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ホーチミンのタンソンニャット空港は、写真のとおり日本の援助により建設され、2007年に完成した国際空港です。<br />ベトナム戦争の頃の1970年にシンガポールに向かった折、利用した空港でした。なんと、その当時の航空機を防護する防塁壁が滑走路の片隅に、まだ残っておりました。現在は、国内線と国際線で共用しています。<br />今年は、バンコクとの往復で利用しましたが、これまでは、昼の便でしたので気が付かなったのですが、タンソンニャット空港の外貨交換カウンターは、早朝には開いていなかったのです。<br />国際空港で、外貨交換機能が無いとは、思いもよらなかったことでした。<br />ホーチミンから成田へ飛行する便の出発時間は、朝6時でした。当然、一般的には、遅くとも2時間前に空港に到着しておく必要があります。4時前に、空港に着き、搭乗手続きに引き続き、出国審査等を済ませ、余ったベトナムドンを交換しようと、外貨交換カウンターを探しました。交換カウンターはすぐ見つかったのですが、なんと、閉まっているのです。向いのコーヒーショップにて、他に開いている外貨交換カウンターはないか聞いたところ、他のカウンターはなく、カウンターの営業は、7時からだとのこと。他の乗客も多数、質問するため、こと細やかに説明してくれる。10ドル程度の交換には、コーヒー店のおつりで両替してくるれと、親切に話してくれました。<br />税関職員や航空会社職員にも聞いたが、タンソンニャット国際空港では、7時前の外貨交換ができないことが確認されただけでした。7時前に、ホーチミンからベトナム外に出発する航空便は、ベトナム航空だけでも15便以上もありますので、ベトナム航空の他も考えると、かなりの多数の乗客がベトナムドンを交換できず、ベトナム外に出発することになります。<br />成田で、ベトナムドンを交換できなかったらどうなるのか、大変心配になりました。<br />米ドル等の主軸通貨であったら日本でも簡単に交換できるが、ベトナムドンは、交換が困難です。<br />成田からベトナムに出発する際は、日本円をベトナムドンに直接、交換できなかったため、米ドルに一旦交換し、ダナン到着後、米ドルからベトナムドンに交換した経緯がありました。<br />心配しつつ成田に着きました。ベトナムドンを交換してくれるカウンターを探しましたが、やはり大手銀行では、扱っていませんでした。あちこち探して、ようやく京葉銀行という初めて聞く地方銀行で交換してくれるとのことを聞き、急ぎ向かいました。しかし、交換手数料が高い。銀行により交換レートに差異があるのは理解できますが、京葉銀行の交換手数料は、額面の約20%でした。他に交換してくれるカウンターもないので、仕方なく20%の手数料を払い、ベトナムドンを日本円に交換しました。結果的に316万ドンを日本円1万3000円と交換し、約3000円の手数料を支払らざるを得なかったことになります。<br />国際空港において外貨交換カウンターが閉まっていることがあることを知っていたら、余ったベトナムドンを使い切っていたでしょう。約3000円は、ベトナムドンで約54万ドンであり、物価の安いベトナムでは大金です。ベンタイン市場でお土産を沢山買えたでしょう。比較的安価なタクシーを節約して、歩いたりバイタクを利用したことを考えると、とても残念です。空港内のお土産店も、7時前には開いていないことも考えると、日本のハード面の援助が、ソフト面で活かされていないと感じた次第です。

ホーチミンの国際空港において両替に困った。

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2014/10/09 - 2014/10/11

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さいたまさん

ホーチミンのタンソンニャット空港は、写真のとおり日本の援助により建設され、2007年に完成した国際空港です。
ベトナム戦争の頃の1970年にシンガポールに向かった折、利用した空港でした。なんと、その当時の航空機を防護する防塁壁が滑走路の片隅に、まだ残っておりました。現在は、国内線と国際線で共用しています。
今年は、バンコクとの往復で利用しましたが、これまでは、昼の便でしたので気が付かなったのですが、タンソンニャット空港の外貨交換カウンターは、早朝には開いていなかったのです。
国際空港で、外貨交換機能が無いとは、思いもよらなかったことでした。
ホーチミンから成田へ飛行する便の出発時間は、朝6時でした。当然、一般的には、遅くとも2時間前に空港に到着しておく必要があります。4時前に、空港に着き、搭乗手続きに引き続き、出国審査等を済ませ、余ったベトナムドンを交換しようと、外貨交換カウンターを探しました。交換カウンターはすぐ見つかったのですが、なんと、閉まっているのです。向いのコーヒーショップにて、他に開いている外貨交換カウンターはないか聞いたところ、他のカウンターはなく、カウンターの営業は、7時からだとのこと。他の乗客も多数、質問するため、こと細やかに説明してくれる。10ドル程度の交換には、コーヒー店のおつりで両替してくるれと、親切に話してくれました。
税関職員や航空会社職員にも聞いたが、タンソンニャット国際空港では、7時前の外貨交換ができないことが確認されただけでした。7時前に、ホーチミンからベトナム外に出発する航空便は、ベトナム航空だけでも15便以上もありますので、ベトナム航空の他も考えると、かなりの多数の乗客がベトナムドンを交換できず、ベトナム外に出発することになります。
成田で、ベトナムドンを交換できなかったらどうなるのか、大変心配になりました。
米ドル等の主軸通貨であったら日本でも簡単に交換できるが、ベトナムドンは、交換が困難です。
成田からベトナムに出発する際は、日本円をベトナムドンに直接、交換できなかったため、米ドルに一旦交換し、ダナン到着後、米ドルからベトナムドンに交換した経緯がありました。
心配しつつ成田に着きました。ベトナムドンを交換してくれるカウンターを探しましたが、やはり大手銀行では、扱っていませんでした。あちこち探して、ようやく京葉銀行という初めて聞く地方銀行で交換してくれるとのことを聞き、急ぎ向かいました。しかし、交換手数料が高い。銀行により交換レートに差異があるのは理解できますが、京葉銀行の交換手数料は、額面の約20%でした。他に交換してくれるカウンターもないので、仕方なく20%の手数料を払い、ベトナムドンを日本円に交換しました。結果的に316万ドンを日本円1万3000円と交換し、約3000円の手数料を支払らざるを得なかったことになります。
国際空港において外貨交換カウンターが閉まっていることがあることを知っていたら、余ったベトナムドンを使い切っていたでしょう。約3000円は、ベトナムドンで約54万ドンであり、物価の安いベトナムでは大金です。ベンタイン市場でお土産を沢山買えたでしょう。比較的安価なタクシーを節約して、歩いたりバイタクを利用したことを考えると、とても残念です。空港内のお土産店も、7時前には開いていないことも考えると、日本のハード面の援助が、ソフト面で活かされていないと感じた次第です。

旅行の満足度
3.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
飛行機
航空会社
ベトナム航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • ホーチミン到着後、到着スポットへの移動中、飛行機の窓から、戦闘機を防護する苔の生えた防塁が見えました。<br />ベトナム戦争当時の防塁であろう。

    ホーチミン到着後、到着スポットへの移動中、飛行機の窓から、戦闘機を防護する苔の生えた防塁が見えました。
    ベトナム戦争当時の防塁であろう。

  • 成田に帰国して、余ったベトナムドンを交換してくれるカウンターを探したが、見つからなかった。ようやく交換してくれる京葉銀行を見つけたが、交換手数料が高く、約30%もしました。

    成田に帰国して、余ったベトナムドンを交換してくれるカウンターを探したが、見つからなかった。ようやく交換してくれる京葉銀行を見つけたが、交換手数料が高く、約30%もしました。

  • 補足追加です。<br />ダナン空港到着後、空港の外貨交換所で、200米ドルをベトナムドンに交換しました。<br />200ドルが、約420万ドンになりました。<br />事前の情報でに解っていましたが、実際に理解することは別でした。<br />まず紙幣を確認し、受け取った金額を確認することがなかなか解りませんでした。<br />とりあえず、受け取った紙幣の合計金額を確認することに努めました。<br />200米ドルを交換した時のレシートを添付します。

    補足追加です。
    ダナン空港到着後、空港の外貨交換所で、200米ドルをベトナムドンに交換しました。
    200ドルが、約420万ドンになりました。
    事前の情報でに解っていましたが、実際に理解することは別でした。
    まず紙幣を確認し、受け取った金額を確認することがなかなか解りませんでした。
    とりあえず、受け取った紙幣の合計金額を確認することに努めました。
    200米ドルを交換した時のレシートを添付します。

  • ホーチミン市内の両替所で、日本円1万円と30米ドルをベトナムドンに交換した時のレシートです。<br />後から、ベトナムドンから日本円または米ドルに再交換することが大変だったことを考えると、ホーチミン市内で交換したことは、反省すべきことだったと悟りましたが、その時はお土産等で使うことがあるだろうとの見込みで交換しました。<br />外貨交換上、マイナーな外国通貨に交換する際は、その後の再交換をよく考えて交換することをお薦めします。<br />再交換時、交換した金額の範囲内でのみ再交換に応ずるという通貨もありますので<br />単なる交換レシートではなく、正規の交換証明書を貰って置くことも必要かと思います。

    ホーチミン市内の両替所で、日本円1万円と30米ドルをベトナムドンに交換した時のレシートです。
    後から、ベトナムドンから日本円または米ドルに再交換することが大変だったことを考えると、ホーチミン市内で交換したことは、反省すべきことだったと悟りましたが、その時はお土産等で使うことがあるだろうとの見込みで交換しました。
    外貨交換上、マイナーな外国通貨に交換する際は、その後の再交換をよく考えて交換することをお薦めします。
    再交換時、交換した金額の範囲内でのみ再交換に応ずるという通貨もありますので
    単なる交換レシートではなく、正規の交換証明書を貰って置くことも必要かと思います。

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