2015/05/21 - 2015/05/24
41位(同エリア721件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
朝食に「のっけ丼」を食べるために早起きして青森駅で途中下車をしました。
昔から「早起きは三文の得(徳)」と言われていますが、小生の場合は「早起きは3つの得(徳)」でした。
①雲のかかっていない綺麗な岩木山を見れたこと。
②店内が空いている時間帯に「のっけ丼」をいただけたこと。
③列車内は通学で混雑しておりローカルな雰囲気を味わえたこと。
朝食が終わり、ご当地パンを求めて再び電車に乗ります。
※タイトルは、アニメ「ドラえもん」の主題歌より頂戴しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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次に目指す場所は下北半島にある「大湊駅」です。
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快速列車の移動が多いので時間短縮になります。
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旅の中盤は青森駅から「青い森鉄道」に乗るところから始まります。
青森駅 駅
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■青い森鉄道について
2002年12月1日の東北新幹線盛岡 - 八戸間および2010年12月4日の同新幹線八戸 - 新青森開業に伴い並行在来線として東日本旅客鉄道(JR東日本)から経営分離されることとなった東北本線盛岡 - 青森間のうち、青森県内の部分を青い森鉄道線として運営する。なお、岩手県内の部分はIGRいわて銀河鉄道が運営する。(ウィキペディアより)
・青い森鉄道ホームページ
http://aoimorirailway.com/ -
青い森鉄道の改札口、跨線橋、ホームはJR東日本と共同使用です。
小生は2番線から9:34発の快速・八戸行に乗ります。 -
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青い森鉄道は2両編成のワンマン運転です。
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青い森鉄道のイメージキャラクター「モーリー」です。
■ロゴマーク・イメージキャラクター
青い森鉄道は、これまでロゴマークなどを採用していなかったが、青森延伸による全線開業を控え、2009年2月から3月にかけてロゴマークとイメージキャラクターの募集を実施し、ロゴマーク部門は約2,400件・イメージキャラクター部門は約1,300件の応募があった。その後、審査を行った上で青森県在住者による人気投票を実施し、同年7月7日にロゴマークとイメージキャラクターが決定した。
ロゴマーク部門では電車と樹木をモチーフにしたデザインで、また、イメージキャラクター部門では緑の森の中で突然生まれた青色の木をイメージとしたデザインとなっており、キャラクターの名称を「モーリー」と命名した。(ウィキペディアより) -
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青い森鉄道の運賃は少し高めですのでフリーきっぷをお勧めします。
ただし、利用期間が土・休日と特定日(夏休み期間など)に限定されていますので注意してください。
【青い森鉄道とJRとの運賃比較】
青森〜八戸間は96.0km
・青い森鉄道:2280円
・JR (幹線):1660円
■あおもりホリデーパス(JR東日本・おトクなきつぷ)
http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?cmb_startpre=2&cmb_placearea=2&cmb_placepre=0&txt_year=&txt_month=&txt_day=&mode=area&SearchFlag=0&ctl00.x=63&ctl00.y=11&GoodsCd=2115
■青い森ホリデーフリーきっぷ(青い森鉄道・お得なきっぷ)
http://aoimorirailway.com/archives/otoku-ticket/%e9%9d%92%e3%81%84%e6%a3%ae%e3%83%9b%e3%83%aa%e3%83%87%e3%83%bc%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%8d%e3%81%a3%e3%81%b7%ef%bc%88%e5%b9%b3%e6%88%9026%e5%b9%b44%e6%9c%881%e6%97%a5%e3%81%8b%e3%82%89 -
東青森駅付近を列車は走行しています。
車窓からは八甲田山が見えます。(電車の窓ガラスにはフィルムが貼ってあるため画像が青くなっています)
■八甲田山
青森市の南側にそびえる複数火山の総称で日本百名山の一つ。「八甲田山」と名がついた単独峰は存在せず、18の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群である。青森県のほぼ中央に位置し、東北日本の脊梁奥羽山脈の北端である。命名の由来について「新撰陸奥国志」によれば、八の(たくさんの)甲(たて)状の峰と山上に多くの田代(湿原)があるからという。現在[いつ?]の火山活動は穏やか。周辺は世界でも有数の豪雪地帯である。
明治35年に青森の歩兵第五連隊が雪中行軍の演習中に記録的な寒波に由来する吹雪に遭遇し、210名中199名が遭難した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)が発生、それを基に新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」が書かれている。なお、陸上自衛隊青森駐屯地に駐屯する第5普通科連隊も、毎年厳冬期に八甲田山系での冬季雪中戦技演習を行なっている。(ウィキペディアより) -
浅虫温泉駅を発車すると眼下には青森湾が広がります。
■浅虫温泉について
平安時代の876年に、円仁が発見したとされる。発見後も麻を蒸すことにのみ温泉が使われていたが、1190年にこの地を訪れた法然が温泉への入浴を広めてから、入浴用途にも使われるようになった。
温泉名も麻を蒸すことに由来し、麻蒸転じて浅虫となった。江戸時代には本陣も置かれ、弘前藩の藩主も入浴した。
太宰治や棟方志功とゆかりがある。(ウィキペディアより)
・浅虫温泉旅館組合 浅虫温泉観光協会ホームページ
http://www.asamushi.com/ -
青い森鉄道はワンマン運転ですが、車内にはアテンダントが乗務しており、車内での精算業務や沿線案内をしています。
アテンダントに、すでに所持している乗車券を見せ事情を説明して最低区間の車内補充券を発行してもらいました。
車内補充券はパンチで穴を開ける方式ではなく、手書き用の複写式でした。(初めて見た車内補充券でした) -
青い森鉄道は、旧東北本線を走るため駅間が長いので、電車はモーターを唸らせながら(体感速度100km/h以上)で走っていました。
10:15 野辺地駅に着きました。(青森駅から41分)
大湊線には同じホームの反対側の列車に乗り換えます。(3分の接続)
既に大湊線の列車(1両編成ワンマン)は2番線に停車しており車内は混雑していました。(立っている人もいました)
空いていた席がありましたので小生は座りました。(4人用のボックス席の通路側でした。車窓の撮影は無理そうかも…) -
快速「しもきた号」は野辺地駅を10:18に発車しました。
1両編成の列車はエンジン音を響かせながら快走します。
大湊線は「はまなすベイライン大湊線」の愛称で呼ばれています。 -
何とか撮影しました。
五能線(リゾートしらかみ号)同様に大湊線も海岸線(陸奥湾)を走ります。 -
エメラルドブルー・エメラルドグリーンに白い波、とても綺麗で感動します。
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終点大湊駅の一つ手前の「下北駅」では7割り程度の乗客がおりました。
下北駅は本州最北の駅で、むつ市の要となっています。また、下北半島の観光の玄関口ともなっています。
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11:09 終点大湊駅に着きました。(青森駅から1時間35分)
下北弁で書かれたウェルカムボードです。
※訳『下北に、よく来てくださいましたね』
青森県の方言は大きく分けて「津軽弁」「下北弁」「南部弁」があるそうで、ローカルテレビで南部人のための「津軽弁講座」が放送されているようです。 -
折り返し11:52発の列車に乗りますので40分ほどの時間があります。
駅周辺を散策後に本日2つ目の目的達成に向かいます。 -
■本州最北端を名乗れない大湊駅
緯度では一つ手前の下北駅よりわずかに南に位置するため本州最北端の駅を名乗ることができず、「てっぺんの終着駅」という看板が駅玄関に取り付けられている。(ウィキペディアより) -
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下北でも「みそ貝焼き」(五所川原では貝焼き味噌)が有名なんですね〜
小生は昨夜、五所川原で「貝焼き味噌」をいただきました。
■みそ貝焼き(貝焼き味噌)
青森県津軽地方および下北地方を中心に伝わる郷土料理である。
ホタテガイの殻を鍋の代わりとし調理することからこの名が付けられた
ほたての大きな貝殻に味噌と鶏卵を入れて焼いたもので、ほたての他に豆腐、鰈、生ウニ、マツモ、岩のりなど好みの具や旬の食材を色々入れて煮ても非常に美味しい。 -
大湊駅の駅前通りです。
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本日2つ目の目的は、ご当地パンを買うことです。
お邪魔したのは、駅から徒歩2分ほどにある「大湊吉田ベーカリー」です。
■大湊吉田ベーカリー
・むつ商工会議所・企業情報
http://www.mutsucci.or.jp/cin/ki/ominato.bakery.htm
・食べログ
http://tabelog.com/aomori/A0204/A020401/2005743/大湊吉田ベーカリー グルメ・レストラン
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※参考画像(店内の様子)
店内には調理パン以外に数多くの惣菜や弁当など売られています。(地元の方には人気のようです)
駅周辺にはコンビニがなく、小生がお邪魔したときは、お昼前でしたので弁当を買いに来た家族連れの人達で混んでいました。 -
※参考画像(店内の様子)
このお店で有名なのは「アンバターサンド」です。
■アンバターサンド誕生について
お店のヒトに言えば、その場でアンとバターを塗ってくれるのです。
そう!むつ市のアンバターは、注文してから作るオーダーメイドです。
アンバターの他にも、「きなこ&チョコ」や「サラダ&バター」なども人気。
昭和30年代、パン屋の職人さんたちが“こびり(直訳:小さい昼・・・午前、午後の休憩時間のコト)”に食べていたのが始まりとか。
むかしは、食パン1斤の両端の耳の部分を切り落とし販売していたんだそうです。
その切り落とした耳部分は、職人さんたちがおやつとして、バターやあんこをつけて食べていました。
そのおいしさや珍しい組み合わせが、当時出入りしていた業者さんの間で話題になり試しにお店で販売することに。
初めはあんこやバター、ジャムといった単品のサンドパンを販売してましたが、
お客さんからの人気とともに、定番以外の要望も増えていき、お好みに合わせて「注文してから塗る」という、今のスタイルが出来上がったそうです。(吉田ベーカリー代表取締談より) -
大湊吉田ベーカリーでは「チャーシューチーズサンド」「玉子サンド」と「アンバターサンド」を買いました。
大湊駅待合室で早速いただいてみました〜
チューシューサンドは厚めのチャーシューがサンドされており、少し甘めの濃厚なソースとチーズの相性が最高で、とても美味しかったです。
値段はかなり安いかな?関東圏で買ったら300円以上はするでしょうね。 -
玉子サンドは少し厚めのゆで卵の輪切りとシャキシャキ感が残るタップリ入ったキャベツが口の中に入れたときにマヨネーズを含め、お互いに邪魔をしていない感じで美味しかったです。
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本日のランチ、メインディシュ「アンバターサンド」です。(時間の関係でアンバターは車内で食べました)
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サンドされたパンをめくってみます。
バターを塗った食パンの上には「漉し餡(こしあん)」がタップリと塗られています。
小生は餡子が好きなので「漉し餡」「粒餡」どちらも良いのですが…世の中には餡子の好き好きが分かれると耳にしたことがありますが、ご覧の皆さまは如何ですか? -
食べかけで申し訳ありません。
食パンの柔らかさ、餡子の適度な甘さと量、バターとの相性が良く、とても美味しかったです。 -
大湊線の車内では、混雑のため撮影できなかったので、せめて大湊駅で撮影をしておきます(笑)
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ホームからは陸奥湾を眺めることができます。
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後ろに聳える(そびえる)山は「釜臥山(かまふせやま)」です。(画像で標高の一番高い山)
■釜臥山
青森県むつ市にある山である。下北半島中央部に位置する恐山山地の最高峰であり標高は878.6m。
頂上付近には釜臥山展望台があり、眼下にむつ市田名部から大湊にかけての市街地と陸奥湾を望み、遠くに尻屋崎からむつ市大畑町、風間浦村までの下北半島北辺の曲線を見ることができる。
美しい造形美の南に八甲田山や県内最高峰の岩木山、北に宇曽利湖、尻屋崎、北海道を望むことができる。また、夜のアゲハチョウと称されるむつ市の夜景を楽しむことができる。
また、釜臥山の頂上には航空自衛隊のレーダーサイト(大湊分屯基地)が設置されており、周辺の山の頂上にもそれぞれレーダーが設置されている。(ウィキペディアより) -
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鉄分をタップリ補給したところで、列車に乗り込みます。
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来た道を戻り野辺地から青い森鉄道に乗り八戸に向かいます。
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帰路も「快速・しもきた」に乗ります。
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陸奥湾海上には護衛艦が停泊しています。
大湊には海上自衛隊の基地「大湊地方隊」があります。
大湊地方隊の任務は、津軽海峡、宗谷海峡を含む日本海側、太平洋側ともに青森県以北の周辺海域を警備することです。
列車内には、自衛官と思われる方が数名乗っていました。
■海上自衛隊・大湊地方隊
http://www.mod.go.jp/msdf/oominato/ -
車窓からはドーム型の建物が見えました。
このドームは「しもきた克雪(こくせつ)ドーム」で、冬季でもスポーツや市民交流ができる目的で建てられました。(ドーム内では野球・サッカーのスポーツができる広さです)
■しもきた克雪ドーム
http://www.wellness-park.jp/facilities/ -
※小生が撮影した動画より
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※小生が撮影した動画より
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横浜に住んでいる小生としては、この駅はとても気になるところです。
陸奥横浜駅の住所は青森県上北郡横浜町です。
■町名の語源
長く伸びる浜があり、奥方向には山々が遮っているため細長い地形から自然についた地名と思われる。
「よこはま」自体はアイヌ語起源ではないが、字の名前にはアイヌ語起源のものもある。たとえば、鶏沢(ニワトリザワ)は古くはニヤチヤまたはニワチャであり、アイヌ語起源と考えられている。(ウィキペディアより) -
■横浜町の自慢
・菜の花の作付面積が日本一
・ゲンジボタルの生息地の北限とされ、「横浜町のゲンジボタルおよびその生息地」
として青森県の天然記念物に指定されている。 -
12:44 快速・しもきた号は野辺地駅に着きました。(大湊駅から52分)
12:47 野辺地駅より青い森鉄道に乗り八戸に向かいます。
乗換え時間が3分ほどしかなかったので写真は撮れませんでした。 -
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13:33 八戸駅に着きました。(野辺地駅から46分)
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八戸駅で青い森鉄道の車両たちを撮り収めします。
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八戸線久慈行きの発車時刻まで1時間40分ほど時間があるので改札口を出て駅周辺を散策してみました。
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東北新幹線の改札口です。
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1時間40分時間があるのでマッサージでもと思い探しましたが、残念ながらありませんでした。(それだったら野辺地駅で少し時間を潰してくれば良かったと反省)
街を歩くことにしました。
■八戸はどんなところ?
八戸市は南部地方の中心都市であり、八戸都市圏は約33万人の人口を擁する。また商圏は隣接する岩手県北東部に及び、商圏人口は東北地方有数の約60万人を誇り、人口密度は県内1位である。港町と工業都市の2つの性格を併せ持った街である。
伝統芸能であるえんぶりおよび八戸三社大祭、騎馬打毬は共に国の重要無形民俗文化財に指定されている。
伝統工芸品は「八幡馬」「八戸焼」「南部姫毬」などがある。
2002年12月に東北新幹線が八戸駅まで延伸開業し、東京駅まで最短2時間56分で結ばれた。
『氷都八戸』八戸市はスケート、アイスホッケーが盛んで実業団体やジュニアチーム、女子チーム、素人アイスホッケーを含め加盟登録数は60チームにのぼる。
B-1グランプリ発祥の地であり、第1回の殿堂入り・開催地(投票対象外)後の第2回〜第4回は2位、第5回〜第6回は3位そして第7回では優勝し、第1回の殿堂入り以外で全て3位以内を獲っているのは八戸のみである。
温泉・銭湯の街としても知られる。市川いちご・糠塚きゅうりの産地である他、南部煎餅・八戸せんべい汁・いちご煮などの地元発祥料理もあり、お盆には「背中あて」を食べるのも八戸ならではである。(ウィキペディアより) -
駅から5分ほどでしょうか、集会場を通りかかったところ、壁に大きな亀裂がありました。(4年前に発生した東日本大震災によるものでしょうか?)
15分ほど駅周辺を散策して八戸駅に戻りました。 -
八戸駅コンコースです。
まだ1時間ほどあるので、どうしようかと思い改札口へ行ったところ、これから乗る八戸線の時刻を見たところ、途中駅までの「鮫(さめ)行」が間に合うのでホームへ向かいました。
どんな景色と出会うかが楽しみです。
続きは『みちのく一人旅⑧』をご覧ください。
http://4travel.jp/travelogue/11018319
ご覧いただきありがとうございました。
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