2014/08/10 - 2014/08/10
39位(同エリア111件中)
ピオニーさん
大学4年後期、興味本位で履修した「オーストリア文化史」の授業で、ハプスブルク家の歴史やクリムトの名作『Der Kuss(接吻)』を紹介されて以来、なんとなく憧れていたオーストリア。
今年は夏休みが長めに取れたので、思い切って行ってきました。
旅も6日目、いよいよ帰国が明日に迫ったこの日は、ウィーンから電車で1時間ほどの町・メルクへ。
丘の上に聳える修道院の壮麗さもさることながら、細い小道を歩いたり、高台からドナウ川を眺めたり、のんびりした時間も心地よい町でした。
〔旅行期間〕
2014年8月5日(火)~8月12日(火)《6泊8日》
〔日程〕
1日目:成田~フランクフルト~ウィーン
2日目:ウィーン(主にリンク内)
3日目:ザルツブルク、ウィーン(王宮家具博物館&美術史博物館ディナー)
4日目:ハルシュタット
5日目:ウィーンの森、ウィーン(主にリンク外)
★6日目:メルク~ドナウ川下り~デュルンシュタイン
7日目:ウィーン~フランクフルト~成田
8日目:成田着
〔旅行記〕
【1・2日目:ウィーン編】~駆け足でウィーン市内早巡り~
http://4travel.jp/travelogue/10918254
【3日目:ザルツブルク編】~ウィーンの朝は散歩から始まる。そしてザルツブルクへ~
http://4travel.jp/travelogue/10924124
【3日目:王宮家具博物館&美術史博物館編】~観賞はディナーの後で。なんて言わないで~
http://4travel.jp/travelogue/10927123
【4日目:ハルシュタット編】~始発に乗って終電で帰る、ウィーンから行く「世界一の湖岸」一人旅~
http://4travel.jp/travelogue/10930059
【5日目:ウィーンの森編】~ハイリゲンクロイツ修道院とルドルフ皇太子最期の地・マイヤーリンク~
http://4travel.jp/travelogue/10937318
【5日目:ウィーン編】~定番をまわる夏の午後~
http://4travel.jp/travelogue/10939385
★【6日目:メルク編】~信仰の要塞・壮麗なる修道院~
【6日目:デュルンシュタイン編】~ドナウのほとりででゅっるでゅる~
http://4travel.jp/travelogue/10949642
【最終日:ドイツ・マインツ編】~蒼き光満ち満ちて…+旅のお土産総ざらい~
http://4travel.jp/travelogue/10949994
〔利用便〕
■往路
JL407 11:35成田発→16:40フランクフルト着(飛行時間12:05)
JL7861 20:10フランフクルト発→21:30ウィーン着(飛行時間1:20)
■復路
JL7860 07:25ウィーン発→08:40フランクフルト着(飛行時間1:15)
JL408 19:20フランクフルト発→13:40成田着(飛行時間11:20)
〔宿泊先〕
Small Luxury Hotel Das Tyrol(6泊)
〔費用〕
■出発前に支払済
航空券:186,540円/1人(サーチャージ等諸経費込)
ホテル代:85,849円/ツイン1室(Expediaを通じて予約)
OeBBウィーン西駅→ザルツブルク駅:48.00EUR/2人
WESTbahnザルツブルク駅→ウィーン西駅:23.90EUR/1人
OeBBウィーン西駅⇔ハルシュタット駅(往復):76.00EUR/2人
ハルシュタット塩坑ガイドツアー:24.00EUR/1人
ウィーンの森半日ツアー:8,967円/1人(VELTRAを通じて申込み)
■現地諸経費概算
交通費:約145EUR
食費:約180EUR
美術館等入場料:約110EUR
お土産代:約1,450EUR(うちディアンドル240EUR、RIMOWAスーツケース529EUR ※免税前)
ちなみに出発直前で、円→EURは、1EUR=140~142円でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6日目も朝から良いお天気。
今日はドナウ川沿いの町・メルクとデュルンシュタインに行く予定。
明日は早朝のフライトでウィーンを発つので、実質この日がウィーン最終日です。
なので、ウィーンの街の様子を目と心に焼き付けるため、朝ご飯前にお散歩に出かけました。
結局外観しか見なかった【ミュージアムクォーター】。ミュージアム クォーター 散歩・街歩き
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ミュージアム・クォーターの向かい側には、貫録たっぷりのマリア・テレジア像が佇む、その名も【マリア・テレジア広場】。
マリア テレジア広場 広場・公園
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マリア・テレジアが腕を伸ばす方向には、【美術史博物館】。
美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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その向かい側に建つのは【自然史博物館】。
自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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マリア・テレジア像と両博物館を一枚に。
観光地といえども朝だと人がいないので、落ち着いて写真が撮れます! -
マリア・テレジア広場からリンクを挟んだところには、王宮への入り口【ブルク門】。
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ブルク門を入って右手には【新王宮】。
新王宮 城・宮殿
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左手にある【カール大公騎馬像】の向こうには、フォルクス庭園の緑と、その先に市庁舎の尖塔。
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バラが綺麗なフォルクス庭園にはこの後行くことにして、
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建物の中を抜けてミヒャエル広場から見る【王宮】。
日中は観光客と馬車で賑わうの王宮前も、この時間は人通りは極めて少ないです。
ぱしゃぱしゃ写真を撮っていたら、同じく一人で写真を撮りに来ていた観光客が現れる。
お互いピンと来て、写真を撮り合い、Have a nice day!と言い合ってお別れ。
こういう些細でささやかな触れ合いで心があったまる。
旅の醍醐味だなー。ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿
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シシィ・チケット売り場前にある【スイス門】を横目に、
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【フォルクス庭園】へ。
純白のエリーザベト像は今日も気品たっぷり。市民庭園 広場・公園
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池ではカモがのんびりしてます。
市民庭園 広場・公園
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椅子に座って朝刊を読む地元のおじさまも数人いました。
市民庭園 広場・公園
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朝の空気を満喫したことだし、そろそろホテルに帰ろう。
と思ってフォルクス庭園を出たところのカール大公騎馬像前で何かの撮影中!
パーティードレスに身を包んだ女の子たちがスキップしてました。 -
ホテルで食べる最後の朝ごはん。
たまご料理は、ベーコンのオムレツにしました。Boutiquehotel Das Tyrol ホテル
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ウィーン西駅の窓口で、
・ウィーン〜メルクまでの切符
・メルク修道院入場チケット
・メルク〜クレムスまでの遊覧船チケット
・クレムス〜ウィーンまでの切符
がセットになったヴァッハウコンビチケット(49ユーロ)を買って、
のんびり快速で1時間20分、メルクに到着です。 -
メルク駅は思っていたより小さく、
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町もこじんまり。
有名な修道院がある町なのでもっと都会かと思っていましたが、予想よりものんびりした雰囲気♪
こういう雰囲気の町、大好きです。 -
ドールハウスのようなかわいいお家♪
まずはメルク修道院を目指します。 -
メルク修道院は、丘の上に聳え立ちます。
大きい!! -
まさに町のシンボル、地図を見なくても行けちゃいそう。
こんな雰囲気のある道を抜け、修道院まで町歩き。 -
この町のメインストリート。
このライオンはメルクの紋章かしら。 -
Stift Melk←
の看板に従って歩きます。 -
修道院までの道もいい感じ♪
この旅で行ったウィーン、ザルツブルク、ハルシュタット、どこも素敵な町でしたが、一番落ち着くのはメルクの町かな〜。 -
振り返ると、道の両脇にある木々が緑のトンネルを作ってました。
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着きました、メルク修道院。
時間は10:20、結構人がいます。メルク修道院 寺院・教会
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メルク修道院は、マリー・アントワネットがオーストリアからフランスに嫁ぐ途中一泊したことで知られます。
ほか、『薔薇の名前』のモデルとしても有名。 -
メルク修道院にテンション上がりすぎて、一つ失敗。
ヴァッハウコンビチケットで入場できるのに、ついつい入場チケットを買っちゃいました(笑)
まあ、これも喜捨ということで。 -
中庭の様子。
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回廊。
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上の写真の室内側。
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赤みがかった階段を上った先から、見学コースが始まります。
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こういう廊下を見ると学校みたい。(あ、学校といえば学校か。)
左手に並ぶ部屋が展示室になっています。 -
由緒ありそうな宝物。
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修道院の模型も展示。
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展示室を抜けると、「大理石の広間」。
修道院なのにとってもゴージャス。 -
フレスコ画も美しい。
描かれているのはまさにメルク修道院? -
溜め息しかでない大理石の間を抜けた先には、大きなテラスがありました。
メルクの町とドナウ川を見下ろせます。 -
町のメインストリートも見えました。
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うーん、いい天気!
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手前の川がドナウ川の支流で、遊覧連乗り場もこちらの支流にあります。
ドナウ川への合流ポイントはすぐそば。 -
テラスの様子。
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再び室内へ。
立派な図書館にも立派なフレスコ画。 -
メルク修道院を検索すると、必ず出てくるこの不思議な写真。
どうなってるのかなーと思っていたら、 -
この螺旋階段の下を覗くと、床に鏡があって、ぐるぐる状に見えていたのでした!
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最後に辿りついたのは、修道院付属教会。
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今まで見た教会の中で、文句なしにナンバー1の煌びやかさ。
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祭壇。
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豪華なだけじゃなく、とても大きい。
あまり写ってませんが、観光客で大賑わいでした。 -
修道院内の見学が終わったあとは、お庭へ。
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絵になる階段。
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階段を上りきると、修道院の様子を眺められます。
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続いては、修道院の入場チケットで入れる公園へ。
大学がこういう雰囲気だったので、ちょっと懐かしい(笑) -
薄ピンク色のかわいい建物に接近。
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中を覗くと、素敵な空間でした!
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庭にあった何気ないバケツも絵になる。
次の予定は、遊覧船でのライン川下り。
船の出発時刻は13:50で、しばらく時間があるので、公園から続く林の中を散策することに。 -
緑が鮮やか。
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カラフルな花々。
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斜面に花壇が作られてました。
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あてもなく歩いていたら辿りついた池。
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メルクの町と反対方向に出ると、ライン川が見えます。
川岸の町ものどかそう。 -
木漏れ日が入る並木道。
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謎のオブジェ。
どうやら修道院の建物に戻って来たみたい。 -
最後に修道院の正面を見納めして、船の時間まで町をぷらぷらすることに。
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メインストリートにあるアイス屋さんで、腹ごしらえ。
ピスタチオ好きなので、迷わずチョイス。
おいしい〜! -
通りにはレストランやお土産屋さんが立ち並んでいます。
手描きだと味があっていいですね。 -
ドナウ川方面に向かいつつ、道すがら寄り道も。
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修道院から眺めていて気になっていたこの教会は、教区教会だそうです。
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内部はアーチ型の天井が女性的で優しい印象でした。
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それにしてもこの修道院、町のどこからでも見えます。
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船を待つ間も修道院の威容を堪能。
「横に伸びた摩天楼」、「信仰の要塞」の二つ名のとおり、荘厳壮麗で立派な修道院でした。
このあとはドナウ川下りです。
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