2015/01/12 - 2015/01/14
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Salaamさん
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サンライズ瀬戸に乗ってやってきた四国。ワイフにとっては初の四国。
しかし、実は乗り物酔い激しいワイフ、夜通し電車に乗るのに備えて酔い止めの薬を飲んでいたらしく、影響でテンション低いまま香川をキックオフします。
今回の旅行では香川と愛媛の2県巡り。移動はサンライズの恩恵で割引満載のレンタカーと特急しおかぜでの移動。
三大目的は以下に設定。
・讃岐うどんを食べる
・金刀比羅さんでお参り
・道後温泉で旅の疲れを癒す
なんとも北四国巡りの王道ではないですか!
って事で出発!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
高松駅では朝07:00からレンタサイクルをやっています。駅目の前の地下駐輪場の一番奥の窓口で借りる事ができ、そのお値段が6時間までならなんと100円!
この後借りるレンタカーは8時からの営業で、目的のうどん屋さんは徒歩ではちょっと遠い場所なのでレンタサイクルします。高松駅 駅
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日頃業務上お世話になっている会社の方に香川出身の方がいたのでオススメのうどん屋を聞きましたところ、高松駅近辺ならって事で「さか枝」を紹介頂きました。
大通りに面している訳ではなく、ちょっと路地に入ったような場所で見付けにくいので県庁の裏を目印に目指します。 -
どーん!
念願の本場香川の讃岐うどんでございます!
上にはかき揚げ。どれがいいかなーって迷っていたら店員のお母さんがこれって選んでくれたかき揚げ。なんだろ、蛸?か何かのかき揚げでしたが、確か80円。
メインのうどんはかけの中盛りでたったの190円!ワイフは小盛りで160円!そんなにお腹空いていないワイフは天ぷらなしだったので夫婦500円でお釣りあり。すごいコスパ高し。
うどんは思っていた程、コシコシコシ!ではなく意外と適度な柔らかさをあわせ持った麺なので食べていて疲れません。
寒い外の空気で冷やされた身体が温かく優しいダシに暖められます。本当にダシ汁だけで十分なので、関東うどんと違い醤油系は多分使われていなくて、渇いた身体にポカリスエットのごとく染み渡ります(笑)うどん さか枝 グルメ・レストラン
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店内は結構広いですが装飾も華美なる事なく質実剛健。どちらかと言うと近所の集会場のような感じ。
そして真ん中にどーんと置いてある大きい筒がダシ・ウォーマー。常に熱々のダシが楽しめるようにできていて、うどんを注文したら付属の蛇口からセルフサービスで注ぎます。
愛媛では蛇口からみかんジュースが出る、香川は蛇口からうどんダシが出る、と言われますが、香川のダシ蛇口は本物! -
四国とは言えまだまだ1月は寒く、ワイフに「自転車乗るなら手袋持ってきたのに…」と悪態を付かれて高松駅に戻ってきました。
駅レンタカーのオフィスで事前に支払ったクーポンを渡して車を受けとります。改札を出て建物沿いを右に行った所にある小さな事務所ですが、フレンドリーな店員さん。
車はロータリーのコインパーキングに停めてありましたので直ぐに出発できます!高松駅 駅
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で、向かったのが金刀比羅さん。軽自動車なので登り坂はベタ踏みでしたがなんなく到着。
「金陵の郷」で酒造りの歴史を勉強します。しかしワイフはあまり酒を飲まないし、私は飲む専門なのに運転だから無料試飲も楽しめないし…って事で情報が入ってきません(苦笑)
でも中庭の大きな楠は見事。御神木なんだそうですが、これだけの為にちょこっと覗いてもいいですね!金陵の郷 美術館・博物館
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中には大きな酒の便のオブジェ。
飲めない、試飲できない、と未練がましい私を余所に結構楽しむワイフ。
ご機嫌なのは良いことです! -
金刀比羅さんの参道は古くからの建物も多くて歩いているだけでも楽しいですね。まだ時間が早いのか、それともシーズンじゃないのか、暖簾を出していないお店も多数。
虎屋 グルメ・レストラン
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そして金刀比羅さん名物、階段(笑)
本宮までは785段の登り坂。本当は786段なんですけど、途中で一段だけ下がる階段があって785段。786だとナヤムで悩むが嫌だからってホンマかいな。
どっかの松崎しげるさんが出演したカツラ会社の語呂合わせみたい。あ、あれは783640でナヤミムヨオか。さすがに783640段も登りだったら上る前から諦めます。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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結構昇ったなぁ、って所で金刀比羅さんの本教総本部に到着。なかなか仰々しい建物ですが、まだまだここは序の口。
余談ですが、「こんぴら」ってサンスクリット語のワニが語源だそうです。もともと仏教寺院を兼ねていた所だったのが神仏分離令?で神道に限定された…とか。とは言え、「諸説あり」。そもそも金比羅や金毘羅や金刀比羅や琴平や、と色々な書き方があるのでどれが誠かは定かではないですが…。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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桜馬場と呼ばれる長〜い階段のない道を進みます。馬場とは名付けられていますが、馬はもうちょい先の所に行かないと登場しません。
横には大型寄付主の奉納記念の塚が並びます。ざっくりとこれが何か説明した所、ワイフは「お金持ちな方々ね」と自分なりの解釈をなされます。 -
桜馬場を更に進んで登って行くと御厩にたどり着くとお馬様がいらっしゃいます。神様の乗り物である御神馬がいらっしゃいます。
こちら様は黒王号ですが、真っ白な御神馬もいらっしゃいますが、こちらは厩の中にて待機中でしたので割愛。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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社務所門にはまだ門松が飾られていた為、「あ、そっか、まだそんな時期か…」
こんな門のある家に住めたらいいなぁ(笑)金刀比羅宮 寺・神社・教会
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まだまだ続く階段ですが、段差にばらつきが少ないので思いの外疲れません。
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多分金刀比羅さんの中でも一番立派な建物もと思われる旭社。デカいだけではなく細部に至るまでの素晴らしい装飾には息を飲みます。
あまりにも立派なので初めて訪れた時はここにたどり着いた時に本殿に着いた!と糠喜び。まだまだ登り坂は続きます。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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イチオシ
立派な造りの賢木門が見えてきたら御本宮はもうちょっと!
年代的なものなのかな、この門のカーブがたまらないですよね!学はないので建築様式の名前とかはよく解らないのですが漠然とこの門が好き。金刀比羅宮 寺・神社・教会
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やっと本殿に到着!
こう見ていると神社仏閣の建物って金銀のきらびやかさは控えめなのに、しっかりと伝統的な和式建造物はいいですね。
日本は伝統的な建築様式を踏襲した日本家屋が現存利用されている家庭もだいぶ減ってきているのは残念。もちろんメンテナンス等々コストが嵩むのでしょうがなんとか保存したいですね。と、借家住まいが思う訳です。 -
ちょうど年始の時期だからでしょうか、本宮近辺にいる間だけでも宮司の方々が複数回お祓いを実行してます。厳かな雰囲気が漂いますが、ここまで会社のお祓いで来ている皆様はお疲れ様です。
金刀比羅宮 寺・神社・教会
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海上交通の神様が奉られているので遠洋漁業船から海上自衛隊まで様々な船舶関係者からの奉納品が並びます。
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イチオシ
宮司の皆様によるお祓いも素晴らしいですが、巫女さんもお美しく、雅な空気に飲まれっぱなし。
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展望台からの眺めは素晴らしいですね。登ってきた疲れも吹っ飛びます。
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大門の所まで戻って参りました。
大門内で商売を許されているのは五人百姓と呼ばれる5軒のみ。縁台に並ぶのはどれも手のひら程の大きさの扇形した鼈甲飴の詰め合わせ。付属の小さいハンマーで割って食べるらしいのですが、かなりの量。一枚だけとかバラ売りした方が絶対売れると思うんだけどなぁ。五人百姓 専門店
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長い登り坂あれば長い下り坂ある。
参拝を終えた後はひたすら下山を続けやっと麓に到着。まだ閑散としていた参道街もちらほら開店してあれこれ販売しています。
甘い香りに誘われついつい買っちゃったのが煎餅。こちらは小麦粉ベースの煎餅で香り程の甘さはなく素朴な味わい。
こんぴら船々 追いてに
ほかけて… -
レンタカーを丸亀駅で返却して、12:17発の特急しおかぜ9号に乗ります。
一本後の特急にして、香川のうどんをもう一軒食べに行っても良かったのですが、わざわざこの列車にしたのには理由が。丸亀駅 駅
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しおかぜ9号はアンパンマン列車としてアンパンマン塗装の列車として走っているんです。なんでもアンパンマンの作者やなせたかしさんが土佐の出身、と言うゆかりでJR四国の汽車にアンパンマンの塗装を施しているのだとか。
ご覧の通り車両の外だけではなく、内装まで至る所がアンパンマンまみれ。小さなお子様で温泉に興味ない子供を温泉旅行に連れて行くならアンパンマン列車をネタに借り出せば喜ぶ事請け合い。ちなみにこの車両はまだ控えめですが、アンパンマンの特別シート指定席になると座席のクッションから壁、床まですべてアンパンマン一色。そんなシートに出張のビジネスマンが座ってパソコンとにらめっこしている図はなかなかシュール。EVA航空のキティちゃんジェットのビジネスクラスと同じ位シュール。 -
残念ながらアンパンマンよりビールマンの方に愛着あるおっさん。
ちょうど駅でさぬきビールなるご当地ビールを発見したのでお買い上げ。ここまで運転があるから金陵の試飲も我慢した事を考えれば昼ビールも許されるでしょう。
通風恐れないで親父の為に、ホップと酵母だけが友達さー♪ -
イチオシ
観音寺駅前後から予讃線は海沿いを走ります。朝方は微妙な空模様でしたがここいらではもう晴天。瀬戸内海が美しい!
走る汽車の中から撮った写真でも十分海の水が澄んでいる事が解ります。高松→松山間、間違いなく進行方向向かって右手が吉。箕浦駅 駅
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14:13松山駅に定刻とおりに到着!
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全部の車両にアンパンマンの塗装が施されています。この車両はアンパンマンがメインのようですが、全体ではドキンちゃんが優勢。
松山駅 (愛媛県) 駅
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ちょっと見え難いですが、この社内は他の車両より一層アンパンマン色が濃厚。一人では…厳しいかなぁ…(笑)
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松山駅に到着したら出迎えてくれたのが2012年ゆるキャラグランプリのバリィさん。卵形の体型に親近感が沸いたおっさん。キュートさもなかなか近しいものがあります。ね?(強制)
しかしバリィさんは今治市のゆるキャラ。松山市、ええのか? -
松山駅ですが、どうやら松山の方々にはJR松山駅より松山市駅の方がメジャーなようで。立派な駅ビルのある松山市駅とは対称的。
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あの時間に丸亀駅を出たかった理由のひとつがアンパンマン列車のしおかぜ号に乗りたかったから。
もうひとつがこれ、坊っちゃん列車に乗りたかったから。松山駅前停留場 駅
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松山市は今でも市電が走る街。普通の市電を見過ごす事2回、14:55に松山駅を出発する坊っちゃん列車は昔の車両をイメージしのんびりとした観光列車。
車両は近年の環境配慮を施されたディーゼル車ですが、客車は明治時代のものを使っているとか。当時の市電は全て汽車だったのですね。
車掌さんも当時の服装で簡単な街の観光案内があります。風情があっていいのですが、乗り心地は間違いなく普通の市電の方が良いです。 -
終点ではくるんと回って方向転換。なんかおもちゃみたいな動きで可愛らしい!
鉄っちゃんじゃなくても、終点まで乗ったら見て面白いんじゃないかな?道後温泉駅 駅
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車両は手動です。なんともご苦労様でございます。
松山駅から道後温泉駅まで500円。普通の市電の3倍くらいの値段ですが、エンタテインメント性を考えると十分楽しめます。 -
ワイフの写真を撮っていたら駅員さんが「一緒にお撮りしましょうか?」と。お願いしようとした矢先、ワイフが「おっさんとじゃなくてイケメンのお兄さんと写真撮りたい」と仰せなのでおっさんはカメラマンです。
この後二人でも撮って頂きましたが、自分が他の女性と撮りたいと言ったら穏やかではない事になるこの不平にモヤモヤした顔になっていました。 -
イチオシ
漱石フィーバーは汽車だけではなく団子にも。松山銘菓の坊っちゃん団子はしっとりとした餡の団子で上から抹茶、卵、小豆で色づけされています。
一串五銭で非常にうまい、と言われたのも今は昔。現代では一本百円で非常にうまい。うまい事には変わりませんし、お茶までついてきました! -
予約していた宿は「道後の宿 葛城」でしたが到着すると法定電気点検?か何かで閉館日。マジかい!と思った矢先、姉妹館の「花ゆづき」をお取りしました、との事。後になって調べてみたら花ゆづきの方が宿代がお高いみたい。勿体のうございます。
しかもご迷惑をお掛けしましたので、と、セミスイートの部屋付き露天風呂のある「湯すずみ」にご案内頂きました。お陰様でとっても快適な滞在!花ゆづき 宿・ホテル
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仲居さんから一頻り説明を頂き一休み。
また坊っちゃん団子を頂きます(笑) -
温泉に来たらやはり浴衣ですよね!男性用と女性用にしっかりと別れております。
ホテルから道後温泉本館まで目と鼻の先の距離なのが嬉しい。この寒い時期でも湯冷めする事なくホテルに戻れます。 -
夕食の時間まで少し時間があり、夕食後になると遅くなりすぎるので今のうちに温泉に入ります。
セルフィー風に写真を撮っていたら香港からの夫婦に写真撮りましょうか?とお声掛け頂きました。でも結果は斜めだったり後ろが見えないアップだったり…唔該とお礼だけ伝えて入浴へ進みます(汗)道後温泉本館 温泉
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使う道後温泉本館で入浴する為にはもちろん入浴料を支払う必要がありますが、入浴するお風呂と使用する休憩室で決まります。
お風呂だけってのが一番安いですが、折角なので二階の休憩室使って神の湯に浸かる840円のプランを利用。
温泉はやっぱり畳が合うなぁ、と思いながら呑気に一休み。 -
他の入浴客も多くいらっしゃるので残念ながら私のサービスショットは割愛しますが、だいぶゆっくり入浴できました。
とは言え単純泉なので無色透明だし硫黄とか温泉特有の香りもないので「温泉に入った!」と言う感動は薄い。
ただ日本最古(諸説あり(笑))と言われる1000年以上も前からある温泉で温まり、風情ある建物で涼む。気分から酔いしれる私には十分(笑) -
窓を開けるとすっと1月の冷たい風が入ります。
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イチオシ
19世紀に建てられた道後温泉本館。
この雰囲気いいですね。 -
いいなぁ、この障子から溢れる淡い光。中は蛍光灯の明かりと解っているけど障子って言うフィルターを通すだけでなんだか暖かい色合いになる不思議。
…なんて思いながら写真をパチパチしていたら湯冷め気味。そうだ、今は1月だったんだ…。 -
夕食は豪勢な海鮮鍋と鯛めしが目玉。もっとお値打ちな宿やコースがあったのですが、温泉旅行はやっぱり部屋で食事でしょ!とこれにしました。
どうやら鯛めしが気に入ったワイフ、自宅に帰ってからも何度か作ってくれています。
あ、もちろん〆は雑炊じゃなくうどん。朝に食べたすっきりとは違い鍋で出た濃厚なスープでしたがこれまた美味! -
宿の仲居さん曰く、もともと四国は日本酒文化圏。せっかくなので夕食時はビールではなく日本酒を頂く事に。
地酒を、とお願いしたらお隣は今治の酒蔵、山丹正宗を薦められました。辛口の飲みよいお酒です。 -
夕食も終わり一休みしているとうとうとしてしまいました。
大浴場に行こうか迷いましたが結局脱ぐのに身なりを整えるのが面倒になり、折角なので部屋付き露天風呂を。外気温が低いので貯めてもなかなか温まらないのはご愛敬。
でものんびり外の空気に触れながらお湯に浸かるのはいいですね!
お湯に浸かりながら寝てしまったのでちゃんと布団に入ります。
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旅行記グループ サンライズ瀬戸で行く金刀比羅さんと道後温泉の旅
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