クレジットカードの活用と海外旅行保険

2014/09/27 - 2014/10/11

私は、クレジットカードを６枚持っている。年会費が必要なものは、２枚で、後の４枚は、無料のものだ。
海外旅行には、保険が必要だと考えており、実際、病気や盗難等で、お世話になったこともある。医療制度の異なる日本国外で、少しでも心配の種を少なくすることは、有意義で安心した旅行を楽しむ基盤だと考えている。
既にご承知のとおり、複数の海外旅行保険に加入した際の補償は、死亡補償金額が各保険補償金額の合算金額ではなく、各保険のうちの最高補償金額が限度であるが、病気補償等その他の補償は、各保険の補償金額の合算となる。従って、病気や怪我対策のため複数の保険に加入することは、補償金額を高くすることに有効な方策と言える。しかしながら、海外旅行保険は、掛け捨てであり、かつかなりの高額となる。このため、クレジットカードに附帯する海外旅行保険を活用することは、有用と考えられる。今回、ベトナムを訪れる際、写真でも解る通り、オートバイや車の疾走する場面を考え、交通事故の対策としてクレジットカードの活用を考え、附帯する補償を検討し、切り替えをした。怪我等で現金が必要になった場合のＡＴＭからの引き出しやキャッシュレス機能も考慮した。
その他、海外旅行保険は、日本国内から出発が原則であるが、海外からの出発の旅行保険も併せ検討し、安価な組み合わせを案出した。勤務の都合もあり、９０日以内の旅行では、複数のクレジットカードと危険な場所への旅行に対応した海外での契約が、効果的であることを確認した次第である。
クレジットカードは、多種多様なものがあり、事前に良く内容を検討し、申し込むことが必要である。また、利用する際の手数料を確認して置くとが大切である。あとで紹介する海外契約の旅行保険代理店では、契約の際の手数料が無料となるクレジットカードと有料のものがあり、複数のカードを持っていることによる利点も倍加される。
多額の現金を携行する際は、盗難の危険性も無視できない。現金の盗難は、保険の補償対象外であるため、クレジットカードでＡＴＭから現地通貨を引き出すキャッシングも有用かもしれない。その際、カード手数料を十分頭に入れて置く必要がある。バンコクでは、カード会社の手数料の他に１２０〜１５０バーツの手数料を取られる場合があるので注意が必要である。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

２０１４年５月、ベトナムに行った折、交通事故対応で入った旅行保険
バンコクのＨＩＳで契約した海外旅行保険の保険証書である。
２５４３バーツ(約８００円)で、医療補償と緊急医療援助が各２００万バーツ、個人賠償が５０万バーツ附いている。(携行品補償は、カード対応)
アジア限定で、６日間有効のものだ。
カード附帯の補償と組み合わせた交通事故対応の目的であれば、十分である。
カードの種類によっては、カード手数料４バーツが必要であるとのことで、手数料が加算されている。

２０１３年１１月、外務省が危険であるので旅行を見合わせるようにとの
勧告情報にかかわらず、紛争地のプレアヴィヒア寺院に行った折の旅行保険
同じく、バンコクのＨＩＳで契約した海外旅行保険の保険証書である。
２４９バーツ(約７９０円)で、医療補償と緊急医療援助が各２００万バーツ、個人賠償が５０万バーツ附いている。(携行品補償は、カード対応)
アジア限定で、６日間有効のものだ。
カード附帯の補償と組み合わせた危険地帯対応の目的であれば、十分である。
カードの種類によっては、別にカード手数料が必要であるとのことで、無料のカードを使用して支払った。

バンコクのＨＩＳで加入した海外旅行保険の元請け保険会社は、英国のＡＩＧ社であり、対応は、しっかりしていた。
日本の海外旅行保険は、パック型であり、簡単であるが、契約者の旅行ニーズになかなか適合しない面も考えねばならない。それよりも何しろ高額である。
海外で加入すると、本当に安いと感じられる。
日本国内でも、外資系の保険会社が増えてきている理由がわかるような気がする。