2015/09/01 - 2015/09/20
314位(同エリア725件中)
いわさとさん
夏休みを利用してフランス(一部ドイツ)へ。
パリを拠点に、アルザスの中心都市ストラスブール(+日帰りでドイツのケール)を絡めた計画。
■主な目的
◇美味いものが食べたい
◇モンドールが食べたい
◇友人に会いたい
◇アルザスに行きたい
■エアのこと。
ロングホールフライトになるので、エアはアッパークラスで行きたい。
直行便なら日系、もしくはエールフランス。トランジットを一回まで許すなら選択肢は広がる・・・。
色々考えていたら、中東の御三家会社が結構安い。地域情勢や新興エアという向かい風があるのだろうか?
最新のプロダクトに、余裕あるサービス(成り金ともいわれる)、魅力的だけど南周りというのはさすがに遠いな・・・と躊躇していたら、最安のセールが終わってしまった。
よく考えてみると、JALのマイルがそこそこたまっている。2人分の欧州ビジネスには届かないが、今回OWのビジネスで行けば次回マイルで行ける。
一粒で2度おいしいと勝手に自分に言い聞かせて、OWのカタール航空を検討する。
で、パソコンをカチャカチャ。
・・・日本発着の欧州は高いが、バックワンウェイなら結構安いな。
インチョン〜ドーハ〜CDG〜ドーハ〜羽田、を片道扱いで発券すれば、全部込で23万円弱。
最安キャンペーン時の羽田発着16万円台には遠く及ばないが、行きたい時に行くので仕方ない。
インチョンまでは、国内500マイルキャンペーンで地道に貯めていたデルタマイルで特典発券する。
片道なら7500マイル+諸税2700円程度だから良しとしよう。
これで決まり。マイル加算されたら、もう一回欧州だ。
という訳で、
◆往路
NRT-ICN(大韓航空)
ICN-DOH-CDG(カタール航空)
◆復路
CDG-DOH-HND(カタール航空)
で、フランスへ向かいます。
■乗り継ぎ便を考えるにあたり条件設定。
1.往路は「お土産」の関係上、なるべく短時間で。
2.色んな機材に乗りたい
3.気象条件も考慮
ドーハ経由なので、出来る限り荷物の温度変化によるダメージを少なくしたい。
かつ、成田‐インチョンは台風が怖いので余裕あるトランジットタイムを設定したい。
そして、飛行機ちょいオタとしては色々な機材に乗ってみたい。
このあたりを便設定で考慮。
結果、747、777、A380、A330、787、と2社5機種の機材を楽しむことに。
発券の後、韓国でMARSが流行るは、中東情勢が怪しくなるは、TGVでテロ未遂、移民問題など、ヤキモキする案件が発生しましたが、無事行ってまいりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 大韓航空 カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずは、成田からインチョン経由でドーハまで移動。
-
成田は1タミの北ウイング。
スカイチームが集結するターミナルで、我が家が利用するのは超久しぶり。 -
するっとチェックインを済ませ、まずは大韓航空のラウンジへ。
荷物はパリまでスルーバゲージ。
ステータスマッチで頂いたスカイプライオリティの資格ですが、上級会員のベネフィットを受けられるので有難い。
ラウンジは前便が出発したばかりであまり混んでいない。
エースコックのわかめラーメンを見つけ思わず頂いてしまう。食べるのは何十年ぶりだろうか?
ワーカメワーカメ、すっきすき〜。お前はドコのワカメじゃぁ? By石立 -
KEのラウンジは、NHに負けず劣らず炭水化物ワールドですね。
-
時間があったので、デルタラウンジへ移動。
成田の米系ラウンジは広いのでお気に入り。一番はアメリカンかな。 -
野菜スティック、ブロッコリーにアメリカの風を感じる。
とりあえずプレモル。 -
つくねにカルフォルニアロール とびこ
-
ラウンジのすぐ下がゲートだったので楽ちん。
1発目は、747−400。国内線ではもうお目にかかれないな。
※この画像はインチョンです。 -
この路線はY移動。
Yキャビンは3−4−3。747のオーソドックスパターン配置。
搭乗時にアンニョンハセヨ〜とイントネーションも気にしながら本気の挨拶したら、以降ガチでハングル語サービスになった。
その都度、必死で英語で外国人アピールするも、丁寧なハングルで返され続ける。
まあ、ソウルや台北あたりだと結構ネイティブ扱いされるけど。顔つきか雰囲気か・・・。香港では台湾人っぽいと言われたな。理由は「だって、田舎っぽいんだもん!」だって・・・失礼だろタイワンレンに!! -
747のお楽しみ。2Fキャビンへの階段。いいね〜。
-
4発エンジン!たまらん〜!
-
機内食は日系と比べ物にならない美味さ。
最近は知らないけど、以前乗ったNHのNRT−ICH線はランチボックスだった。
こちらはサムゲタン。成田積み込み?随分本格的なメイン。隣ブロックの韓国人若奥様はコチュジャンチューブを貰っていた。なるほど。味つけは全体的にシンプルな感じだしね。あと、連れが感動していたチョーヤのチューブ梅ゼリー。確かにNHの手抜きデザートより全然良い。こういう潤い系デザートは機内では更に美味しく感じるし、チューブで食べやすい。
バドワイザーは・・・20年ぶりぐらいに飲んだ。尋常じゃない薄さでビックリ。
アメリカ行っても今やクラフトビールとか飲んじゃうしね。舌がバドを受け付けなくなったか。 -
あっという間にインチョン着。
飛行時間は羽田〜福岡+αですからね。
飯食ってウトウトしてりゃ着いちゃうな。
トランスファーなので、手荷物検査を受けて制限区域へ。
カタール航空は深夜便なので、トランスファーカウンターはまだ機能しておらず4時間前にゲート横で搭乗券を発券してもらう。
それまではラウンジで休もうと、メインターミナルからコンコースへ移動。
さすがは東アジアのハブ空港、活気がある。北京に押され気味と聞くがどうなのかな?
成田や羽田は日本人向けだからね。運用方が違うので比較できないな。 -
カタール航空のHPでは、インチョンではアシアナラウンジにインビテーションされるとあるのでメインはOZラウンジと思っていた。
で、OWのカタール航空だから、まずはミールの充実したキャセイラウンジに寄って、後でシャワー浴びにアシアナラウンジに移動しようと計画していた。
キャセイラウンジは、便が行ってしまうとガラガラに。途中休憩を挟むからクローズするよ〜と受付のお姉さんに言われる。 -
ミールは流石キャセイ。アウェイのラウンジとはいえ一通りある。
ホットミール、コールドミール、泡、ワイン、リカー類。そして、ヌードルバーの代わり、「謎の盛りソバ」BYウォーカーヒル。 -
韓国では定番の「どこか似てる意匠の商品」
男?。 -
飛行機眺めながら、泡飲んでりゃOK。
-
チーズも3種類ぐらいある。
瓶の泡水もあるのが何気に太っ腹。 -
斬新かつ男気溢れるフィンガーサンド。
ストイックにトマトスライスのみ。バターやマーガリンのつなぎも無い。
キュウリサンドウィッチのオマージュ?
脊髄反射で「アイスラッガー!!?」とつぶやく。
・・・で、ここでこの旅最大の失敗。
さて、シャワーを浴びにアシアナラウンジにGO、と入口まで移動。
ふと、アシアナラウンジ入口の提携航空会社の案内を見るとカタール航空がない?
そしてラウンジ受付嬢から衝撃のアナウンス。
「カタール航空とは先月に契約フィニッシュデス。キャセイラウンジに行ってくだサイ」
え?確かにスタアラのラウンジじゃなくて、OWのキャセイラウンジが本来の姿なんだろうけど、今までのアライアンスの経緯からアシアナ提携だったし、HPもそのままだし、実は日本のカタール航空ブランチにも確認したんだぞ・・・。しかし現場が最優先だし、海外では良くあることだな。
でも、確かキャセイラウンジにはシャワールームないよな・・・。
と、とぼとぼキャセイラウンジに戻る。
しばらくして、お手洗いに寄った連れが血相を変えて飛んでくる。
「お手洗いに、シャワー浴びたい人は受付に声かけてって貼り紙があるよ!」
何?男子便所では見かけなかったぞ!
ともかく、受付にダッシュだ。
「シャワーは外部委託のサービスで提供しますが、21時までです。ソーリー」
やっちまった。シャワー浴びて、さっぱりして乗ろうとしてたのに・・・。
仕方ないドーハで浴びるか。
搭乗時間までラウンジでネットとかして時間つぶし。
流石に出発が深夜なので、じわじわ疲れが出てくる感じ。 -
搭乗時間が近くなったのでゲートへ移動。
左はビジネス、右はエコノミー。
搭乗時から疲労度が違う。
では、ドーハに向けて出発。 -
おお、ケチらずPBBが2つ。
セコイと1本で、ビジネス席周辺が大混雑ってのあるからね。
これは嬉しい。まあ、機材が大きいからかもしれないけど。 -
2発目は、B777−300ER。
-
カタール航空では既にロートル扱いの機材だ。
-
カタール航空の長距離仕様777のCは2−2−2。
既に旧仕様扱いだが、シートピッチが約2mの凄い空間を提供してくれる。
勿論、フルフラット。自分の身長では当然有り余る広さ。 -
「シートベルトを締めると前の物入れに手が届かず不満」とエコノミー慣れした連れの談。
-
ウェルカムドリンクは、泡にフレッシュオレンジジュース、ライムジュースに水、泡水。泡は白とロゼを選べる。
いきなりテタンジェかよ・・・。
あと、温かいおしぼりか冷たいおしぼりを選べる。 -
まあ、平民の自分には当然のチョイス。
-
飲みっぷりにアンテナが立ったか、すぐに白泡も勧めてくれる。
勿論「テタンジェもありますが、こちらもいかが?」と押しつけがましくはない。
インチョン発なので、当然韓国人客が多く、担当のCAさんも韓国人だった。
そして名前を確認されたのに関わらず、時折ハングル語でサービスされる。
もう慣れたな。
必殺の「メクチュ ジュセヨ」を炸裂させるか。 -
アミューズはクリーミーな豆腐みたいなやつ。
食事は深夜にも関わらず、フルボディーなメニューが揃っていた。
基本、離陸前などに食べたいもの、食べるタイミングを聞きに来る。
それ以外にも食べたいものを食べたい時にオーダーできる(そういう説明を受ける)。 -
自分は酒飲んでサッサと寝たいので、離陸後にチーズとポートワイン。
後は着陸2時間前にお願いする。人気メニューはキープしておいてもらうと良いらしい(そういう説明を受ける)。
そして、いつもの機上戦「上海」をプレイ。
過去の戦績はキャリアを問わず1勝50敗以上。
とにかく勝てない。レベル設定はノーマル。ごくごく一般の設定でプレイしているのだが、勝てない。
NHだろうが、JLだろうが、CXだろうが、とにかく勝てない。
唯一の1勝はたしかNH。喜びのあまり画面を撮影してたはず。今度チェックしてみよう。
で、今回も惨敗。お酒飲んでるんで粘りはなし。すぐ辞める。 -
さて歯を磨いて、おやすみなさい。
夜間は中国大陸横断なので景色に興味なし。
どうせ暗いけど。 -
夜が明けてきた。
お手洗いに行くと、CAさんが目ざとく見つけてホットタオルを置きに来てくれる。
で、何か飲むか?朝食食べるか?と声掛け。 -
朝食はフレッシュオレンジジュースとギリシャヨーグルトから。
温められたパンはデフォルトで3種類。あとバター。イチゴとアプリコット、マーマレードジャムと蜂蜜を選べる。 -
メインはローストアーティチョーク&チーズのフリッタータ
ソーセージとポテト添え。
まあ、オムレツですね。 -
〆にグルメアイスクリーム。
甘酸っぱいフランボワーズソースが目を覚まさせる。 -
連れは違うタイミングでローストビーフサラダと、
-
ビーフブレゼ、韓国風ソースがけ
思い思いの時間に、自分のペースでいただけるのが嬉しい。 -
ここまで来た。
ドーハまでもうすぐだ。
まだ旅程は半分ちょっとだけどね。
やっぱりフルフラットで横になって寝ると疲れが貯まらない。
ゲームで言えばHPが回復する感じ。
旅行で移動の際に疲れるか回復するかって結構大事な分かれ道かもしれない。
歳とってくると特に感じる。 -
砂上の楼閣と思ってしまう。
-
地震大国の国民としては、大丈夫と言われても不安に思ってしまうなぁ。
-
無事、定刻通りドーハ着。
軽い砂嵐の洗礼。
因みに現地情報は、朝の05:00で気温は摂氏34℃!
ここからパリ行きに乗り換えます。
(続)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- ddさん 2019/08/26 19:14:18
- カタール航空の発券について
- 初めまして
ソウルからのカタールのラウンジを調べていて 此方にたどり着きました。
ラウンジについて大変参考にさせていただきました。
旅行記にカタールを片道発券されたとありますが 私が検索した限りでは片道発券は
往復と変わらないくらい割高になっていました。
どのように発券なさったんでしょうか?
御教えいただけましたら ありがたいです。
お忙しいところ いきなりの質問で申し訳ありませんが よろしくお願いいたします。
-
- .N.K.さん 2016/11/12 14:18:05
- 仁川での乗継時の発券について教えてください
- いわさとさま
はじめまして!
もしご存知でしたら
教えて頂けないでしょうか?
今度FUK-ICN-DOH-AUHと乗継ぎます。
FUK-ICNはKEで別発券
ICN-DOH-AUHは
AVIOSの特典航空券です。
ICN(仁川)は初でトランジットのみ、入国しません。
ICNからのQRの発券については
当日QRの搭乗ゲート横のカウンターで
DOHより先も含めて搭乗券を発券して
もらえるということでしょうか?
当日のトランジットがうまくできるか不安で
QRの日本支社に電話で聞いてもICNは分からないとの回答
ICNのHPを見るとトランスファーデスクに向かえと
書いてあるがKE,OZどちらか分からず。
いろいろ調べてるうちにいわさとさまの旅行記を
見つけたしだいです。
お手数ですが、よろしくお願いします。
- いわさとさん からの返信 2016/12/19 16:59:58
- RE: 仁川での乗継時の発券について教えてください
- N.K.さま
まずは返信が大変遅くなったことをお詫びいたします。
申し訳ございませんでした。
もしかしたらすでに出発されてしまったかもしれませんね。
重ねてお詫び申し上げます。
全て2015年9月現在の話ですが・・・。
おっしゃる通りです。
ゲート横のカウンターで発券してもらいます。
QRの場合、仁川にはトランスファーデスクはありませんでした。
便数が少ないですものね。他の航空会社が代わりに受け持つということもありませんでした。
着後、トランジットのセキュリティを受け、eチケットをみせて制限エリアに出た後、普通ならトランスファーデスクに向かうわけですが、それはないということですね。
因みにゲート横のカウンターには、出発の2時間30分前に来るように言われました(これについては、制限エリアの総合受付と、CXのラウンジで確認しました)。それまではゲート付近には人っ子一人いませんので、行っても手持無沙汰になると思います。
では、良い旅を!
> いわさとさま
>
> はじめまして!
> もしご存知でしたら
> 教えて頂けないでしょうか?
>
> 今度FUK-ICN-DOH-AUHと乗継ぎます。
> FUK-ICNはKEで別発券
>
> ICN-DOH-AUHは
> AVIOSの特典航空券です。
> ICN(仁川)は初でトランジットのみ、入国しません。
>
> ICNからのQRの発券については
> 当日QRの搭乗ゲート横のカウンターで
> DOHより先も含めて搭乗券を発券して
> もらえるということでしょうか?
>
> 当日のトランジットがうまくできるか不安で
> QRの日本支社に電話で聞いてもICNは分からないとの回答
> ICNのHPを見るとトランスファーデスクに向かえと
> 書いてあるがKE,OZどちらか分からず。
> いろいろ調べてるうちにいわさとさまの旅行記を
> 見つけたしだいです。
>
> お手数ですが、よろしくお願いします。
>
>
>
>
>
>
>
>
>
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
いわさとさんの関連旅行記
ドーハ(カタール) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
41