ワイン祭りでフランスへ②　リヨン街歩き

2014/11/14 - 2014/11/20

関空からイスタンブールで小さな飛行機の乗り換えリヨンに入りました。

パリが東京ならリヨンは大阪のような街、食と織物の町・・とよく言われますが歴史的な街並みがよく残り博物館なども多く半日では回りきれ無いのですがとりあえず前から行きたかったミニチュアとシネマの博物館をメインに途中からツアーを離脱して周ってみました。

エリア リヨン(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0

リヨン到着後
荷物を引っぱりながら建物の端まで移動

この下が電車の乗り場だと思うんですが
お迎えのバスが来てるのでそのままバスに乗り込みます。

空港周りはのどかな風景

市街地に近づくにつれ建物は増えてきて
これは近日オープン予定の博物館か美術館

ユニークな形です。

リヨンは二つの川に挟まれた細長い街
川が大きく曲がってるあたりが歴史地区です。

町の中心部にあるベルクール広場

大きな郵便局があります。

リヨンのシンボルはライオンだそうです。

広場を横切り道を渡って

まずはお昼御飯です。

店内はこんな感じのカジュアルなレストランです。

リヨン初日なのでメニューはフォアグラのパテとリヨンソーセージ、クリームブリュレでした。

サイズが大きいだけで見た感じは日本で食べるののほぼ同じ、味もそう変わりませんでした。

食後は雨の止んでる間に・・ということで

フルベールの丘へ上がりノートルダム寺院見学

荘厳な感じです。

内部の装飾も

天井画もきれいでした

祭壇

マリア様や絵画もきれいでした

広場には前の教皇様の像

遠くに見えるのはミニエッフェル塔

眺めはいいのですが雨が降り出して煙ってます。

街並みもきれいです。

雨が強くなってきたので早々に切り上げて旧市街に戻ります。

ドールハウスになりそうな可愛いお店の前に素敵なご夫婦
いい感じですね。

初めての町なのでとりあえずはガイドさんについていきます。

足元は石畳で雨で濡れているので滑ります。

トラブール入り口

商品を雨などでぬらさず運ぶための通路でドアが閉まってると分かりにくいです。

中は暗いのですが電気をつけるスイッチがドアの近くにあります。

いくつか歩きましたが中庭に出るところや上に上がる螺旋階段などもありました。

一人では心細いトラブール見学が済んだのでここからはツアーから離脱して前から行きたかったミニチュアとシネマの博物館へ急ぎます。

ホテルに向かうバスがピックアップしてくれる時間までは自由に歩けます。

上の写真がガイドブックや口コミなどで紹介されてるのですが入り口は商店街に面したお店のような感じで分かりにくいです。

入場券を買う窓口もなく、お店の奥まで進んでカウンターでチケット（９ユーロ）を買いました。

・・・で・・・どう行くん？？？　

［そこのドアから出て階段下りて・・後は番号順に進め」

・・・・って早口に追立てられました。

古い建物の地下へ下りる古びた階段

一人だとちょっと怖い・・

日本の博物館のように明るいお部屋にミニチュアがずらっと並んでる・・と勝手に想像してたんですが…

これじゃちょっとしたミステリーハウス

９ユーロ払っちゃったしまだ入り口だし・・階段下りるだけだし…

いろんなことをぶつぶつ思いながら先に進みました。

方向音痴だし、怖がりだし・・

地下通路には何やら中世風の工房がいくつか並んでてなんかディズニーシーの地中探検のエントランスみたい

これってミニチュアやないよなぁ…

とにかく誰もいなくて怖い！

突き当りに階段が見えたので先に進みます。

中庭の様な所に出ました。

奥に誰かいる、しかも実物大の蝋人形みたい

ミニチュアでもシネマまでもないやん・・

怖いよぉ…

鎖に阻まれたので右に回ると中世のお店で
貴婦人たちが香水のお買いもの中

ガラス越しだけど老貴婦人の手が微妙な形でこれだって怖い・・

さっさと通り抜けてドアを開けたら

唐突に何世紀かの未来へ・・しかも宇宙船？？？

映画のセットや衣装、フィギアなどを展示してあるようです。

時間ないのよぉ…
　　　　ミニチュアはどこ！

ぐるっと回っても先へ進めない…（涙）

止むを得ず入ってきたドアから出てみたら・・

あれれ・・建物横の中庭

怖かったので中世のお店の先のドアしか見えず飛び込んだらシネマの展示室で広い中庭が見えてなかったんですね。

社会見学に来た子供たちがここで集合してました。
入り口横から地下へ下りずにここで集合してお目当ての展示室に向かうようです。

確かにミニチュア博物館じゃなくて館名は
Musée Miniature et Cinéma ですからね。

ＨＰを見て自分が好きなミニチュアの部分しか見てなかったんで勘違いしてたようです。

詳しくはこちら

http://www.museeminiatureetcinema.fr/accueil.html

もちろん映画も好きなんで興味はありますが今回は時間がない・・
ミニチュア目指してどんどん先へ進みます。

映画に関するものではセクシャルなものやグロテスクな映画のものもあるので子供が見ない方がいいものは部屋の入り口にこんな張り紙がしてあります。

番号と矢印に導かれて階段を上がったり通路を周ったりしながら進みます。

階段を上がった先にある扉が目に入ってその部屋に入ってしまうので後ろの通路には気づかないんですね。部屋から出て初めて通路に気づくと言った事の繰り返しでした。

映画だって撮影の際にはミニチュアを使うんですね、
ここまで来てやっとなんで一緒の博物館なのか理解できました。

落ち着いて壁の案内図を見て納得。
通りには入り口だけの細長い建物で階段と通路でぐるぐる回っていくんですね。

やっとお目てのミニチュアの展示室です。

特に分類もなく脈絡なく並んでるのですがメインの展示室だけは表のポスターのものが集められてました。

１２分の１の世界
イルミネーションもちゃんとついててクローズアップしてみれば本物らしく見える見事な作品ばかりです。

地下鉄だってリアルです。

この作品は地下鉄と改札フロア、地上のお店との３階建でした。

リアルに再現されてて見飽きません

メインの展示室を出て通路を巡りながらいろんな部屋を回ります。

素朴なアトリエ風のやら農家風のやらいろいろたくさんです。

展示室から次の展示室の移動の際には中庭が見下ろせる通路を通ります。

どんどん上の階に上がっていきます。

これももちろん１２分の１なんですが
こうやって写真に撮ると現実の世界のようですね。

これ知ってます。
映画「タイムマシン」で主人公が作り上げた機械

ミニチュアで特撮してたんですね。

確かに映画では実物より小さいセットを使います。普通のセットはシネマの部屋に、ミニチュアのものはこちらに・・と分けて置いてあるようです。

一日いても飽きないくらいたくさんの展示で写真も２００枚を超えてしまいました。ここでは全部紹介できないので残念です。

さて、ここからはまた旧市街に戻っての街歩きなんですが


お店のショーウィンドウをこんな風に写真にしてしまうとミニチュアと区別がつきませんね。

レストランのファサードだって

こんなの博物館にあったような・・・

ホテルまで連れて行ってくれるバスが来たので街並みを車窓から眺めながらホテルに向かいます。

ホテルは町の中心部の駅近くのパールデュ-

ミニキッチンも付いてる滞在型のホテルでした。

荷物を部屋に置いたらすぐに買い出しです。

晩御飯はレストランに行くのですが夜食や飲み物を買いに走りました。

歩いて５分ほどのところにあるスーパー

ごく普通のスーパーですが商品は豊富です。

お肉や野菜、冷凍食品もたくさん
ホテルにキッチンがついてるので長期滞在でも困ることはないでしょう。

お土産用のチョコだって空港よりはかなり安いです。

夜食用に２ユーロのワインと３ユーロの生ハム、０．８ユーロの水など買ってついでにお土産用にお菓子や自分の大好きなチョコを大箱で買っちゃいました。


このチョコ大好きなんですが今はもう日本では見かけません。
２年前はまだイスタンブールの空港やあちこちのドライブインでも見かけたのですが今回の旅行で見つけたのかここだけでした。
初日でしたが買っといてよかったです。

夕食はまたベルクール広場の近くのレストランへ
お昼にリヨンソーセージを食べたお店と同系列のお店のようでナプキンなどのロゴが同じでした。

オニオンスープにカマスのクネル、デザートはメレンゲのようなお菓子でした。

明日はリヨンからバスで２時間程度の町へ日帰りハイキングなので早めに休みます。

この旅行記へのコメント （4）

• crossさん 2014/11/29 11:56:16

  リヨン旅行記１・２

  らぼさん、こんにちは〜♪
  
  リヨンには、パリから入られたのかなと思ってましたが、イスタンブールからだったんですね。
  パリのリヨン駅からＴＧＶで行かれたんだと勝手に想像してました。
  あまり候補に入れない街なのですが、トラブールとか独特な街の造りには興味があります。
  ノートルダム大聖堂もパリのものとは随分と趣も違って面白い。
  ミニチュアとシネマ博物館も洞窟とか怪しげなモノが大好きなのでリヨンに行ったら絶対に行くでしょうね。
  
  cross

  らぼさん からの返信 2014/11/29 22:11:50

  RE: リヨン旅行記１・２

  こんばんわ コメントありがとうございます
  
  > リヨンには、パリから入られたのかなと思ってましたが、イスタンブールからだったんですね。
  > パリのリヨン駅からＴＧＶで行かれたんだと勝手に想像してました。
  
  TGVだと時間がかかるし前回お隣が巨体の外国人で窮屈だったので
  飛行機で良かったと思ってます。
  
  > あまり候補に入れない街なのですが、トラブールとか独特な街の造りには興味があります。
  > ノートルダム大聖堂もパリのものとは随分と趣も違って面白い。
  
  食と織物の街…ということで…歴史地区は面白いと思いますよ
  
  > ミニチュアとシネマ博物館も洞窟とか怪しげなモノが大好きなのでリヨンに行ったら絶対に行くでしょうね。
  
  歩いて行ける範囲内に沢山の博物館があるのでゆっくり行きたいです。
  
  ……らぼ……
  

• dankeさん 2014/11/27 22:21:31

  精巧なミニチュア

  らぼさん　こんばんは、
  
  リオン初日編見させて頂きました。本当に雨ですねぇ。でも濡れて光っている石畳はきれいですね。滑って危ないと書いてありましたが、あの石畳の上で滑って足を怪我はしたくないですねぇ。寺院の天井、荘厳ですね。色使いが独特で見入ってしまいました。リオンの街を見下ろしたところも素敵ですね。色合いが可愛い。確か前回のフランスの時もツアーから少し抜け出していらっしゃいましたよね。リオンからメッセージを送っていただいた時におっしゃっていたシネマとミニチュア博物館の建物の描写が楽しかったです。確かに誰も周囲にいないとこわそう。展示してあるマネキンも妙にこわく見えます（笑）。ミニチュアセクションでは楽しまれたようでよかったです。映画でミニチュアを使うなんて知りませんでした。でも今はCGとかもあるし、ミニチュアの需要って昔と比べるとどうなのでしょうね。らぼさんの解説がなければ旅行記を見ている私たちはミニチュアか現物大かわからなくなりますね。よくできていますね。ポスターによると展示品も時期によって変わるようですね。私もミニチュアの写真たちに見入ってしまいました。ニューヨークの地下鉄もよくできていて落書きまで再現してありましたね。私も小さい時からミニチュアものが好きですので、リオンを旅する機会がありましたらこちらの博物館に行きたいです。Mon Cheriチョコレートのことは知りませんでした。1956年にこの製品ができたそうで、有名なFERREROという会社のの看板商品だったのですね。でもこの会社、確かに私は最初にヌッテラとかFERRERO　ROCHERとかを思い出しました。夕食のオニオンスープはいかがでしたか？
  

  らぼさん からの返信 2014/11/28 09:04:16

  RE: 精巧なミニチュア

  こんにちは　さっそく見ていただきありがとうございます。
  
  この時期は雨が多いそうで秋晴れとはいかなかったんですが
  郊外に行って歩いてる間は不思議と止んでくれてました。
  土砂降りはもちろん困りますが
  日焼けするほどのお天気よりはよかったかもしれません
  
  ＞確か前回のフランスの時もツアーから少し抜け出していらっしゃいましたよね。
  
  　　はい、国内なら完全一人旅派なんですが
  　　小心者なので全く個人旅で飛行機乗り継いで行くのは
  　　心配なのでたいていツアーを探して参加してます。
  　　携帯やＩｐａｄ　があるので途中離脱も簡単に認めてくれる
  　　ようになったので私にはちょうどいい旅かもしれません。
  
  
  ＞シネマとミニチュア博物館の建物の描写が楽しかったです。リオンを旅する機会がありましたらこちらの博物館に行きたいです。
  
  　　ドタバタ旅行記で笑っていただいたらうれしいです。
  　　まだ行かれてないなら次はぜひ行ってみてください。
  　　写真はいっぱい撮ってきましたが全部載せきれないし、　　
  　　ご自分の目で見るとまた違った発見があると思います。
  
  Mon Cheriチョコレートのことは知りませんでした。1956年にこの製品ができたそうで、有名なFERREROという会社のの看板商品だったのですね。でもこの会社、確かに私は最初にヌッテラとかFERRERO　ROCHERとかを思い出しました。
  
  　　高校生の時このチョコをソニプラで見つけて病み付きになりました。
  　　日本で出回らなくなったので旅行のたびに買い込んでますが
  　　海外でも期間限定、１１月頃から５月までの寒い時期しか
  　　見つけられません。
  
  　　ほかの商品は知りませんでした。今度探してみます。
  
  
  ＞夕食のオニオンスープはいかがでしたか？
  
  　　おそらくリヨンの方が好む味なんでしょうね。
  　　地元の方も入って混んでるお店だったんですが
  　　私には？？？で一口でやめました。
  　　クネルもデザートも国内でよく行く田舎フレンチのお店のとは
  　　形は同じでも味は全く違いました。
  　　
  　　日本の調味料を持参して味を変えて食べる方もありましたが
  　　私は現地の味を尊重してそれはしません。
  　　口に合わなければ諦めます。
  　　
  
  ・・・らぼ・・・