2015/04/24 - 2015/04/26
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massiさん
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勤続20周年のリフレッシュ休暇です!
思えば、この4Travelの一番古い旅行記は10年目のリフレッシュ休暇で北海道一周をしたときのもの。それから早10年。月日の経つのは早いものです。
さて、そんな感慨深いリフレッシュ休暇の旅行記ですが、1年近くも放置しておりました。それには理由がありまして、帰国直後、何と北海道への転勤が急遽決定。引っ越してからは、仕事も忙しく、空いている週末は毎週のように絶景を訪ねている間にあっという間の1年が…。ということで、毎週が旅行のような日々を過ごしながらも記憶の残っているうちに記しておかなければ、、と相成りました。
前置きが長くなりましたが、20年目のリフレッシュ休暇は休日日数が7日間、GWも加えれば長期旅行が可能です。そこで、いつかは行ってみたいと思っていた世界一周クルーズ旅行船の一部区間を乗船してみようと決めました。
クルーズ船は、ホーランド・アメリカラインのユーロダム号。ヨーロッパ、スペインのバロセロナ港で乗船し、ジブラルダル海峡を抜け、イベリア半島を北上、北海に入りデンマークのコペンハーゲンまで6か国13日間の大航海です。
初めてのクルーズ旅行、更に記念ということで資金もかけて、さてどんな旅行になったでしょうか。まずは行ってみましょう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空
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-
イチオシ
今回の旅行はクルーズ!
半月近い長期休暇も取れることだし、いつかは行きたい世界一周船旅が可能か今のうちに見ておきたい、という願いもあり、今回の旅を決めました。
また、旅程中にいつか行きたかったバルセロナ、リスボン、ブルージュ等が入っていることも魅力です。
でも、クルーズは早期予約が安くお得なのですが、キャンセル料が半端でない。通常の旅行保険ではなく、今回は多少割高でもキャンセル料まですべて保証するクルーズ専門保険に入って旅行当日まで備えました。思えば、これが後々大きく聞いてくることに。それはまたのちのこと。 -
成田からの便はエミレーツ航空でドバイ経由。ほぼ丸1日かかります。
昨年のモロッコと同じような時間ですが、今年は奮発。ビジネスクラスです。
成田−ドバイ間はB777で残念ながらライフラットシートですが、横になれるので疲れが違います。 -
そして、ドバイ−バルセロナ間は一度は乗ってみたかったA380です。
ビジネスクラスもスタッガートで、ご覧のとおり脇にはミニバーまでついています。
広さも段違い。隣を気にしなくていいので、ほぼ個室状態です。
成田線にも導入してほしいですね。 -
バルセロナ到着は翌昼。クルーズ船乗船は更に翌日ですが、交通の遅れを避けるため、前日入りしたので1日余裕があります。
普段なら疲れてすぐに寝てしまうとことですが、今回は体力的に余裕があるため早速散策開始です。
天気はもう一つですが、人通りの多いランブラス通りです。 -
バルセロナは芸術の街ですので、あちらこちらにピカソやガウディといった有名な芸術家の作品が残されています。
このランプもガウディの初期の作だそうです。レイアール広場 広場・公園
-
こちらはどこにでもありそうな店の壁画ですが、ピカソの実筆の作品だそうです。
バルセロナにはいたるところに、こんな芸術が隠されています。 -
せっかくですので、市場にも寄り道。
バルセロナと言ったら、やはりイベリコ豚。それも生ハム。
後ほどいただきましょう。ブケリア市場 市場
-
少し寄り道。これまたガウディの作。グエル邸に入ってみました。
グエル邸 現代・近代建築
-
グエルと言えば、グエル公園で有名ですが、ガウディの最大のパトロンで、自邸ももちろんガウディに設計させています。
内装もご覧のとおり見事です。 -
イチオシ
天井を見上げると、明かりとりの窓が点々と開いており、まさにガウディの小宇宙です。
-
その後、バルセロナのカテドラルにやってきました。
大聖堂の前では多くの人がフォークダンスを踊っていました。
この地方の民族舞踊だそうです。 -
バルセロナと言えば、サグラダ・ファミリアばかりが有名ですが、地元の信仰の中心はこのカテドラルです。
サグラダ・ファミリアのような奇想天外な美しさはありませんが、歴史を重ねたその内装もまた美しいです。 -
散策していると日が暮れてきました。
街角のバールには多くの人が集まってきています。 -
まずは一軒、軽食をとれるお店に入りました。
つまみをスタンドから取っていく形式です。 -
ともあれ、カルバドスをまず一杯。
注文すると見事な曲つぎを見せてくれました。
このお店、食事もなかなかでした。 -
イチオシ
続いて、地下鉄で夜のサグラダ・ファミリアへ。
夜は中に入れないので翌日も来る予定ですが、ライトアップされた姿を一目見たくて来てしまいました。サグラダ ファミリア 現代・近代建築
-
聖堂の前には池があるのですが、ライトアップされた影が映り、見事な逆さサグラダファミリアになっています。
-
夜ということで、レンズは大口径単焦点を一本しか持ってこなかったので、近くから写そうとすると入りきらない。
間近で見るとすごい迫力です。 -
外観を一周しただけですが、やはり夜のサグラダ・ファミリアは美しく、やはり多少無理をしてでも一度は来ておいてよかったです。
でも、教会というより、闇夜に浮かぶ姿は奇岩城と言った感じです。 -
先ほどのバールは少ししか食べませんでしたので、ここでもう一度夕食をとれるバールへ。
店頭の大きな生ハムが食欲をそそります。 -
この生ハムはドングリで育てたイベリコ豚ということで、地元でも最高級食材だそうです。
若干塩味は濃いめですが、その分お酒がすすみます(笑)。 -
その後ホテルへ戻りましたが、とりあえず翌日出発の寝るだけのホテルです。
港近くの繁華街で、朝方まで外がうるさく、あまり寝ることができませんでした。
時差ボケもあったので少しきつかったです。INNSiDE by Meliá Barcelona Apolo ホテル
-
翌日は午前中軽く観光してから乗船です。
しかし、残念ながら非常に天気が悪く、モンジェイックの丘から街を眺めようとしましたが、霧でほとんど見えず。
港にはこの後乗るクルーズ船が停泊しているのが見えました。モンジュイック地区 山・渓谷
-
その後市内へ。
港の入口にあるコロンブス像です。
その指の指し示す方向は、遠くアメリカ大陸です。コロンブスの記念塔 モニュメント・記念碑
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こちらはガウディ作品のカサ・ミラです。
世界遺産の建物ではありますが、現役のアパートで今も人が住んでいるとか。カサ ミラ 現代・近代建築
-
続いて同じくガウディ作品のカサ・バトリョです。
有名な建物ですが、時間がないため外観写真を撮ってすぐ次へ、と。
グエル公園へ行く時間もありませんでしたし、次回への積み残しです。カサ バトリョ 現代・近代建築
-
イチオシ
その後、再びサグラダ・ファミリアへ。
そしてこの瞬間のみ青空が見えました。青空をバックの尖塔が美しいです。
惜しむらくはもう少しこの天気がもってくれれば良かったのに…。サグラダ ファミリア 現代・近代建築
-
昨日も夜来ましたが、昼の姿はまた違って見えます。
彫刻も一つ一つが全て精巧に彫られています。 -
中へ入ります。
余談ですが、この入口の周囲の意匠は日本人の作品であるとか。
今も建築中の建物ですが、こうして新しい技工をとりいれて日々進化しているようです。 -
イチオシ
中へ入るとその美しさに圧倒されました。
私も世界中の色々な大聖堂に入ってきましたが、ここまでモダンに美しい聖堂はさすがに見たことがありません。 -
入口上の彫刻とステンドグラスも見事です。
-
それぞれのステンドグラスから入る光が白亜の壁に映し出されて、異世界のような美しさです。
これらも皆計算されたものなのでしょう。 -
サグラダ・ファミリアが完成するのはまだ10年も先だとか。
いつか完成した作品を見に来たいものです。 -
サグラダ・ファミリアの出口の門に彫刻されていたイエスの名前です。
何故か目を引きました。 -
その後、バルセロナ港に移動し、乗船です。
今回の旅行は、クルーズ専門旅行会社に依頼していたので、同じ船に乗る日本人の客も多く、船内ではほぼ一緒に行動します。
クルーズ船は世界一周中のため、同じ寄港地には止まりませんが、途中乗下船する人は多くいました。バルセロナ港 駅
-
近くで見るとその巨大さがわかります。
総トン数 86,000t。最新の巨大客船から比べればそれほどではありませんが、戦艦大和やタイタニック号よりはるかに大きな船です。 -
部屋は下から3つ目のクラス、ベランダ付キャビンです。
やはり初めてなので、外に出て風に当たれる部屋が良いだろうと思い、こちらにしました。 -
しかし、予想はしていましたが、やはりせまい。
バスタブ・トイレ付ですが、東京のビジネスホテルのツインルームのよう(笑)。
スーツケースを広げておく広さはありません。
ま、これ以上はスイートルームで料金が段違いですので、仕方ないですが…。 -
荷物を置いて船内を探検です。
こちらがフロントで、オプショナルツアーの受付から交通の手配まで一手に引き受けています。 -
船内中ほどには3階吹き抜けの階段があります。
周囲にはバーやショップが立ち並び、華やかです。 -
カジノもあります。
出航直後なのでまだ開いていません。
何度か近くを通りましたが、あまり遊んでいる人はいないようでした。 -
スポーツバーもあります。
各国のサッカーの試合が常にかかっているようでした。 -
まだオープンしていませんが、ショーが行われるバーのようです。
このほかにも数百人が入れる大劇場がありますが、それは後ほどご紹介します。 -
そうこうしているうちに出航です。
バルセロナでは天気がいまいちでしたが、向かう方向は明るさが見えてきています。
13日間の船旅は始まったばかり。
今回は果たしてどんな旅が待っているでしょうか。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ぴよ太さん 2016/04/10 00:31:09
- ありがとうございました
- massiさん、初めまして。ぴよ太と申します。
先日は、旅行記(ケルン編)に投票いただき、ありがとうございました。
クルーズ旅行も素敵だけれど、その前哨戦のサグラダ・ファミリアも素晴らしいですね。写真でもその美しさは伝わって来ますが、実際に現地を訪れたら、まさに「異世界」でしょうね。まるで異世界の森に迷い込んでしまったような…
ゆっくり成長していく植物のようなイメージがある教会なので、どんな姿になるのか完成が非常に楽しみです。
またお邪魔いたします。
ぴよ太
- massiさん からの返信 2016/04/10 08:44:40
- RE: ありがとうございました
- こんにちは〜。
ええ。クルーズも楽で良いのですが、やはりどこへ行っても
時間があまりなくて。
また、夜の街を散策するという楽しみもないので、前段となった
バルセロナは完全フリーでしたので、特に面白く感じました。
サグラダ・ファミリアは、外観の良いのですが、内部の装飾が
見事でした。
単なるガウディが設計しただけの教会ではなく、今でも建築が
日々進められているだけあって、光彩の加減とかもすべて計算
されているのでしょう。
完成した時どういう姿になるか楽しみです。
こちらこそ、またよろしくお願いします。
-
- j-ryuさん 2016/03/27 15:16:13
- すごすぎます。
- こんにちは。
リフレッシュ休暇でヨーロッパ6カ国16日間のクルーズ旅行とは
凄すぎます(^^ゞ。
私は自営なので休みは取ろうと思えば取れますが
先立つものが・・・・(^_^;)。
それより豪華客船で一人旅は悲しすぎます(笑)
かといってバック一つで世界を回るほど根性はないし
そう考えると身の丈にあったリペ島が一番向いているのかも。
人それぞれ行きたいところ、見て見たいものは違うでしょうけど
それぞれの目的地で思い出を作れるのは素敵な人生ですよね。
素敵な場所は世界にたくさんあるけど、
何だかんだ言ってもやはり一番は日本であり、ふる里です。
それを再認識させてくれるのも旅行ですね。
お互いこれからも元気に人生を謳歌できたらいいですね。
j-ryu
- massiさん からの返信 2016/03/27 18:17:40
- RE: すごすぎます。
- こんにちは。
記念旅行ですので、新婚旅行以来の奮発をしてみました(笑)。
でも、やはりせっかちな私はクルーズ旅行は向いていないかも
しれません。
やはり、自由に行きたいときに行きたい場所にというのが
なかなか難しいというのもあり、ヨーロッパなら個人旅行の
ほうがよさそうです。
引っ越し後半年で道東はほぼ制覇しました。
こちらも徐々に書いていきたいと思いますので、よろしく
お願いします。
-
- 蔦之丞さん 2016/03/23 12:15:50
- これからのクルーズ記を楽しみにしています。
- mass様
こんにちは!
大地の冬の生活に慣れましたか?
いよいよクルーズに乗船ですね〜!
船内散策も楽しみですね
私は体力がないので、クルーズが多いですが
船内のすべてを散策できずです
これからのクルーズ記を楽しみにしています
蔦之丞
- massiさん からの返信 2016/03/23 20:08:35
- RE: これからのクルーズ記を楽しみにしています。
- こんばんは〜。
ご無沙汰しています。
旅行記も含め1年ぶりに戻ってきました(笑)。
その間に海外旅行2回、北海道旅行数知れずと、ネタは大量に
溜まりましたので、徐々に出していきます。
しかし、今回は初クルーズなのですが、最後に大トラブルに
見舞われ…。こんなものではないと思いたいですが、正直
当面クルーズはいいかなというところです。
でも、今回は良かったところを見ていきたいと思いますので、
どうか今後ともよろしくお願いします。
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