冬の北海道、道東・道央地方を巡る旅 ～SL冬の湿原号に乗って～

2014/02/28 - 2014/02/28

SL冬の湿原号に乗車して、冬の釧路湿原の旅を満喫してきました。


【冬の北海道、道東・道央地方を巡る旅】
～寝台特急北斗星号に乗って北の大地に～
http://4travel.jp/travelogue/10864141

～札幌プチ散策（ShortShortVer.）～
http://4travel.jp/travelogue/10864408

～流氷ノロッコ号に乗ってオホーツク海の流氷を見に訪れてみた～
http://4travel.jp/travelogue/10864463

～霧中の釧路湿原に訪れてみた～
http://4travel.jp/travelogue/10864585

～釧路の街の夜景を探して～
http://4travel.jp/travelogue/10864690

～釧路湿原のタンチョウに会いに茅沼駅に訪れてみた～
http://4travel.jp/travelogue/10864862

～SL冬の湿原号に乗って～
http://4travel.jp/travelogue/10864934

～小樽駅のランプを見に訪れてみた～
http://4travel.jp/travelogue/10864963

エリア 釧路(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

釧路駅構内の一コマから
冬の釧路に訪れましたらこれに乗らない訳にはいきませんよねｗ

先ずは塘路駅にやって来ました

昨日も訪れました塘路駅
本日の旅のプランは、往路ではSL冬の湿原号をお見送りして、復路ではSL冬の湿原号に乗車して釧路までのSLの旅を満喫しよう♪という計画であります

釧路湿原の玄関口でもあるこの塘路駅に訪れた目的はただ一つ
この場所でSL冬の湿原号をお見送りするためにやって来ました

遠くのほうから汽笛の音が聞こえ始めましたよ
SL冬の湿原号が塘路駅に到着です

遂に遠くから巻き上がる白煙の姿が見えてきました
今日のSL冬の湿原号はC11-207蒸気機関車であります

釧路湿原の白銀の大地の中を爆煙で疾走するC11-207蒸気機関車の姿は、真近で見ていて胸が熱くなる想いがしました・・・かっこいい！！！！！

う〜ん、やっぱり北海道の蒸気機関車は力強さがあってかっこいいよなあ〜、雪上を走る蒸気機関車ですと余計に感じます！

SL冬の湿原号が走り去るまではほんの一瞬の出来事でありましたが、ほんとに痺れましたあ〜

SL冬の湿原号を無事にお見送りして、ちょっとひと休み
塘路駅の駅中には喫茶店がありますので、次の電車が来るまでコーヒーブレイクしていました

塘路駅から釧網本線のローカル列車に乗って、SL冬の湿原号を追いかけていきましょう

車窓からの釧路湿原と釧路川の風景がとても綺麗でありました

塘路駅から20分ほどで釧網本線のローカル列車は標茶駅に到着です

標茶駅 駅

標茶駅のホームにはSL冬の湿原号の客車が停車しています

そして、C11-207蒸気機関車のお姿も
補給作業が終わって、これから客車に連結するところであるようですね

C11-207蒸気機関車が客車と連結するために構内を走っていきます
いい白煙だ！

尚、標茶駅には転車台がありませんので、釧路方面に向かう列車はC11−207蒸気機関車は後ろ向きで走っていくことになります

SL冬の湿原号は１月中旬〜３月上旬頃に釧路〜標茶間を１日１往復運行されている列車であります
今回のように釧路方面で蒸気機関車が後ろ向きになるほか、SL冬の湿原号の運行日によっては標茶方面で蒸気機関車が後ろ向きになる場合もございますので、HP等で事前に確認しておいたほうが吉かもしれませんね

また、運行日によっては釧路〜川湯温泉間に延長されたり、SL重連で運行されたりと、SL冬の湿原号はバリエーションが豊富であることも人気の要因ですよねｗ

さて、釧路に向かう準備が整ったようでありますので、早速SL冬の湿原号に乗車してみましょう〜
車内に乗車出来るのは13:45頃からであります

シートはテーブルを配したボックスシート
大きなテーブルを備えたボックスシートは広々とした空間であり、足も思い存分伸ばせるような造りになっています

各車両にはだるまストーブが設置されています
北海道ならではな設備でありますねｗ

石炭ストーブが見られる風景も今では珍しいことですよねｗ

２号車はカフェカーで、車内販売カウンターが付いているほかレトロな空間が広がっています

ここで販売されているプリンが絶品だと聞いていたのですが、つい釧路湿原の車窓のほうに夢中になってしまい、気が付いたときには既にプリンは売り切れていました、残念...
（・・・先日も同じようなことがあったような...ｗ）

また、記念スタンプも設置されています

木造な床もいい味出していますね

さあ、そろそろ出発の時間です
北海道ではSL列車が発車する際は、車掌さんが手持ちの発車ベルを鳴らしながら駅を歩きまわっている、昔ながらの光景が再現されています
こんな風景を見るだけでもこれから始まるSLの旅がとても楽しみになってしまいますね、素晴らしい！

14:02 SL冬の湿原号は汽笛を高々と上げて標茶駅を出発です
北海道の冬のSLの旅の始まりです！

SL冬の湿原号は先頭のほうから聞こえる心地よいSLサウンドを響かせながら、釧路湿原の白銀の大地をキビキビと走り抜けていきます

最後尾のほうではC11-207蒸気機関車からの黒煙が釧路湿原の空を染めていました

車内ではSL冬の湿原号の乗車証明書を頂きました

車窓からはエゾシカさんの姿が
まるでSLに向けて手を振っているかのようにこちらを見つめていました

釧路川を渡ってしばらくすると塘路駅に到着です

14:32 SL冬の湿原号が塘路駅に到着です
この駅では５分間の停車時間がありますので、その間はC11-207蒸気機関車のプチ撮影会ですね
反対側のホームから一枚パチリ☆

釧路行きSL冬の湿原号の場合ですと、駅ホームから蒸気機関車が撮影出来るのはここ塘路駅での５分間の停車時間だけかと思います
標茶駅では蒸気機関車がホームからはみ出てしまいますのでホームからは撮影出来ませんですし、釧路駅でも駅到着後すぐに回送されてしまいますので撮影は難しいかと思います

ですので、この５分間はとっても貴重ですよ！
・・・と言っている間にもう出発時間のようです、いそいそ...

14:37 SL冬の湿原号は塘路駅を出発
車窓からは釧路湿原の雄大な風景がしばらく続いていきます

しかし、車窓からのこの素晴らしい風景を目で楽しみながら、SLサウンドを耳で楽しむ・・・こんな五感を刺激する旅はSL冬の湿原号だからこそ体験出来ることですよねｗ
こんな素晴らしい体験が出来て大満足なひとときであります

車窓に釧路川が見えてきました
この素晴らしいSL体験の旅もそろそろ終着のようであります

15:19 SL冬の湿原号は終着釧路駅に到着です
ほんとにあっという間な素敵な素敵な時間でありました

SL冬の湿原号 乗り物

こんな素敵なSL旅をご用意して頂いてありがとうございます〜
SL冬の湿原号は釧路駅から走り去っていきました

さて、３日間に及ぶ冬の道東の旅でありましたが、そろそろこの道東地方から離れるときが近づいてきました
この３日間、いろんな道東の列車や動物達に出会えて、素晴らしいひとときを過ごすことが出来ました
特に、キタキツネさんやタンチョウさんや白鳥さんやワシさんやエゾシカさんや・・・道東の素敵な動物達に出会えたことは記憶に残るほんとに素敵な体験でありました。。。残るはヒグマさんかなｗ

釧路駅からは特急スーパーおおぞら号に乗車して、札幌駅まで向かいます

途中、池田駅にて「レストランよねくら」の十勝牛のワイン漬ステーキ弁当を購入しました
これは特急スーパーおおぞら号に乗車する際に事前に電話で予約しておくと、列車が池田駅に到着したときにお店の人が出来たてのお弁当を列車のドアの前まで持ってきてくれるという、「レストランよねくら」のとても素敵なシステムであります
尚、現金手渡し（弁当代：\1,050）でありますので、お釣りの出ないように事前に用意しておくことが必要です

レストランよねくら グルメ・レストラン

車内で食べる出来たてホッカホカの十勝牛のワイン漬ステーキ弁当はほんとに美味しかったなあ〜

釧路駅からおよそ４時間、特急スーパーおおぞら号は終着札幌駅に到着です


以下に続く・・・
↓
〜小樽駅のランプを見に訪れてみた〜
http://4travel.jp/travelogue/10864963

この旅行記へのコメント （6）

• kiona212さん 2014/03/12 07:42:24

  はじめまして！

  裏山秀人さま
  
  はじめまして！kiona212と申します。
  このたびは私の旅行記に投票頂きありがとうございました。
  初めてブログを拝見しましたが凄い鉄道ファンなのですね。
  私も鉄道は好きな方です。特にローカル線は情緒があり大好きです。
  それにしてもSLって迫力ありますね！まるで生き物の様な気がします。
  一生懸命走っている姿に惹かれます。
  又拝見させて頂きます。
  今後も宜しくお願いします。

  裏山秀人さん からの返信 2014/03/20 04:09:06

  RE: はじめまして！

  kiona212さん、こんばんは
  
  ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
  
  北海道のSLって何処か魅力ありますよねｗ
  情緒あふれる風景の中をSLが走っていると余計に感じさせてくれます。
  今回は情緒感を十分に感じることが出来たとても素敵な旅が出来ました。
  
  これからも宜しくお願いいたします。
  
  
  
  > 裏山秀人さま
  >
  > はじめまして！kiona212と申します。
  > このたびは私の旅行記に投票頂きありがとうございました。
  > 初めてブログを拝見しましたが凄い鉄道ファンなのですね。
  > 私も鉄道は好きな方です。特にローカル線は情緒があり大好きです。
  > それにしてもSLって迫力ありますね！まるで生き物の様な気がします。
  > 一生懸命走っている姿に惹かれます。
  > 又拝見させて頂きます。
  > 今後も宜しくお願いします。

• tamayuraさん 2014/03/08 23:20:36

  蒸気機関車の鼓動が聞こえてくるようで・・・感動しました！！

  こんばんは
  
  躍動するSLの勇姿に雪は良く似合いますね。お城だけじゃないんだ！！
  
  本当に、快走する蒸気機関車の鼓動が、ビンビン響いて来ました。
  
  私的には、ここかしこに登場する鉄道員・ぽっぽやさんの姿にドラマを感じました。
  
  JR北海道さんも、色々大変だとは思いますが・・・
  
  がんばれ！！て・・・　　
  
  今回のシリーズの旅行記を拝見し、色んな思いが過りました。
  
  素敵な　旅行記　楽しませて頂きました。
  
  有り難うございました。
  
  あぁぁぁ〜〜　私も流氷をバックに、空に舞う白鳥や鶴と一緒に
  北の大地を快走する蒸気機関車見たいな〜〜〜
  
  tamayura

  裏山秀人さん からの返信 2014/03/10 03:16:37

  RE: 蒸気機関車の鼓動が聞こえてくるようで・・・感動しました！！

  tamayuraさん、こんばんは
  
  ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
  
  そうですね〜、北海道の鉄道員さん達の姿は何処かドラマチックな雰囲気を感じさせますねｗ
  それは周りのロケーションにも影響しているのかもしれませんねｗ
  
  最近何かと話題になっているJR北海道さんではありますが、現地に訪れてみるとそんな話題を忘れてしまうくらいな旅情感溢れるシチュエーションであり、今回はとても素敵な旅が出来ました。
  私もまた行きたい！ところでありますｗ
  
  これからも宜しくお願いいたします。
  
  
  
  > こんばんは
  >
  > 躍動するSLの勇姿に雪は良く似合いますね。お城だけじゃないんだ！！
  >
  > 本当に、快走する蒸気機関車の鼓動が、ビンビン響いて来ました。
  >
  > 私的には、ここかしこに登場する鉄道員・ぽっぽやさんの姿にドラマを感じました。
  >
  > JR北海道さんも、色々大変だとは思いますが・・・
  >
  > がんばれ！！て・・・　　
  >
  > 今回のシリーズの旅行記を拝見し、色んな思いが過りました。
  >
  > 素敵な　旅行記　楽しませて頂きました。
  >
  > 有り難うございました。
  >
  > あぁぁぁ〜〜　私も流氷をバックに、空に舞う白鳥や鶴と一緒に
  > 北の大地を快走する蒸気機関車見たいな〜〜〜
  >
  > tamayura

• 琉球熱さん 2014/03/08 16:48:55

  相変わらず

  裏山秀人さん、こんにちは
  
  相変わらずSLの写真が素敵です。
  客車の床の写真の次の写真、ホームでの駅員さんの後ろ姿、なんとも「旅」の味わいがありますね〜
  
  目的地に向かってまっしぐらの「旅行」ではなく、その道中もじっくり楽しむ「旅」の匂いがぷんぷんします。
  
  追伸：お礼が遅れてしまいすみません。
  　　　丹沢(栗の木洞)の旅行記に投票いただき、ありがとうございます。

  裏山秀人さん からの返信 2014/03/10 03:23:14

  RE: 相変わらず

  琉球熱さん、こんばんは
  
  ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
  
  北海道の駅員さん達の姿は何処か「ぽっぽや」を連想させてくれるので、そのお姿を見ているだけでも十分に旅情感に浸れます。
  これはきっと北海道ならではな風景の一つなのでしょうねｗ
  今回の北海道旅ではこんな北海道の一面をたくさん見つけることが出来て、とっても大満足な旅が出来ました＾＾
  
  これからも宜しくお願いいたします。
  
  
  
  > 裏山秀人さん、こんにちは
  >
  > 相変わらずSLの写真が素敵です。
  > 客車の床の写真の次の写真、ホームでの駅員さんの後ろ姿、なんとも「旅」の味わいがありますね〜
  >
  > 目的地に向かってまっしぐらの「旅行」ではなく、その道中もじっくり楽しむ「旅」の匂いがぷんぷんします。
  >
  > 追伸：お礼が遅れてしまいすみません。
  > 　　　丹沢(栗の木洞)の旅行記に投票いただき、ありがとうございます。