【イスタンブール＆ドバイ】4日目　3大ハイライトとトルコの闇

2014/12/29 - 2014/12/29

イスタンブール観光のハイライトとも言えるブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿に3日目にしてやってきました！

私にとっては2回目なので1回目ほどの感動はないですが、それでも1回目には圧倒されて良く見ることができなかった細かい部分をじっくり見て回ることができました。

この3つだとやっぱりアヤソフィアが一番好きです。


夕食の際、トルコの闇？を目の当たりにしました。

ホテル→ロカンタへ行く途中、小学校低学年くらいの男の子が寒い中（雨は降ってない）薄手のパーカー1枚で街角に座って物乞いをしてたんです。

彼は最初ただ座ってるだけだったんですが、私と目が合うとブルブルと震え始めたんです。
もう明らかに『演技』！！！
バレバレ！

施しの心が全くない私は

「どうせ小遣い稼ぎでしょ」

なんて思って素通りしつつ

「雪の日にやってこそホンモノだぞ」

なんて思ってました。

食事の後、マクドナルドでコーヒーを買おうと思って並んでいると、なんと目の前に震える演技をした子がいるじゃないですか！

それも家族で！！！

両親は20代に見えるまだ若い夫婦。
物乞い少年の他に幼稚園生くらいの弟もいました。
両親の身なりも普通だし、弟も普通。
物乞い少年はさっきは寒そうな格好してたのに、ちゃーんとジャンパー着てました。

やっぱり「物乞いアルバイト」だったか・・・

穴が開くほど少年をガン見しましたが、私には気付かず。
そりゃそうよね。
アジア人なんてみんな同じ顔に見えるよね。
そこでバツが悪そうな顔して親の陰に隠れたら一つ勉強になったのにね。

喜捨が五行の一つでもあるイスラム教。
キリスト教の国でもよく見るけど、物乞いには必ず小銭を入れる人が多いです。
この子もそこに目をつけて小遣い稼ぎしてるんでしょう。
子供の頃から喜捨をアテにする生活をするだなんてロクな大人にならんな、って思ってしまいました。

喜捨精神ゼロの私の前で震える演技をした少年よ。
世の中そんなに甘くない。

明らかに学校に行ってるであろう時間に就学年齢に達してるであろう子がモノ売りをしてたり、親の仕事を手伝ったりしてるのも街中でよく見かけましたが、ちょっと複雑です。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0

3日目の朝は微妙なお天気。
天気予報ではこの後雨が降るそうです。
雨でも観光できるブルーモスクとトプカプ宮殿へ！

アヤソフィアは月曜日は休館と書かれていたので（地球の歩き方最新版）観光は最終日に・・・
と思ったら何故かやってました。

年末は書き入れ時だから休まないのかな？

※帰国後ネットで調べたら定休日は火曜日だとか？

ラスト ホテル スルタンアフメット ホテル

どんよりとした雲・・・
それでもまだ降ってないのが救いです。

お土産屋さんの売り物の上で丸まる猫。

イスタンブールの猫は雨の中でもびしょびしょで公園を掛け回ってました。

猫って水と寒さは苦手じゃないのー？

3年前＆初日に行ったロカンタ。

アジア系観光客は素通りするお店です。

Yabaci Pide ve Kebab Salonu 地元の料理

テオドシウスのオベリスク。
エジプトのカルナック神殿からローマ皇帝によって運ばれたものだそうです。

テオドシウス１世のオベリスク モニュメント・記念碑

ブルーモスクの中庭より。

やっぱりブルーモスクは巨大です。

スルタン アフメト モスク 寺院・教会

モスク内部。
カリフの名前が書かれた円盤はモザイクでできているようです。

それにしても緻密なタイル細工。
お祈りの場だけれども建物は芸術品です。

ランプもタイルの美しさをひきたてるような作りになっています。

これからサラート（礼拝）の時間だよーって事で追い出されてしまいました。
何故か出口に時間が書かれています。

ブルーモスクの象徴でもある6本のミナレット。

メッカ以外は4本まで、って決められているのにスルタンアフメット1世が「アルトゥン(黄金)の塔を作れ」と言ったのを「アルトゥ(６)の塔」と設計者が勘違いしたことからと言われているのだそうな。

どこから見ても本当に美しいモスクです。

反対側にはアヤソフィア。
こんなに赤かったっけ？？

大型犬がお昼寝中。
この後大嵐になりました！！！

休館日のはずなのに何故か開いてたアヤソフィア。

外は嵐なので収まるまで博物館内で休憩です。

残念ながら一部補修工事中。
それでも圧巻の大きさです。

アヤソフィア 寺院・教会

2階の回廊より。

アヤソフィアはここからの眺めが一番好き。
それにしてもどうやって建てたんだろう？と思うくらい巨大です。
回廊も広いし天井も高いし、その昔の技術力の高さに脱帽。

オスマン帝国時代には漆喰で塗り固められていたキリストのモザイク画。

キリストと皇帝コンスタンティノス9世・ゾエ夫妻

聖母子と12世紀の皇帝ヨハネス2世コムネノス夫妻

この子は館内に住んでるのかな？

ミンバルとカリフの名前が書かれた円盤とマリアのモザイク画。
不思議な空間です。
ミフラーブが斜めなのも教会を無理やりモスクにしたせいでメッカの方向がずれているからなのだとか。

またまたやってきました。
キベレホテル。

キベル ホテル ホテル

今日はランチを戴きます。
トマトスープは酸味も無くクリーミーで優しい味。

サラダはシンプルにオリーブオイル、塩コショウ、バルサミコ。
サッパリした仕上がりです。

キョフテのヨーグルトソースかけ。
コレ美味しかった～
ヨーグルトソースがチーズのように濃厚。

どうやらガラディナーをやるそうです。
65ユーロって。。。
ユーロって。。。。

トプカプ宮殿到着。
閉館まであと1時間！

宝物殿だけでも見なければ。

トプカプ宮殿 城・宮殿

宝物殿は撮影不可。

大陸からの旅行者がガンガン割り込んでくるのでゆっくり見れない。。。
でも彼らが食いつくのはゴールドだけ。

雨降ってたけどここからの眺めが好きなので頑張って写真だけ撮りに来ました。

この後、ちょっと逆流したけどイズニックタイルが貼り巡らされたエリアを見てトプカプ宮殿観光終了。

駆け足だけど何となく雰囲気つかめたかな？

17時。
すっかり日も暮れてしまいました。

煉瓦とライトアップって良く合います。
冬なのに芝生が青いのも不思議。

セキュリティと一緒に警備してるけど眠くてたまらないレトリバー君。
うつらうつらしてて、セキュリティの人も笑ってます。

スルタンアフメットに戻ってきました。

そうか～もう2015年になるのか・・・
やっぱりお正月っぽい雰囲気が無いと年越しの感覚が薄れるのは日本人だからかな？

雨に濡れるスルタンアフメット。
心なしか人が少ないような。

スルタン アフメット パーク 広場・公園

トウモロコシの屋台。
このほか、焼き栗も沢山出てました。

ホテル近くの絨毯屋さんで物色。

ホテル近くのオシャレロカンタBaran Ottoman Kitchenで夕食。
入口で指差し注文。
ここも10％のサービス料をとる店でした。
その上「チップは？」って聞いてきたジジイがいてちょっとムカッ！

味は良いのにそりゃないぜ。

サービス料取るくせしてサービスはちょっとね、って感じだったけどナスとひき肉の炒め物と、これまたちょっと変わったボレックが美味しかったです。
飲み物はもちろんアイランね。

お気に入りのロカンタと違って100％旅行者だから、対応もナメてるのかな？

でもお持ち帰りした時に「パン頂戴」って言ったらフランスパンを丸ごとくれたので許してあげよう。

お調子者の案内係は良い人だったけど、料理が写らないじゃないかーーーーー

ちなみにここ、Trip Advisorで見たらかなり評価が悪かった。。。
ま、一つだけ言うなら「味は悪くない」です。

あらら、雪になっちゃいました。
天気予報大当たり。

寝る前に外を覗いたらうっすら積雪。

明日はどうなることやら。
ドバイに無事飛んでくれるかな！？