2016/01/04 - 2016/01/13
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beanbagさん
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いよいよ今回の旅の目的地、ラオスに入ります。もうベトナムに未練はありません。
ラオスでは、ラーンサーン王国の都ルアンパバーン、チャンパーサック王国の都パークセー、ラオスの首都ビエンチャンの3都市を回ります。ルートは4トラのエンリケさんの旅行記を参考に、空路で回れる行程です。
引退後に始めた海外一人旅は、回数を重ねるにつれ少しずつコンセプトが固まってきました。
① 安全 : 陸路より空路、屋台よりレストラン
② 快適 : ゲストハウスではなくホテル
③ 割安 : H.○.S.より安く
それでいて
④ 自由 : ツアーでなく個人旅行
です。すなわち”フラッシュパッカー”です。
世界遺産の街ルアンパバーンは、ハノイとは対照的になんとも心安らぐ街です。ここに3泊の予定です。
〈旅程〉
1日目(2016年1月4日)HND→HAN (NH857)、Essence Palace Hotel泊
2日目(1月5日)HAN→LPQ (VN931)、The Apsara泊
3日目(1月6日)パークウー洞窟ツアー、タート・クアンシーの滝ツアー、The Apsara泊
4日目(1月7日)ルアンパバーン街歩き、The Apsara泊
5日目(1月8日)LPQ→PKZ(QV513)、Athena Hotel泊
6日目(1月9日)ワット・プー遺跡ツアー、Athena Hotel泊
7日目(1月10日)シーパンドーン1日ツアー、Athena Hotel泊
8日目(1月11日)PKZ→VTE(QV516)、Ibis Vientiane Nam Phu Hotel泊
9日目(1月12日)VTE→BKK(TG571)
10日目(1月13日)BKK→NRT(NH808)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ANA タイ国際航空 ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ルアンパバーンの街が見えてきた。
-
ルアンパバーン国際空港。
ルアンパバーン国際空港 (LPQ) 空港
-
乗ってきたベトナム航空のATR72。徒歩でターミナルまで歩く。
-
欧米人はアライバルビザの手続きに呼び止められるが、日本人はビザなし入国可、一番乗りで入国審査を終える。預け荷物もない。
空港内でとりあえず10,000円を両替、667,500キープ。
さっそく市内までの乗合タクシーのチケットを購入、50,000キープ(800円)。他の乗客が揃うまで5分ほどターミナルの外で待つ。 -
ターミナル出口はこんな感じで人も少なく、のどかなもの。
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左端のミニバンで街に向け出発。同乗者は添乗員付きの中国人観光客3人と日本人か韓国人か不明の若者1名。
乗ってきた飛行機は欧米人ばかりだったが、彼らはまだ空港の中。同乗者は他の便の乗客らしい。これ以降も中国人や韓国人観光客は数多くみたが、日本人はほとんどいない。ラオスと中国・韓国には直航便があるが、日本からは飛んでいないのも一因と考えられる。 -
車の中ではドライバーと中国人添乗員の間でさっそく商談が始まる。
ドライバーが「明日はどこに行くのか?」と聞くと、
添乗員が「エレファント・ライドに行く」。
ドライバー「4人で200,000キープ(3,200円)でどうか?」
添乗員「あと1名増えるが同じ金額で良いか?」
ドライバー「OK。あとでここに電話してくれ」と、紙切れに携帯番号を記入して手渡す。
最初に韓国人(?)男性を降ろす。旅行者にしては荷物が少ない。
次に中国人団体客をゲストハウス前で。
最後は私。お義理で「明日はどこに行くのか?」と聞いてきたが、「これから現地ツアーを探す」と答えるとそれきり。
ホテル前は新年のイベントのためか、自動車進入禁止となっており、20mほど手前で降ろされる。 -
ホテルはThe Apsara。1階がレストランになっており、その片隅にフロントがある。
着いた日に写真を撮り忘れたので、この写真は3日目の早朝撮影したもの。ザ アプサラ ライブ ドロイテ ホテル ホテル
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入って行くなり私がわかったようで、名乗るまでもなくレセプショニストが対応してくれる。
それもそのはず、このホテルも欧米人宿泊客がほとんでで東洋人は私くらい。
簡単な地図で市内観光の概要を説明してくれ、Wifiパスワードをもらって部屋に案内される。 -
案内された部屋は1軒別のレストランを挟んだ2階建ての別館。
写真の2階右端が私の部屋。 -
建物は多少年季が入っているが、広くてよく掃除され、清潔で不満はない。
エアコンは付いているがテレビはない。ルアンパバーンも肌寒い感じでエアコンは使わなかった。
テレビは旅行中は滅多に見ないので別になくても構わない。むしろその方が潔い。
Wifiは多少遅いがYouTubeが支障なく使える。 -
部屋はコロニアルな雰囲気。狭いながらラナイも付いている。
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水回りはこんな感じ。歯ブラシやスリッパはない。持参したビーチサンダルを街歩き、部屋履き兼用で使う。
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トイレにタイ式ウォシュレットが付いていないので、これも持参したトラベル・ウォシュレットを使う。ウォシュレットに慣れてしまうと、海外に出た時は多少面倒なことになる。
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シャワースペースは広々。これなら仕切りがなくても周りに飛び散らない。湯温、湯量も申し分ない。ただ、レインフォール型なのが多少不便。
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毎日2本のミネラルウォーターが無料で付く。セイフティボックスもあり、街歩きの拠点として十分な機能。
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さっそくツアーの予約に街に出る。メインストリートのサッカリン通りも人が少なくのんびりした雰囲気。
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別の角度から。
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サッカリン通りで旅行代理店ダニンゴン・トラベル (Dane Ningom Travel)を発見、雰囲気も悪くないのでさっそくここでツアーの予約(この写真は翌朝撮影)。
女性2人が店番をしており、その一人と相談する。
ラオスはベトナムと違って明朗会計。パンフレットを使って説明してくれる。
パークウー洞窟へのメコン川クルーズが午前8時集合、午後1時帰着で80,000キープ(1,300円)。
タート・クアンシーの滝半日ツアーが午後1時20分集合、6時帰着で55,000キープ(900円)。
乗り継ぎに20分しかないが、思い切って1日で回ることにして明日(6日)の予約をする。 -
その領収書、合計135,000キープ(2,200円)。これでもハノイのぼったくりタクシーより安い。
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用件が済んだので、引き続き街歩き。
まず、ルアンパバーン国立博物館。かつての王宮だった建物。入場料30,000キープ(500円)。
内部は残念ながら撮影禁止だが、内装や調度品の絢爛豪華さ、展示物の見事さは、9月に行ったインドネシアのソロやジョグジャカルタの王宮に比べてもはるかに立派で、往時の繁栄ぶりがうかがえる。
博物館や寺院の中に入るには靴を脱ぐ必要がある。ミャンマーと違って靴下は脱ぐ必要はない。私はビーサンなので楽チン。王宮博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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王宮内のパバーン像安置祠。
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続いて、その隣のワット・マイ。入場料10,000キープ(160円)。
ルアンパバーンの中でも最も美しい寺院の一つ。ワット マイ スワナプーマハム 建造物
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なるほど。
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本堂の仏像。
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扉にはアプサラスのレリーフ。
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壁面のレリーフはラーマーヤナの物語らしい。ここも仏教が伝来したインド文化の影響が強い。
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よく分からないストゥーパもある。
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ワット・マイの道路向かいはプーシーの丘への登山口。入場料20,000キープ(320円)。多少、息がきれる程度の登り、一気に登りきる。
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有名なプーシーの丘からの眺め、必見。世界遺産の街が一望できる。
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こちらも。
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反対側はメコン川が望める。日没を待つにはまだ時間がありすぎる。
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頂上に建つタート・チョムシー。
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丘を下りてくると、国立博物館前はナイトマーケットの準備が始まっている。
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メコン川の方に行ってみる。ここでもまだメコン川に沈む夕日を見るには時間がある。
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ちょっと時間が早いが、夕食をとることにする。店はKhaiphaen、トリップアドバイザーの評価が高い。
まだ6時前なので客はちらほら。それでも私同様、トリップアドバイザーで興味を持った欧米客がやってくる。 -
初ビアラオ。東南アジアのビールに共通した甘口、ソフトな味わい。結構好き。
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食事は1月のスペシャルメニュー02番を注文してみた。他にもメニューはいろいろあるが、よく分からないのでオススメを。
ビアラオ・ダークを追加して、82,000キープ(1,300円)。ビールが高く、観光地価格。 -
笹の葉で包んだ鶏肉のから揚げに冬瓜とトマトのサラダ。ラオス特有のもち米のご飯(スティッキー・ライス)がつく。なかなかに美味い。
以前から感じているが、東南アジアは鶏肉が美味しい。日本でいう地鶏が籠に入れて生きたまま売られているのだから不味いわけがない。結果的にこの旅の食事は、ほとんどチキンをチョイスした。 -
食事が終わった頃には夕闇が迫る。日の入りが拝めるかとメコン川に降りてみる。
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残念ながらすでに陽が沈んだ後。振り返ってみるとこの日が一番天気が良く、日の入りを見るには最適だった。返す返すも残念。
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サッカリン通りの延長にあるシーサワンウォン通りに戻って、ルアンパバーン名物のナイトマーケット見物。4列のテントが数百メートルにわたって並ぶ。
ナイトマーケット 市場
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ラオス名産の織物や。
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可愛らしいアクセサリー。
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工芸品など、ありとあらゆるものが並ぶ。
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女性観光客らは興味津々。他の東南アジア諸国とは違って、「買って、買って」攻勢はない。ラオス人は、ただじっとお客を待っているだけ、奥ゆかしい。
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夜も更けてきたのでナイトマーケットを後にする。
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サッカリン通りのレストランは欧米観光客で賑わっている。
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ホテルに戻ってきた。ホテル前のナムカーン川河畔の新年イベントはまだ続いている。大音響の音楽が夜9時近くまで鳴り響いている。
とても寝るどころではないので、こちらもYouTubeでBABYMETALのライブをボリューム・マックスで眺めながら、やり過ごすしかない。
ルアンパバーン初日の夜は予想外の形で過ぎていった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- にゃんだふるさん 2016/09/01 12:54:56
- 本を読むように拝見させていただきました。
- beanbagさん
こんにちは。いつもご訪問いただきありがとうございます。
ハノイとラオスの一人旅、どんどん次が読みたくなってしまって、本当に本を読むように拝見させていただきました。
レストランにホテル、どこもセンスの良いところばかりで、とても参考になります。
また落ち着いた大人のスマートな表現も味があって素敵です。
ラオスはまだ行ったことが無いのですが、友人が今年のゴールデンウィークに行っており、かなり良かったと言っていました。
私が行ったことのある東南アジアは有名どころの都市が多いので、いつか行きたいなぁと思いつつ、最近はヨーロッパ熱が上がって困ってしまいます(o^^o)
そうだ、私も今年ロッキンジャパンに参戦して参りました(*^^*)残念ながら行かれた翌週でしたが、毎年部内で行くのが恒例となっているのです。旅行記拝見した時にあらっと思ってしまいました(o^^o)
またこれからも沢山拝見してさせていただくことと思いますが、引き続き宜しくお願いいたします。
にゃんだふる
- beanbagさん からの返信 2016/09/02 17:34:34
- RE: 本を読むように拝見させていただきました。
- にゃんだふるさん
掲示板へのコメントありがとうございます。
それから、私の拙い旅行記にたくさんの「いいね」をありがとうございます。
ラオスは人々の素朴さと温かさに触れることができ、今思い出しても楽しく、心に残る旅でした。お気に召すかどうかわかりませんが、機会があれば一度いらっしゃってもよろしいのではないでしょうか?
にゃんだふるさんの旅行記も楽しく拝見しております。特にインドの旅行記には感銘を受けました。インドは視察でムンバイとデリーに行ったことがありますが、あくまで仕事でしたので観光は一切なく、移動のバスの中から街の様子を眺めただけでした。もう20年も前の話です。にゃんだふるさんの旅行記を拝見して、もう一度行きたくなりました。
また、現役バリバリの女性2人連れの優雅でリッチな旅の楽しみ方を拝見していると、年金生活者の一人旅が侘しく思えてきます。もっと若いうちに旅行しておけばよかったと、今頃反省しても時すでに遅しです。
年甲斐もなくRIJFに参戦しましたが、楽しい経験でした。WOWOWで放映されましたので、録画して見直しています。私がちょこっと写っているような、いないような。やはり音楽はライブに限りますね。
妻と一緒に旅行できるようになって、私もこれからは欧米中心です。体力と軍資金の続く限り回ってみたいと思います。
これからも旅行記を楽しみにしております。よろしくお願いします。
beanbag
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