2015/08/14 - 2015/08/19
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bibouさん
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JR線・旧国鉄転換線(未成路線含む)の未乗区間の乗車。
今回は若桜線(若桜鉄道)、宮津線・宮福線(京都丹後鉄道)、北陸新幹線の4路線。
他、中国・近畿地方のローカル線の再訪や、他、主に島根県内の観光など。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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前回出かけたのが5月末の大阪で、その後も次はどこに行こうかと考えていた。
しかし全くあてがないわけではない。漠然と北斗星で北海道へ、そして未乗線区の乗りつぶし、と考えていた。
北斗星の最終運転日が8月22日と迫っているのはわかっていたし、JRの未乗線区も北海道に多く残す他は、北陸新幹線と東北新幹線のみだから、妥当と言えば妥当である。 -
しかし最終運転日間近となれば寝台券が取りにくい。2度ほど午前10時に1ヵ月後の北斗星の個室の予約を申し込んだが、ともに不可。開放寝台ならと言われたが、空いていればまあいいが、どうせ満員で混雑するのはわかりきっている。
せっかくの寝台特急だから、満喫するために長く乗りたい気持ちはあるが、混雑した開放寝台で午後4時から翌日の午前11時過ぎまで乗りっぱなし、というのは結構きつい。
ということで、北斗星は早々にあきらめることにして、何か面白そうな列車はないかと探していたところ、興味を引く列車を見つけた。
(写真は今年3月に上野駅で撮影した北斗星。) -
東京から出雲市まで走る、寝台特急サンライズ出雲の臨時列車が走るらしい。
何が面白いかというとその運転時刻で、東京22:40発で出雲市13:43着。定期のサンライズ出雲より、3時間近くも余計にかかる。
逆に言えば、3時間も長く寝台特急を満喫できると言うわけだ。何より寝台は全て個室だから、混雑していても苦痛ではないだろう。
北斗星はあきらめたが、寝台特急気分が高揚していたので、この列車に狙いを絞ることにして、8月16日の寝台券を買いに駅へ出向いたが、確保できたのはB個室寝台のソロ。 -
ソロは、乗ったことがある人はわかるだろうが、サンライズ出雲の個室では最低ランクで、居住性もはっきり言って良いとはいえない。カプセルホテルよりは少しマシといった程度で、正直言って長く乗りたくはない。
まあ、キャンセル待ちで乗車変更すればいいかと思い窓口に何回か通っていたのだが、そのうち少し事情が変わる。
8月15日の土曜に仕事の予定だったのだが、これがなくなったので、14日の夜から出かけられるようになった。休みは19日まである。
こうなると16日の夜行で出かけるのはなんとももったいない気がしてくる。お盆真っ只中でどうせ駄目だろうが、と思いながら、駅で14日の定期サンライズ出雲の空きを聞いてみると、ちょうどBシングルに1室だけ空きがあると言う。これで出発の日程は決まった。 -
出発の列車は決まったが、その先を何も決めていない。
JRの未乗線区は中国地方にはないし、三セク化した路線や廃止された路線では近畿地方も含めて、若桜線、宮津線、宮福線、井原線、鍛冶屋線、三木線、北条線あたりだろうか。
これらからいくつかを組み合わせるとして、中国地方には魅力あるローカル線がたくさんある。少なくとも私はそう思っていて、北海道に次いで魅力ある線がたくさんあると思っている。これらを再訪するのもいい。
というか、そのほうが未乗線区の乗りつぶしよりも魅力的な気がしてきた。
あと、島根県には行きたい所がいくつかあるので、それも組み合わせて訪問してみたい。
それから、最近インターネットで知ったのだが、昔ドライブインなどによくあった、ラーメンやうどんの自動販売機が未だに稼動しているところがあるのだという。全国に点在しているらしいが、中国地方は稼動している店がまだ多いらしい。それらも組み合わせて訪問してみたい。 -
次にどういう切符を用意するか、である。
中国地方のローカル線は普通列車ばかりである。こういうところは青春18きっぷが最も安く上がるのではないか、と思ったが、今回は乗るばかりが目的ではなく、いくつか訪れたい場所がある。丸1日乗っているわけにはいかないから、割安感も少なくなる。
それに青春18きっぷだと、5日分という制約もある。出雲市までは普通乗車券を用意するとして、その先5日分を使い切ろうとしたら、多分東京に帰京するまで青春18きっぷを使う羽目になるだろう。
私はこの1年くらい、あちこちに出かける機会があって、最初のうちは中央本線だの東北本線、上越線、常磐線など、帰京の目的で普通列車を使っていてもまあ楽しめたのだが、さすがにこれだけ回数を重ねると、中国地方からの帰京に普通列車というのは、考えるだけで苦痛になってきた。
日程を組んでみると、途中特急利用など融通も利き、予定も組みやすいので普通乗車券を利用することにする。 -
あとは、島根県で行きたい場所の話なのだが、これもあくまで好みになるが、島根県には地方のわりには美術館や博物館が多く点在している。神話にまつわる場所でもあるから、そういう古典的なところから、現代美術のようなよくわからない領域にいたるまで結構幅広くある。
ホームページで見る限りは建物やその内装など、建築物的にも面白そうなところがあり、写真はそのひとつである、島根芸術センター「グラントワ」である。
こういったところのいくつかを回ってみたい。
(今回は、このグラントワには行きませんでした) -
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ということで、8月14日夜、東京駅にやってきた。
乗車するのは、寝台特急サンライズ出雲、出雲市行き。
お盆ということもあって、とても混んでいる。 -
併結されているサンライズ瀬戸は、琴平までの延長運転だとのこと。
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久しぶりの寝台特急の旅。
前回は7年前の下りのカシオペアに、上野から札幌までだった。 -
更にその前は、上りサンライズ出雲、下りのあさかぜに、下りあかつき、上り銀河など、昔のいろいろな事を思い出す。
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サンライズエクスプレスのロゴ。
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東京駅を出発。
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1階席のBシングルであった。
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車齢20年近くになるはずだが、きれいにされていて嬉しい。
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外は暗く、早めに就寝することにする。
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漆黒の闇中を走る。
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浜松駅に到着。次は姫路までノンストップ。
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