クロアチア旅行①（アドリア海の真珠：ドゥブロヴニクⅠ）

2015/09/15 - 2015/09/15

クロアチアの観光の目玉は、やはりドゥブロヴニクですね。
クロアチアって何があるの？と聞かれてこの写真を見せると、
全員が見たことあると答えるぐらい有名な観光地です。

ユーゴスラビア紛争により大きな損害を受けた街は、
すでに傷跡を感じないほど、きれいに復興していました。

現在まで残る美しい中世の都市を散策します。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0

初日は、ドゥブロヴニク近郊のホテル：アスタレアに宿泊。
夜が明けていきます。

Hotel Astarea ホテル

朝散歩でホテル前のアドリア海に到着。
カモメがたそがれていました。

Hotel Astarea ホテル

今日も天気が良くて、暑くなりそうだなあ。

Hotel Astarea ホテル

ホテルから、バスでドゥブロヴニクにやってきました。
まずはケーブルカーに乗って、スルジ山に登ります。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

街の裏側は、険しい岩山になっています。

ロープウェーは内戦で破壊された後、2010年から再開されたので、
車体がまだ新しくてきれいですね。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

ロープウェー再開に際して、スイスの協力を受けた事への感謝を表す為、
乗り場スペースにスイスとクロアチアの国旗を彩った鐘が飾られていました。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

乗り場スペースから、ドゥブロヴニクを眺めた風景です。
俯瞰とまではいきませんが、高い城壁の向こうにオレンジ屋根の
街並みが見えています。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

ロープウェーが登り始めました。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

結構なスピードでどんどん登って行きます。
対抗のロープウェーの場所がいいと、よりいい絵になったのになあ。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

ドゥブロヴニクの写真でよく見る構図ですね。
高い城壁と海に囲まれた要塞都市であることがよく分かります。
赤レンガの屋根に覆われた美しい街ですね。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

スルジ山頂のケーブルカー駅展望台で思う存分写真を撮った後、駅を出てみました。
駅前？には、たくさんのレンタルバギーが並んでいます。

スルジ山 山・渓谷

スルジ山頂には、巨大な十字架が建てられています。
ナポレオンが贈ったそうですが、内戦で破壊された為、
現在の十字架は復元されたものです。

スルジ山 山・渓谷

スルジ山からの復路は、山側に立ちました。
でこぼこの岩山なのがよく分かりますね。

ドブロブニク ケーブルカー その他の交通機関

街の側面を廻り込み門に向かいます。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

小さな橋を渡って、旧市街に入場します。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

こちらの入り口は、ほとんど観光客がいないですね。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

市街地の地図が、設置されていました。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

旧市街の東門にあたるプロチェ門です。
右側面は、レブリン要塞に面しています。

プロチェ門 史跡・遺跡

旧市街に入りました。
右側面は市街の建物。左側面は海側の城壁です。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

フラスコのような穴が設けられていますね。
ただの模様なのか、何か目的があるのだろうか？

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

中世貿易の盛んだった時代の玄関口だった旧港です。
現在は交易船ではありませんが、ヨットや小さなクルーザなどが、びっしり停泊しています。

旧港 旧市街・古い町並み

近郊の島に向かう為の船なども、発着しているそうです。

旧港 旧市街・古い町並み

旧港近くにあった、小船を利用したお土産屋さんです。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

聖母被昇天大聖堂です。
建設当時の大聖堂は、1667年の大地震で崩れてしまいましたが、
1713年に再建され現在に至ります。

聖母被昇天大聖堂 寺院・教会

ドゥブロヴニク市街の中心地に向かいます。観光客が一気に増えました。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

聖母被昇天大聖堂近くにある、総督邸です。
この邸宅には、中世ラグーザ共和国総督が暮らしていました。
評議会、裁判所、元老院などの行政機関もおかれており、共和国時代の政治の中心となっていた建物です。

総督邸 史跡・遺跡

ドゥブロヴニク出身のマリン・ドルジッチ像です。
ルネサンス時代に活躍したクロアチア人の劇作家だそうです。
かなり撫でられているようで、鼻と腿がテカテカですね。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

1446年にオノフリオ・デラ・カヴァオノフリオが、作成したオノフリオの小噴水です。
小噴水があると云う事は、大噴水も存在します。
八角形の水槽に向けて、顔の彫刻の口から水が注がれています。

オノフリオの小噴水 モニュメント・記念碑

オノフリオの小噴水が設置されている本警備隊の建物の、派手な兜をかぶった彫刻です。
警備隊長さんなのかな？

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

ルジャ広場の一角を占めているスポンザ宮殿です。
16世紀に税関所として建設され、造幣局、国庫、銀行と用途を変えながら、利用されてきました。
1667年の大地震でも損害を受けなかった建物は、現在クロアチア独立戦争記念館となっています。

スポンザ宮殿 城・宮殿

旧市街の中心地となるルジャ広場です。
聖ヴラホ教会やスポンザ宮殿などと面しており、メインストリートのブラッツァ通りの起点となっています。

ルジャ広場 広場・公園

ルジャ広場中心に建つオルランドの柱です。
1418年にミラノのボニーノが、ドゥブロヴニクの職人たちと共に自由の象徴として建てたものだそうです。
像の右肘から手先までの長さ51.2cmは、ドゥブロヴニクの肘と呼ばれ、商取引の基準として使用されていました。不正防止のために、誰でも確認が出来るよう、公共の場の像を基準としたそうです。
1417年に造られた土台も同じ長さが使用されています。

オーランドの像 モニュメント・記念碑

ルジャ広場に面している聖ヴラホ教会です。
元々あった教会が大地震で損傷を受けた後、1706年に火災で全焼してしまった為、1715年に新たに建てられた教会です。
ドゥブロヴニクの守護聖人である聖ヴラホ像だけ、火災から救出されたそうです。

聖ヴラホ教会 寺院・教会

ドゥブロヴニクのメインストリートとなるブラッツァ通りです。
ルジャ広場とブラッツァ通り付近は、多くの観光客でごった返しています。

プラッツァ通り 旧市街・古い町並み

ブラッツァ通り沿いには、銀行やブランド店等が並んでいます。

プラッツァ通り 旧市街・古い町並み

ブラッツァ通りからは、左右に何本もの路地が通っています。
路地に面して飲食店等が多いようで、テーブルや椅子が並んでいます。
旧市街の路地は、雰囲気があって好きですね。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

ブラッツァ通りの両端は、小さな広場に面しています。
一方はルジャ広場、もう一方にはオノフリオの大噴水が存在します。
旧市街へのメインの入場口になっているピレ門のすぐ近くです。

オノフリオの大噴水 広場・公園

12Km離れた源泉から、水が供給されています。
小噴水同様、大噴水も顔の彫刻から水が注がれています。

オノフリオの大噴水 広場・公園