。
リンガーハット以外ではじめて食べました（笑）

でも、あっさりしているのにコクがある。うまーい。

コチラはネットで人気となっていた
「そぼろちゃんぽん」

そぼろってのが意味が分かりませんが・・・お肉とつくねのような物が入っていました。あと、魚介類も「ちゃんぽん」よりも多め。

コチラの方が、上品な味で魚介の風味も強かったです。
個人的にはコレが今回の中ではイチバンかなぁ？

ぱりぱり食べたいの〜
定番「皿うどん」

これも、想像する皿うどん。
コチラも、あっさりしていますがコクがありました。

そして、この麺が全く見えないのが・・・
「皿うどん（太麺、焼きそば風）」

これ、ノーマルの皿うどんをちょっと濃い目にした感じ。
麺も太麺でモチモチ、パリパリではないんです。

でも、おいしい！

４種４様
いやぁ、美味しかった。やっぱり本場だねーって言いながら店を後にしました。

我が家はちゃんぽんしか食べなかったけど、普通に中華料理店です。
決してリンガーハットのような品揃えでは有りません。

外観が立派、内装も立派なお店で高級感が漂っていましたが、とってもリーズナブル。

駐車場も完備されているので、レンタカーの方にもオススメできます。

さて、おなかがいっぱいになったので、市内観光スタートです。
近いところで「山王神社」へ向かってみます。

歩いても行ける距離だけど・・・
さすがにお店の駐車場に止めっぱなしって訳にはいかないので車で出発！

山王神社入口手前にコインパーキングがあったのでそこに車を止めます。

そして、スグ目の前には
半分の鳥居が。。。

山王神社二の鳥居(一本柱鳥居) 名所・史跡

そう、この鳥居は「原爆」により半分だけ崩壊したものなんです。

山王神社には有名なケヤキの木も有ります。

ふしの穴に爆風で吹き飛ばされた石ころが入っています。
このケヤキも、だいぶ疲れているようで、保存に努められている皆さんの苦労が見受けられます。

続いては、長崎の平和のシンボル「平和祈念像」です。
ナビの地図を見ると・・・あれ？さっきご飯食べた場所じゃない？
土地勘が無いって恐ろしい。。。戻ってみると、平和公園駐車場なんて場所があり、そこに止めて「平和祈念像」へ向かいます。

駐車場から階段で上へ上がると、「平和祈念像」の脇に出ます。
修学旅行の鉄板スポット。そして、教科書にも必ず出てくる。

当時、この場所は刑務所だったそうです。全く知りませんでした。

平和公園 公園・植物園

とても暑い！
のどが渇いてきたところで、発見！！

長崎名物「ちりんちりんアイス」

必ず食べたいと思っていたのですが、探す必要も無く発見できました。

おばちゃんが、バラの様に盛り付けてくれます。

味も、何ともいえない懐かしい味。
バニラアイスでもなく、シャーベットでもない。

見た目もうれしいですが、味もうれしい。非常に美味しかったです。

平和公園を出て、次に向かったのは・・・

平和公園 公園・植物園

爆心地

この塔の真上、５００ｍで爆発したそうです。

平和公園 公園・植物園

この古い塔は、爆風に耐えたものでしょうか？

そして、原爆資料館を見学させてもらいました。
１１時２分。この時計は動くことを忘れさせられてしまいました。

最近、北朝鮮が核兵器問題で世界を騒がせていますが、それを持つこと、使おうとすることがどんなに悪い（イケナイ）ことか、子供たちは被害を受けた様々なものを観て、実感してくれたようです。

長崎原爆資料館 美術館・博物館

浦上天主堂です。

爆心地からとても近く、当然破壊されてしまい再建されたものです。

浦上天主堂 寺・神社・教会

「カトリック浦上教会」とも呼ばれています

内部は撮影禁止となっていました。内部には被爆したマリア像も残されていましたが、とてもマリア様とは思えない悲しい顔をされていました。

平和公園下の駐車場へ戻りました。

コチラが今回の相棒。
家族４人と大小のトランクをしっかりと積み込んで、軽快に走り回りました。

さて、歩き回ったところで、もうお腹が空いてきてしまいました（早っ）

土地勘がイマイチで、車で移動してしまいましたが、実は「宝来軒別館」「山王神社」「原爆資料館」は非常に近く、最初からこの駐車場に止めれば良かったことは、すべてを回り終わったところでした（笑）

この駐車場は市営のためか、パークアンドライドを推奨していて、１回６１０円となっていました。

何食べる？
やっぱり「トルコライス」じゃない？と、検索したところで発見したのは、
トルコライス発祥の店といわれている「ツル茶ん」
そして、ミルクセーキ発祥の店とも言われている「ツル茶ん」

２つの発祥の店と言われてしまったら、行かないわけにはいかない！

ナビに入れてみると、約１５分。思案橋の近くらしい。
ナビどおりにいくと、商店街風の道を案内される。そして、お店を発見！
近くのコインパーキングへ止めて、いざ、入店！

ツル茶ん グルメ・レストラン

中は昭和も感じさせる喫茶店。

そして、コチラが「トルコライス」

ピラフにカレー、そしてカツにナポリタン！
なんて欲張りなんでしょう。

コチラは長女が頼んだ「チキントルコ」
カツがチキンカツで、ソースがホワイトソース。

いやーコチラもたまらんです。
このソースも絶妙。

そうそう、忘れちゃいけないのがナポリタン。
ケチャップというより、トマトの味がしっかりしている本格派で、つけあわせではなく、一品として美味しかったです。

そして、オムライス。
実は下の娘・・・「トルコライス」という聞いたことの無い得体の知れないメニューにビビリ･･･（笑）
大好物のオムライスを注文したのでした。

そして〆のデザートとして
「ミルクセーキ」

さすがにハーフサイズにしました。
ミルクセーキって飲み物だと思っていましたが、食べ物なんですね（笑）

非常に美味しくいただけました。

トルコライスといい、ミルクセーキといい、大満足でした。

あたりはすっかり夕暮れです。
さすがにみんな疲れてきたので、ホテルに向かいました。

ホテルは稲佐山の中腹にある「ルークプラザホテル」
別にこだわりがあったわけではなく、４人部屋が確保できたのがこのホテルだったのですが・・・

部屋に入ると、長崎市内の夜景が見える非常に良いロケーションでした。

ルークプラザホテル 宿・ホテル