マグレブ～日の沈む国　モロッコ旅行記①～出発～カサブランカ

2014/07/18 - 2014/07/18

2014年7月17日～26日迄、モロッコ旅行に行ってきました。日の出る国～日の沈む国へ・・・以下は予定です。
１日目～２日目
　　　カタール航空機にて羽田～ドーハ～カサブランカ
　　　カサブランカ観光～ラバト移動　　宿泊ホテル　ヘルナンシェラー　ラバト

３日目
　　　ラバト観光～メクネス観光～ボルビリス遺跡観光～フェズ
　　　　　　　　　　　　　　宿泊ホテル　ミンゼザラー

４日目
　　　フェズ終日観光　　宿泊ホテル　ミンゼザラー

５日目
　　　フェズ～イフレン散策～ミデルト～ズィズ渓谷～エルフード
　　　　　　　　　　　　　　宿泊ホテル　リアド　サラーム　エルフード

６日目
　　　エルフード～メルズーガ大砂丘　サハラ砂漠の日の出鑑賞～エルフード～トドラ渓谷
　　　～　ワルザザード
　　　　　　　　　　宿泊ホテル　リアド　サラーム　ワルザザード

７日目
　　　ワルザザード～アイトベンハッドゥ～ティシュカ峠越え～マラケシュ
　　　　　　　　　　　　　　宿泊ホテル　リアド　モガドール　アグダル

８日目
　　　マラケシュ観光　宿泊ホテル　リアド　モガドール　アグダル

９日目
　　　マラケシュ～アルジャディーダ　ポルトガル都市観光～カサブランカ～空路、帰国の途へ

１０日目
　　　　ドーハ～羽田着　通関後解散

エリア カサブランカ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

羽田増発便に伴い、今回も羽田発カタール811便にて深夜1時発〜?
仕事を終えて風呂に入り、素っぴんマスクで出掛けます。いやいや羽田発は本当に楽です・・・この分じゃ成田が使えなくなりそうで怖い(^_^;)

4月と比べると明らかに人出が多い・・・2時間半前に着いてドアサイド席をチェクインしようと考えましたが、遅すぎました。

いざ出国・・・深夜1時発で殆どの店は閉まっています。お土産物は結構心惹かれるけれど、今買っても仕方ないし・・・残念ながら諦める。レアなキットカットや東京サンダー食べてみたい(^O^)

こういうTシャツ…海外で受けそう(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

こうして見ると様々な店がある。かつては出国後の免税店は、ほぼブランドショップが軒を連ねていたけれど、消費者のニーズに合わせて、多岐に渡る土産物を揃えられるようになっていますね。

いよいよドーハへ・・・早めの出発表示ですが、機材の到着が遅れて結局、30分遅れの出発になりました。長い旅になりそうです。

1年ぶりのカタール機JALとのコードシェア便ですが、相変わらずのムーディな照明です。

１回目の機内食・・・ん去年とそっくりだけど・・・・やっぱり美味しい( ﾟv^ ) 　私的にはJALやANAよりずっと美味しいと思うのですが・・・好き嫌いの多い私でも完食しました。

添乗員さん曰く、日本からの出発便は日本で作って搬入するから美味しいんですと・・・！そういえば、帰国便は多少味が落ちていたような・・・・

映画や地図を見て過ごす事、11時間・・・・やっとドーハのハマド新国際空港に到着です。腰が痛い〜(→o←)ゞ

11時間のフライト後、ようやくドーハに着きました。ドーハは5月27日以降〜ハマド新国際空港に移転しました。ここから4時間のトランジット後、カサブランカまで更に8時間のフライトです（ﾟдﾟlll）

モロッコ旅行の前に情報を求めて検索するも・・・開港からわずか1ヶ月・・・わずかなクチコミが有難かったです。私のブログも又、誰かの役にたてれば嬉しいです。空港が広すぎてカートが走行中。

大概のラウンジはマイレージ上級会員しか使えないけれど、ここでは4000円払えばラウンジに入れる様子です。お店も多いけれど、まだまだ準備中でブランドショップ等はほぼ閉まっています。

広場中央にはランプを背負った黄色い巨大ベア・・・このベアは元々ニューヨークに置かれていた物を、＄680万で落札されたとか・・・・皆、記念撮影しています。広場を囲んでフードコートやお土産物屋、ブランドショップ等が並んでいます。

日本では見かけないデーツ(ナツメヤシ)、このフルーツは枯れた土地でも栽培し易く、水の少ない中東の生命の源と言われる植物ですが、ドライフルーツやチョコレートコーティングしたスイーツ等に形を替えて売られていました。

おもちゃ売り場も子供向けとは思えないディスプレイ・・・動く恐竜がいます

WHスミスやMARMALADEマーケットといった欧米系の雑貨スーパーも入っています。

無料のwifi(ここのMACのPCはフリーで使用できます)やレトロな遊具。

広場から放射線状にABCDEのゲートにつながっていますが、それぞれ遠いのでかなり歩きます。写真は撮っていないけれど、無料らしいリクライニングチェアのある仮眠室も通り過ぎました。

遠かったDゲート、カサブランカまで1回のメインミールと軽食が出ました。ドリンクはマンゴージュースが美味しかったなあ・・・・

軽食のホットサンド・・・ラムを使っているのですが、熱々で美味しかった。ブロイラー状態でカサブランカ到着

驚いたのは日本人の座席は殆ど汚れていないのに・・・・他国の人々が座っていた座席の凄まじい散らかりよう(ﾟДﾟ)ﾉ　こんなところにも日本人のマナーの良さが出ています。お菓子のカスや靴下、紙類・・・散乱ぶりにあきれ果てて写真を撮る気もしませんでした。
現地タイムは15時過ぎ・・・あ〜遠かった〜(>_<)
日本より9時間遅れ・・・これから観光にでかけます

カサブランカの入国に時間が掛かってグッタリ・・・(>_<)　入国出国ブースは撮影禁止が多く、私も撮る事はほぼありませんが、今回は当たり障りのない所で・・・・

日本人は大抵スルーですが、前に黒人さんがいると必ずと言っていい程止められる
全く動かなくなってしまうのですが、これって人種差別じゃないですか？

アッ！
あっちのブースに人がいなくなった〜チャンス・・・と走っていくと『終わちゃったからダメ』と言われてしまう。日本人感覚は通用せず(´Д` )　スゴスゴと戻る私・・・・

今はラマダン中でイスラム教徒は日中、水さえも飲めないのでもう力が無いのでしょうねぇ・・・・
両替も沢山すれば『レートが良くなるよ』と言われる・・・・んな訳ないでしょ？・・・あるんです！この国は(´Д` )結局、娘の分と合わせて35000円両替する。

さてカサブランカの観光です。『カサブランカ』と言えばハンフリー・ボガード主演の映画、『君の瞳に乾杯』のセリフで有名ですが、これを知っているのは映画マニアか相当のお年寄り(失礼)

主人公のリック・ブレインに因んで作られたリックスカフェの前も通ります。

カサブランカはモロッコ最大の人口を有する都市で、市街地は交通整理が進んでスッキリしています。アフリカ大陸というイメージはありません。

寝ている人もいますが・・・日暮れまで出来るだけ体力消耗しないようにしているのでしょう。

ヤシの並ぶ大きな通り

ムハンマド5世広場(現国王　ムハンマド6世の祖父)　噴水のある大きな広場、広場の周りには市庁舎、裁判所、中央郵便局、トラムも走っています。

お次はハッサン2世モスク(現国王の父)　うわぁ〜！大きい！

1986年〜8年がかりで完成した、世界で7番目に大きい物凄い規模のモスクです。

大西洋に面した9ヘクタールの敷地にモスク内部は2ヘクタール、全敷地8万人、内部は25000人収容可能。ラマザン中には10万5000人が集まります。

トルコと違って非イスラム教徒はモスク内には入れないので、出来るだけ近づいて撮影します。

細部に至るまで素晴らしい装飾・・・20世紀最高の芸術作品の1つと言われるだけあります。

地下のトイレは非イスラムでも入れます。これだけ凄いのに・・・トイレの清掃は今1つ、壊れて使えないところも多々ありました。沢山の人がお祈りに来るのだから、もっと綺麗にした方がいいと思うのも日本人感覚かな・・・

素晴らしい装飾の数々・・・目の保養になりました。これから本日の宿泊地、首都ラバト迄91キロをバスで向かいます。