２０１６　石畳の街巡り　５カ国　９日間で早周り　ｂｙ　ＡＮＡマイル　（ベルギー・パリ・クロアチア・モンテネグロ+独乗換）　6　四半世紀振りのパリ

2016/07/31 - 2016/07/31

前回パリに来たのは1991年7月。
丁度２５年　四半世紀前。

パリは道や建物が変わらないから、２５年後に来ても迷わないので旅行しやすいな。東京ならばこの２５年の間に何棟の高層ビルや道路ができたことか。東京生まれ、東京育ちの私でも久しぶりに東京駅や銀座、新宿などに行くと迷ってしまうというのに。私の勤務先がある渋谷なんてめまぐるしいスピードで変化していく。おばさんの私はもう何年も前からついていけていない。
変わる景色が東京で、変わらない景色がパリなのかな。

景色は変わらなかったけど、治安はテロ後、特に悪くなっているという口コミをよく目にしたので慎重に予定を組み行動した。

今回は息子の希望でパリにきた。おととしチュニジアに行くときにイスタンブール経由で行ったが、当初はパリ経由で行き、パリで１週間ほど過ごしてからチュニジアに入る計画をしていたので、ルートが変わったと知ったときに楽しみにしていた息子はパリに行きたいと泣いてしまったのだ。うちには昔からパリは意外と縁の深い場所なのだ。

たった２泊だけれど、息子には初めてのパリなので、パリに行ったら必ず見なければいけないと思う王道の観光地をセレクトした。もし自分だけならば大分ルートは違っていただろう。

宿泊は、次に行くなら絶対左岸と決めていたので安全な６区のサンジェルマンデプレにした。これからまたパリに行く機会があってもきっとこの界隈にすると思う。ここには衣食住の生活もあって、子連れでも安心して憧れのパリらしい雰囲気を味わうことができる。



<< 1日目　7/30 Sat >> 　
11:00　NRT発　NH231　
15:53　BRU着　
　　　 Apt→ﾌﾞﾘｭｯｾﾙ中央駅
　　　 ﾌﾞﾘｭｯｾﾙ観光　
　　　 ﾌﾞﾘｭｯｾﾙ中央→ﾌﾞﾙｰｼﾞｭ
＜ﾌﾞﾙｰｼﾞｭ泊＞


<< 2日目　7/31　SUN >>
　　　 ﾌﾞﾙｰｼﾞｭ観光
11:57　ﾌﾞﾙｰｼﾞｭ発　IC511
12:53　ﾌﾞﾘｭｯｾﾙ南着
13:13　ﾌﾞﾘｭｯｾﾙ南発 ﾀﾘｽ9340
14:35　ﾊﾟﾘ北駅着
　　ﾒﾄﾛ4番→ｻﾝｼﾞｪﾙﾏﾝﾃﾞﾌﾟﾚ駅
　　CCでｶﾙﾈ購入
15:20　駅徒歩4分のｸﾘｽﾀﾙﾎﾃﾙへ
16:00　徒歩でｵﾙｾｰへ
16:15　ｵﾙｾｰ美術館
18:00　ﾊﾞｽでｼﾞｮﾙｼﾞｭｻﾝｸへ
18:15　徒歩で凱旋門
18:40　ｼﾞｮﾙｼﾞｭ5→ｱﾙﾏ橋徒歩
19:00　ｱﾙﾏ橋→ｻﾝｼﾞｪﾙﾏﾝ　ﾊﾞｽ
　　　　ｻﾝｼﾞｪﾙﾏﾝﾃﾞﾌﾟﾚ教会
20:00　Relais de l'Entrecte
　　　　　でｽﾃｰｷﾌﾘｯﾂの夕食
＜ﾊﾟﾘ泊＞

　　　　
<< 3日目　8/1　MON >>
07:30　Les Deux Magots朝食
　　　　ﾙｰﾌﾞﾙまで徒歩
09:00　ﾙｰﾌﾞﾙ美術館
12:00　ﾒﾄﾛ乗継でﾄﾛｶﾃﾞﾛへ
13:30　ｴｯﾌｪﾙ塔ｻﾐｯﾄへ
　　　　　事前NET購入
15:00　ｼｬﾝﾄﾞﾏﾙｽ→ｼｬﾄﾚ　ﾊﾞｽ
15:20　ｺﾝｼｪﾙｼﾞｭﾘ・
　　　　　ｻﾝﾄｼｬﾍﾟﾙ観光
16:40　ｼﾃ島界隈散策
17:30 Vidett pont nouf　
ｾｰﾇ川ｸﾙｰｽﾞNET購入
18:30 ｻﾝｼﾞｪﾙﾏﾝﾃﾞﾌﾟﾚ界隈散歩
19:30　Leon de Bruxelles -
Saint Germainで夕食
　　　 ｻﾝｼﾞｪﾙﾏﾝﾃﾞﾌﾟﾚ界隈散策
＜ﾊﾟﾘ泊＞


<< 4日目　8/2　TUE>>
07:15　ｻﾝｼﾞｪﾙﾏﾝ界隈早朝散歩
ﾏﾙｼｪ・ﾘｭｸｻﾝﾌﾞｰﾙ公園
09:20　ﾁｪｯｸｱｳﾄ後専用車→CDG
CDG-DBV OU477(12:05/14:20)
ﾄﾞﾌﾞﾛﾌﾞﾆｸ観光
＜ﾄﾞﾌﾞﾛﾌﾞﾆｸ泊＞


<< 5日目　8/3 Wed >>
　　ﾓﾝﾃﾈｸﾞﾛ観光
＜ﾄﾞﾌﾞﾛﾌﾞﾆｸ泊＞


<< 6日目　8/4 Thu >>
　　ﾄﾞﾌﾞﾛﾌﾞﾆｸ観光（城壁他）
ﾄﾞﾌﾞﾛﾌﾞﾆｸ-ｺﾙﾁｭﾗ(14:00/16:15)　
　　　　　　ｼｪｱｰﾐﾆﾊﾞｽ
ｺﾙﾁｭﾗ観光
ｺﾙﾁｭﾗ-ﾌｳﾞｧﾙ(18:30/1935)
　　　　　　Kriloｶﾀﾏﾗﾝ
ﾌｳﾞｧﾙ観光
＜ﾌｳﾞｧﾙ泊＞


<< 7日目　8/5 Fri >>
ﾌｳﾞｧﾙ観光（城塞・ﾋﾞｰﾁ他）
　　　　ﾌｳﾞｧﾙ-ｽﾌﾟﾘｯﾄ　jadrolinija(15:10/16:15)
ｽﾌﾟﾘｯﾄ観光（ﾃﾞｨｵｸﾚﾃｨｱﾇｽ宮殿,ﾏﾙﾔﾝ展望台）
　＜ｽﾌﾟﾘｯﾄ泊＞


<< 8日目　8/6 Sat >>
出発までｽﾌﾟﾘｯﾄ観光
　　　　ｽﾌﾟﾘｯﾄ-ﾄﾛｷﾞ-ﾙ　ﾀｸｼｰ(08:20/08:50)
ﾄﾛｷﾞｰﾙ観光
　　　　ﾄﾛｷﾞｰﾙ-ｽﾌﾟﾘｯﾄ空港　ﾊﾞｽ
　　　　SPU-FRA OU412(13:00/14:50)
FRA-DUS LH084(17:45/18:35)
DUS- NH210(20:00)

<< 8日目 8/7 Sun >>
NRT 14:25


旅の手配等備忘録はこちら
http://4travel.jp/travelogue/11156637

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA クロアチア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

14時35分にタリスでパリ北駅に到着。
北駅では白タクと思しき方々が到着した乗客に熱心に声をかけていました。

北駅周辺は治安が悪い為、カメラはしまっておいたので写真はありません。徒歩数分のメトロの駅に移動しクレジットカードで１０枚つづりのカルネを買ってメトロ４番に乗ります。

４番もスリが多いというので息子にも注意させます。入口付近に立つな、荷物は前でしっかり持て､スマホは出すな等基本的な旅のルールも教えていきます。ただ、息子は欧米にくると現地人と化してしまうので、スーツケースがない限りは一緒にいるとメリットも多いです。

11駅13分でサンジェルマンデプレ駅に到着。
駅からすぐのクリスタルホテルに。

チェックインをして部屋で小休止後にオルセーに行きます。
小休止しているときに日本からＴＥＬ。
パリのバスティーユ在住の親戚に会えと。
私は一度もあったことないし、こんなに短い滞在だし、スケジュールは既にびっちりと組んである。お土産だって買ってないし、大体日本人と違ってさらっとお茶だけなんて訳にはいかないのだ。
この私の性格をしっていながら、なぜ日本出発前に言わないのだ！
諸事情があるので詳細は語らないが同じ人間でも民族・文化が違うとこちらの常識では計り知れないものなのだ。とここで愚痴る。

サン ジェルマン デ プレ地区 散歩・街歩き

オルセーまでは歩いて15分程。

途中ロワイヤル橋の向こうはルーヴル美術館。明日来ます。

久しぶりのセーヌですがやはり変わらない美しさ。
セーヌ川クルーズの船の種類はすごく増えましたね。

セーヌ川の橋 建造物

観覧車の向こうにちょこっとサクレクールが見えました。

モンマルトルは古き良きパリという雰囲気で素敵だけど、今回はやめておきます。
息子にはいずれ自分で稼いでから行ってもらいましょう。

オルセーに到着

時間短縮の為、事前に日本でミュージアムバスを買っておきました。
息子は18歳以下なので無料。入場にはどこの場所もパスポートのコピーで大丈夫でした。

オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

オルセーで行ってみたかった場所はじつはここ。
まずはカフェにきました。

CAFE　CAMPANA

ザ カフェ カンパーナ フレンチ

やっぱり印象的なこの時計の裏側を見てみたかった。

うむうむ。やはり芸術的。
やはり一見の価値はあるな。
これも美術館の展示の一つなんだな。

食べ終わる頃にはカフェはクローズになってしまったので、早く来てよかった。

サラダ　ニソワーズ　15ﾕｰﾛ
コーラ　5.4ﾕｰﾛ
ヴィッテル　500Cl 4.7ﾕｰﾛ
ｶﾌｪｸﾚｰﾑ　＠3.9×2　7.8ﾕｰﾛ
合計　32.9ﾕｰﾛ

カフェの隣は展望台

セーヌが目の前で、これぞパリという風景を楽しめます。

パリに来たことを実感。

なるほど、駅舎だったわけですね。

ゴーギャン

ちなみにこの時期六本木の新美術館でルノワール・オルセー美術館展をやっていてルノワールの代表的な作品は六本木に来ている。
帰国後行ってみましたが、かなりの数のルノワールの作品が展示してありく圧巻でした。
ムーラン・ド・ラ・ギャレットはすごかったな。

ゴッホ

あまり時間がなかったので印象派を中心に見ました。

素敵な時計

そろそろ閉館の準備の案内が流れ、落ち着かない雰囲気。


オルセーの建物の雰囲気は実感できたのでよしとしよう。

オルセーの入り口。

チケット購入と予約者では入口が違っていた。
予約者は向かって右側の方だった。

オルセーのバス停から７３番のバスに乗ります。

バスルートは事前に調べておきました。
７３番は日曜日も走っていました。

バスは景色を見ながら乗れるのでいいな。

同じ名前のバス停でも、路線番号によって場所が違います。案内の地図は停留所にあります。
停留所には路線番号と、何分後に次のバスがくるかも出ているので安心して待っていられます。
またバスの中には次の停留所の電光掲示板もあるし、アナウンスもあるし、停留所につくと運転手も声をかけてくれていた。
パリもずいぶんと親切で旅行しやすくなったものだな。

あのツンツンとした、我関せずといったフランス人らしさはこの短い旅行期間では感じなかったな。（これは悪い意味ではなく、なんというか、程よい距離感でこちらが望めば関わってくれるが、基本ほっといてくれるというスタンスが私が好きな部分だ）

「へぇ　今はこんな乗り物があるんだ。

この運転手の人はパリジャンぽくないね。
と銅像の人も言ってるぽい。

バスは快晴のコンコルド橋を渡り

コンコルド広場を通ってシャンゼリゼ通りという王道の観光ルートを通ってくれます。

一つ手前のジョルジュサンクのバス停で降り目指すのは凱旋門。

パリにきたからには息子にこれを見せないといけない。

シャンゼリゼも鼻歌を歌いながら歩かせなければならない。

シャンゼリゼ通り 散歩・街歩き

パリではフェラーリなど超高級車にのってドライブできるような商売をいくつか見かけた。

凱旋門に到着
門の下ではなにかのセレモニーが行われていた

これは四半世紀どころか、あと何百年も変わらずにここにたっているんだろうな。

凱旋門 建造物

かっこいいよな。やっぱり。

この大きさ、偉大さはやはり実物を見ないとぴんと来ないもんな。

日曜日ですが、シャンゼリゼはさすがに人出が多い。

オー　シャンゼリゼ〜
なんて素敵な響きなんだろう。

前々回に前で写真をとったな。
カフェ　フーケ
ガイドブックではフーケッツだったな。
ツは発音するんだっけか？

フーケ カフェ

ジョルジュサンクに入ってアルマ橋まで歩きます

前々回、初めてパリに来たときに家族で泊まったホテル
プリンスドガル
（この前錦織圭さんが全仏の時に宿泊していたようだ）

なのでジョルジュサンクは私のパリのイメージそのものだ。

プリンス ド ガル ア ラグジュアリー コレクション ホテル パリ ホテル

ノーブルでパリらしい街並みだな

ジョルジュサンクを進むと見えてくるのが・・・

やはりパリといったらエッフェル塔

そしてアルマ橋といえばバトームッシュ
これは変わらないよね。セーヌ川クルーズの元祖みたいな感じでしょ。やっぱり。

この後アルマ橋をわたったところからまたバスに乗ってサンジェルマンデプレに戻ります

アレクサンドル3世橋などセーヌの川沿いを走り、コンコルド橋からサンジェルマン大通りに入ります。

初めてアレクサンドル３世橋を見たときはその美しさにうっとりとした。

橋って美しいものなんだ・・・と。

レオン
昨日ブリュッセルで食べたけど、明日くることになる

サンジェルマンデプレ広場に戻ってきました。

レ ドゥーマゴ (パリ本店) カフェ

サンジェルマンデプレ教会
左岸のランドマーク的存在
２５年前に来て、この雰囲気に惚れてしまった。

中に入ってみたけどこの時はミサ中だったので遠慮した。
すぐ近くのホテルだからいつでも来れるからね♪

サン ジェルマン デ プレ教会 寺院・教会

25年前にこの前で写真撮ったな

今の約半分の年だった。
あの頃の自分は、まさか次のパリ訪問が２５年後で、自分の子供と来るとは思いつきもしなかったはず。

人生って面白い。
でもまたこれたことに感謝。

カフェ　レ・ドゥマゴの隣、
カフェフロールを右に入ると宿泊しているクリスタルホテルがあります

カフェ ド フロール カフェ

ホテルの並びにはパリで人気があるというステーキフリッツの店　Relais de l'Entrecote Saint-Germainがあります。
のぞいてみると待っている人は１０人くらい。いつでも並んでいるというので、並んでみます。
二人だったので、前のお客を飛び越えてすぐに席に通してもらった。

ネットで事前に学習していった通り
食事のメニューはステーキフリッツだけ。
席につくと飲み物と肉の焼き方だけ聞かれます
注文はテーブルにひいてある紙に直接書き込まれます。

飲み物をオーダーし、お肉の焼き方を伝えるとサラダとパンと飲み物が来ます。
サラダのドレッシングおいしかった。ワインビネガーとマスタード効いてるやつ。

ル ルレ ドゥ ロントレコート フレンチ

ステーキフリッツ。

一度目のお皿。これを食べるとまたステーキとポテトのお代わりをくれますので冷めずにおいしく食べられます。見た目以上に、このお店オリジナルのソースがおいしかった。やはりフレンチはソースだな。
息子も大喜びの味＆ボリューム♪

お腹いっぱいでデザートを食べる余裕はありませんでした。

家族連れも多かったです。
人は並んでいましたが、二人だったのですぐに通してくれました。また、回転も速いので並んでいても意外と早く席に就けそうです。

ここのホールは全員女性でした。
みんなテキパキとよく働くし、接客の感じがいい。全員だぞ。
私たちにはすごくきれいな店員さんが担当してくれました。

ここでも、へぇ　と以前とのフランス人の印象の違いを感じた。
当たり前じゃないか、２５年も経っているんだぞ。２５年経てば常識もルールもどんどん変わってくる。お前だってそれは会社で毎日のように身に染みてるでしょっと心の中で。


ステーキフリッツ　＠26.5ﾕｰﾛ×2
コーラ　＠4.9ﾕｰﾛ×2
合計　税込み　62.8ﾕｰﾛ　

親子して満足してホテルに戻ります。

クリスタルホテルの２軒先が　ステーキフリッツの店　「Relais de l'Entrecote Saint-Germain」、一つ手前がレストラン、その隣がアランデュカスのショコラティエ、隣がまたレストランで一番手前がカフェフロールです。
ホテルの向かいはルイヴィトンで、その隣がカフェドゥマゴ、その向かいがサンジェルマンデプレ教会という最高のロケーションです。

ホテル クリスタル ホテル

ちょっと乱れていますが、こちらなホテルの部屋。


初めは空港までRER-B線で行こうと思っていたので、サンミッシェルに比較的近いシタディーンサンジェルマンデプレを予約していたんですが、４トラの口コミやパリの情報サイトなどを見ているとテロ後はＲＥＲ−Ｂ線は治安が悪いというクチコミを数多く見たので子連れでいやな思い出を作りたくないし、必要以上に緊張するのも嫌なので空港までは専用車を利用することにしたので、サンジェルマンデプレ駅近くのホテルにすることにしました。

６区７区はオペラ界隈に比べるとホテル代が高いのですが、
以前からの憧れと、このご時世を考えてサンジェルマンデプレにしました。

宿泊した部屋はクリスタルホテルの一番低いカテゴリーで、ダブル17.5平米。
直前になってだいぶ値段が下がったのでよかったです

Hotels.comのサイトが一番安くｼｰｸﾚｯﾄｻｰﾋﾞｽのOFF+アプリ10%OFF+LINEFRIEND8%OFFで事前支払いで１泊\11,163×2泊。１泊100ﾕｰﾛなのでロケーションからすると破格かと。安くてよかったのですが、部屋は値段なり。
正直もう少し高いホテルにすればよかったかなっと。

なにやらシュールな壁紙。

天井はかわいいかな。

バスタブはありますが、海外のホテルのバスタブはあまり使いたいと思わないのであってもなくても同じかなと。

朝の写真。
部屋の窓を開けるとルイヴィトン。

左を見ると奥にヴェリブのスタンドがあります。

２日目と最終日に乗ろうと計画してルートも考えておいたのですが、２日目はちょっと疲れてしまってバスにして、３日目は雨が降ってしまって徒歩にしたので、今回は乗るチャンスがありませんでした。
ただ乗っている人も多いし、道路もわかりやすいので次回はチャレンジしたいなと思います