2013/12/02 - 2013/12/02
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TAKEおじさん
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春には桜を求めて何度か訪れた京都だが、今回は初めて秋の紅葉を訪れた。
二日目後半は、嵯峨野トロッコ、保津川下りを楽しんだ後、嵯峨野の寺をぶらぶら歩いた。
どこも紅葉の最後を迎えていたが、十分にお寺の紅葉を楽しむ事が出来た。
桜の頃の嵯峨野も良いが、初めて紅葉の時期に訪れて、嵯峨野は紅葉の方が似合うと思った。
旅程
1日目(12/1) 横浜ー京都ー敦賀ー気比神宮・気比の松原ー三方五湖ー小浜ー熊川宿ー京都(泊)
(1) http://4travel.jp/travelogue/10837594
2日目(12/2) 嵐山ー嵯峨野トロッコー保津川下りー天竜寺ー大河内山荘ー常寂光寺ー落柿舎ー祇王寺ー京都(泊)
前半 (2) http://4travel.jp/travelogue/10839166
後半 (3) http://4travel.jp/travelogue/10840338
3日目(12/3) 六波羅蜜寺−南禅寺ー永観堂ー哲学の道ー法然院ー真如堂ー北野天満宮ー京都(泊)
前半1 (4) http://4travel.jp/travelogue/10841042
前半2 (5) http://4travel.jp/travelogue/10841446
後半 (6) http://4travel.jp/travelogue/10842445
4日目(12/4) 醍醐寺ー大徳寺ー京都ー横浜
(7) http://4travel.jp/travelogue/10843111
春の京都さくら紀行はこちらです。
http://4travel.jp/travelogue/10660774
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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-
二日目後半は 天竜寺から
トロッコ、川下りを終えて、午後は近くの嵯峨野界隈のお寺をぶらぶら歩くことにした。
昨年、桜の時期に来た天竜寺からスタート。
(この写真は午前中に撮った) -
中門から嵐山を見る
総門を通り、中門から見た紅葉が見事な嵐山。
(これも、午前中の撮影。午後は逆光に成る) -
天竜寺から嵐山
ここまで、午前中の撮影。 -
曹源池庭園
大方丈は修繕中で入れなかった。庭だけ見て回る。(午後2時前)
大方丈の前の曹源池庭園。 -
曹源池庭園
曹源池庭園は夢窓国師の作庭とされていて、見事な庭園である。 -
大方丈
曹源池庭園と大方丈。バックに借景の嵐山。
見事な構図。 -
春の大方丈
昨年の春、同じ場所、同時刻(2時過ぎ)から。春の方が嵐山に陽が射している。
桜と紅葉、どちらが良いか。 -
大方丈越しに曹源池庭園を見る
額縁になったが、紅葉が入らず残念。 -
苔に紅葉
天龍寺の苔の庭にも紅葉が落ちて、赤と緑のコントラスト。天龍寺 寺・神社・教会
-
細葉翁苔(ほそばおきなごけ)
苔にもいろいろ有るらしい。 -
馬杉苔
針状の葉をしている。 -
モミジ越しに
-
大方丈側から見る
入ってきたところの紅葉が綺麗。 -
雲龍の絵
襖の雲龍の絵は保護アクリル反射でうまく撮れない。
(昭和32年、若狭物外 作) -
望京の丘へ
小高い丘へ登って行く。見晴らしが良く名前の通り京都市内も見える。 -
丘の上から
紅葉と桜の向こうに伽藍と遠くの山が見える。 -
北門
北門は紅葉に覆われていた。
天龍寺を通り抜け、北門から出て嵯峨野を歩く。 -
竹林の中を行く
ここの竹林は凄い! -
竹林の間から
紅葉が見える。青と赤。 -
大河内山荘に入る
時代劇の大スターだった大河内伝次郎が30余年を費やしてつくった庭園。6千坪坪もの広大な敷地を四季折々の花が彩る。
大河内伝次郎の『丹下左膳』、「姓は丹下、名は左膳」が決めセリフだった。大河内山荘庭園 名所・史跡
-
大河内山荘マップ
このマップに従って順路標識が整備されている。 -
すぐに紅葉(抹茶席の方向)
入るとすぐに右のほうに抹茶席。
帰りに寄って行く。 -
大河内山荘中門(おおこうちさんそう ちゅうもん)
昭和16年( 1941)建築の国登録有形文化財。趣きの有る門だ。
中門から庭に入って行く。 -
大河内山荘大乗閣
大河内傳次郎が営んだ別荘の中心施設。
ここからの景色も素晴らしい。 -
大河内山荘大乗閣
紅葉の中、見事な建築物。
数寄屋風の書院,寝殿,茶室などからなる、数寄屋師笛吹嘉一郎の代表作。 -
さらに、高台に登って行く
庭の散策には、順路表示がきちんとされていて、順路通りに歩いて行く。 -
持仏堂
1931年、34歳ですでに大スターだった傳次郎は、27才の時に遭遇した関東大震災からの念願であった持仏堂を建て、撮影の合間に、ここで念仏・瞑想した。
寂しい建物だが。 -
滴水庵
数奇屋風の造りになる茶室。明治時代に他所に建てられていたものを、昭和7(1932)年にこの地に移築したもの。 -
嵐峡展望台から
嵐山、保津峡が見える。
山の上に、展望台が2つある。嵐山、京都市内両方が見える。 -
紅葉の中を尾根伝いに
市内展望台に向かって歩いて行く。 -
市内展望台
市内が一望できる。
比叡山、大文字・・・ -
仁和寺の五重塔
ズームして見えた。 -
京都タワー
左の方の清水寺は霞んで分からない。 -
下山
展望が済んで紅葉の中を降りてく。 -
抹茶席で
抹茶と茶菓子を頂く。
入場料1,000円だが、抹茶に鶴屋吉信の最中が付くのでお徳か。
紅葉を眺めながら、外の席でしばし休む。 -
茶屋からは
竹林が眺められる。至れり尽くせり。
それにしても、生涯をかけて作った別荘は驚きだった。
大乗閣、持仏堂、滴水庵・・・、広い見事な庭園、眺望。 -
小倉池
小倉池を左に見ながら、常寂光寺に向かう。
どこも、紅葉が見られる。 -
妖精の兄妹が遊んでいる
常寂光寺の手前のカフェ「アイトワ」の森に妖精が遊んでいた。 -
ブランコに乗っている
カワイイ。誰の作?
調べて分かった。
「アイトワ」は人形作家、森小夜子氏の工房で、喫茶室、展示室。 -
こちらは妹?
この次来た時はどんな妖精に変わっているのだろうか? -
常寂光寺 山門(江戸後期)
常寂光土のような風情なので常寂光寺。名前が良い。
表の看板に「紅葉最盛期」とある。
山門は太い角材を格子に組んで造られて門を閉めても中が見える。常寂光寺 寺・神社・教会
-
仁王門へ
山門を通ると、正面には仁王門が見える。
紅葉のトンネルを進んで行く。 -
仁王門
紅葉が続く。
本圀寺から貞和年間(1345〜49)に建立されたものを、元和二年(1616)に移築したもの。 境内建築物の中で最も時代の古い建物である。 -
仁王門を過ぎて
紅葉の中を登って行く。 -
上から見ると
一面の紅葉。 -
下を見ても
散った紅葉がいっぱい。 -
苔庭に
苔の緑も紅葉の中に。 -
黄色と赤が入り混じって
-
多宝塔からは
比叡山、京都市街を見下ろす、美しい多宝塔である。
多宝塔は元和6年(1620年)建立。 -
落柿舎(らくししゃ)へ
常寂光寺からすぐの落柿舎へ。あまり紅葉は期待できないが、寄ってみた。
庭の柿がすべて台風で落ちたので落柿舎。ホントかな?落柿舎 名所・史跡
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小さな庵である
松尾芭蕉の一番弟子、向井去来の別荘として使用されていた。 -
芭蕉の句碑
ここには句碑が沢山有る。
1691年(元禄4年)4月から5月まで松尾芭蕉が滞在して嵯峨日記を著した。
「五月雨や 色紙 へぎたる 壁の跡」
芭蕉が『嵯峨日記』の最後にしるした句。 -
紅葉も少しだけ
-
ししおどし(鹿威し)には
散った紅葉が -
祇王寺 参道入り口
最後の訪問寺は祇王寺。本日、5つ目のお寺。
祇王寺は、「平家物語」にも登場する草庵。
平清盛の寵愛を受けた祇王が清盛の心変わりにより都を追われ、母と妹と出家、入寺した悲恋の尼寺として知られている。祇王寺 寺・神社・教会
-
祇王寺 入り口
趣きの有る参拝口を入って行く。 -
参道には
紅葉。かえで?
「五十年の 夢とりどりの 落ち葉かな」
智照尼 -
苔庭
ここの苔庭にも紅葉の落ち葉が。 -
草庵
紅葉の向こうにかやぶき屋根の草庵が見える。 -
吉野窓から
草庵の控えの間に吉野窓。 -
竹林庭園「祇王の小径」
参拝を終えると、竹林庭園が待っていた。
「祇王の小径」と言う。
休憩所や売店がある。 -
檀林寺
祇王寺からの帰り道。祇王寺の隣にある檀林寺も紅葉。
入り口だけ見て行く。檀林寺 寺・神社・教会
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二尊院
こちらも立派な紅葉。二尊院 寺・神社・教会
-
二尊院前の竹細工のお店「定家」
ぶらっと入って竹細工の小物などお土産に買う。
嵯峨野に似合うお店だった。 -
京都駅に戻って
4人合流して、食事。
もう遅いかと思われた紅葉は何とか見ることが出来た。
初めての、嵯峨野トロッコ、保津川下りも期待以上に楽しめた。
今日の歩きは、22,125歩。
明日も、京都のお寺巡り。
続きは以下の旅行記です。
http://4travel.jp/travelogue/10841042
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