青と赤の絶景

2015/04/23 - 2015/04/23

最近、絶景を取り上げた本やＴＶ番組も多いが、そんな本の中でふと目に
入った見事な光景。
それがひたち海浜公園で、春、秋と毎年２回ずつ訪れて季節により変わる
その色を楽しんでいます。
ただ、訪れることができるのは土日のみ。しかも、変わりやすい春の天候。
なかなか晴天の日に行くことができませんでしたが、今年は本当に美しい
景色を見ることができました。
秋の赤の絶景とあわせてご紹介します。

エリア ひたちなか(茨城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満

最近絶景を集めた本が良く発行されていますが、ひときわ目を引いたのが、この写真のような海のような青一面の光景。それがひたち海浜公園でした。
一度行ってみたい、と思い行ったところ、天気はまずまずでしたが、ご覧のような景色が見れ、車で１時間半というところであり、毎年のように行っています。

水戸から１時間弱、ひたちなか市のかつて海軍飛行場のあった広大な土地に広がる国営の公園、それがひたち海浜公園です。

ただ、春のネモフィラのシーズンと秋のコキアのシーズンは非常に混み、平日でもこんな感じです。もし行かれるのならば、早い時間のほうが良いですが、それでも人のいない写真を、というのは少し難しいかもしれません。

ひたち海浜公園にはそのほかにも多くの花が植えられていて、どの季節でも楽しめます。

これはネモフィラと同じく春ですが、チューリップもさまざまな色を付けています。

でも一番はやはりネモフィラの青い丘でしょう。
これは昨年の写真ですが、晴れ間は一瞬だけで、そのあとは後ろの白い雲に覆われてしまいました。
曇りでも美しいのですが、やはり青の景色は晴れた日のほうが映えます。

それでも、ご覧のような景色に出会えました。青い空と丘に白い雲と一本の立木の緑が映えます。

場面は全く同じですが、こちらは秋の丘の風景です。
秋晴れの青空の下、手前はコスモスの白とピンクの花、後方には真っ赤なコキアの丘と、同じ場所とは思えない変わりようです。

秋の見頃は１０月の半ばごろ、ただ、コスモスの盛りとコキアの盛りが若干ずれますので、タイミングは難しいです。

コキアは近くで見るとこんな感じで、花でなくて、紅葉です。全て色づくと、見事な赤い丘に変わります。

手前に見える畑は蕎麦の花です。黄色と緑と赤と青。これも見事なコントラストです。

秋は青空の機会が多いですが、やはり春の景色も青空で見たいところですので、翌年に期待です。

そして今年、見事な青空に恵まれました。
まだ７分咲きとのことですが、充分に見頃となっています。
この写真も秋と全く同じ場所です。

そして今年もお気に入りの場所での一枚です。

天気は雲一つなく、まるで青い丘が空まで続いているようです。

一つ一つのネモフィラの花はこんなに小さく、一株には２〜３輪の花がついていますが、たくさん集まると、丘がまるで海のようになります。

また、今年から、新たに一部白いネモフィラが植えられていました。

青いネモフィラも、中央部は白いのですが、こちらはご覧のように全体がかわいらしい白色です。

公園では、白いネモフィラをアートのようにしていましたが、それより一面白い丘も良いのではないかと思いました。

この日は晴天のため、平日でも観光客が多く、海外からの観光客も多く見かけました。
今週末は満開の予想ですし、さらに混むのではないでしょうか。

いつもの旅行記と違い、公園と写真の紹介ばかりになってしまいましたが、世界の絶景をいろいろ見てきた自分も、ここの美しさは特筆すべきものだと思います。
これからも行ける限り見に行きたいです。

国営ひたち海浜公園 公園・植物園

この旅行記へのコメント （2）

• 2013tomoさん 2017/05/24 08:06:55

  はるかなるものみな青し

  massi様
  
  2013tomoです。
  
  お言葉の通り日本にもこのように
  美し風景があるのですね。
  
  世界旅行もそろそろ肉体的な限界感を
  感じてきましたので日本回帰も面白
  そうだと分かりました。
  
  ありがとうございます。
  
  massiさんのお写真を見て
  三好達治の詩「かへる日もなき」を思い
  出しました。
  
  「かへる日もなきいにしえを
  こはつゆ草の花のいろ
  はるかなるものみな青し
  海の青はた空の青」
  
  ますます旅が楽しくなりそうです。

  massiさん からの返信 2017/05/24 19:24:32

  RE: はるかなるものみな青し

  > massi様
  >
  > 2013tomoです。
  >
  > お言葉の通り日本にもこのように
  > 美し風景があるのですね。
  >
  > 世界旅行もそろそろ肉体的な限界感を
  > 感じてきましたので日本回帰も面白
  > そうだと分かりました。
  >
  > ありがとうございます。
  >
  > massiさんのお写真を見て
  > 三好達治の詩「かへる日もなき」を思い
  > 出しました。
  >
  > 「かへる日もなきいにしえを
  > こはつゆ草の花のいろ
  > はるかなるものみな青し
  > 海の青はた空の青」
  >
  > ますます旅が楽しくなりそうです。
  
  こんにちは〜。
  
  私ももうアラフィフ。体のあちらこちらにガタがき始めている年ですが、
  ハードな旅行をするのは今が最後かなと思い、逆に遠距離旅行に精を
  出しています。
  
  と、同時に現在は北海道に在住していますので、最良の時期に最高の
  景色を見れるという本当に恵まれた環境にあり、ここ２年間ほどで
  撮りだめた大量の写真があります。
  春の富良野・美瑛の美しい花々、初夏の知床連山、夏の十勝の広大な牧場、
  秋の大雪山の見事な紅葉、冬の釧路湿原のタンチョウ、雪に閉ざされた
  摩周湖の風景、etc…。
  なかなか筆が進まず、旅行記には表せておりませんが、そのうちUP
  したいと思います。
  
  やはり日本も美しいです。
  
  こちらこそ、またよろしくお願いします。