小倉松山フェリーで松山へ　②尾道からしまなみ海道を戻り松山へ

2016/04/15 - 2016/04/15

九州から近いようで中々行けなかった四国。最近小倉松山フェリーの存在を知り旅行を計画。奇しくも出発日停泊中の小倉で熊本の大地震が発生しましたが運行に支障はなく予定通り出発。小倉も揺れたようですが船上にいたため全く感じず。松山に上陸後道後温泉本館で一番風呂を堪能し特急しおかぜで今治へ向かいレンタカーでしまなみ海道を尾道まで行き各島々を周ってきました。天気にも恵まれ素晴らしい景色、新鮮な魚介類を食し地元の柑橘類（タロッコ、せとか）を購入。夜に宿泊先の松山へ戻り、宇和島鯛めしの夕食等愛媛旅行の定番ともいえるコースを巡ってきました。

行程：尾道→因島→大三島→大島→生口島→今治→松山

エリア しまなみ海道（周辺の島々）(愛媛)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JR特急

前回からのつづき。千光寺公園からしまなみ海道の島々を経由し今治、松山へ向かいます。

千光寺公園 公園・植物園

しまなみ海道大浜PA。売店でミカンを販売しています。ここはまだ広島県。

大浜パーキングエリア 道の駅

因島北ICで降車し因島水軍城へ。因島といえば戦前の軍需工場のイメージがありましたが「水軍」という響き、いいですね。

因島水軍城 名所・史跡

水軍城が見えてきました。ここでも坂の洗礼を受ける。

二の丸にて戦法会議中とのこと。会議の邪魔にならないよう静かに向かいます。

会議の様子。

瀬戸内海は村上水軍が支配した海。「上」の家紋はあちこちで見ることができます。城は近くで見ると思ったより簡素な造り。

因島南ICから大三島へ向かいます。写真は生口橋。

生口橋 名所・史跡

瀬戸田PAから見た多々羅大橋。向こうは大三島。

多々羅大橋 名所・史跡

昼食は海鮮丼の「大漁」へ。行列必至とのことで覚悟してきましたが幸い金曜日ということもあり並んでいたのは5名程度。時間が遅かったのも良かったかもしれない。

お食事処 大漁 グルメ・レストラン

厨房の周りには塩焼、煮付け、天麩羅等惣菜が並びます。どれも安い。

通されたのは「常連様テーブル」。隅っこの2席しかないカウンターです。注文した「全部のせ丼」1,300円。名前の通りうに、いくら含めあらゆる海産物が乗っかっています。どれも新鮮で具材も大きく大満足。北海道某所で食べた海鮮丼より2倍美味しく値段は半分以下とありがたい限り。

「追加はお断りしています」との強気な張り紙。ここは入店前に注文を決るとか水は自分で汲んでくださいとか店側に都合の良いルールがありますが、お店の人は愛想よく高いコスパから許せてしまう。写真の緑のチューブはわさびです。最初は分からずわさびを注文しようか迷っていたのですが、気付いてよかった。

追加で鮭のハラミ塩焼を注文。注文といっても勝手に取ってきてまとめてお勘定というもの。少し食べ過ぎた。

食後は近くの道の駅御島で「タロッコ」「せとか」というミカンを購入。後で調べたら結構高級品種だったようです。

道の駅 しまなみの駅御島 道の駅

同じ大三島の伯方塩業大三島工場へ。こTVCMでおなじみの「伯方の塩」の工場です。

伯方塩業大三島工場 名所・史跡

工場見学は受付で申し出るだけ。お土産に簡単なセットをもらえます。見学中の撮影は禁止です。受付で「どこから来られたか集計しているのですが」と尋ねられ現住所ではなく持ち家のある東京と答えておきました。より遠いほうが喜んでもらえるかと思い、各観光施設での質問には東京で統一。
ソフトクリームは食べませんでしたが、GWに帰る先の家族に向け伯方の塩入りゴーフルと羊羹を購入。（GWに私以外羊羹は食べないことが発覚し自分一人で食べることに）

次は大島に向かい本日のメインである来島海峡急流観潮船に乗船するため、道の駅よしうみいきいき館へ。

道の駅 よしうみいきいき館 道の駅

その日はとても暑かったのですが、海上は冷えるとのことで防寒具を借りることに。（無料です）

小さな船に乗り込みスタート。急流は大潮のような干満の激しいときにはうず潮のようになるとのことですが、本日はさほど大きなうず潮は期待できないとのことで若干テンションが下がる。

船が動き出します。海上から見たしまなみの橋もいいものです。

橋を海上から見上げる。左のシミは海水の飛沫がかかったもの。

海はとても綺麗。

急流観測ポイントへ。やはり今一つ。

急流ポイントを離れ今治方面へ。

この三角の標識の下は電線がとおっており、ここに碇を下してはいけないという意味らしい。その他色々な解説があり。

今治の造船所群へ。今治は造船が日本一栄えているところで、中でも今治造船株式会社は国内トップ企業。

滅多に海上から見ることはできないので貴重な経験。

今治を後にします。

これは厳島神社。有名な宮島の厳島神社と同じ名前。

現在は使われていませんが砲台が見えます。

水しぶきを上げ港に戻ります。

下船後同じ大島の村上水軍博物館へ。

村上海賊ミュージアム 美術館・博物館

博物館入口に昔の船が展示されています。

博物館内部の様子。

時間的に迷いましたが生口島にしまなみ海道を戻り耕三寺へ。実は拝観時間は過ぎていたのですが「少しならいいですよ」と入れてもらえました。感謝です。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

綺麗に整えられた庭。

五重の塔。

ここは鉄鋼業で財を成した耕三寺耕三氏が日光東照宮陽明門を模して造られた孝養門が「西の日光」と呼ばれている豪華な寺社です。

しまなみ海道を戻り今治城を外部から撮影。

今治城 名所・史跡

今回は逆さ今治城に拘って撮影。

今治城を後にしレンタカーを返却。写真は今回借りたFIT。燃費がわが愛車の2倍以上いい気がしました。

松山へ戻り大街道を少し入った「五志喜」へ。

郷土料理 五志喜 本店 グルメ・レストラン

名物鯛めしを注文。鯛めしは生の鯛を使った宇和島鯛めしと炊き込みの北条鯛めしの2種類ありましたが、今回は宇和島鯛めしを注文。

これは冷奴。一人分としてはとても多い。比較のため手を写しています。

追加で太刀魚の刺身。これは物足りなかったので塩焼にすればよかった。

大街道を通り路面電車で宿泊地道後温泉へ。

道後温泉駅前のからくり時計がライトアップ。

ハイカラ通りは時間的に閉店の店が多くなってます。

道後ハイカラ通り (道後商店街) 市場・商店街

ハイカラ通りを抜け道後温泉本館前へ。

道後温泉本館 温泉

夜見ると余計に風情を感じます。

ホテルチェックイン後は「椿の湯」へ。

道後温泉椿の湯 温泉

ここも本館同様に石鹸やシャンプーは備え付けられておらず、必要とあらば購入する必要あり。

風呂上りに周囲を散歩。店は閉まりかけていますが人通りはあります。

長い1日が終わりホテルにて就寝。翌朝の一番風呂に合わせ目覚まし時計を5時10分にセットし翌日に備えます。

道後温泉　ホテルパティオ・ドウゴ 宿・ホテル