南部アフリカの旅（４）～ナミビア２　ナミブ砂漠（ソッサスフレイ）～

2015/12/29 - 2015/12/29

この日は終日ナミブ砂漠の観光です。日の出前にナミブ・ナウクルフト・ロッジを出発し、１時間ほどかけてナミブ砂漠の拠点となるセスリエムに向かいます。日の出とともに開く公園のゲートを抜けて、まずはＤＵＮＥ４５と呼ばれる砂山に登った後、砂丘群の広がるソッサスフレイからデッドフレイまで歩いて向かいます。デッドフレイではあまりの暑さに熱中症になる寸前でしたが、ナミブのアプリコット色に輝く雄大な砂漠を堪能することができました。

12/25(金)関空→ドバイ（機中泊）
12/26(土)ドバイ→ケープタウン→テーブルマウンテン
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12/27(日)ケープ半島一日ツアー
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12/28(月)ケープタウン→ウィントフック→ナミブ砂漠
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12/29(火)ナミブ砂漠(ソッサスフレイ)
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12/30(水)ナミブ砂漠→ウォルビスベイ→ヨハネスブルグ
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12/31(木)ヨハネスブルグ→ビクトリアフォールズ(ザンビア側)
1/1(金)チョベ国立公園一日ツアー
1/2(土)ビクトリアフォールズ(ジンバブエ側)→ヨハネスブルグ
1/3(日)ヨハネスブルグ→ドバイ(ブルジュ・ハリファ)→機中泊
1/4(月)関空着

エリア ナミブ砂漠周辺(ナミビア)

まだ外も暗い中、早朝４時過ぎに起床し、軽くコーヒーとオートミールを食べた後、ナミブ砂漠観光の起点となるセスリエムに向かいます。残念ながら空は雲が覆われていて、所々青空が顔を覗かせていますが、日の出までに雲が晴れてくれるかどうかは微妙です。

ナミブ・ナウクルフト・ロッジから１時間ほどでナミブ・ナウクルフト公園のゲートに到着しました。このゲートは日の出時に開くので、砂漠の上で日の出を見るためには公園内の限られたホテルやキャンプ場に宿泊する必要があります。

６時過ぎの日の出とともにゲートが開き、一路ナミブ砂漠に向かいます。

途中、右手にオリックスが歩いているのが目に入りました。

まっすぐの角が特徴的なオリックス。

雲の合間から太陽が顔を覗かせました。

太陽が低い位置にある時間帯は、砂漠がより赤く輝きます。ナミブの砂は鉄分が多く含まれており、朝陽や夕陽に照らされてより一層赤く染まります。

アプリコット色に輝くナミブ砂漠。

アプリコット色に輝くナミブ砂漠。

右手に砂丘を見ながら奥に進んでいきます。

朝日に照らされるナミブ砂漠。

７時頃にＤＵＮＥ４５の砂丘に到着しました。

ＤＵＮＥ４５の砂丘。残念ながら朝日が雲に隠れてしまいました。朝日に照らされていれば、陰影の濃い砂丘が見れるのですが、雲が晴れてきてくれると良いのですが。

ＤＵＮＥ４５は高さが１５０ｍの砂丘であり、稜線に残された足跡を踏みしめて登っていきます。

砂丘の大斜面。

頂上付近に到着。

少し太陽が顔を出してきたので、砂丘も赤く輝いてきました。

ＤＵＮＥ４５の稜線。

奥に進むにつれ、稜線の幅が狭くなってきて、足が少し震えてきました。

砂丘なので滑落しても問題ないのですが、柵などのつかまる所が無いような高い所は苦手です。

足を震わせながら振り返っての撮影。奥に一人歩いているのが妻です。

ＤＵＮＥ４５の奥に広がる砂丘群。

ナミブ砂漠

美しい稜線。右側に立っているのが私です。

ここから先は人が歩いていないので、稜線が綺麗に残っています。

稜線と風紋が綺麗に描かれています。

ナミブ砂漠の風紋。

ナミブ砂漠の風紋。

鳥の足跡が風紋の中に残されていました。

ナミブ砂漠の風紋。

この枯れ川の谷の奥にはソッサスフレイの大砂丘が広がっています。雲が切れてきて、晴れ間が広がってきました。

この鳥が先ほど風紋に残されていた足跡の正体です。

蟻のケンカ。

１時間２０分をＤＵＮＥ４５の登山に費やしました。８時半にソッサスフレイに向けて出発します。しばらく行くと、舗装道路が途切れ、砂地の悪路に入ります。ここからは４ＷＤの車しか入れないので、ソッサスフレイまでのシャトル便が用意されているようです。

干からびた枯れ木。乾燥があまりにも激しいので、微生物によって分解されずにそのままの姿で残ったそうです。

砂地の悪路。４ＷＤしか入れないのも頷けます。

右手には稜線の美しいＤＵＮＥがそびえています。

９時頃ソッサスフレイに到着しました。周囲には巨大な砂丘群が広がっています。

ここからは歩いてデッドフレイに向かいます。

ソッサスフレイの砂丘。

ソッサスフレイの砂丘。

ビッグ・ダディと呼ばれる高さ約４００ｍの巨大な砂丘を左手に見ながら歩いていきます。

太陽の日差しも強くなってきたので、今から砂丘に登るのはかなりつらいでしょう。

少し坂を登ってから振り返ると、ソッサスフレイの大砂丘群を遠目に見やることができます。

稜線の美しいソッサスフレイの砂丘。

ソッサスフレイ。

２０分ほど歩いてデッドフレイに到着しました。

かつて川の洪水により形成された沼地が気候変動により全て干上がってしまったそうです。

ガイドさんから１０分で必ず戻って来るように念を押されたので、足早にデッドフレイに踏み入れます。

デッドフレイは盆地で、地面も白いので太陽の日差しもさらに強く、暑さも強烈です。

数百年にもわたって残された枯れ木が白い地面に佇んでおり、デッドフレイ（死の沼）と形容されるだけあります。

枯れ木と砂漠。

砂漠をバックにした枯れ木。

白い地面にたたずむ枯れ木。

デッドフレイの白い地面。

テンション上がりまくりで写真を撮りまくって、１０分があっという間に過ぎてしまいました。デッドフレイから戻ると、めまいがして歩くのもつらくなってきて、熱中症寸前の状態に陥りました。ガイドさんが１０分で必ず戻れと指示したのは、次へ向かう時間の為だけではなく、デッドフレイに長居するのは危険だという意味でしょう。

歩くのは少々きついですが、頑張って駐車場まで戻ります。

青空とソッサスフレイ。

10時頃、やっと駐車場まで戻ってきました。車の中のエアコンあたり何とか復活。

ソッサスフレイ砂丘。

ソッサスフレイの近くの木陰でブレックファスト。

サンドイッチとフルーツをいただいた後、10時40分頃出発します。

早朝に登った、ＤＵＮＥ４５の大砂丘。

車と並走するダチョウ。

右側がナミビア国旗です。

12時過ぎにセスリエム・キャニオンに到着。

この峡谷の下まで行くものと思いましたが、上から眺めただけでした。

見事にＵ字型に褶曲した地層。

13時30分頃、ロッジに戻ってきました。

14時頃、ランチをいただきました。

ロッジのプール。

ロッジの周りを散策します。

ロッジの前に広がる大平原。

鳥の巨大な巣も近くにありました。

ポツポツと地面に穴が開いていますが、何の住処でしょうか。

穴の住人はリスでした。

二本足で立ったり、前にかがんで見たり、仕草が面白いです。

両手を前に交差させて身体をかきむしったりしていました。

16時頃、ティータイムにケーキが用意されていました。絵葉書を書きながらくつろぎました。

18時半頃、ロッジの近くのマーブルマウンテンに夕陽を見に行きます。彼が今回のガイド兼ドライバーです。

途中、遠くに大雨が降っているのが見えます。

オリックス発見。

オリックス。

太陽が射してきて、虹がうっすらと出てきました。

平原から昇る虹。

19時20分、マーブルマウンテンに到着しました。山の上から虹が昇っています。

山から昇る虹。まるで放水銃のように綺麗に虹が描かれています。

ナミブの美しい虹。

マーブルマウンテンからの夕陽。ビールを飲みながら眺める夕陽は格別です。

夕陽が沈む前に大雨が降ってきたので、急いで車に戻ります。

雨が止んだので、夕陽の撮影に戻りました。

夕陽がナミブの平原に沈んでいきました。またしても雨が降ってきたので、ロッジに戻ります。

ロッジに戻りディナータイム。今晩は外でのバーベキューです。

炭火で焼かれた牛肉やソーセージは格別でした。ゆっくりと食べたいところですが、途中でまたしても雨にやられたためロッジに戻りました。