2015/08/14 - 2015/08/19
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bibouさん
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JR線・旧国鉄転換線(未成路線含む)の未乗区間の乗車。
今回は若桜線(若桜鉄道)、宮津線・宮福線(京都丹後鉄道)、北陸新幹線の4路線。
他、中国・近畿地方のローカル線の再訪や、他、主に島根県内の観光など。
この日(8月16日)の午後は、JR三江線(既乗線区)に乗車、コインレストランかわもと、水の国/MUSEUM104゜を訪問。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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浜田駅から、11:53発の三江線直通浜原行き普通列車に乗る。
浴衣を着た若い女性が多く乗車していたが、江津で花火大会があるためであった。 -
下府駅。
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昨日降りた波子駅。アクアスの看板が設置してあった。
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都野津駅。
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江津駅。
少し長く止まるので、一度改札を出てみた。改札を出たのは15年ぶりくらいだ。 -
江津を出発して三江線に入る。
この日は江の川の花火大会で、川沿いにはテントがたくさん張られていた。 -
三江線は江の川に沿って三次まで走るローカル線で、とにかく本数が少ない。
区間によっては日に3往復しかなく、マニアには有名な路線である。
三次まで乗り通すだけでも不便この上ないのだが、今回は途中駅で降りる予定にしている。
江津まではそれなりに乗っていたが、三江線に入るとガラガラになった。
途中の浜原までしか行かず、浜原からの三次方面への接続もないため、鉄道マニアも乗らないのだろう。 -
三江線は結構好きな路線で、初めて乗ったのは25年ぐらい前で、三次−江平間を往復している。
それ以来、東京から遠く不便なわりには頻繁に乗りに来ていて、2000年ぐらいまでの間に4〜5回は乗りに来ていた。
この計算だと1990年〜2000年の10年間の間は2〜3年に1度のペースで訪れていたことになる。
そのかわり、この15年間は全く訪れていない。 -
川平駅。
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それにしても、やたらとゆっくり走る。
後で調べてみると、保線作業の回数を減らすためなのだという。
JR西日本はそうやって、ローカル線を維持しているらしいが、すごい事を考えるものだ。 -
川戸駅。
少ない客の大半が降りる。 -
この駅でも寄りたい場所があったのだが、時間の都合がつかず、今回は見送り。
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田津駅。
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石見川越駅。
今日は後でまたやってくることになる駅だ。 -
鹿賀駅で降り、乗ってきた浜原行きを見送る。
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さて、鹿賀駅で降りたあとどうするかについてである。
なんでこんなところで降りたかというと、行きたいところがあるからだが、2箇所を3時間弱で回るという予定にしている。 -
まずは鹿賀駅から江の川を渡ってすぐ対岸にあるコインレストランかわもとである。
ここは昨日行ったコインレストランコウランや日本海ドライブインと同様に、ラーメンやうどんの自動販売機がある。
次に鹿賀駅と石見川越駅とのちょうど中間地点にある、水の国/MUSEUM104゜である。
現代美術をテーマとした作品が展示されているらしいが、私はそんなに現代美術に関心があるわけでも、啓蒙が深いわけでもない。
それよりも、こんな山奥によくもこんなコンテンポラリーな施設を作ったものだと関心しているとともに少々呆れていることもあって、是非訪れてみたいと思っていた。
そのあとは、鹿賀駅へ戻ってもいいし、若干距離は長そうだが隣の石見川越駅へ抜けてみてもいい。
実際には石見川越駅へ抜けたのだが、その行程を赤線で示してみた。距離にして、およそ5〜6キロといったところだろうか。 -
駅前にタクシーでもいれば利用しようと思っていたが、そんなもののありそうな鹿賀駅前ではなかった。
鹿賀駅着が13:28で、次に乗るべき三次方面の列車の石見川越駅発が16:05。およそ2時間40分あれば歩いても十分だろう。
覚悟はしていたものの、およそ6キロを炎天下の中歩くのは正直きつい。もう少し気候の良い季節にしたいのが本音だが、しかし今回のこの機会を逃すと、次の機会はいつになるか見当もつかない。
写真は、線路をまたぐ道路橋から見た鹿賀駅。 -
江の川をまたぐ橋からは、目的のコインレストランかわもとが見えた。
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橋の上から見た江の川。
三江線からの眺めとは一味違う。 -
川面に映る山々が美しい。
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渡り終えると橋の説明があった。
鹿賀大橋と呼ばれているらしい。しかしラーメン橋とは何だろうか。
後で調べてみると、橋の構造を表した言葉のようだった。 -
目的のコインレストランかわもとへ到着。
鹿賀駅から徒歩10分強であろうか。 -
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こちらがお目当てのうどんとラーメンの自動販売機。
うどんメニューは、珍しい「かしわうどん」だというが、この日は生憎、うどんもラーメンも売り切れであった。
とても残念だが、缶コーヒーで少し休憩してから出発。 -
ところで、このあたりは江津市と川本町の境に近く、鹿賀駅は江津市だが、鹿賀大橋を渡って対岸のコインレストランかわもとのあたりは川本町、そして国道265号を水の国へ向う途中で再び江津市に戻る、という関係になっている。
その国道265号だが、歩道があるにはあるが、雑草が生え放題で歩きにくい。こんなところを歩く人などほとんどいないのだろう。
ただ、江の川に沿って下り坂になっており、歩くには楽ではある。その限りにおいては、帰りは鹿賀駅へ戻るより、石見川越駅へ抜けたほうが楽だろう。
川本町から江津市に戻ってほどなく、小さな集落のようなところにバス停が現れた。この時は、一時的にスマホの調子が悪く、ガラケーで撮影。 -
しばらく行くとこんなものが現れた。
この時は知らなかったが、旧桜江町は松林宗恵監督の出生地だそうで、その映画記念館が水の国にあるのだという。 -
またバス停が現れた。今度はスマホで撮影。
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国道から水の国へ曲がる分岐点に設置されており、水の国の最寄のバス停だろう。
水の国までのバス路線は公式ホームページにも記載がなく、あるとは思っていなかったが、これを見る限り江津市の生活路線バスで、水の国への観光客に案内するような路線バスではなさそう。 -
国道から水の国への入り口。
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江の川側はこんな感じ。
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ミュージアム104°の建物が見えてきた。14:20ごろ。
手前は駐車スペースだが、全く車がいない。
どう考えても鉄道と徒歩で来る客がいるとは思えないから、車すら見えないとは寂しい限りだ。 -
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ところどころに錆が浮いているのがわかる。
老朽化が心配だ。 -
コンクリートも劣化しているように見える。
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早速入館してみる。
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夏休みの日曜日なのに、全くお客がいない。
一人で独占できて面白いことは面白いが、大丈夫なのか不安になるほどだ。 -
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こちらは同じ作品のパンフレットの写真。
全く色味が異なるが、どうしたのだろうか。 -
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こちらも、パンフレットの写真とはあまりにも変わり果てた姿に、少し悲しくなる。
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ここからは屋内展示。
現代美術ならではのわかりにくさがあるが、水や音をテーマにした展示では涼しさを感じることができ、この季節にはよいと思う。 -
これは作品そのものもさることながら、その影も面白い。
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全く人の気配を感じず、あまりにも寂しい雰囲気だったが、このあたりからは子供連れの若い夫婦などが現れて、ほっとした。
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手前の椅子に座って耳を近づけると、体重を利用して音が聞こえるという作品だったが、近くでビデオ放送が流れており、はっきり聞こえなかった。
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ここはサイエンスミュージアムをテーマにした部屋。
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水を利用して音階が鳴る装置。
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あまり期待していなかった割には楽しめた。
夏場は涼を求めて来館するのもいいかもしれないが、鉄道やバスでのアクセスは残念なところ。
あとは来館者が少なそうなのと、あちこちで老朽化を感じてしまう点は気になった。 -
事務室の隣のようなところに、松林宗恵監督の作品の展示が行われていた。
松林監督といえば社長シリーズの印象で、戦争をテーマにした作品もあると知らなかった。
残念ながら少し時間が押してきたので、ゆっくりは見られなかった。 -
水の国を出発したのが15:15頃。まだ少し余裕があるつもりで、石見川越駅に向けて歩き始める。
鹿賀駅から水に国までは、歩道に雑草が多く歩きづらかったが、こちらはそうでもない。 -
歩いていると、道端にこんなものが現れた。
車だと間違いなく気づかずに通過してしまうだろう。 -
扉が閉まっていて拝むことはできなかった。
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やはり水の国からは、鹿賀駅よりも石見川越駅のほうが距離があったかもしれない。
余裕があるつもりだったのだが、少し焦ってきた。 -
ここは国道沿いにある甘南備寺。時間があればと思っていたが、とてもそんな余裕はなくなってしまった。
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国道から外れて、川沿いの道を行く。
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洪水対策の土嚢がおかれている。
トンボがたくさん飛んでおり、なんだか懐かしい気持ちになる。 -
この橋を渡ると、まもなく石見川越駅。
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橋からの江の川。
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三江線の線路が見えてきた。
駅前の商店に自動販売機があったので、ポカリスエットとビールを購入。
早く車内で飲みたい。 -
石見川越駅に到着。時間の余裕はほとんどなかった。
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駅の隣の郵便局。
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ホームに入ると、ほどなく三次行きの列車がやってきた。
今度は三次まで直通する列車ということもあって、まあまあのお客が乗っていた。
今日はもうどこにも寄る予定はなく、この列車で三次まで行き、三次で泊まる予定にしている。
汗をかいた後だからあまりよくはないのだが、早速ビールをいただく。 -
因原駅。
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石見川本駅。
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石見交通のバスとすれ違ったが、回送の表示。
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木路原駅。
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竹駅。
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乙原駅。
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石見梁瀬駅。
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列車は相変わらず鈍足で、江の川を楽しめる。
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明塚駅。
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粕淵駅。このあたりでは、大きな駅である。
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浜原駅。三江北線時代の終着駅で、行き違いもできる。
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行き違いの江津行き。
浜原を出ると新線区間になる。少しスピードも速くなった。 -
沢谷駅。
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潮駅。
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石見松原駅。
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石見都賀駅。
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宇都井駅。
ここは、橋の間に無理やり作ったような駅で有名である。 -
宇都井駅に停車中に窓からの景色。
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利用する場合は、この高さのホームまで階段を登る。
地上20メートル、ビル5階分の高さに相当するという。 -
口羽駅。ここでは長く止まるので降りてみる。
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口羽駅は前にも長時間停車で降りたことがある。
あまり変わった印象はない。 -
口羽駅で新線区間は終了。
このあとはまたのんびりと走る。 -
江平駅。
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江平駅は、初めて三江線に乗ったときに降りた駅で、少し思い入れがある。
三次からここまでやってきて、20分後くらいの三次行きに乗った記憶がある。
列車の行き違いは口羽駅だったと思うから、ひとつ手前の江平駅で降りたのだと思う。 -
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作木口駅。
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15年ぶりの三江線だが、江の川は何も変わっていない。
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香淀駅。
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式敷駅。ここで電池がなくなってしまった。
この後は三次駅まで乗り通して、この日は三次に泊まる。
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