2014/07/24 - 2014/07/24
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オカンカンさん
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マラケシュの旧市街観光。フェズと同じく旧市街全体が世界遺産になっています。
あらゆる土地の人々がやってきて、集う人間も売買されている品物も、交わされる言葉もとてもバラエティ豊かで、エネルギッシュでエキサイティングな街・・・・
今までTVや写真で見てきた場所に実際に立ってみる。マラケシュはまさに想像通りの街でした。でもアフリカまできてしまった・・・という感じはありません。旅行もそろそろ終盤です。ツアーの方々とも仲良くなりとても楽しい毎日です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス
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フェズに次いでマラケシュは、モロッコで2番目に古い街です。首都になったり衰退したりを繰り替えし、政治や文化の中心で有り続けたマラケシュには、現在も人々を惹きつける底知れぬパワーを感じます。
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まず向かったのは、新市街寄りのメナラ庭園
入口にラクダが数匹・・・多分、これも観光用なのでしょう。 -
12世紀に造られた広大な庭園。中央に貯水池があって、周りにオリーブがやブーゲンビリアが植えられている。
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庭園の中央には大きな池が有ります。ここには鯉が一杯・・・でも日本の様に錦鯉じゃないのです。
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デートスポットらしいけれど、単にだだっ広くて・・・まあメディナの喧騒を忘れさせてくれるのはいいですよね(^O^)
オリーブやブーゲンビリアがたくさん植わっています。 -
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『ゴマゴマ』とお菓子売りのおじさんがやってきて、試食品を配ってくれた。昔懐かしポン菓子で美味しいけれど、喉が渇くので誰も買っていませんでした。 ゴメンネm(_ _)mそのうち売れますから・・・ご馳走様です。
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次はメディナ内のクトゥビアに移動。
マラケシュのシンボルのモスク、ミナレットの高さは77m。スペインのセビリアのヒラルダの塔と並んで、ムーア様式の傑作と言われているらしいです。 -
西側イスラム世界で、最も美しく均衡がとれている建物。クトゥビアとはアラビア語の本屋(アル・クトゥビーン)に由来するもので、12〜13世紀のモスクの周りには写本屋が集まっていたようです。
ここのモスクも神学校や礼拝所が併設されていて、非イスラムは入れません。
外から見てこれだけすごいのだから、入ってみたいですけれど仕方ありません。 次はトルコみたいに歴史的建造物の中に入れる国にします。 -
テッペンの三角形のアンテナのような物が、メッカの方向を指していて、外出していてもお祈りの方向が分かるんだとか・・・街中のミナレットはみんなこうなっているそうです。注意して見たことも無かったです(^_^;)
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周りのやしの木・・・よく見るとアンテナになっています。景観を損なわないように、似せて作っているらしいです。
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ここから馬車に乗って旧市街をお散歩・・・中々優雅な観光ですね。馬車に揺られながら、ゆったりと街中を眺めるのもオツなものです。
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城壁の周りをゆったり回ります。気温は高いのですが、カラッとしているので風を受けると気持ちがいいです。
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鶏が売られています。もう観念しているのか、おとなしくうずくまっています。
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一流ホテル前や行き交うバイクを眺めながら、馬車で30分以上旧市街を巡りました。マラケシュはマラケシュレッドと形容されるように、街全体がピンク系〜赤色で統一されていてとても可愛らしい色合いです。
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アグノウ門通り。
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どこもそうですが、バイクがたくさん。最近の日本は車社会だけれど、先進国以外はバイクが最適な交通手段なのかなぁ・・・
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とても楽しい旧市街廻りでした。お客を楽しませるために、旅行社も色々な企画を出してきますね。
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どこでも出没の水売りのおじさん。いつもコッソリ盗み撮りなので、後ろ姿ばかりです。
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こういった正規の店以外だと、ぼったくられる事もあるけれど・・・思いがけない掘り出し物があったりもするんですよね。
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今日は政府の経営している、お土産物屋さんでお買い物です。相場を見るのはいいらしいけど、迷子になってしまうスークでお買い物はさせてくれなさそう(´д`)国旗が掲げれれているのは、政府認定の正規のお土産物屋の証らしいです
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金ピカのクトゥビア。
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マグネットなんかは観光地よりもずっと適正価格のようです。小さなタジン鍋はアクセサリー入れにぴったりの可愛らしさです。
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ここでバブーシュを見て、少し迷いましたが結局・・・買うのは止めました。買って履かなければ職人さんに申し訳ないですから・・・・私とは縁がなかったのです。
でもマグネットやらキーホルダーやら購入、こちらは後日に番外編で公開予定です。 -
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近辺はモロッコらしいエキゾチックな雰囲気が漂っています。スパイスを三角に盛っていて『かわい〜!』と叫びたくなります。クレヨンのようですね
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メディナの入口にはコウノトリが巣くっている。日本では直ぐに撤去だろうだけど、こういった情景が定着しているのは国民性の違いでしょう。
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ピンクの可愛らしい門を抜けると、緑溢れる美しい庭園・・・当時の大宰相の私邸として建てられたバヒヤ宮殿です。
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お買い物の後は、徒歩で散策しながらバヒヤ宮殿に向かいます。
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中庭を囲んでの建物は、モロッコの伝統的な建築様式・・・これがリアドの原型とも言える。白い壁が涼しげです。中の装飾はスペインのアルハンブラ宮殿をモデルにしたと言われています。
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バヒヤとは4人の妃のうち、最もお気に入りの1人の名(他に複数の愛妾有り)、愛妾用の会議室と個室には、彩り鮮やかなゼリージュや、木彫り彫刻が張り巡らされています。この細かいこと(^^;)、現在においても掃除は大変でしょうね(そこに注目かっ)
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壁や柱の彫刻も見事で、スペインのアルハンブラ宮殿に負けない芸術作品です。アルハンブラ宮殿は27〜8年前に行ったきりですが、初めて見るイスラム芸術に衝撃を受けたなあ・・・ 光を取り入れるように天井が開いているのは、雨の少ないお国柄ですね。
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色鮮やかなタイルやアトラスシダーの天井には、細密画が描かれています。なんて繊細な色合い・・・いつまでも眺めていたいです。
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解放されている4人の妃達の部屋のも差が見受けられる。お気に入りのバヒヤさんの部屋の装飾はそれは素晴らしい・・・窓の装飾も凝っています。
それにしても時の宰相が何人の女性を私邸に住まわせていたのやら・・・一夫多妻制は2004年〜撤廃されたようです。今なら大スキャンダルだけれど、かつては女性が軽んじられていましたからね。女性に知恵がついて暮らしやすくなった・・・というより奥さんを沢山持てるお金持ちがいなくなったとも言えるのでしょう・・・・ -
細密画に使われている画材も、全て自然の植物から作られている。赤(ヘンナ)、緑(ランタナ)、青(インディゴ)、黄(サフラン)、自然のものだけでこれほどまでに美しく気品あふれる色合いが出せるんですね。
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孔雀を意識したと言われる装飾。本当に細やかで青が冴え渡っています。
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最後の大広間には大理石が敷かれ、高い天井の壁にはステンドグラスの窓が張り巡らされている。ステンドグラスは元々はイスラム国か発祥だそうです。
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大宰相との謁見の間も素晴らしい・・・見ごたえのある宮殿でした。
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ここで一休みの為に昼食タイム・・・モロッカンな前菜やタジン鍋にもそろそろ飽きてきました。
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民族衣装を着たオジサマ達の演奏。目が合うとニッコリ。サービス精神旺盛です。
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揚げ春巻きのような食べ物で、熱々で美味しいのですが、とても胃袋がついて行きません。ツアーは人数が多いので、みんなで食べられるのがいいですね。
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観光している時は気づかなかったのですが、暑さでかなり疲れていました。ここで水分補給・・ここからマラケシュの観光の要でもある、楽しみにしていたジャマエル・フナ広場に向かいます。 .
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