2016/09/16 - 2016/09/25
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kobutaさん
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私たち夫婦は旅行先を交替で決めており、今回は妻が行先を決める番だったのですが、妻は、ネコ科の肉食獣を見てみたいから、アフリカでサファリを楽しみたいとのこと。
私も、写真でタンザニアのンゴロンゴロクレーターを見たことがあって、そのすばらしい景観が印象に残っており、いつかは足を運んでみたいと思っていましたので、ちょっと欲張って、マイグレーション最盛期のケニアのマサイマラと、タンザニアのンゴロンゴロの両方に行くことにしました。本編は、初日のタンザニア到着までの往路のフライト編となります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- ケニア航空 カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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いつもの成田空港に到着です。まず、カタール航空便で経由地のドーハに向かいます。
電光掲示板に表示されているとおり、私たちの乗るカタール航空QR807便は、成田発のすべてのフライトで最後に出発する便になります。 -
ドーハまでは、10時間半のフライトを予定しております。
なお、この便は、いつも出発時刻を20分繰り上げているようです。利用される方は遅れないようご注意を。 -
成田発便の機材はB777-200LRという大型機です。シルバーウィークの前日夜ということもあり、ほぼ満席のようです。
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いつも素敵なバーゲンセールのおかげで、私たちのような庶民でも左側から搭乗させていただくことができ、カタール航空様には心から感謝いたします。
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この機材には、2列横並びのフルフラットシートが導入されています。窓4つ分のスペースがあって、とっても広々。個人的には、羽田発のB787ドリームライナーのシートよりも、こちらのほうが好みですね。
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ウェルカムドリンクにいただいたロゼシャンパン。妻はお酒が飲めないのでジュース。
いよいよアフリカに向け出発です。窓から見える空港のターミナルは、照明が落とされて暗くなっているほか、出発便もほかにないので、静かでいつもと違う雰囲気です。 -
離陸後に水平飛行に移り、機内食タイムの始まりです。
カタール航空の場合はコースではなく、アラカルトメニューから選ぶタイプになっています。こちらは、地中海野菜のサラダ、ケイジャンスパイスチキン。 -
妻は和食をチョイス。日本積み込みなので、見た目も味付けもちゃんとした和食になっています。
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アイスクリームと季節のフルーツ。せっかくなので、コーヒーもいただきます。
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妻のオーダーしたダークチェリーのクランブルケーキ。
甘いものもいただいて、時計を見ると日本時間ではもうすでに夜中の1時。機内で配布されたパジャマに着替えて、横になることにしました。 -
就寝時は、フルフラットシートに、CAさんがカバーをかけてくれます。
写真の妻のシートは問題なかったのですが、困ったことに私のシートは故障していてフルフラットにならず(泣)。見てるとほかの人も、ライフラットになったまま寝ている人がちらほら。
すいません、次回はちゃんと修理しておいてください… -
到着前の朝食です。しばらく和食を食べる機会はなさそうなので、私は和食をいただくことにしました。
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妻は洋食をオーダー。こちらはメインのオムレツとハンバーグ。
食べ終わってしばらくすると、飛行機は降下を開始しました。まもなく新空港のハマド国際空港に着陸します。 -
ドーハには、ほぼ定刻で到着しました。ただいまの現地時刻は明け方の4時前で、到着便も出発便も少ないので、空港内はがらんとしています。
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ハマド国際空港ははじめて利用しますが、ほかの方の旅行記でよく見かける黄色いクマさんを見つけました。カタール航空のラウンジである、アル・ムルジャンラウンジへの入口を探します。
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ラウンジ入口のエスカレーターは、クマさんのすぐ近くにありました。豪華なことでうわさのラウンジなので、テンションが上がります。なにせこのラウンジ滞在時間を延ばすため、羽田発便があるにもかかわらず、わざと出発時刻の早い成田発便にしたのですから。
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エスカレーターを上がると、ラウンジの受付があります。
なお、このラウンジは、カタール航空またはワンワールドのファーストクラスとビジネスクラスの搭乗客限定となっています。 -
う~んとっても広いですねこのラウンジ。この時間帯はお客さんも少ないので、余計広く感じます。以前のドーハ空港のプレミアムターミナルもエライ広かったですが、それに負けないレベルですね。
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内部のしつらえもやたら豪華でキレイ。いろいろ探検してみたいところですが、ちょっと急いで行きたいところがあるのでとりあえず後回し…
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実は行きたかったのはこちらのクワイエットルーム。2人用の個室になってて、仮眠するのにもってこいのスペース。見たところ20室以上ありそうな感じですが、この時間でも結構埋まっているので、利用する場合は早めに行きましょう。
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室内にモニターも設置されており、出発便の情報も確認できるのがいいですね。
とりあえず交替で、クワイエットルームに隣接したシャワールームにシャワーを浴びに行くことにしました。 -
シャワールームにはスタッフが常に待機していて、きれいにメンテナンスされています。
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機内で睡眠中に汗をかくことが多いので、シャワーが使えるのは助かりますね。
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しばらく仮眠をとってから、ダイニングで朝食をいただくことにしました。まだ座る席はありますが、だんだんとお客さんが入ってきて混み始めている感じです。
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パンにつけるディップや、オリーブなどが並んでいます。
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おいしそうなチーズやパストラミなどのコールドミールのほか、温かいメニューも用意されています。いやこれ酒のツマミにぴったりだな…
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そう思った私を含む世界中の呑兵衛のみなさんのために、朝っぱらからバーカウンターも開いております。もちろん私も白ワインをもらって迎え酒。
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さきほどのテーブルから、酒のアテになりそうなものを片っ端からもってきて、早朝から宴会のはじまりはじまり。
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サンドイッチなど、オーダーメイドで作ってもらえるメニューもありました。こちらは朝食バージョン。いやさすがにこれ以上は食べられないし、写真だけ。
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ちなみにこちらは、帰国便で立ち寄ったときの昼食、夕食バージョン。
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おなかいっぱいで食事はもういいやって方のために、各国の新聞、雑誌のコーナーがあります。
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毎日新聞だけでしたが、日本の新聞も置いてあるのがいいですね。
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クワイエットルームが取れなかった方には、こちらの仮眠スペースもあります。
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うまい角度がついていて、横になるのにちょうどいい感じの椅子。ほかのみなさんも仮眠をとっています。
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コーヒーなどの飲み物をいただきに、こちらのスペースへやってきました。
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紅茶も、こんな感じでおしゃれにディスプレイされています。
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お茶うけになりそうなおやつも並んでいます。
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結局5時間近くも滞在しましたが、今まで訪問した空港ラウンジの中でも、最高のレベルだと感じました。ここに住んでもいいかなと思ってしまうくらい。
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そろそろ搭乗開始時刻が近くなってきましたので、エスカレーターを降りて搭乗口に向かいましょう。
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ナイロビまでは、5時間半のフライトを予定しております。定刻での出発とのこと。
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ナイロビ線の機体は大型機ではないためか、ボーディングブリッジを使わず、機体までバスによる移動となりました。ビジネスクラス搭乗客用のバスに乗り込み、バスの出発を待ちます。
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A320という小型の機体なので、ビジネスクラスとはいえ大したことないだろうと思っていましたが‥
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なんとフルフラットシート搭載の機材でした。
この機材があることは知っていましたが、ヨーロッパ線や中東線にばかりに投入されていたため、ナイロビ線にこれが回ってくるのはまったく予想外でした。 -
ご覧のとおり完全なフルフラットシートに。こんな小さい単通路機に、フルフラットシートを入れてしまうなんて聞いたことがありません。カタール航空の気合いを感じます。
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ウェルカムドリンクのシャンパンとオレンジジュース。
ご覧のとおりモニターも大きく、タッチパネル式で操作性も快適。 -
フライトマップを見てみると、ナイロビまでそこそこ距離があるのがわかりますね。フルフラットシートのありがたさが身にしみます。
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水平飛行に移るとさっそく機内食タイム。朝から大好きなシャンパンをたくさん注いでもらいます。
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スモークサーモンをツマミに一杯。なんだか今日は、一日中飲みっぱなしのような…
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メニューにアラビックブレックファーストとありましたが、これ塩気が強いので、朝食として食べるより、むしろ酒のツマミにぴったり。
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妻がオーダーした、ギリシャヨーグルトにグラノーラのトッピング。これとってもおいしかったそうです。
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こちらも妻がオーダーしたバニラフレンチトースト。味見させてもらいましたが、ブラックコーヒーとの相性がよさそうなメニューですね。
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最後に、夫婦ともにそれぞれフルーツで締め。食後はシートをフラットにしてしばらくウトウト。
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途中からあれ、おかしな航路を飛んでいるなと気が付いたのですが、おそらく政情不安定なイエメン上空を避けるためのルートなんでしょう。
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遠回りしながらも、ほぼ定時でナイロビに到着しました。
このまま次のタンザニア行きのフライトに乗り継ぐのですが、ロストバゲージ防止のため、いったんケニアに入国して荷物を受け取ってから、次のフライトのチェックインをし直します。 -
事前に大使館でビザを取ってあったため、入国審査はあっさり通過。荷物も無事に出てきました。こちらはCターミナルの到着口ですが、数年前に大規模な火災があって、ターミナルが全焼してしまったとのことで、見てのとおり、ターミナルとはいえ、いかにも仮設っぽいたたずまいです。
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到着ターミナル出口から出てすぐのところにある待ち合わせスペース。空港送迎やツアーなどを手配している方は、こちらでドライバーと落ち合う形になります。私たちは、次のフライトが出発するターミナルに移動します。
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自動小銃をかかえた警察官(もしくは軍関係者?)がうろうろしており、さすがに警備は厳重です。まあ私たちは、いかにも観光に来た東洋人夫婦といういで立ちなので、へぇ日本から来たんだ、どこ行くの~なんてリラックスした雰囲気。
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ちょっとの距離だけスーツケースを転がして、アフリカ内の便が多く集まるAターミナルへ移動します。さきほどのような警察官がうろうろしてますので、セキュリティ面でもこのくらいの距離であれば徒歩でも大丈夫でしょう。
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タンザニア行きフライトのチェックインののち、無事ケニアの出国審査を通過しました。
なお、ケニア大使館のホームページによると「一時入国ビザの有効期間中に、ケニアからタンザニアやウガンダに旅行する人で、3国の領土を離れることなくケニアへの再入国を希望する人は、二度目以降のケニア入国の際、一度目の入国時に使用した査証で入国が可能」という取り扱いになっており、私のようにナイロビを起点にタンザニアにも行きたい方にとっては便利な制度になっています。 -
私たちのフライトは、中段に表示されたキリマンジャロ行きのケニア航空KQ436便です。
カタール航空便の到着遅れや、入出国手続の混雑の可能性を見込んで、あえて遅い便にしたのですが、結局到着遅れもなく入出国も順調に進んだため、出発まで4時間も時間が空くことになりました。せっかくなので空港の中を探検しながら、土産物などを見て回ります。 -
こちらのAターミナルは、アフリカ線が中心となるターミナルのためか、それほど大きいターミナルではなく、土産物の品ぞろえもそれほどでもないです。ま、タンザニアの後でナイロビに戻ってくるので、無理に買う必要もないのですが。
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こちらのJAVA HOUSEというカフェに行ってみます。
ちなみに、ナイロビ市内にもいくつもお店があります。 -
やっぱりコーヒーの国ですね、コーヒーうまいです。JAVA HOUSEのブランドのコーヒーもナイロビ市内のスーパーで入手できますので、お土産におすすめです。
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私たちの旅の目的でもありますが、ケニアといえばやっぱりサファリ。空港の窓に、写真のカバのほか、ライオンやシマウマなどサファリの動物たちのペインティングがいっぱいありました。
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そろそろ搭乗時刻になります。とりあえず定刻に出発予定とのことでひと安心。
待合室を見てみると、搭乗客は、西洋人のほかはインド人(または印僑?)と思われる方が大半で、東洋人はどうも私たちだけの模様。 -
ちなみにタンザニアには、ナイロビから車を手配して陸路で向かうことも考えたのですが、この便のチケットがバーゲン価格(1人80米ドル)で、車を手配するよりも安く、また到着時刻もさほど変わらないため、安全確実な空路で向かうことにしました。
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搭乗口で見てても、このフライトは機体の大きさの割にはやけにお客さん少ないな~って印象でしたが、ドアクローズ後に見ても搭乗率は5割くらいかなって印象でした。少なすぎて、フライトキャンセルにならなくてよかったですが。
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約1時間のフライトで、ようやく本日の目的地であるキリマンジャロ国際空港に到着しました。成田を出発してから、トランジットを含めだいたい25時間が経過しており、とんでもなく遠くにきたな~という実感がわいてきます。さすがにもうヘロヘロ、いつまでも若くないですね…
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しかも最後に落とし穴。ホテルに事前に連絡して送迎を頼んでおいたのですが、私の名前を持ったドライバーが見当たらない…。空港の案内係の方にホテルに連絡を取ってもらったのですが、渋滞で遅れているとのことで、30分後にようやく到着。
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空港から1時間ほどのドライブで、とりあえずなんとか無事に今日のホテルにたどりつくことができました。これにて往路フライト編は終了。ンゴロンゴロ自然保護区編に続きます。
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