2015/04/19 - 2015/04/27
244位(同エリア647件中)
小心者さん
登別温泉2日目。
今日も温泉と散策を楽しむ。
晴天が続き、今日の最高気温は15℃くらい。
爽やかな気候で散策にはもってこいだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
PR
-
宿のビュフェ式朝食。
昨日より若干体調が良いので、調子に乗って取りすぎた感がある。
ソーセージ、残しちゃってごめんなさい。
若い頃は『一人でビュフェ』という状況に多少抵抗があったが、歳を取るにつれその壁も乗り越えた。
というか、乗り越えざるを得なかった。
というか、いろんなものが鈍磨してきた。 -
無人の大浴場でひとっ風呂浴びて、さっそく散策へ。
今日はクスリサンベツ川に沿ったバス通りを歩いて、足湯から大湯沼へ向かうことにする。
予定していた『クマ牧場』と『宿のプール』が両方ともCloseなので、散歩と入浴しかすることがないんだけど、意外にもじゅうぶん楽しい。 -
途中には、微笑ましい『親子鬼像』。
天然足湯はもうすぐ。
この先で、兵庫県から来られたという男性に道を尋ねられる。
お互い一人旅、フェリー利用、車なし、お金なし…など共通点が多く、けっこう盛り上がる。
彼は昨日、苫小牧に宿泊されたとのこと。
「レンタサイクルで支笏湖まで行ってみましたが、めっちゃ遠いうえ、微妙に勾配があるのでやめた方がいいです」
とのアドバイスを頂いた。20キロ以上あるとか。
私には絶対に無理だな…。
旅のご無事をお祈りします。 -
バス通りから遊歩道に入ると、ほどなく足湯に到着。
ちょっとぬるいが気持ちいい。 -
ここでは、北海道出身のとても仲の良いカップルと話す。
苫小牧の見どころを尋ねてみたところ、
男性「苫小牧…。うーん…。…あっ。めっちゃでかいイオンがあります。他には特に…」
…そ、そうですか。
旅先で色んな方とお話しするのは楽しい。
まさに「ご縁に感謝」という気持ちになる。
末永くお幸せに! -
カップルに別れを告げ、足湯から川沿いの遊歩道を進んでいく。
-
今日も快晴で、昨日よりずいぶん暖かい。
-
黒色の『大正地獄』。
-
大正地獄についての説明板。興味深い。
ピンク系とか、見てみたいな。 -
更に進んで、大湯沼に到着。
-
車両はまだ通行止めだからか、だーーーれもいない。
-
トイレまで閉鎖されているのはちょっと困るが。
-
それにしても、この日和山の美しさはどうなんだ!
見渡す限り誰もいない中、ベンチに腰掛けてボーっとする。
なんという贅沢。 -
ひたすら静か。
泡がぐつぐついう音まではっきり聞こえる。
おそらく、車両通行止めの時期しかこの静けさは味わえないのだろう。 -
来た道を少し戻り、『船見山遊歩道』へ。
この散策路は観光案内所の方に勧められた道。
なんと、木々に葉がない時期限定で、海が見える地点があるそうだ...
......。
............。
『立入禁止』と書かれたロープが張ってあるような、ないような...。
いいんですか?
いいんでしょう!
案内所で「是非」って言われたんだから!
おりゃ! -
この道も誰もいない。前にも後ろにも。
何しろ立入禁止ですからね。テヘッ。 -
途中にはいくつかの碑が建つ。
これは高浜虚子の句碑。
「囀(さえずり)や、絶えず二三羽 こぼれとび」 -
く、熊がいてもおかしくなさげな…。
観光案内所の方いわく
「いないとはいいませんが、出てくることはないと思います」
…なんかあんまり安心できないんですけどー(汗) -
船見山遊歩道には石仏が多い。
-
けっこうアップダウンのある道。
とりあえず落ちていた枝を杖代わりに。
そしてもしもクマが出てきたら、これでポクリと。 -
木々の間からは地獄谷の絶景が見下ろせる。
気温が上がって霞がかかってしまったからか、残念ながら海は見えなかったが、楽しい散歩になった。 -
遊歩道は、バス通りへ降りる道と地獄谷駐車場へ降りる道とに分かれる。
ここは地獄谷駐車場方面へ。 -
石段に落ちていた葉っぱ。
人の顔くらいの大きさがある。
いったん宿に戻って、相変わらず貸し切り状態の温泉でほっこり。
贅沢三昧だ。 -
夕方からまた地獄谷へ出かける。
『第2展望台』からの眺め。 -
近くには『鉈作観音』が祀られている。
外国人の子供が賽銭箱から小銭を抜き出して「採ったどー!(推測)」と叫び、親にポカリとやられていた。 -
日没を過ぎて、遊歩道に灯りがともる。
-
せっかくなので『鉄泉池』まで行ってみよう。
-
この景色もなかなかの迫力。
-
『鉄泉池』
この状態からのー -
ボコボコッ!
湯気に包まれてにわかに暖かくなるのは嬉しいが、レンズが曇りまくる。 -
『しーん…』⇒『ボコボコッ』
を3クールほど見学し(気に入っているらしい)、帰路に。 -
白樺を模した街灯にも灯りがともる。
私にとって最も『旅情』を感じる時間帯。 -
空には三日月。
-
レトロな雰囲気がいい『極楽通り商店街』をぶらぶら宿へと向かう。
-
のんびり温泉に入り、自然も満喫したせいか、少しずつ食欲も出てきた模様。
今夜はこれだけ食べられた。
右の鍋はジンギスカン。美味しかった。
寿司は2泊した場合の特典だそうで、強制的(というと失礼だが)に供される。
これを食べると他はもう食べられないよぅ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
'15 国内旅行
-
沼津さんぽ
2015/01/24~
沼津
-
2015春01 登別温泉(名古屋港~登別1日目)
2015/04/19~
登別
-
2015春02 登別温泉(登別2日目)
2015/04/19~
登別
-
2015春03 登別温泉(登別3日目)
2015/04/19~
登別
-
2015春04 苫小牧(苫小牧 街歩き)
2015/04/19~
苫小牧
-
2015春05 太平洋フェリー乗船
2015/04/19~
苫小牧
-
2015夏 岐阜さんぽ
2015/07/12~
岐阜市
-
2015夏 四日市さんぽ(大四日市まつり)
2015/08/01~
四日市
-
2015夏01 岐阜再訪(前編)
2015/08/13~
岐阜市
-
2015夏02 岐阜再訪(後編)
2015/08/13~
岐阜市
-
2015初秋 御殿場さんぽ
2015/09/12~
御殿場
-
2015秋 滋賀
2015/11/06~
長浜
-
2015冬 岐阜さんぽ(こよみのよぶね)
2015/12/20~
岐阜市
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (4)
-
- まみさん 2023/03/12 10:11:22
- 登別温泉👹
- 小心者さん、こんにちは。
ここにめっちゃ長い文章書いて、ちょっとスクロールしたら、すべてが綺麗さっぱり消える怪奇現象が起きました。
車で1時間弱のところに10数年住んでいながら、3回くらいしか登別温泉行ったことないので、鬼のバチが当たった?
あの足湯また行ってみたいので、もうちょいあったかくなったら、なるべくひとのいなさそうな時に出かけて、小心者さんみたいな風情を感じたいなあと思いました。
あと、「苫小牧の見どころ」=「めっちゃデカいイオン、ほかは特に」
わかりみが深すぎて笑っちゃいました。
しばらく更新がないので体調悪くされてるのかなーと、4トラ開く度に気になっておりました。
少しずつ活動再開とのこと嬉しいです。
マイペースに見たいとこだけ見てやりたいことだけやって、そしてなるべく早く旅行を再開できますよう、ロックンロールの神様とビールの神様と漫才の神様(私の3大信仰)にお祈りしております。
まみ
- 小心者さん からの返信 2023/03/12 12:31:15
- 大仏さん。デカい
まみさん、こんにちは!
怪奇現象を乗り越えてまでコメントいただき、ありがとうございます。
ご無沙汰してしまってすみません。
体調が悪化し、拗ねに拗ねてフテ寝してました。子供か!
昨夜拝見した旅行記の続きが気になって仕方なかったので、先に読んできました。
相変わらず目のつけどころが秀逸です。
ホンマ。その通天閣アピ、要りますか。
551豚まんも生漫才(堂前ファン)も羨望の極み。
大阪・奈良 めっちゃ行きたくなりました。
その際には絶対に参考にさせていただきます。
いつか必ず。
小心者
-
- ねんきん老人さん 2023/03/08 20:13:20
- 贅沢なご旅行でしたね。
- 小心者さん、こんばんは。 登別温泉の滞在記、続編を拝読しました。
2015年ということですから、もうずいぶん前ではありますが、お元気で羨ましいほどですね。
「一人でビュフェ」・・・分かる分かる! そうですよね。 その壁を乗り越えて「いろんなものが鈍磨してきた」とお感じのようですが、それは鈍磨ではなくて、達観でしょう。
私は昔、二日連続して同じネクタイをするなんて考えられないという時期がありましたが、あるとき、私のネクタイなど誰も見ていないということに気づいたのが大きな転換になりました。 爾来、どんなに人生が楽になったかはかり知れません。
今私はスーパーで半額シールの貼られた総菜などを籠に入れてレジに並びますが、誰一人として私のことを気に留めていないということが分かっていますから、何の苦痛もありません。 失礼ながら、小心者さんがお一人でビュフェを楽しまれていても、それを目に留める人はいないだろうと思います。
苫小牧には大きなイオンがあるのですか? 「地球の歩き方・国内版」に載せたいような情報ですね! 旅先で・・・笑ってしまいますが。
大湯沼、船見山遊歩道、鉄泉池。 私は行ったことがありません。 素晴らしい所のようですね。 大自然を独り占めにしてご自分のペースで散策なさって、贅沢そのものじゃぁありませんか。 落ちていた枝でクマを撃退する勇者が立入禁止の道に入り込んで「テヘッ」と澄ましている・・・絵になりますね。 テヘッという言葉、何十年ぶりでしょうか? そういえば、昔よく使った言葉ですね。
今はお体の調子があまり良くないとお聞きしていましたが、あくせく「踏破」を目指すような旅は旅とは言えません。 のんびりと、条件が整ったときに、この登別旅行のような贅沢な旅を再開されますよう、祈っておりますし、応援もしております。
ねんきん老人
- 小心者さん からの返信 2023/03/09 14:50:44
- ありがとうございます(涙)
ねんきん老人さん、こんにちは。
訪れる人もほとんどいない私のところに来てくださるばかりか、心にしみるメッセージまでいただき、本当にありがとうございます。
つらつら思い返すに、この時もけっこう体調は悪かった…
でも自分のペースでそれなりに満喫していたのですね。とても楽しかったことを久しぶりに思い出しました。
>誰一人として私のことを気に留めていない
まさにそのとおりなんですが、ある出来事がトラウマになっていまして…
私は、海外などの「どうしようもないところで歯が取れる」という悲劇を趣味にしているのですが、こうなると満足に食事ができません。
そんなある日の朝食ビュフェで、ごく少量の料理を膨大な時間をかけてちまちま食べていた時のことです。
何度か顔を合わせた女性から「あなた毎日めっちゃ食ってるよねwww」とツッコまれました。
「いや、見とる人おるんかーい!」と、すごいショックでした。
「おのれの1/5すら食っとらんわボケ」とも思いました。
”あまりにも変だと意外と見られる”という事実を知り、それ以来疑心暗鬼が止まらなくなってしまいました。
これは「小心者の一人旅」の大きな障害となっています。
ギリ”ちょっと変”くらいで収まるよう努力しつつ、『達観』めざして精進します!
自分が旅行できないからといって、腐っている場合ではありませんね。
私は昔からどうも僻みっぽくていけません。
旅行はまだしばらくできそうにありませんが、ねんきん老人さんのお陰で、フォートラベルでの活動を少しずつ再開していきたいと思いました。
優しさとお心遣いに心より感謝します。
また、旅行記も楽しみにしています。
くれぐれも歯は大切になさってください(主にわたしが。もはや手遅れ)
小心者
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ '15 国内旅行
4
35