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侮るなかれ、三浦アルプス

旅行時期 2012/01/08 - 2012/01/08 (2012/03/31投稿

「アルプス」と名の付く山々が日本各地にあることをつい最近知ったのだが、これらは「○○銀座」と同じで、「なんちゃってアルプス」などと括られることもあるようだ。<br /><br />ということは、身近にあって比較的簡単に山登り気分が味わえる場所なのだろうと勝手に解釈。<br />ならば、と言うわけで最も近い『三浦アルプス』に行ってみようということになった。<br /><br />2012年1月8日、年明け早々の3連休の中日である。<br />「なんちゃって」ではあっても一応準備として地図も用意、脇道が多く道標も整備されていなかったりで、意外に難所であるという情報も仕入れた。<br /><br />京浜急行の安針塚駅を降り、まずは三浦按針の墓がある塚山公園を目指す。<br />住宅地を抜け坂道を登り塚山公園へ。かなりのどかな場所で高台からの眺めが良い。<br />塚山公園からいよいよルートに入るのだが、ここで地図を確認しなかったために尾根伝いに歩を進め高台の住宅地に入ってしまった。間違いに気付いて元に戻り、入口を探す。何のことはない、安針塚の真裏からハイキングコースの入口が下に向かって伸びている。<br /><br />やれやれ、と言うわけで枯葉に覆われた道を下っていく。<br />一応階段もちゃんとしているし歩行上の危険はないが、人の気配は全くなく、真昼でも一人で歩くのは危険かもしれない・・・などと考えていたら幹線道路の脇に出る。<br />交差点を左にしながら脇道を進んで集落の途切れたところで横横をくぐる。<br />トンネルを抜けるとそこは薮。辛うじて細い道が伸びており、ここでようやく『三浦アルプス』へ突入である。<br /><br />すぐに急坂があり、細かな分岐も出没、鉄塔のところを直進。実はこれがまた間違い。道は徐々に下りになっていき、左手に横横がずっと見えている。<br />こりゃおかしい、というわけで分岐まで戻る。<br />どう見ても人が通っていないのでは?という右手の道を少々不安に駆られながら藪をかき分けて進むと、普通の登山道のような道、そして急坂・・・<br />これを登り切ると「畠山」の表示。左手に入ると少し開けた場所に出た。<br />どうやらここが「畠山」らしい。道標のようなものもあるが、指し示す方向が微妙で確信が持てない。<br /><br />ここまでけっこう時間を食ってしまい、そろそろ昼時だったので、ここで昼食をとることにした。<br />この休憩中に、山歩きをする人たちが何人か通り過ぎ、トレイルランをするグループにも遭遇。<br />そのランニングの集団も一休みしていたので尋ねてみると、「畠山」であることは間違いなく、「はたやま」と読むのだそうだ。<br /><br />腹ごしらえも終わり再スタート。<br /><br />ここから乳頭山までの道は、急坂続き。坂というより小さな崖。藪の中を木に掴まりながら、四つん這いになりながら、降りたり登ったりである。<br />大変といえば大変だが、なぜかけっこう楽しい。<br /><br />そうこうしているうちにまたしても分岐。<br />手書きの道標のようなものはあれど、行き先として書いてある場所がピンと来ない。<br />地図を見ても今ひとつハッキリしない。<br />とりあえず、上山口方向へ進むが道は相変わらず悪い。そして人に会わない。<br />やれやれ、この道で良いのか?と下山の時刻を意識し始めた時にまたしても分岐。<br />さて、どうしたものか?と考えていると、下の藪からガサゴソと人が出て来た!<br /><br />若いあんちゃんが二人。道を尋ねると、この道を下れば集落に出るという。<br />ご丁寧にiPadでGPSの画面まで見せてくれ、現在地と集落までのルートを教えてくれた。<br /><br />既に戦意は相当萎えており、彼らの指し示したルートで下山することに。<br />再び薮こぎに近い道を下り、途中源流のような沢を渡ると、突然下界に出ることができた。<br />集落を抜けると上山口小学校があり、道はようやく平坦に。<br /><br />地図上の赤いルートが当初計画していたもの。<br />黒いルートが実際のものである。<br />どこでどう間違ったのかもよくわかっておらず、乳頭山も遂に発見できなかった。<br /><br />集落を抜け、車道に出るとそれなりの交通量。これならバスも通っているだろうとバス停を探す。<br />難なくバス停も見つかり、そこから逗子駅まで出て終了。<br /><br />しかし、噂通りの“難所”だった。<br />行けばなんとかなるところではなかったし、普通とは逆ルートから入ったことも禍したかもしれない。<br />なんとも悔しい限りである。<br />「山」と呼べるような、ましてや「アルプス」のイメージでは全くないのだが、とにかく分岐が多い、道標が予想以上に未整備、道も全般的に荒れている。これらのことが全て、進路の判断を誤らせる。<br />このエリアの詳細な地図が入手できないこともあって、持参した地図は途中からほとんど役に立たなくなった。<br /><br />なんとかリベンジしたいものだが、ここは夏場は草木が生い茂ってさらに道がわからなくなるだろう。<br />それでもいつかは踏破してみたいものである。<br /><br />このエリアの唯一とも言うべき詳細な地図は、京浜急行の駅に備え付けのものではないかと思う。<br />http://www.yamareco.com/modules/yamareco/showfile.php?fid=4593

「アルプス」と名の付く山々が日本各地にあることをつい最近知ったのだが、これらは「○○銀座」と同じで、「なんちゃってアルプス」などと括られることもあるようだ。

ということは、身近にあって比較的簡単に山登り気分が味わえる場所なのだろうと勝手に解釈。
ならば、と言うわけで最も近い『三浦アルプス』に行ってみようということになった。

2012年1月8日、年明け早々の3連休の中日である。
「なんちゃって」ではあっても一応準備として地図も用意、脇道が多く道標も整備されていなかったりで、意外に難所であるという情報も仕入れた。

京浜急行の安針塚駅を降り、まずは三浦按針の墓がある塚山公園を目指す。
住宅地を抜け坂道を登り塚山公園へ。かなりのどかな場所で高台からの眺めが良い。
塚山公園からいよいよルートに入るのだが、ここで地図を確認しなかったために尾根伝いに歩を進め高台の住宅地に入ってしまった。間違いに気付いて元に戻り、入口を探す。何のことはない、安針塚の真裏からハイキングコースの入口が下に向かって伸びている。

やれやれ、と言うわけで枯葉に覆われた道を下っていく。
一応階段もちゃんとしているし歩行上の危険はないが、人の気配は全くなく、真昼でも一人で歩くのは危険かもしれない・・・などと考えていたら幹線道路の脇に出る。
交差点を左にしながら脇道を進んで集落の途切れたところで横横をくぐる。
トンネルを抜けるとそこは薮。辛うじて細い道が伸びており、ここでようやく『三浦アルプス』へ突入である。

すぐに急坂があり、細かな分岐も出没、鉄塔のところを直進。実はこれがまた間違い。道は徐々に下りになっていき、左手に横横がずっと見えている。
こりゃおかしい、というわけで分岐まで戻る。
どう見ても人が通っていないのでは?という右手の道を少々不安に駆られながら藪をかき分けて進むと、普通の登山道のような道、そして急坂・・・
これを登り切ると「畠山」の表示。左手に入ると少し開けた場所に出た。
どうやらここが「畠山」らしい。道標のようなものもあるが、指し示す方向が微妙で確信が持てない。

ここまでけっこう時間を食ってしまい、そろそろ昼時だったので、ここで昼食をとることにした。
この休憩中に、山歩きをする人たちが何人か通り過ぎ、トレイルランをするグループにも遭遇。
そのランニングの集団も一休みしていたので尋ねてみると、「畠山」であることは間違いなく、「はたやま」と読むのだそうだ。

腹ごしらえも終わり再スタート。

ここから乳頭山までの道は、急坂続き。坂というより小さな崖。藪の中を木に掴まりながら、四つん這いになりながら、降りたり登ったりである。
大変といえば大変だが、なぜかけっこう楽しい。

そうこうしているうちにまたしても分岐。
手書きの道標のようなものはあれど、行き先として書いてある場所がピンと来ない。
地図を見ても今ひとつハッキリしない。
とりあえず、上山口方向へ進むが道は相変わらず悪い。そして人に会わない。
やれやれ、この道で良いのか?と下山の時刻を意識し始めた時にまたしても分岐。
さて、どうしたものか?と考えていると、下の藪からガサゴソと人が出て来た!

若いあんちゃんが二人。道を尋ねると、この道を下れば集落に出るという。
ご丁寧にiPadでGPSの画面まで見せてくれ、現在地と集落までのルートを教えてくれた。

既に戦意は相当萎えており、彼らの指し示したルートで下山することに。
再び薮こぎに近い道を下り、途中源流のような沢を渡ると、突然下界に出ることができた。
集落を抜けると上山口小学校があり、道はようやく平坦に。

地図上の赤いルートが当初計画していたもの。
黒いルートが実際のものである。
どこでどう間違ったのかもよくわかっておらず、乳頭山も遂に発見できなかった。

集落を抜け、車道に出るとそれなりの交通量。これならバスも通っているだろうとバス停を探す。
難なくバス停も見つかり、そこから逗子駅まで出て終了。

しかし、噂通りの“難所”だった。
行けばなんとかなるところではなかったし、普通とは逆ルートから入ったことも禍したかもしれない。
なんとも悔しい限りである。
「山」と呼べるような、ましてや「アルプス」のイメージでは全くないのだが、とにかく分岐が多い、道標が予想以上に未整備、道も全般的に荒れている。これらのことが全て、進路の判断を誤らせる。
このエリアの詳細な地図が入手できないこともあって、持参した地図は途中からほとんど役に立たなくなった。

なんとかリベンジしたいものだが、ここは夏場は草木が生い茂ってさらに道がわからなくなるだろう。
それでもいつかは踏破してみたいものである。

このエリアの唯一とも言うべき詳細な地図は、京浜急行の駅に備え付けのものではないかと思う。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/showfile.php?fid=4593

写真 4枚

テーマ:
ハイキング・登山
交通手段 : 
  • 現地移動 :  私鉄
エリア:
神奈川 | 逗子・葉山
エリアの満足度:
評価なし
  • 500_24936338

    塚山公園からの眺め  猿島が見える(下の写真、丸囲み部分)

  • 500_24936339

    畠山に向かう途中  横浜横須賀道路を見下ろす

  • 500_24936340

    畠山山頂にて

  • 500_24936341

    今回のルート

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